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ルノー キャプチャー 2021年モデル インテンス テックパック(2021年2月25日発売)レビュー・評価
キャプチャーの新車
新車価格: 332 万円 2021年2月25日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2021年モデルの情報です

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- 2 0%
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.56 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.07 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.32 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.37 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.12 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.78 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.12 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
よく投稿するカテゴリ
2024年10月13日 17:09 [1892486-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
【エクステリア】コンパクトな割に逞しさもかわいさもあるところが好き。
【インテリア】水平基調ですっきりしたインパネは機能的。空調が物理スイッチなのはブラインド操作ができて好感が持てる。フライングコンソールと称する下に空間があるシフトはレバー形状だがスイッチ式でちょっと先進感あるかも。
【エンジン性能】小排気量ターボだが1800回転から270Nmの最大トルクを発生し力強い。回転もスムーズで1〜2クラス大きな車に乗っているようなゆとりがある。踏み込んでやると、意外と野太い音を奏でることがある。パワーに不足を感じたことはない。
【走行性能】直進安定性はこのクラスの国産車よりしっかりしている気がする。
【乗り心地】最初思ったよりドイツ車寄りな固めな印象を受けたが、1万?くらい乗ったら段差などは柔らかくいなしている角がない印象に変わってきた。乗り心地はよい方だと思う。
【燃費】片道約20?を45分かけて通勤していて4シーズンの平均燃費は13?/Lくらい。
【価格】3年前に現行モデルが発売されて割とすぐに購入。ほとんど必要な装備は標準装備で、オプションはフロアマットしかつけなかった。国産車の同クラスでもオプション装備を足してゆくとかえって高額になることもあったので、価格は装備の割に安いと思った。
【総評】あまり他の方が触れていないことを書くと、
・シフトセレクタの反応が鈍く、DやRに入れて一息入れないと作動しないので、最初は戸惑った(安全対策?)。
・シフトをRに入れてからバックカメラの映像が出るまでの時間も待ちが必要(家族の軽自動車はRに入れると同時に画像が出る)。
・ただし、パドルの反応は早い。
・ブレーキのフィーリングはチープ。
・アイドリングストップは使っていないが、2年8か月でバッテリー上がり。ルノー車のバッテリーは2年半しか持たないとディーラーに言われた。
・暖房はよく効くし、前席シートヒータもステアリングヒータもついているが、冷房は効かない。オートエアコンだが夏は設定温度20℃以下で前席はやっとどうにか過ごせる感じ。1年目にディーラーにエアコン効きませんねって言ったら、フランスは日本ほど暑くならないからねと言われた。
・屋根の遮音が全然できていない。ゲリラ豪雨でもない少し大粒の雨が降った程度でカーラジオやナビの音声は全く聞き取れなくなる(家族の軽の方がよほど静か)。きっとフランスでは日本ほど雨が降らないのだろう。雨天以外の通常走行時は結構静かなので、余計がっかりした。
・後席に空調の吹き出し口があるが、手を当ててやっと風が出ているのが確認できる程度なので、お飾りと思った方がよい。
・サイドウインドは、全閉・全開時は問題ないが、10〜20cmくらい開けて走るとビビり音が発生する。
このセグメントの車としてはよくできたクルマだと思うし、運転は楽しいが、価格相応なところもあるということか。
