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レクサス NX 2021年モデル NX250(2024年2月29日発売)レビュー・評価
NXの新車
新車価格: 485 万円 2024年2月29日発売
中古車価格: 453〜549 万円 (14物件) NX 2021年モデル NX250の中古車を見る
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.50 | 4.32 | 46位 |
| インテリア |
3.69 | 3.92 | 28位 |
| エンジン性能 |
3.79 | 4.11 | 84位 |
| 走行性能 |
4.02 | 4.19 | 82位 |
| 乗り心地 |
4.17 | 4.02 | 36位 |
| 燃費 |
3.88 | 3.87 | 30位 |
| 価格 |
3.43 | 3.85 | 69位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > レクサス > NX 2021年モデル > NX250
2024年9月10日 23:40 [1883505-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
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|---|---|---|
フロント |
サイドビュー |
リヤ |
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運転席まわり |
インテリア(後席より) |
後席 |
レクサスのNXは、旧型の10系には乗ったことがありましたが、現行の20系には乗ったことがなかったので気にはなっていました。
この度、カーシェアで1台だけ配備されたという情報を手に入れたので早速乗ってきました。旧型や同クラスなどのライバルと比較しての感想を記したいと思います。
今回は書くことが多くてレビュー1つで収まり切らないことが分かったので、初めての試みですが2回に分けてレビューしようと思います。
今回はレビュー動画とかでいうところの「車両紹介編」です。走行に関わることは再レビューの方で書きます。
dカーシェアで三井のカーシェアーズの個体をお借りしました。走行距離3,500kmの真新しい個体で、ガソリン車のNX250のベースグレードでした。
【エクステリア】
これは全く個人的な感想なのだが、この現行NXのエクステリアデザインはトヨタを含めたSUV系の中で最も良くまとまっていると思う。
フロントマスクにはレクサスの象徴とも言えるスピンドルグリルが鎮座するが、メッキで強調していた旧型とは違ってきちんとデザインを以って良さを訴えかけてくるところが良く、非常に質感が高く感じられる。
サイドはいかにもSUVらしい見た目で、レクサスらしい質感の高さはあまり感じられない。ただ、随分と寝かせたAピラーと程良く流れたルーフのデザインを見れば、旧型より一層空力に気を遣っていることは分かる。
リヤもフロント同様に質感高く感じられる。横一文字の「LEXUS」エンブレムは実車で見るとなかなか質感高く見える。テールランプも横一文字でつなげたことで端正な印象があり、エンブレムとともにまとまりのあるデザインになったと思う。
【インテリア】
インテリアも旧型よりは質感は上がっている。
運転席まわりだが、ステアリングは旧型とほぼ変わらない大きさで、握るスポーク部の太さや素材の質感の高さは旧型の良いところを踏襲している。ただ、ステアリングスイッチの安っぽい操作感も踏襲してしまっているのは残念。
ステアリング、シートの調整はもちろん電動で幅もあるので、快適なポジションは見つけやすいと思う。
シートは座ってみるとシート自体が結構大きく、僕みたいに小柄な人間にはサイドサポートが乏しいのが気になる。僕みたいな小柄な男性や女性が運転することを考えると、ここはまだ改善の余地ありだろう。
シートの素材は良く、カタさもちょうど良い。腰まわりからお尻にかけてはやはりレクサス、トヨタ車全体に弱い傾向にあるが、先述のランバーサポートのおかげでさほど気にはならない。
メーターはデジタルで液晶も綺麗、程良い演出つきで質感も良いが、スピード表示の数字はもう少し大きい方が万人に見えやすいと思う。
ウインカーレバーやハザードスイッチの節度感も悪くない。ハザードスイッチは旧型での絶妙な距離感が少し遠のいたかな。その代わり、エンジンスタートスイッチには絶妙な距離感がしっかり残されていて良かった。
シフトレバーだが、これは賛否両論分かれるだろう。基本的には俗称プリウスシフトの延長線と言えるが、操作した時の節度感などはかなり改善されている。
ただ、賛否両論というのは今まで「P-R-N-D」という順番のあったシフトに慣れているのでやはり違和感があるからだ。僕も基本的にはそっちで慣れているし、何なら教習所ではそう教えられるのだから違和感があっても何らおかしくはないと思う。
ナビはトヨタ系では最新のUIのもので、僕の知っている限りではレクサスだからという特別な違いは見られない。サウンドもマークレビンソンでの違いこそ知らないが、聴いている限りは普通。
気になったのが、インパネやメーターまわりに使われたピアノブラックだ。とにかく指紋が目立つ。塗っているだけで要はプラスチックなので当然質感も高くない。ここはもう少し別な素材の選定は出来なかったのだろうか。
後席だが、旧型より着座位置が若干低く感じられる。足元、頭上空間ともに余裕がある。ただ、旧型では手動という形で着いていたリクライニングがなくなったのは残念。また、窓の面積が小さいので圧迫感や閉塞感を感じる。
【価格】
車両価格で500万弱と既に安くはないのだが、試しにとレクサスのHPで今日の仕様をベースに自分ならコレが欲しいというオプションを着けて簡単にシミュレーションしてみたところ、総額で550万弱と、オプションで70万ほど乗る結果となった。まだ改善できるところがあるだけに、ベースグレードで550万では流石に買いとは言い難いだろう。
【総評】
今回は初めて1台のクルマでレビューを2編に分けることになったので、残っている走行についてのレビューをした上でそちらで改めて総評は書きたいと思う。
そこで今回、エクステリア、インテリア、価格の3項目だけで、あくまで仮としてこのクルマを評価するなら、正直言って価格に対してインテリアの質感が釣り合っていないというのが僕の感想だ。いくら旧型よりは質感が上がっているとは言ってもだ。
その理由としては、価格が上がっている割には旧型ではあった後席のリクライニングがなくなっていたり、指紋ばかり目立って質感の低いピアノブラックが目のつく場所に使われていること、またナビやオーディオなどにレクサスとして一歩抜きん出た質感の高さや機能性がないなど、これらが総じて示すのは意外にもコストカットが目に見えるということだ。言い換えれば普通のトヨタ車と変わらず、高級車らしくないとも言える。
会社が儲かっているのだから、トヨタはこのブランドにおいて、高い価格を支払うユーザーに対して高い質感という答えでもっと還元していくべきだと思う。ましてコストカットが目に見えるなんてあってはいけないと思うし、そんな高級車は高級車でなく、ただの高額車でしかない。
現行NXは確かにいいクルマだ。ただ、考え方としてレクサスがそんな高級車なら、僕はレクサスなんか買いたいとは思わない。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった26人
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NXの中古車 (全2モデル/2,262物件)
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- 支払総額
- 319.8万円
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- 走行距離
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- 支払総額
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- 車両価格
- 267.9万円
- 諸費用
- 19.1万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.6万km
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- 支払総額
- 515.4万円
- 車両価格
- 493.6万円
- 諸費用
- 21.8万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.4万km
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- 支払総額
- 312.1万円
- 車両価格
- 299.9万円
- 諸費用
- 12.2万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 3.8万km
-
- 支払総額
- 178.2万円
- 車両価格
- 159.0万円
- 諸費用
- 19.2万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 10.7万km














