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『今回は辛口評価のみ(全レビューはこのタイトルをクリック)』 日産 ノート e-POWER 2020年モデル 赤いシリウスさんのレビュー・評価
ノート e-POWERの新車
新車価格: 232〜288 万円 2020年12月23日発売
自動車(本体) > 日産 > ノート e-POWER 2020年モデル > AUTECH CROSSOVER FOUR
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2023年5月18日 12:41 [1611736-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 無評価 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
クロスオーバー4WDに1年で25,000km走ってレビュー3回目です。
とても良くできたコンパクトカーで良いところは1、2回目に書いたので、今回は気になるところだけを書きます。なので今回は辛口です。(^^)
1)足元空間が狭い
今どきの車とは思えないほど床面の凸凹が大きく、センタートンネルは床からの高さが約15cmもあります。ドア下のサイドシルも高くて高齢者の乗り降りに支障があります。凸凹な上に座席下の空間も無いので、傘や杖、カメラ三脚などちょっと長めの荷物を床に置くことができないのが難点です。
2)センターコンソールが邪魔
これも室内空間を狭くしています。助手席に置いた荷物を取り難いほか、シートベルトを差し込みにくいと言われることも多いです。見た目重視はスポーツモデルだけにして、小物を置ける場所やカップホルダーを付けるなどした方が実用性は高いと思います。
3)自動ブレーキが未熟
緩やかな右カーブで左の歩道に歩行者がいたりすると、どう見ても安全な状況にかかわらず自動ブレーキが働きます。そのくせど真ん中の障害物に対して警告音すら出ないこともあります。あっても邪魔にならないのか、無い方がましなのかわからない程度のものです。技術の進歩に期待しましょう。
4)e-powerの制御が謎
長い下り坂を下ると満充電になってモータリング(エンジンの抵抗で電気を消費)が始まります。それは良いのですが、一旦モータリングが始まると、その後平坦路や緩い上り坂になってもEV走行で電池を消耗しようとはせず、ほぼ満充電にも関わらず充電し続けます。結果的に次の下り坂も満充電からスタートすることになり、回生ブレーキがあまり使えません。
一旦その状態になると数分間はEVモードも「条件外」で拒否されます。せめてEVモードの条件をもう少し緩やかにして欲しいところです。
5)操作系(離すと戻る)
シフトレバーが代表格ですが、最近の車にありがちな手を離すと元の位置に戻ってしまう操作系は、ディスプレイで確認しないと現在の状態が分からないので良くないです。その上で、例えば今はRに入れられないとか言うならレバーにロックをかけるとかするべきでしょう。D→Bにしようとして逆になったり、ハイビーム→ロービームにしようとして逆になったりするのも手で触っても状態が分からない操作系の弊害です。
6)足元ヒーターが弱い
冬場に足元が寒いことが多いです。温風を下向きにして、左右の吹き出し口を閉めてもセンターの吹き出し口から風が漏れてくるので、足元が温まらずに室温が上がってのぼせます。ハンドルヒーターが快適なだけに惜しいところです。
今回は辛口で申し訳ないですが、総合的には大変良い車ですので、その辺は前回、前々回のレビューを参照してください。(上のタイトル部分をクリックするとこれまでのレビューを全部見ることができます。)
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年2月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 279万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった76人(再レビュー後:13人)
2023年2月1日 19:36 [1611736-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 無評価 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
同じ道を何度も走ってみましたが… 思ったほどの差は出ませんでした。 |
オーテック・クロスオーバー4WD(クロス4)とノートXのFF(X-FF)に長期間乗って、試乗程度では分からなかった詳細をレポートします。後述しますが、実燃費にあまり差が無いことには驚きました。
1.FFと4WDの違い
FFがふわっと軽快に加速するのに対して、4WDは実際よりも一クラス大きな車に乗っているような重厚感のある走りです。車重の差もありますが、FFの方が回生ブレーキの利きが弱いためにやや惰性で走る感じがあって、これが車速が伸びるように錯覚させる面が大きいと思います。また、FFの方は加速時にノーズが持ち上がるのでこれもふわっと浮き上がるような加速感に影響しているかもしれません。カーブからの立ち上がりなどは4WDの方が圧倒的に安定しています。特に滑りやすい上り坂で、e-powerと電動4WDの組み合わせが素晴らしく、本格SUVがスリップして登れないようなところをあっけなく登れてしまいます。