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
2022年8月14日 20:06 [1610786-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
凄くお洒落だと思います。複雑なキャラクターラインを使っていて、スペック以上に立派に見えます。国産車では絶対真似できないでしょうね。
【インテリア】
これは本当に驚きました。先代のキャプチャーを買おうと思った時、質感の悪さで止めてしまいました。しかし、今度のキャプチャーは2クラスも上質になった感じです。
使っている素材やデザインもかなり工夫されています。
【エンジン性能】
この1.3L直噴エンジンは結構力があります。ライバル車のプジョー2008と比べると、若干こちらの方がトルクもあります。ただ、こちらは4気筒ですがプジョー2008の3気筒エンジンとの音の差はありません。
【走行性能】
個人的にはDCTやCVTがどうも合わないです。キャプチャーはDCTですが、どうも変速時のつんのめり感が若干あります。曲がるという動作は凄く自然で柔らかい感じがします。
高速道路は試していませんが直進安定性は良さそうです。
【乗り心地】
ルノー・日産・三菱のアライアンスのCMF-Bプラットフォームを使っているせいか、かなりカッチリした印象です。乗り心地も良く、このプラットフォームの出来にビックリさせられます。
【価格】
価格はこの装備とデザイン、走りを考えるとリーズナブルと思います。ライバル車より安いんじゃないですかね。
【総評】
先代から2ランク位、装備もデザインも良くなった印象です。走りも若干硬くなった印象はあるものの、このプラットフォームはガッチリしているので走行での不安はありません。
残念なことに半導体の影響かBOSEのスピーカーで無くなったことです。非接触充電も無くなったのかな?ここはポイント高かったので半導体が安定したら、また導入してもらいたいです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
2022年3月21日 16:04 [1563174-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
BMW218からの乗り換え検討で試乗しました。
【エクステリア】
まったくの私見ですが、この車に他社のエンブレムが付いている姿を想像できません。
派手さが無く没個性のようでいて、そこはかとなく華やかさを感じられる流麗なデザインではないかと思います。
日産のマークが付いていたらキックスになるのだから不思議です。
【インテリア】
テックパックの試乗でした。
革シートは滑らかで座り心地が良く、パネルにプラスチック感丸出しの部分も少なく、物理ボタンを押した感触も気持ちよいです。
これで白や茶のシートがあればさらに特別感が増すように思いますが黒一色なのが残念。
後席も広くて良いのですが、真ん中の席の背もたれが下がって、ひじ掛けとドリンクホルダーになれば本当に良いのにと思ってしまいました。
【エンジン性能】
車重1,300kgで270N。しかも4気筒。
軽く踏んで必要な速度にあっという間に到達します。
かといってパワーを持て余すようなことはなく、自分の意思と車速がしっくりと一致する気持ちよさがあります。
この車を選ぶ人は意識が成熟した大人で、ゆとりのあるパワーをゆったりと使うような情景が目に浮かびます。
少なくとも私が乗っている218よりもパワフルです。
【走行性能】
悪路やきついカーブが試乗コースにありませんでしたが、走行性能に不満が出るとは思えません。
減速を促すカマボコが並んだ場所を走った時に、こういうシーンこそルノーの本領発揮なのかもしれないと思うほど不快な振動を抑えてくれます。
18インチではなく、17インチだったらもっと良いのかもしれませんが、デザインとのバランスなのでしょうね。
【乗り心地】
静粛性が高く、路面のざらつきを拾ってゴーという音になりそうなところがコーという感じ、エンジン音も遠いところから聞こえてくるような印象。
後席の閉塞感はこのサイズなので仕方ないところですが、後席に乗った妻は快適であと2時間乗っていても平気だと思うと言っていました。
【燃費】
無評価
【価格】
Bセグで400万円か〜!と叫びたくなりますが、車体がボリューミーでBセグ感が薄く、とても大きく見えます。
【総評】
アンガス牛のステーキをガッツリ食べて、明日もバリバリ働くぞ!という人に選ばれる車ではなく、上質なA5の和牛ステーキをシェフが目の前で焼いてくれて、ちょっと美味しいワインと一緒に楽しむような人が選ぶ車のように思います。
