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日産 ノート e-POWER 2020年モデル X(2020年12月23日発売)レビュー・評価
ノート e-POWERの新車
新車価格: 218 万円 2020年12月23日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2020年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.18 | 4.32 | 63位 |
| インテリア |
3.71 | 3.92 | 74位 |
| エンジン性能 |
4.33 | 4.11 | 14位 |
| 走行性能 |
4.38 | 4.19 | 20位 |
| 乗り心地 |
3.93 | 4.02 | 60位 |
| 燃費 |
3.90 | 3.87 | 44位 |
| 価格 |
3.21 | 3.85 | 70位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
レビュアー情報「重視項目:高級感」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
自動車(本体) > 日産 > ノート e-POWER 2020年モデル > X
2024年4月19日 17:01 [1401990-4]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 1 |
2024.4追記
クルマの基本部分はプラットフォームから旧型とは別物となり、安価なアジア向けプラットフォームから、欧州向けプラットフォームに変わり、あからさまにクルマとしては旧型とは全く別のクルマになりました。
価格についても、欧州車は円安で大幅値上げのため、ノートの価格設定は割安には見えますが、相変わらずドイツ車などの販売方法を真似たような、オプションを追加しないと、営業車のような装備になってしまうのは見せかけの価格が安く見えるだけで良くないですね。
ルノーのルーテシアのようにオールインクルーシブで販売してほしいところです。
スマホでカープレイすればナビも電話もオーディオも使えるので、マットとETC買えば乗り出せますから。
再度、試乗の機会を得ましたので再レビューします。
【エクステリア】
アリアにも似たスタイルは存在感あり、まとまりの良いデザインです。
後ドアとバックドアが妙に軽く、閉めた時の安っぽい音と質感は軽自動車並みのレベルで、かなり残念なところなので、チェックしておきましょう。
【インテリア】
またもや日産お約束のオーディオレスです。
何時になったらトヨタや輸入車のようにディスプレイを標準装備して、標準装備でスマホナビやオーディオ、電話に標準で対応するのでしょうか?
また、ハンドルは全グレードで革巻きではなく、全車ウレタンですし、今やほぼ他社に追いつかれた日産ご自慢のレーンポジションキープ機能付きクルーズコントロールも全車オプション設定、タイヤも全車鉄ホイールです。
但し、室内はフィットの様に広く、トランクも実測で約280Lと十分です。
【エンジン性能】
モーターは鋭い立ち上がりで、80km/hくらいまではターボ車のようなトルクフルな加速を体感出来、踏み込んだときの静粛性は予想通り、キックス並みの静粛性となり、あれほどエンジンが騒々しかった旧型とは別物になりました。
ただ、この加速も国産車と比べたら優位でも、親会社ルノーの新型ルーテシアのガソリンターボと比べたら大差ありませんし、高速で不利なモーター駆動では、高速に上がれば加速と燃費共にルーテシア優位となるでしょう。
【走行性能】
ほぼ直線試乗でしたので走行性能は十分確認できませんでした。ただ、5ナンバーであることと、柔らか目のサスなので、ルーテシアなど欧州車のレベルまでは届いていない感じでした。
【乗り心地】
無難な柔らか目の仕上がりで悪くはありませんが、車両価格だけで300万近いクルマとなると並ですね。
【価格】
もはや輸入車をも飛び越える、ルーテシアのトップグレードも遥かに上回る車両価格300万には驚く他なく、なぜトヨタの様にディスプレイオーディオ、クルーズコントロール、LEDライト、本革ステアリング、アルミホイール、バックカメラ等を揃えて250万程度の価格にしないのか?
本革シートや液晶ルームミラーなどの装備は、こんなに高価格になるのであれば別のオプションにすればと感じまますね。
【総評】
総額はオプションを半分入れて鉄ホイール状態で総額約300万とのことでした。
ビックリなことに普通にフル装備すると約350万だととのことでした。ここまで価格が上がると、Bセグメントクラスならばプレミアムカーとか高級車ともいうべき内容が求められるところですが、残念なことにプレミアムなのは価格設定だけです。
そのBセグメントのプレミアムカーとか高級車と現時点で、唯一なんとか呼べそうなのはプジョー208のGTLineなど上級グレードの一部だけでしょうか。ちなみに予算も330万とほぼノートと同等ですが、走り、質感、佇まい、どれを比べても明らかにノートはプジョー208のGTLineの位置に到達できていません。ノートは全体的に安っぽいですね。
ハイブリッドだから高価といっても、希少販売数のフランス車の最上位グレードより高いとは驚く他ない、まさに顧客目線の欠落した、自社と販社のための高価格政策といえるでしょう。
クルマの出来がそもそも残念だった旧型と異なり、静粛性や質感など重要な性能がっかく向上しましたが、所詮はいろいろな面でルーテシアやプジョー208と同じレベルの土俵にやっと立てるレベルになっただけのこと。
それで価格も約300万と同等以上では価格が残念というほかなく、価格欄に書いた必要オプションを揃えて車両価格で250万程度にならないと、個人的には到底おススメすることはできません。
これだけの予算を使うなら他にも豊富な選択肢があります。広い視野でのクルマ選びをしましょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > 日産 > ノート e-POWER 2020年モデル > X
2021年3月13日 17:33 [1432620-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 1 |
【エクステリア】
エクステリアは本当に素晴らしい。 私は以前,大の日産党だったのですが,犯罪者となったフランス人が社長として来てからの日産車には全く魅力を感じなくなってしまっていました…それは色気が無いから。 しかしこの車はあの艶めかしさを纏っていた頃の日産が返って来たかのようです。