また、FFだと特にe-powerの場合はほとんど前輪のみでブレーキをかけることになり、前のタイヤばかりが摩耗するのが、4WDの方は比較的均等に摩耗するのでローテーションの回数も少なくて済んでいます。
あと、4WDに付いてくる寒冷地仕様ですが、これは雪国でなくても絶対にオススメです。シートヒーターは真冬以外不要ですが、ハンドルヒーターは、秋・春の朝なども重宝します。エンジン稼働率の低いハイブリッドではPTCヒーターがあれば始動して直ぐに暖気が出るので助かります。
4WDの荷室はフラットになるので数値的にはFFよりも積載体積が小さいのですが、日常的に運ぶようなものは上下方向には積み上げられないものも多く、実際には長尺物でなくても4WDのフラットな荷室の方が楽にたくさん積める印象でした。(後席を倒す場合)
燃費については、カタログ数値から見て4WDに対してFFは、5km/lくらい上回るかと想像していたのですが、私の走る道での実燃費では、そんなに差は無くて、4WDの約20km/lに対して、FFで頑張っても最終的には21km/lに届きませんでした。短い距離で測ると電池の状態やその日の気温の差で誤差が大きくなるので、同じ道を同じように何往復も走っての平均値なので気温(冬季のため同じように暖房を使用)による誤差も無いと思います。 機械式の4WDのようなメカのロスが無いのと後輪からの電力回生(下り坂など)が効いているのかも知れません。
2.クロスオーバーとノートXの違い
先ず、一番の違いは座面と目線の高さで、X-FFが周りから見下ろされている感じがするのに対して、クロス4は30mm高くて見晴らしが良いです。あと、ドアの位置が高いので、ドア開閉時に歩道の段差や縁石に当てる心配が少ないのも助かります。乗り込みも楽で、高さ的にはコンパクトミニバンとほぼ同じですが、ミニバンに比べるとサイドシルやセンターコンソールが邪魔な分、フロアの広々感はありません。
最低地上高がX-FFの120mmに対してクロス4は150mm(一般的なセダンやミニバンの平均くらい)になるので雪道でも一般的な車よりも低くはなくて安心感があります。雪国でない方がむしろ除雪されていないことが多いのですが、150mmくらいあれば精神衛生上も安心です。
また、X-FFはフロントフェンダーとタイヤの隙間がかなり狭いので、クロス4よりもチェーンの着脱に苦労しそうです。(ただしクロスオーバーは、タイヤの幅が太いので、少し奥まで手を入れる必要はあります。)
3.結論
クロスオーバーとノートXの差については、雪道を走るのでなければ好みの問題です。クロスオーバーはオーテック専用の合皮シートなども付いているので、その辺りも含めて試乗で確かめると良いでしょう。
FFと4WDでは、雪道を走らなくても4WDがオススメです。FFに寒冷地仕様(雪国でなくてもオススメのオプション)とラゲッジアンダーボックスを付けると考えると4WDとの価格差(約26万円)は約15万円に縮まります。燃費もカタログ値ほどは大きく変わらないので、ノートに関して言えば、やはり4WDの重厚な乗り心地や走行安定性のメリットの方が上回ると思います。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年2月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 279万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった37人
2022年8月17日 22:22 [1611736-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 無評価 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
オーテック クロスオーバー 4WD 11,000km走りました。
単なる見た目だけの派生と思われがちですが、実際は山道と雪道に適した実用的な車です。
【エクステリア】
好みの問題ですが、先代の丸型ミニバン風味のフォルムから一転してエッジを効かせたデザインになっていますね。
ベース車との比較では、前から見ると車高アップの分、視点とボンネットの距離が近いせいで、かなり大きく見えます。
リアは樹脂バンパーでもともとSUVっぽいデザインだったので、(少なくとも4WDは)最初からこっちをベース車にした方が良かったんじゃないかとも思えるくらい車高アップが似合っています。
【インテリア】
オーテック専用の合皮のシートは滑り難くて見た目も良いです。本革→合皮は世界のトレンドでもありますね。またインテリア全体が汚れにくくて掃除も簡単な素材なのでアウトドアにも適しています。
スペース効率を重視するなら大きなセンターコンソールは無い方が良いと思いますが、それは今後ミニバン型の派生?で実現されるのでしょう。