言い方を変えると鼻水を垂らした子供を「早くしなさい!」と母親が大声で叱りながらディスカウントストアの黄色いレジ袋を持って乗り込むような車ではなく、上品なお母さんに連れられた紺のワンピースを着た女の子がケーキの箱を抱えて乗り込むシーンが似合いそうな車だと思います。
Cセグから乗り換えるダウンサイザーの受け皿と評されていますが、その言葉通り希望する項目のツボを押さえているような印象を受けました。
買う寸前まで悩んだ末にキャプチャーを候補から外しました。
ここで楽な車に乗ってしまったら、一生このサイズの車に乗るしかなくなる怖さを感じました。
そのくらい運転がしやすいと感じました。
車両感覚は人それぞれ違いますが、私の場合は数日乗ってようやく左にギリギリ寄せられるようになります。
でもキャプチャーは乗った瞬間に左側の壁を指でなぞるかのように車幅間隔の把握が容易でした。
たった30分の試乗で何が分かるの?と叱られそうですが、良いとしか言いようがありません。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
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2022年2月28日 11:29 [1555902-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
リアがかなりおしゃれ、顔は最近の普通のルノー顔で可もなく不可もなし
【インテリア】
安っぽさもなく質感高い
【エンジン性能】
ハイブリッドからの乗り換えだが意外に静寂で驚き
【走行性能】
まだ高速には乗ってないが、街乗りでもコンパクトで走りやすい
渋滞でもオートブレーキホールドあるからストレス軽減
【乗り心地
静かで快適だが、路面の凹凸を結構拾う気が。360度モニタあるも、ミラーだけでも充分なコンパクトさ。
あるにこしたことはないが。
【燃費】
こちらも意外に良い
街乗り14くらいか
【価格】
テックパック購入だが、高速あまり乗らないのでインテンスでも良かったかも。
【総評】
絶妙なサイズ感で運転しやすい
アイストからのブレーキ解除もややつっかかる感は否めないが、許容範囲
切れば問題なし。
シフトバイワイヤなんできちんと黙視するのを推奨します。
細かい点は後席ドリンクホルダーなし、後部座席アームレストなし
AndroidではGoogleナビしか使うない。
参考になった19人
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
2021年12月30日 20:14 [1533718-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
インテンステックパックを市街地にて4km程度、ディーラーで試乗させて頂きました。
・結論として、キャプチャーは 良い道具 だと感じました。装備もいいです(FMC直後よりも装備簡略化の傾向みたいですが)。
・このクルマでの一番の戸惑いポイントはウィンカーとワイパーレバーの配置が日本車と逆なこと。試乗のあいだ、右左折時に4回くらいワイパー作動(笑)
・全長が短めかつホイールベースが長めに思います。居住空間は広いが荷室面積は小さいです。
・手動のリアゲートで、開口時に手を掛ける部分が高いです。身長150cm台の人には少し厳しいかも知れません。実車で確認されることをお勧めします。
・室内は広く、サイドミラーあたりの死角も少なくて、車格の割に運転し易く感じました。
・ステリングホイールに巻かれた本革は滑らかな触感で良好ですが、ちょっと断面径が太いよう感じました。ステアリングの角度に若干の違和感がありました。ドラポジ調整が悪かったのかも知れませんが。
・本革シートの、座った感じは非常に良好でした。ファブリックシートの展示車にも座ってみましたが、個人的にはこちらの方が座り心地は更に良く感じました。
・アームレストはスライド式で、実用性が高いです。但し収納としてはペットボトルが入るような、面積狭めでタテに深い形状です。
・インパネ周りには、例えばプジョー2008で感じたような特別感は無いと感じました。
・後部座席にもエアコン吹き出し口とUSBポート2つあります。真ん中のトンネル部が浅い中央にも座り易そうです。
・シャーシ(特にアシ回り)の良さを感じました。振動少なくクルーザー的な乗り心地で良いです。
・最小回転半径が5.4mで、このクラスの最新クロスオーバー車の中では小さくはないです。
・濡れた路面で急発進したら、ちょっとホイールスピンしてました。十分にパワフルと感じました。
(高速道路でのパワー感は未評価)
・50km/h巡航ですが、静粛性は良いと思います。但し、4気筒エンジンの割に発進加速時の振動が多めに感じました。
