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『万能! カローラの販売台数を抜いた初代フィットの栄光再び!?』 ホンダ ヴェゼル 2021年モデル 汽車ポッポーさんのレビュー・評価
ヴェゼルの新車
新車価格: 275〜391 万円 2021年4月23日発売
中古車価格: 193〜529 万円 (3,253物件) ヴェゼル 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > ヴェゼル 2021年モデル > e:HEV Z
よく投稿するカテゴリ
2024年8月16日 22:42 [1846047-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|
|---|---|---|
ヴェゼルのWLTCカタログ燃費26km/Lを超えて推移しています。 |
8月11日は首都高で局地的集中豪雨に直撃!8月16日は台風通過のためお休み。 |
2024年7月6日の納車から1か月ちょっとで約6200km走行したので、中間レビューです。距離を走るほどに乗り心地がマイルドになり、しかもカタログ燃費より走るので、実はかなりコスパが高いクルマなのではないかと思い始めました。
【エクステリア】
スタイリングは秀逸です。クーペ風のクルマらしいスタイルと、SUVならではの堂々とした風格が気に入っています。カローラクロスも試乗してみたのですが、あの継ぎはぎ感のあるデザインが好きになれませんでした。流行りのSUVに乗りたいけど、オフロードチックな外見がちょっと。。という人には、ヴェゼルのエクステリアはどストライクだと思います。
【インテリア】
高級感十分です。水平貴重のインパネがシンプルながらいいもの感を漂わせており、本革巻きハンドルを握ると、それなりにいいクルマに乗っている気にさせてくれます。後席の広さは特筆すべき。Cセグメントのカローラクロスより広かったです。荷室は、ベビーカーとそのほかの大きなものをいくつか積めます。後席の片側を前に倒せばゴルフバックも軽く積めます。ヴェゼルより車幅があるSUVでも、トランクルームのえぐり部分にゴルフバッグを横置きにすると荷室を傷つけてしまうので、無理せず縦置きで積んだほうがよいと思います。また、USB端子や収納の豊富さ、タッチ式のルームランプなど、見どころ満載です。
【エンジン性能】
滑らかでトルクも十分。これも満点評価でよいと思います。前期型と比べると、確かにエンジンがかかる頻度が減っており、エンジン音は低音よりになっているので、より静かで質感の高い走りが楽しめるようになっています。また、発進加速や中間加速も力強くなっており、パワーも十分。「ヴェゼルもっさり説」もあるようですが、これはかなり疑わしいです。フィットよりモーターの出力がアップしていますし、バッテリーのセルが大容量化しているうえ、後期型ではSOCも6%アップしているので、決して「フィットのプラットフォームにおしゃれなボディを載せました」というクルマではありません。むしろ、ディーゼルターボのアクセラスポーツXDや、i-DCD搭載のシャトルも含めて、これまで乗り継いできたクルマの中でも速い方の部類に入ります。
【走行性能】
走れば走るほどアシがよく動くようになり、よりフラットライド感が強くなっていきます。コーナリング時もより滑らかなカーブを描けるようになり、Z-RVのような「ハンドリングSUV」と化していきます。はじめはそれほど刺激のあるクルマではないと思っていましたが、峠道を結構なペースで走っても意のままに駆け抜けていくのに感動しました。ただひとつ、もう少し最小回転半径が短いともっと取り回しがラクになってよいと思います。
【乗り心地】
これも、走れば走るほど乗り味がマイルドになり、いいクルマ感が強くなっていきます。特に、大きめの段差からの突き上げ感に対するいなしがどんどんよくなっています。遮音性が高く、高速走行時も風切り音がほとんどしないので、走りの質感がよいです。FFはアレンザで足回りを最適化し、突っ張るリアサスの減衰を下げ、遮音パーツを詰め込んだらしいですが、乗り心地向上に対する執念のようなものが感じられます。50タイヤでカタいかと思われましたが、まったく杞憂。かえってロードインフォメーションが素直に伝わり、走りもシャキッとしてよいです。
【燃費】