電制シフトは、放すと元に戻るので、感触だけでは状態が分からない点を懸念していましたが、基本は前(D)と後(R)の切り替えだけなので思ったより使いやすいです。(N)の存在を意識させないようにしたのが正解だと思います。
ただし、(D)→(B)のつもりが逆になってしまうことがあるので、そこは例えば昔のODオフスイッチのように指先で(D)か(B)かが分かる方が良いと思います。
Aピラーの死角は改善して欲しいところ。またドアガラスの丁度ドアミラーのど真ん中辺りにインパネのメッキモールが映りこむのは疑問。
【エンジン性能】
e-powerのエンジンは駆動系と繋がっていないので振動や音が室内に伝わり難いのが良いですね。
他のハイブリッドに比べてバッテリー容量が1.5〜2倍あるおかげでエンジンの稼働時間も短いです。
【走行性能】
エコモードでも十分すぎる加速力、登坂力があります。また、マニュアル車でシフトダウンしているかのようにアクセルだけで速度が自在にコントロールできます。惰性で走るガソリンオートマ車とは雲泥の差。特に山道をBレンジで下るとこれまでのオートマ車が何だったのか?思うくらい気持ちが良く走れます。
カーブの途中からアクセルを踏み込んでいってもFFのように外に膨らまず、狙ったラインをキープできます。
またリアモーターの制御が秀逸で、圧雪の急な上り坂など本格SUVが発進に苦労するようなところでも結構普通に走れます。
【乗り心地】
4WDの美点で加速時、減速時の姿勢変化が少なく乗員の頭が振られません。ノート系の中ではタイヤのゴム部分が一番厚く、角が無い比較的マイルドな乗り心地。剛性感と重厚感があってリアが跳ねることもありません。
着座位置が高いので乗降しやすくて視界も良好です。横揺れやロールは、SUVよりも普通のコンパクトに近く、車高アップによるネガティブな印象はあまり感じません。
【価格】
高いですが、ざっくり言ってハイブリッドの乗り味はバッテリーの容量で決まる部分が大きいですね。この車の場合はバッテリー(とその周辺回路やボディの補強)にコストをかけているんでしょう。加飾やインテリアは控えめにしてバッテリーにお金をかける選択肢だと考えればアリですね。
ノート4WD(ベース車)は最初から車高アップして価格を抑え、オーテックやSUV風加飾の方をオプションにしておいてくれた方が有難かったです。
【燃費】
長期間で平均すると20km/l弱くらいですが、タンク容量はもう少し欲しいところです。
【チェーン装着】
フェンダーとタイヤの隙間は、思ったほど広くなく普通(指四本分)くらいです。4WD+スタッドレスでもチェーンが必要なケースはあるので雪道を走る人は事前に要チェックです。
【総評】
見た目のSUVっぽさ云々よりもオンロードの山道/雪道の実用性を重視するならオススメです。
前述したとおり、この車の価値はバッテリー容量が普通のハイブリッドよりも大きいところです。容量が大きいということは、大きな回生ブレーキ使用時でも電池のセルあたりでは急速充電にならず、結果的にバッテリーが劣化しにくいと言えます。(逆に言えば、もともとで容量に余裕のない車は、バッテリーの劣化が早く、経年でさらに余裕がなくなるのでは?)
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年2月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 279万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった26人
「ノート e-POWER 2020年モデル」の新着レビュー
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| 2025年7月5日 01:35 | ||
| 2025年6月30日 14:27 | ||
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- 支払総額
- 109.8万円
- 車両価格
- 107.4万円
- 諸費用
- 2.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 5.1万km
-
- 支払総額
- 149.8万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 11.8万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 5.6万km
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- 支払総額
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- 車両価格
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- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
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- 7.0万km
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