・オートブレーキホールド解除がワンテンポ遅れる感じでした。焦って発進する場面では無駄に多くアクセルを踏んで急発進して、なお慌てそうです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2021年7月31日 23:40 [1477751-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
欧州SUV販売台数No.1の実績をひっさげて2021年2月に日本でも販売を開始したルノー・キャプチャーに試乗しました。
1分で分かるこのクルマの魅力は
?美しさと実用性を両立させたデザイン
?新開発プラットフォームによる卓越したハンドリングやパワートレーンの出来の良さ
?日産とのアライアンスがADASにも生きている
といったところでしょうか。
初代の日本導入は2014年からですが、当時から非常に使いやすいコンパクトSUVとして評価が高かったクルマです。またボディカラーやシートを含めたマテリアルのセンスの良さ(これは当時日本人の女性の方が担当されていたと記憶しています)もあり、デザイン性の部分でも注目されていました。
新型もその流れを継承していますが、まずボディサイズ、特に全幅が+25mm拡大したことは駐車時には気になる部分ですが、ルノー/日産/三菱のアライアンスで開発された「CMF-B」プラットフォームを採用することでホイールベースも35mm拡大し、特に後席の快適性や何よりもハンドリング性能を大きく高めている点が魅力と言えます。
パワートレーンはすでにルーテシアで搭載されている1.3L直4ターボに7速AT(EDC)を組み合わせます。駆動方式はFF、右ハンドルのみの設定となります。
グレード構成はベーシックな“インテンス(299万円)”と上位モデルとなる“インテンス テックパック(319万円)の”2グレード構成。先に言っておくとこのクルマは20万円高くても“テックパック”を絶対オススメしたいのです。
前述したようにボディサイズが拡大したことで取り回しの部分が心配でしたが、最小回転半径も5.4mに抑え(それでも少し大きい)着座後の視界も十分確保されているので使いにくいということはありません。
筆者は身長160cmと小柄なのですが、テックパックには運転席パワーシートが標準装備されているので電動で座面を上げれば小柄な人でも十分なシートポジションが調整できます。ちなみにこのシートは前述したように本革仕様(前後席とも)で着座感、特に着座後まず沈み込むようにシートがたわみながら、その先でしっかとボディを支えてくれる点が国産車とひと味違う出来。サイズ以上に大型のシートに身を委ねるような快適性があります。
走りに関しては非常に好印象でした。ルーテシアと同じパワートレーンながら車重増(110kg)の分は出力&トルクとも向上させることでバランスを取っていますが、街中だけでなく、高速域でも余裕が感じられます。言い換えれば排気量が少し大きめのエンジンを運転している感覚です。
足回りに関してはこれはもうある意味、このクラスでは“絶品”と言える出来です。個人的にはこれまで試乗したフランス車とはひと味違う印象です。ハンドリング自体もロールは伴いますが、これがまた従来までのユラッとした感覚ではなく、最初から腰の据わった正確さを感じ取ることができました。
そしてADAS(先進運転支援システム)に関しても非常に高いレベルでまとまっているのも魅力でした。テックパックをオススメする第2の理由としては、このグレードのみ「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」が搭載されているからです。すでにご存じの方も多いと思いますが、日産との関係からもこのシステムのハード系は基本「プロパイロット」を採用しています。但し、制御に関してはルノー独自のチューニングが施されており、全車速対応のACCやレーンセンタリングアシスト、レーンキープアシスト、レーンデパーチャーウォーニングも搭載されています。もちろん「インテンス」にも“普通”のACCやレーンキープアシストなども装備されていますが、冒頭に述べたように20万円の価格差で本革&電動パワーシートや上位機能を持つADASが標準装備されている点からも「テックパック」を絶対オススメしたいのです。
室内に関しては旧型より質感はかなり向上しました。特に昨今、樹脂系のパネル等を採用している同クラスのクルマが増えている中、ソフトパッドを多用している点、スイッチの適正配置(ステアリングスイッチでACC等も操作可能)など大きく進化していることがわかります。
標準装備される7インチのタッチスクリーン、正直言えばもう1インチ上げて欲しい部分はありますが。視認性も十分。ただかなり細かな設定ができるのは良いのですが階層などの“クセ”は少し慣れが必要です。