新しいVモーショングリルデザインは先代ノートとは比較にならないほど格好が良く,新しくなったNISSANマークとのマッチングも良いです。 また一直線形状のリアテールデザインはコンパクトカーとは思えないほどデザイン性が高く,高級感さえ感じさせます。
【インテリア】
外装デザインが凝っていることからくる弊害で,室内空間は圧迫感を感じさせます。 頭上空間はあまり余裕がありません。 まあデザイン性の高さと居住性の高さの両立は困難なので仕方ないと思いますが。
大型メーターパネルと一直線上に続くようにナビを配したデザインは一見すると高級感があり近未来的なデザインです。 目新しさを感じます。 またダッシュボード全体が直線的なデザイン(カローラツーリングと似ている)ですっきりとした印象を与えます。 ですから,全体的な造形は秀逸です。
しかし細かく見てゆくと各部の質感が低いのがとても残念…(後で触れますが)価格の事を考えると各部の質感の低さが我慢できなくなってきます。 ピアノブラックを配した部分以外の個所(エアコン吹き出し口やハザードスイッチなど)のハードプラが軽自動車のような見た目と質感なのは気になる。 私が最も気になったのが,シートレールが目に付くところで剥き出しになってしまうところ。 ここはもうちょっと考えられなかったのでしょうか。 ナビ下のボタンスイッチからシフトノブ,エンジンスタートボタンに至るまでピアノブラック…車に乗るたびに手を触れるところがピアノブラックだと,皮脂汚れが目立って仕方がない。 安いハードプラで作っておいて,いろんな個所にピアノブラックを被せておけば質感高く見せられるだろうという安易さが見て取れるような内装に見えてしまう。
またこの車は後部座席の快適性をほとんど考えていないように思えます。 前席と比較するとドアの内張の質感が低いハードプラとなっており,足元空間もライバル車よりも劣ります。
外装デザインはあんなに質感高くて良いのに,内装の質感は見合っていないという印象を受けます。
【動力性能】【走行性能】
日産のe-Powerはかなり熟成が進んだと感じさせます。 特に回生ブレーキの介入が非常にマイルドになり,効きすぎてぎくしゃくすることが無くなりました。 またプロパイロット搭載により安全性能も飛躍的に向上しており,動力性能や走行性能はコンパクトカーの域を超えていると思います。 しかし…果たしてここまで必要でしょうか。
【乗り心地】
ボディ剛性が高くガチッとしているものの,乗り心地がとにかく硬い。 路面のギャップをかなり拾ってしまうのがどうしても気になります。 かなり整備された奇麗な直線道路を走るだけならば良いのでしょうが,コンパクトカーの使用用途は街乗りという方がほとんどだと思いますので,この脚で日常使いはちょっと厳しいかなと思います。 キックスも脚がとにかく硬い印象だったので,最近の日産車の傾向なのでしょうか。
比較するのもどうかとは思いますが,フランス車の「猫脚」の真逆の脚といったところでしょうか。
【燃費】
試乗ゆえ無評価。
【価格】
ここが最も評価を落とすところ…はっきり言って高すぎる。 確かにe-Powerとプロパイロットの事を考えれば必然的に価格が上昇してしまうのは仕方のないところなのかもしれないのですが,それならば所有する満足感を直感的に感じられる部分の質感にまで気を配って欲しいところ。 精一杯そのような車に仕上げようとオプションを加えてゆくと300万円を軽くオーバーしてしまいます。
コンパクトカーを選ぶ客層を考えると,価格からして高価なプロパイロット搭載グレードを選ぶ人が果たしてどれほどおられるのか疑問に思えてしまう。 奥様が日常的に使用する「セカンドカー」として選ぶ価格の車ではないように思えてなりません。
【総評】
久しぶりにデザインで惚れ惚れする日産車の登場で,ものすごく期待感を持って乗ってみましたが,乗ってみると「あらら…」と思えるところが幾つも出てきてしまったのが残念。 それでも価格が抑えられているのならばそれなりに納得もできるのですが,価格が高いので残念ながら購入候補とはならない車となってしまうように思います。
特に残念なのはとにかく質感。 価格と質感が見合っていない。 (これを言うと批判するのが好きな,ある高齢者がまた批判的なことを言い出すかもしれないですが)質感と価格の事を考慮するならこれを選ぶくらいならばホンダのFit LUXEを選ぶほうが良いという判断をする人も少なからず出てくると思います。 デザインが受け入れられれば,Fit LUXEを勧めてしまいます。 ただ私にとってはデザイン性では圧倒的にノートe-Powerのほうが優れていると思えるので,ここは悩ましいですね。
一言で言うのなら「非常にもったいない車」という印象でした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった33人
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ノートe-POWERの中古車 (全2モデル/3,874物件)
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- 支払総額
- 97.2万円
- 車両価格
- 87.9万円
- 諸費用
- 9.3万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 2.6万km
-
- 支払総額
- 117.7万円
- 車両価格
- 110.6万円
- 諸費用
- 7.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.8万km
-
- 支払総額
- 135.4万円
- 車両価格
- 125.4万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 1.8万km
-
ノート X 純正フルセグナビ Bluetooth アラウンドビューモニター ETC デジタルインナーミラー LEDヘッドライト Fシートヒーター
- 支払総額
- 206.5万円
- 車両価格
- 191.6万円
- 諸費用
- 14.9万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 2.7万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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