約6200km走って生涯燃費は26.5km。あっさりとカタログ燃費を超えて推移しています。EV走行の時間を長くすればするほど、1kmあたりの航続距離は伸びます。コツとしては、マニュアル車でシフトアップをするときにクラッチを半分入れて抜くような動作でアクセルをコントロールし、ある程度回生したら、今度は速度が上がらない程度にわずかにアクセルを踏み足すと、EVランプが点灯してEV走行に入ります。特に、下り勾配で回生が強く利きます。例えが極端ですが、日光のいろは坂を安全に減速しながら下ってくると、バッテリーはフル充電のまま維持され、普通に走ってきても燃費は99km/Lと計測されます。また、地味ですが山梨県と神奈川県の境にある同志みちでも、下りは50km/L程度になります。もちろん、後続車がいる状態で突然減速すると迷惑で危険なので、路面のアップダウンをうまく利用して回生していくといいでしょう。首都高や郊外道路、山坂道、市街地などいろんなところを走っていますが、一度アップダウンを覚えてしまえばしめたもので、同じ道を同じ時間帯に走行した場合、毎回同じような燃費になります。
【価格】
高い!と購入した当時は思っていましたが、Zグレードについては、「コスパいいかも」と思い始めてます。PLayパッケージが高いので、どうしてもヴェゼルはお値段もいいクルマと思われがちですが、Zグレードの車体価格約320万円は、競合車種と比べるとコスパ高し。カローラクロスのZクラスはこれよりお値段が張りますし、クロストレックもアイサイトを装着するとさらにこれより高くなります。Bセグメントそこそこの車体サイズでこの居室空間と荷室(後席チッピングも含めて)は、ほかのメーカーでは真似できないでしょう。排気量が1.5Lなのに、と言う人もいるかもしれませんが、シリーズハイブリッド系のHV車なのでエンジンは小さいほうがメリットがあるでしょう。
【総評】
所有してかなりのハイペースで乗ってみて、改めて「万能なクルマ」「隙のないクルマ」と言われる理由が分かってきました。例えるなら、カローラクロスがオール4のよい子だとした場合、ヴェゼルはオール5の優等生でしょう。2024年の上半期は国内のSUVでトップセールスを記録したらしいですが、トヨタの数分の1の営業店しかないホンダでこれをやってのけたのは快挙と言えるでしょう。まるで、数十年前にフィットがカローラの販売台数を抜いたときのような衝撃です。e:HEVとセンタータンクレイアウトがある限り、ヴェゼルの競合優位性は続くことでしょう。
- 比較製品
- トヨタ > カローラ クロス 2021年モデル
- ホンダ > ZR-V 2023年モデル
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年7月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 319万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった74人(再レビュー後:46人)
2024年7月6日 23:54 [1846047-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
2024年5月末に契約し、本日納車しました。前期型は試乗したことがありませんが、レンタカーでXグレードのFFを2日間乗ってみての比較も合わせて書きます。
【エクステリア】
スタイリングは秀逸です。クーペ風のクルマらしい普遍的なスタイルと、SUVならではの力強さがうまく表現されています。後期型は、フロントバンパーの形が長方形に近くなったほか、しゃくれた顎が垂直に張り出し、より端正な顔立ちになっています。前期型もちょい悪感があってよかったと思いますが、後期型のほうがヴェゼルならではのクリーンな世界観にマッチしていると思います。フロントからリアまで一直線の水平貴重を描いており、シンプルにまとめられているのワザあり。
【インテリア】
高級感十分です。水平貴重のインパネがシンプルながらいいもの感を漂わせており、本革巻きハンドルを握ると、それなりにいいクルマに乗っている気にさせてくれます。センターコンソールの形状変更で収納が増えたのもプラスポイント。また、後席はかなり広く、CセグメントクラスのカローラクロスやCX-5と同等以上に感じられます。荷室はベビーカーとそのほかの大きなものをいくつか詰めるような大容量。後席向けのエアコンルーバーが快適で、昼白色のダウンライトもおしゃれです。ホンダ車ならではの「家感」をよく演出しています。また、あまり話題に上りませんが、ホンダコネクトもなかなかよくできています。車両設定やサウンドシステム、スマホ連携などが充実しており、ホンダという大きなメーカーだけに、アクセラスポーツXDに乗っていたときに経験した初期のマツコネの残念感はありませんでした。三菱電機製のナビはGathersナビと比べるとややとっつきにくかったですが、慣れてくるとごく普通のナビです。
【エンジン性能】