またカーナビに関してはディーラーオプション(カロッツェリア製で24万2000円から)が設定されていますが、まずはお手持ちのスマホでApple CarPlayやAndroid Autoのカーナビアプリで使い勝手を試してみてから購入することをオススメします。ただETCユニット、できれば2.0は購入時にオーダーしたほうがいいでしょう。価格も2万8600円と2.0の中では比較的低額で購入できます。
また嬉しいのはBOSE製の専用スピーカーシステムが表重装備されていること。外気からの空気を取り込み、それを活用して低音スピーカー(サブウーファー)を鳴らすという、コストを抑えながら良質な音が楽しめるという、BOSEらしい独創性溢れたシステムは抜群のコスパと言えるでしょう。
室内に関してはボディサイズ以上の広さ、特に後席の快適性は優れています。一体式とはいえ、シートスライド機構により、積載量を変えられる点、荷室の床面自体をボードで上下分割できるダブルフロアシステムも使い勝手に優れます。
価格としてテックパックが300万円を超えますが、デザイン、走り、安全装備など基本抑えておくべきものはフル装備ですのでコスパ自体は納得できるものです。ただ、ひとつ言えば、ボディカラーは魅力的なラインナップを持ちながらほとんどのグレードが4万4000円高の有償となる点は考えて欲しい部分です。
リアルライバルとしてはプジョー2008SUVやマツダCX-30辺りですが、走りやセンスの良さも含めればなかなか魅力的な1台に仕上がっています。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
2021年3月28日 19:23 [1437199-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
大きなクルマではありませんが、凝縮感と押し出し感を上手く両立していて、なおかつ日本車にはないオシャレなエクステリアに仕上がっています。
同じフランス車ということでプジョーのデザインとよく比べられると思いますが、日本人にはルノーのデザインの方が好まれるのではないでしょうか。
決してプジョーが悪い訳ではありません。
ルノーのデザインが日本人に理解されやすいのだと思います。
【インテリア】
インテリアデザインは思ったより汎用性が高く、ものすごくフランスを感じたプジョーのインテリアよりずっと日本車的でした。
プジョーのインテリアは異国情緒たっぷりで、運転席に座っているだけである意味ドキドキしますが、キャプチャーにそれはありません。
アライアンスを組む日産の影響もあるかも知れませんが、逆に言えばそれだけ馴染みやすい意匠で使いやすそうな印象でした。
唯一注文を付けるとすれば、走行モードの変更がステアリングやコンソールの物理スイッチで出来ない設計だったこと。
操作がコマンドとしてセンターディスプレイ内に収まってしまっており、しかも数段深い階層にあるため、走行中に変更するのは危険です。
これは絶対物理スイッチにすべきです。
【エンジン性能】
1.3Lの小さな4気筒エンジンですが、ターボを主張することもなく自然に加速して行きます。
力不足はありません。
意外だったのはエンジンフィールがとても重厚だったこと。
もっと軽快なフィーリングを想像していたのでちょっと驚きました。
ちなみにスポーツモードに変えても極端にパワー感が上がるわけではなく、マニュアル車のようにエンジンブレーキを使ってアクセルワークで挙動をコントロールしやすくするセッティングのようです。
【走行性能】
短い街乗りだけで走行性能を十分に説明出来ませんが、ハンドリングは素直で特段フランス車を意識することはありません。
そしてネット上で指摘されているルノー初の「オートホールド機能」ですが、やはりやや引っ掛かる・・・というか解除が遅いですね。
信号からの発進だけならそんなに気になりませんでしたが、一番気になったのはディーラー内の駐車場で切り返し駐車をした時です。
ご存じの通りオートホールド機能はブレーキパッドを「掴む」「離す」を自動で繰り返すのですが、この「離す」タイミングが他社に比べて遅く、一瞬ですがクルマが動かないのでどうしても以下のような不自然な流れになってしまいます。
・駐車場内なので微速移動したい⇒アクセルゆるく踏む⇒動かない⇒「ん?」となってアクセル踏み増す⇒オートホールド解除⇒踏み増した分急に強く動く⇒びっくりしてブレーキ踏む⇒またオートホールド作動⇒この繰り返し
他社のオートホールドにも少し癖のある個体はありますが、ここまで離すのが遅い設定は経験ありませんので、これをこのクルマの癖だとして慣れるか、でなければ駐車場のようなロケーションではこの機能を切ることが必要です。
