Kakaku |
『フランス車はなかなかのものでした。』 ルノー ルーテシア 2020年モデル atenza5404さんのレビュー・評価
ルーテシアの新車
新車価格: 299〜384 万円 2020年11月6日発売
中古車価格: 167〜360 万円 (45物件) ルーテシア 2020年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2020年モデル > E-TECH HYBRID レザーパック
よく投稿するカテゴリ
2023年7月2日 21:32 [1733304-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
![]() |
||
---|---|---|
年甲斐もなく派手なオレンジ色(^_^; |
ここ数年、半導体不足の影響で漂流気味でしたがようやく良い車に出会えた気がします。
というのも2年近く前、ハリアーハイブリッドを注文したのですが納期が遅れに遅れて、しかも納車時期にはマイナーチェンジを終えているので旧型になります・・・と言われてキャンセル。不人気車であれば即納可能だろうとホンダCR-Vハイブリッドを注文し、確かに即納されたのですが走りがかったるいのとボタンシフトに嫌気が差し売却。
そんな時にルノーのE-Techハイブリッドの情報に接し、(このメカニズムだったらかったるくないかも)と思い試乗。車格はハリアーやCR-Vよりも小さいですが、重厚感のある乗り心地に加えハンドリングの軽快感がありその日のうちに発注しました。納車後300?ほど走行したレビューです。
【エクステリア】
家内が初代キャプチャーを購入した際、ディーラーで先代ルーテシアをみかけて(カッコいいな。いつか乗りたい🎵)と思っていました。小柄で踏ん張り感のあるデザインが気に入っています。特にリアホイールハウスあたりのグラマラスな感じがカッコいいと思っています。
【インテリア】
黒のレザーシート+白のトリムレザーで構成されていて、それなりにいい感じです。家内が以前乗っていた初代キャプチャーはダイビングスーツのような素材で素っ気なかったのですが、それと比べると及第点です。
【E-Techハイブリッドシステム】
この車の最大の特徴は独自のハイブリッドシステムです。
難しいことは省略するとして、トヨタ・ホンダ・日産など既存のシステムとはまったく違う、独自のシステムです。できるだけEVモードで走ろうとするように作られています。こういう洗練されたシステムをフランスメーカーが発明するとは全く思っていませんでした。
走り出しは毎回モーターで静かです。Dレンジでスタートすると自分の期待値を超えるスーっとした走り出しで気持ちいいです。スピードが40?から50?になったころにエンジンがかかります。エネルギーフローを見ていると、エンジンのパワーはバッテリーを充電しながらタイヤも駆動しています。低速でエンジンがかかるとそれなりの音がしますが、60?を越えたあたりからロードノイズでかき消されて気にならなくなります。高速道路を100?程度で走っている際にも平坦路などの低負荷だとモーターだけで駆動します。
このシステムはF1にも使われているドグクラッチという特殊なミッションを使っていて12段か14段の変速パターンがあるのですが、変速ショックは一切感じられません。トヨタのTHSを越えるシステムは出て来ないだろうと思っていましたが素性としてはTHSよりも可能性を秘めたシステムだと思います。なにより走りが気持ちいいです。
【走行性能】
ハンドリングはクイックでキビキビした感じです。
片側2車線の道路でのUターン時にも切り返しせずに一回で回れるので、小回り性も問題ありません。
【室内騒音】
この車の騒音源はエンジン音とロードノイズです。
低速走行時にエンジンがかかるとやや耳につきます。
キレイな舗装路ではそれほどロードノイズは気になりませんが、荒れた路面ではゴーという音がします。コンパクトカーなどで遮音対策がそれなりだということに加え、コンチネンタルのタイヤがけっこうウルサいのだと思います。
時速60?を越えた速度で、荒れていない路面を走っている場合にはエンジン音が気にならず、ひとクラス上の車に乗っているかのような上質な感覚になります。
【乗り心地】
初代キャプチャーはフワフワでした。急ブレーキをかけた場合にはノーズが盛大に沈みこんでしまったり、コーナーでグラッときたりしたのでちょっと怖かったです。それと比べるとやや固めになった感じ・・・でも国産コンパクトカーと比べるとしなやかで上質な足回りだと感じます。
荒れた路面を走っているとき、小さな凹凸は吸収してくれるのでしなやかな感じがします。しかし大きめのデコボコやうねりがある路面ではそれに合わせて車体が上下しますので高級車のフラットライドの感覚には及びません。
【燃費】
納車後約300?走行しました。
一般道4割・高速道6割でしたが、車載燃費計で3.9リッター/100?でした。ヨーロッパでは100?走行するために何リッターのガソリンが必要か・・・という燃費表示をし、ルーテシアもメーター上では現地のままの燃費表示になっています。日本流の燃費表示では25.6?/Lですね。
(なんだ、トヨタのハイブリッドより燃費が悪いじゃないか)と思った方もおられるでしょうが、ここ数日私の地域は豪雨で、道路が川のようになっている区間をかなり走りましたし、エアコンもフル稼働に近い状態なので、実力はまだ出し切っていない感じです。
【エアコン風量】
ちょっとだけ気になっています。
風量が少ないのです。
ハンドル左右のエアコン吹き出し口からの風量が少なく、体感的な涼しさがあまり感じられません。この時期国産車であれば設定温度23度とか24度にしておけば十分快適なものですが、ルーテシアは20度に設定しても風量が少ないと感じました。もしかしたら比較的涼しいフランスでは、エアコン容量が不足しているのかもしれません。本格的な夏がちょっと怖いです。
【価格】
納車直前に20万円の値上げが発表されました。
値引はほとんどありませんでしたが、満足しています。
【総評】
CR-Vハイブリッドのときには運転するのが面倒くさく、出来るだけ早く家に戻ろうと思っていましたが、この車は楽しいので足を延ばして遠出しようかという気分になります。久しぶりに運転が楽しい車に出会いました。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 仕事用
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年6月
- 購入地域
- 山口県
- 新車価格
- 354万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった29人
「ルーテシア 2020年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2025年2月18日 23:05 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年4月19日 16:15 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年3月18日 18:49 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年3月18日 15:44 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2024年2月3日 23:12 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2023年7月2日 21:32 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2022年10月10日 16:37 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2022年2月8日 15:47 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2021年9月6日 19:55 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2021年8月27日 21:14 |
ルーテシアの中古車 (全4モデル/150物件)
-
ルーテシア ルノースポール ワンオーナー キーレス ETC ミシュランタイヤ 整備記録簿
- 支払総額
- 98.0万円
- 車両価格
- 85.0万円
- 諸費用
- 13.0万円
- 年式
- 2010年
- 走行距離
- 8.5万km
-
- 支払総額
- 296.6万円
- 車両価格
- 272.5万円
- 諸費用
- 24.1万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.5万km
-
ルーテシア インテンス AftermarketナビETCバックカメラBluetoothオーディオ
- 支払総額
- 84.8万円
- 車両価格
- 76.0万円
- 諸費用
- 8.8万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.6万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
22〜798万円
-
28〜439万円
-
18〜507万円
-
34〜359万円
-
42〜707万円
-
16〜282万円
-
69〜653万円
-
35〜453万円
-
45〜244万円