滑らかでトルクも十分。これも満点評価でよいと思います。前期型と比べると、確かにエンジンがかかる頻度が減っており、エンジン音は低音よりになっているので、より静かで質感の高い走りが楽しめるようになっています。個人的にi-DCDと同じようにエンジンがかかるタイミングで半クラのように少しアクセルをゆるめて蓄電するようにすると、モーター走行の領域が広がり航続距離が伸びるように感じました。また、街乗りはモーター中心、高速道路ではエンジン直結中心とアピールしていますが、半クラのような感じでアクセルを調整していると高速道路でも積極的にモータートルクが使えて頼もしいです。
【走行性能】
ここも前期型と比べて明らかに進化していました。アシの動きが柔らかくなっており、普通の路面を常識的な勾配で走っている限りでは、心地よいフラットライド感で駆け抜けていきます。前期型でちょっとカタい乗り味と感じていた人なら、後期型でちょうどいいくらいの感じではないでしょうか。ただとつ、最小回転半径がもう少し短いとよりよかったと思います。
【乗り心地】
かなり快適です。遮音性能はかなり高まっており、エンジン音やロードノイズが遠くで発生しているような感覚になっていました。装着タイヤはアレンザで、扁平率が50%と薄めですが、不思議と硬さを感じないです。おそらくこれは、その分アシがしっかりと動くようになったためだと思われます。むしろシャキッとしていて好みです。Xグレードの60扁平タイヤもSUVならではのソフトな入力で小回りが利くのでこちらも良いと思いましたが、旋回時にややグニョッとくるのがもうひとつな感じがしました。この車高でもそれほど腰高感はなく、むしろフラットライドで心地よい印象です。
【燃費】
これも地味に注目されていない感じがしますが、驚くほど良いです。高速道路と一般道が6:4くらいで177km走って27.2、ここにターンパイクを含む山坂道を加えて226km走ったところ、22.7km/Lでした。特に高速道路での燃費が凄まじくよく、エンジン直結モードがよい仕事をしているようです。
【価格】
高いです。先進の走行メカニズムや安全装備、高級な快適装備など、Zグレードのパッケージング内容はすばらしいですが、ナビを付けると340万からになります。人気のSUVとはいえ、1.5Lハイブリッド車としては割高感が否めません。
【総評】
兄貴分のZR-Vが400万円で2.0Lのスポーツハイブリッドシステムを採用し、さらにほぼフル装備であることを考えると、ヴェゼルは同等の装備であと20万円くらい安くてもよかったかもしれません。ただし、ZR-Vは重厚で車格も大きいので、日本でコンパクトSUVとして手軽に扱うなら、ヴェゼルがうってつけ。また、後席がチップアップしたり、フルフラットになったりと、パッケージングがすぐれていることも希少な価値でしょう。ヴェゼルは、クーペ+SUV+ミニバンの魅力を兼ね備えていることもあり、車体がBセグメントのサイズでもCセグメント以上のクルマと張り合える商品力があります。2024年の上半期は国内のSUVでトップセールスを記録したらしいですが、e-HEVとセンタータンクレイアウトがある限り、ヴェゼルの競合優位性は続くものと思われます。
- 比較製品
- トヨタ > カローラ クロス 2021年モデル
- ホンダ > ZR-V 2023年モデル
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年7月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 288万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった9人
2024年5月24日 14:54 [1846047-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
独自の世界観を持っていてよいと思います。前期型で賛否両論あったグリル色一体型デザインについて改良が施されており、グリル上に一文字にブラックを差し、バンパーの垂直的な張り出しを前に出すことで、グリルの主張を弱め、全体的にまとまりのある顔になっています。これ一点で、前期型から後期型への改良は「ワザあり」と評価できます。フロントノーズの長いクーペライクなSUVというヴェゼル特有のキャラクターもさらに生きてきます。
【インテリア】
開放感があってよいと思います。天井は低めですが、その他の広さは一クラス上のCX-5やカローラクロスと同等かそれ以上のものがあり、お買い得感があります。後席の足元がやたらと広く、荷室はベビーカーとそのほかの大きなものをいくつか詰めるような大容量。後席にもエアコンルーバーが追加され、天井には中白色のダウンライトが備わるなど、非常に快適でおしゃれです。最近のホンダ車ならではの「家感」をよく演出しています。
