Kakaku |
『エンジン性能、走り、国産の同セグメントでは一択だと』 日産 ノート e-POWER 2020年モデル steve rockhartさんのレビュー・評価
ノート e-POWERの新車
新車価格: 229〜288 万円 2020年12月23日発売

自動車(本体) > 日産 > ノート e-POWER 2020年モデル > X
2021年1月22日 22:42 [1412316-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
E11、E12と比較して、断然電気自動車っぽくなった印象です。
キリリとしたフロントデザインで、ブラック基調のグリルが渋さ・軽快感を表していると思います。
リアについては下部のパンパーが無塗装のブラックになっている&フェンダーにかけてサイドが大きくなっているので少しボテッとした印象でした。
その点、やはりAUTECH仕様はさすがにスッキリとしたラインになってて、ホイールも切削、Xにフルオプの価格と同じになりますが、フルオプにしないAUTECHでいいと思い契約しました。
【インテリア】
質感はかなり向上しました。
E11ユーザーでしたが、それと比較すると考えられないぐらいの高級感…
内装にも惹かれて買ってしまいました。
(とは言っても購入したのはAUTECH仕様で実車みてないのですが)
スマホ並のディスプレイに動きサクサクのホイール、本当に車格Upを感じます。
Xでしたがシート質感も向上、ソフトパッドも多用した作り、シフト周りのインパネの高級感、ボタンのタッチ感・音、ドアの高級感あふれる閉め感、Bセグとしてはもったいないレベルではないでしょうか。
【エンジン性能】
これまでの日産については、E52を発売10年でFMCではなくMCに留めるなど、非常に虚しさを覚えていました。
(せめてHVを搭載してくれたら…と思ったり)
ゴーン体制からの脱却で久しぶりの会心の一撃で新型ノート発売となったわけですが、購入したのにはこのエンジン性能、モノの考え方に非常に共鳴した部分が大きいです。
これまでの他社含めたHV等は充電かハイブリッドか、どちらかに資源投下して開発していたものと思います。
しかし、新型ノートでは発電専用のエンジン、出力はすべて電気、と考えを一新したことにより、素晴らしい動力源を持ち合わせていると思います。
電気自動車では田舎では未だに充電スポットが足りませんで、たまに普通車がスポットに停まったりしています。
モラルの問題ですが、【充電したいときに入れられない】この辛さったらないと思います。
ガソリンが手に入ると電気自動車になる、この安心感は何者にも変え難いと思います。
しかも、純電気自動車となると充電までに時間がかかるため、その時間を考えると、電気自動車は一戸建て持ちの方等の特定ユーザーに限られてくるものと。
その電気自動車の考えを一新した今回、ガソリンを入れて電気で走る、結構画期的な動力だと思います。
電気の良さはまさにトルク、ディーゼルはトルクありますが短距離向きませんし、電気自動車は容量上長距離不向き、中間を狙った素晴らしい考えと思います。
【走行性能】
最近は出力(馬力)よりもトルク感を重視したマーケティングは多くなっているように感じます。
その点から言えば、走りは素晴らしいです。
2wdでも25Nmありますから、出だしの加速感等、街乗りではストレスのない走りを体感できます。
また、Bセグですので街乗りメインユーザーが非常に多いと思いますし、そこでこれだけの燃費を達成しているとなると、非常に恩恵を受けられると思います。
まさに街乗りに最適な車かと。
高速道路ではさすがに…ですが、2月発売の4wdだと全く不足なさそうです。
というか、ノートにこれだけのパワー・トルクをもたせてもいいのか。と思うぐらいのまさにオーバースペックなハイパフォーマンスカーになってくると思います。
4wdなだけでホットハッチに君臨できるクルマですね…。
【乗り心地】
シートが厚めでふわふわ感がありますが、乗るとしっとりとしてサイドのホールドがありますので、全くブレることなく運転ができます。
後部も乗車しましたが、トーションビーム感がまったくない、切れ味の良い感じ。
欧州車・国産車(今回入れ替え)と持っていますが、後ろにのった家族も【欧州車のようで、これなら酔わなさそう】と言ってましたので、欧州車に近いシャキッとした乗り心地でした。
まさにプレミアムコンパクトに挑戦を挑むような作りであると思います。
あとはプラットフォームが新調され、JFEから購入している軽量かつ高剛性のハイテン材のおかげか、フラットなクルマの動きをします。
乗り心地だけで言えば、これだけ安定していると高速でもかなり向いているのではないかと推察しました。
あとは室内の静寂性、これは本当に舌を巻きます…
各所に防音材と投入し、エンジン自体もかからないかつ1.2L 3気筒音がほとんど感じられません。
さすがに踏めばうなりますが、通常走行では全く気になりません。
ロードノイズやエアコン音が気になるぐらいなので、まさに高級コンパクトの域だと。
【燃費】
Bセグ同クラスではノート以上に燃費のいいクルマはありますが、レギュラーでこれだけ伸びていれば問題ないかと思います。
田舎の市街地走行では30km/L行かないぐらいですが、これだけ走れば…
現車がハイオク仕様の10km/Lなので、全く気になりません。
【価格】
総じて高くなりましたよね…
車格があがっているのでやむなしだと思いますが、本体は良いにしてもパッケージングが…w
プロパイ・ナビ付きにて+44万、今回のノートはプロパイが売りでしょうし付けてほしのはわかりますが、その価格を享受できるかは使用する状況によると思います。
私はエンジン性能に惹かれて買いましたし、金額低減かつ使う状況になさそうなので付けませんでした。
OPをもう少し細分化してくれると幅も広がるし、ディーラー営業も助かると思います。
もう少しお客様目線、売りたい営業目線で少し考えてほしかったなぁ…と。
【総評】
動力機構としては素晴らしくいい考えのクルマであり、飽きのこない長く付き合えるクルマかと思います。
内装も高級感あり欧州車に近い乗り心地、あとはBセグとしてどこまで出せるか。
そこだけだと思います。
ちなみに我が家のAUTECH 4wd仕様にて値引き前で320万でした。高い…w
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった20人
「ノート e-POWER 2020年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年6月19日 07:22 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年6月1日 06:42 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年4月28日 00:35 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年4月12日 15:12 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年3月31日 01:43 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年2月2日 12:07 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年1月13日 15:34 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年12月15日 10:16 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年12月5日 22:10 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年10月25日 15:45 |
ノートe-POWERの中古車 (全2モデル/4,624物件)
-
- 支払総額
- 110.1万円
- 車両価格
- 97.9万円
- 諸費用
- 12.2万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 8.0万km
-
ノート 1.2 e−POWER メダリスト FOUR 4WD 純正ナビ アラウンドビュー エンスタ
- 支払総額
- 90.0万円
- 車両価格
- 80.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 12.1万km
-
ノート 1.2 e−POWER AUTECH FOUR 4WD 全周囲カメラ ETC アルミ ナビ
- 支払総額
- 158.4万円
- 車両価格
- 145.0万円
- 諸費用
- 13.4万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.5万km
-
ノート 1.2 e−POWER X FOUR Vセレクション 4WD 大型ナビ アラモニ LED アルミ 寒冷地
- 支払総額
- 147.9万円
- 車両価格
- 139.0万円
- 諸費用
- 8.9万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.1万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
16〜300万円
-
17〜1300万円
-
18〜312万円
-
15〜163万円
-
15〜449万円
-
28〜317万円
-
110〜517万円
-
86〜362万円