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『最近のトレンド『走るスマホ!』を体現したベンツワゴン』 メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 2021年モデル さまわささんのレビュー・評価
Cクラス ステーションワゴンの新車
新車価格: 743〜950 万円 2021年6月29日発売
自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Cクラス ステーションワゴン 2021年モデル > C200 Stationwagon AVANTGARDE (MP202202)
2023年4月22日 17:02 [1705582-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 無評価 |
貸してと頼んでもないのに、代車で貸してもらえました。悉く代車供与をしぶっていた某国産ディーラーの対応とは大違い。話が逸れましたがレビューします。
【エクステリア】
あまり好きじゃない。後期型での改善に期待。フロントがトヨタをバカにできないほどナマズ顔。さらにデカい。パッと見はEクラスとほとんど変わらないサイズ感。多分ボディデザインが広がる感じのデザインだから実寸よりも大きく見えるのかも。
【インテリア】
アンビエントライトに液晶に、と豪華絢爛。方向性は香港やシンガポールといったアジアの大都会の夜景、あるいは映画館みたいな雰囲気で、圧倒されるんだけど、落ち着かない感じ。
アウディみたくメーターに地図が表示できるのも素晴らしい。タッチパネルは、スマホ世代の僕は使いやすいと思うけど、このクラスのベンツの主たる顧客層(50代以降?)にはウケは良くないのでは?MBUXも割と反応してくれる。ちなみに『メルセデス』より『メアツェーデェス』とドイツ語っぽく言うと反応しやすい。
【エンジン性能】
驚いたのはアイドリングストップからの再始動で、これがすごく静か。先代もかなり頑張ってたけど、こちらは不快な振動を一切感じさせない。ただ、難点はエンジンの停止で、時速一桁キロになるとエンジンが止まるが、ハイブリッドみたくモーターで走ってくれるわけでもなく、少し車間距離を詰めようとするとエンジンが再始動する。扱いづらい。これはF40型BMWも同じ感じだったので、今時のドイツ車の特徴なのかも。渋滞も多く、右折待ちなどで少しでも車間を詰めなきゃ!という場面も多い日本には向かない。
【走行性能】
先代比、ハンドルが少し軽く、大きくなったような気がする。運転しやすいが、先代にあった硬質感というか重厚感というかシャッキリしたダイレクト感ある走りは薄れた。ブレーキのタッチもマイルドになった気がする。マイルドハイブリッド車だからかな。
【乗り心地】
サスペンションがかなり動き、揺れるような感じもするが気持ち悪くなるわけでもなく、荒れた路面も不快にならない、ベンツの不思議な乗り心地は健在。静粛性は先代とさほど変わらない。
シートポジションがなかなか決まらず、腰が痛くなった。かなり調整できるはずだが、僕の体型ではベンツのシートが合ってないのかも。先代は左足置きがなかったが、この車はフットレストがついてる。しかし、相変わらず窮屈。これが原因?
【燃費】
『ハイ!メルセデス』で聞いたところ、19.7km/Lとのこと。往復600キロ弱、ほぼ高速使用です。
【価格】
この車も例に漏れず高くなりました。自動車業界全般高額化が進んでいますが、この車は特にインテリアが進化した気がするので、高くなった理由はなんとなくわかる。ただそれが『買い』につながるかは微妙。先代後期もマイルドハイブリッドだし、クルーズコントロールもハンドルアシスト付いてたし、アンビエントライトも64色設定可能だったので、デッカい液晶パネルに値上がり分を払う感じかな?
【総評】
高額化するも、きちんと進化させる辺りはさすがベンツという感じ。しかし、その方向性はだいぶ変わった気がします。一時期アメリカでテスラのモデルSがSクラスよりも売れたらしく、高級車を得意とするドイツ勢はかなり焦ったでしょう。結果、テスラにかなり寄せて?液晶化させたのがこの世代のベンツなのかな。進化はポジティブな表現で、ネガティブに言うと迷走。アジアの大都会のような豪華な内装は中国資本が筆頭となったことの裏返し?先代よりも見た目は微妙になった気がしますが、これはこれで良い、というのが感想。同じCクラスでも別物です。先代は重厚感の中に軽快感もあるスポーツモデル、こちらは重厚感や高級感はそのままに、近未来感が特徴のモデルという感じ。毎度後期型で大きく変更してくるので、この未来感がどう進化するのか楽しみ。電気自動車になるのかな。
【余談】
ドアが先代より重くなり、開閉の感じも『バンッ』という感じで閉まる。先代はアルミ多用で軽いが密度があり、金庫のような『バツッ』って感じの音がした。ちなみにBMWのF20やF30は『ガシャッ』で感じで、レンガやブロックのような硬質感のある音で、ベンツとBMWで全然異なっていたのが面白かったが、F40とこの車はドアは分厚いものの似たような音質で、特に開閉の感じに個性が感じられない。どーでも良いけどちょっと残念。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった8人
「Cクラス ステーションワゴン 2021年モデル」の新着レビュー
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| 2025年1月28日 18:39 | ||
| 2023年4月22日 17:02 | ||
| 2023年2月1日 18:58 | ||
| 2022年6月19日 13:19 | ||
| 2022年2月3日 23:28 | ||
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Cクラスステーションワゴンの中古車 (全4モデル/573物件)
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- 諸費用
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- 年式
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- 走行距離
- 12.0万km
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- 支払総額
- 194.8万円
- 車両価格
- 180.6万円
- 諸費用
- 14.2万円
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- 走行距離
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- 支払総額
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- 車両価格
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- 諸費用
- 18.2万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 4.5万km
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- 支払総額
- 395.0万円
- 車両価格
- 380.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
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