【エンジン性能】
なかなかトルクがあります。前期型に乗ったことがないので比較はできませんが、時速60kmくらいまでは十分にモーター走行ができ、SUVに欠かせないトルクもモリモリです。高速道路での追い越しや急な上り坂ではエンジンを使わざるを得ないと思いますが、街乗りなモーター走行でカバーできそうです。e-Powerほどモーター走行領域は広くありませんが、トルク感が十分にあるので好印象です。ただし、1.5Lエンジンの唸り音はちょっと安っぽく感じてしまいます。
【走行性能】
この重心にしては十分な安定性能だと思います。シャトルに乗っていたことがありますが、車高が155cmくらいのステーションワゴンよりコーナリング時のロールは少ないです。もちろん、スポーツカーのように峠を攻めるような乗り方は向いていませんが、街乗りや高速道路走行に十分な安心感があります。
【乗り心地】
かなりよいです。重心の高さをあまり気にしなくてよいほど安定しており、アシがよく動くので荒れた路面でもうまく凹凸をいなしてくれ、高い静粛性を保ってくれます。センタータンクレイアウトやEVユニットの低重心な配置もうまく生かされているものと思います。
【燃費】
試乗のため無評価とさせていただきます。
【価格】
高いです。先進の走行メカニズムや安全装備、高級な快適装備など、Zグレードのパッケージング内容はすばらしいですが、ナビを付けると340万からになります。人気のSUVとはいえ、1.5Lハイブリッド車としては割高感が否めません。Zグレードに手が届かないという方は、Xグレードも検討されるのがよいでしょう。試乗してみましたが、16インチタイヤでも十分にしっかりとした走りでした。走行に関する装備はほぼ一緒なので、快適装備はそんなにいらないという方ならXグレードで十分でしょう。
【総評】
SUVでモーター走行感十分、室内広々で実用性も高いと、商品性の高いクルマだと思います。日本の車道にはこのくらいのサイズでいっぱいいっぱいくらいなので、日本国内メーカーのSUVでは一番売れているのも納得ができます。センタータンクレイアウトとe:HEVがある限り、このクラスでのホンダの優位性は盤石でしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった19人
「ヴェゼル 2021年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月7日 21:37 | ||
| 2025年10月6日 00:59 | ||
| 2025年9月10日 21:32 | ||
| 2025年9月8日 00:14 | ||
| 2025年8月25日 10:30 | ||
| 2025年8月16日 14:20 | ||
| 2025年7月6日 11:44 | ||
| 2025年6月29日 15:16 | ||
| 2025年6月26日 14:23 | ||
| 2025年6月6日 04:47 |
VEZEL(ヴェゼル)の中古車 (全2モデル/5,630物件)
-
- 支払総額
- 182.8万円
- 車両価格
- 176.8万円
- 諸費用
- 6.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.3万km
-
- 支払総額
- 298.3万円
- 車両価格
- 288.0万円
- 諸費用
- 10.3万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 4.9万km
-
- 支払総額
- 184.8万円
- 車両価格
- 177.5万円
- 諸費用
- 7.3万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.0万km
-
- 支払総額
- 419.0万円
- 車両価格
- 408.4万円
- 諸費用
- 10.6万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 6km
-
- 支払総額
- 419.0万円
- 車両価格
- 408.4万円
- 諸費用
- 10.6万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 5km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
36〜440万円
-
12〜305万円
-
25〜553万円
-
65〜275万円
-
37〜1906万円
-
66〜312万円
-
50〜273万円
-
112〜346万円