さすがに使いにくいのでMCでチューニング変更して改善して来るのではないでしょうか。
【乗り心地】
乗り心地は概ね良好です。
エンジンフィール同様、乗り心地も軽快というより重厚でもっと大きなクルマに乗っているような錯覚を覚えます。
大きなギャップもしなやかにかわしてさすがフランス車と思わせますが唯一、荒れた路面の細かい凹凸だけをコツコツと明確に伝えて来ますのでここをどう評価するかでしょう。
個人的にはこのコツコツさえ無ければ100点近い脚でしたので妙に目立ってしまい残念でした。
【静粛性】
このセグメントにしてはとても良い静粛性を持っています。
試乗の範囲ならもう一つ上のクラスの静けさと言っても過言ではありません。
ロードノイズも上手く抑えられていました。
【総評】
スタイルも良く、総じて良く出来たクルマで価格も戦略的。
営業マン曰く、すでに初回分は完売で今契約しても年内ギリギリになるかもとのこと。
国産コンパクトSUVの強力なライバル出現というところですが、前述したオートホールドの改善は次回輸入分では期待出来ないでしょうから私なら年次改良版かMCまで待ちます。
なお、ナビに関しては原則スマホをつないでくださいと営業さんから聞きました。
(ディーラーでナビデータをクルマにインストールすることも可能のようですが、20万以上もかかる割に出来がイマイチのようで、あまりお勧めしませんと言われました)
やはりこういう部分はまだまだフランス車の弱みとして残っていて、国産車はおろかドイツ御三家にも追いつけていないのが現状のようです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2021年モデル > インテンス テックパック
2021年2月28日 17:23 [1426575-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
都会的なデザインで好きです。
【インテリア】
内装の質感は高いくオプションなど付けなくても満足できる装備です。
【エンジン性能】
静粛性も良く1.3リッターエンジンなのに2リッタークラスのトルク感がありました。
【走行性能】
アクセルを踏み込むと助手席でも体感できる加速感があります。
目線が高く視界が良いので運転しやすいです。
後部座席は広く感じました。角度も良く他のSUVに比べると疲れにくいかも。
発進時にブレーキホールドが解除されるさいのショックが気になりました。
【乗り心地】
割と硬めの足回りですが不快感はありません。
【燃費】
試乗なので不明ですが、燃料は無鉛プレミアムガソリンなので少し高くつきます。
【価格】
本体価格は適正価格と思うが、5年保証の延長保証は116,800円もして割高。
フランス車は故障すると言ってるような気がするのは自分だけ?
【総評】
全体的には良く出来た車です。
オプションにフロアマットのみ、ルノーサービスプランと延長保証を付けずに購入した場合
約350万です。
- レビュー対象車
- 試乗
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キャプチャーの中古車 (全2モデル/120物件)
-
キャプチャー インテンス ワンオーナー・認定中古車・オートライト・オートワイパー・オートエアコン・シートヒーター・360°カメラ・前後コーナーセンサー・純正18インチアルミ・スマートキー
- 支払総額
- 261.0万円
- 車両価格
- 248.0万円
- 諸費用
- 13.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.1万km
-
- 支払総額
- 112.8万円
- 車両価格
- 99.0万円
- 諸費用
- 13.8万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 5.7万km
-
- 支払総額
- 124.9万円
- 車両価格
- 109.6万円
- 諸費用
- 15.3万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 2.3万km
-
- 支払総額
- 88.6万円
- 車両価格
- 75.0万円
- 諸費用
- 13.6万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 5.2万km
-
- 支払総額
- 238.8万円
- 車両価格
- 229.9万円
- 諸費用
- 8.9万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.3万km
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