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『RZ Highでもガチガチではなくコンパクトカーとして使える』 トヨタ GRヤリス 2020年モデル いぐいぐらぷたさんのレビュー・評価
GRヤリスの新車
新車価格: 356〜845 万円 2020年9月4日発売
中古車価格: 202〜1464 万円 (378物件) GRヤリス 2020年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > トヨタ > GRヤリス 2020年モデル > RZ High performance First Edition
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2020年12月26日 13:20 [1402359-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
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正面は割と普通のヤリスっぽい 後ろは・・・ |
忠誠を誓っているわけではないが一応記念に |
リアシート倒して 自転車ハンドルを曲げても乗らない |
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前輪を外すだけで余裕はないが普通にのせるスペースはあり |
幅は広いが車長は程々、大きさ参考 |
フロントブレーキローター/キャリパー ぎりぎりスタッドレスの選択肢が少なく高い |
【エクステリア】
RZ Highですが、ちょっといかついヤリスです。後ろにボリュームがあるので見る人が見ればすぐわかるでしょうが、ドイツ車など一部外車にあるような高速道路で前の車を威圧するようないかつさはないので安心して運転できます。
イメージカラーの白系の色も検討しましたが、ルーフのカーボンとのツートンがいかにも過ぎると感じ、赤を乗る柄じゃないとこの色に。ファーストエディションなのでより落ち着いた印象となります。
【インテリア】
ヤリスをベースとしているのでヤリスの部分とGR様に質感を頑張ってみたところがややちぐはぐとしていますが、レザーもりもり ステッチ使いまくり ソフト素材満載 であることがそれほど魅力と感じないのでこれで十分です。
これは好みの問題でしょうが、トヨタならLSやLC、仮にベンツならSクラス等に乗っても確かに質感は高いのですが、しょせん車基準での比較であり下手に質感を無理すると質の良い家具や衣服、バッグなどと比較してしまうので私は車の内装は程々で良いです。特にこの手の車ならこれで十分。
私はエンジンのない自転車(いわゆるロードやクロスバイク)で散策するのも趣味なのでこれがのせられるかもポイントでしたが、さすがにそのままは無理でも前輪を外せば後席を倒してギリギリのせることが可能なのもありがたい(写真あり)
【エンジン性能】
1500rpm程度までは普通の3気筒1.6Lエンジンで、そこから徐々に過給を感じますが2000rpm過ぎ位まではなんて事のないので通勤やそこらのチョイノリでさほどうるさくなく燃費も悪くなく使いやすいです。2500rpmを超え3000rpmを超えるとほどよく加速感が出てきますが、シングルターボながら昔のような急に目覚める特性ではないので驚きはあまりないと思います。
ただ、この車かなり剛性が高くステアリングの安定感が高い上に路面の突き上げもほどよくいなすのでなれないと思った以上にスピードがのってしまい違反で捕まるでしょう
3気筒エンジンとしては振動が抑えられていると感じますが4000rpm以降は既存のスポーツエンジンにはない悪く言えば3気筒の音なので性能に不満が出る人は少ないでしょうが、スポーツカー的な音を好む人にはこの低くうなる音はかなり好き嫌いが分かれるでしょう。
【走行性能】
私自身はこの車の走行性能にかかわる開発には全く携わっておりませんが、それ以外の機能の一部には多少かかわっており、社内、グループ会社の知り合いにはがっつり走りの部分にかかわっている方もいたので非常に楽しみにしていました。
仕事柄、国内外の車に触れることも多いですが、ハンドリングはかなり独特かつ面白い特性です。
こういっては何ですが、トヨタの車でハンドリングで「これはなかなか思った以上に・・」と驚かせてくれた車はほとんどなく、ここ20年位だとスポーツカーでもなんでもないマイナーチェンジ前の初期のイプサム240SのH∞TEMS設定Nomal位(当時、オデッセイといい勝負なら御の字と思って乗ってみたらオデッセイより重心高いのになんでこのハンドリングになるのとギャップに驚いた)でしたが、この車は2台目と言ってよいです。
写真で自転車が乗るかを撮りましたが、写真のものは11年ほど前のコルナゴEPS(Super Record仕様)というモデルでGRヤリス同様 剛性が高いわりに極端に硬くなく路面情報がつかみやすく、直進安定性に優れ、コーナーで良く曲がるもので、重量と変速系コンポーネント以外は今でも通用する性能だと思っていますがアナログなラグドカーボンの官能的な乗り心地は動力有無の差はあれど共通点がある気がします。
【乗り心地】
決してコンフォートではありませんが、ガタガタすることは無く ガツンと来るのはかなりあれた路面や整備の悪い高速のつなぎ目程度です。トヨタならアクアとか下手なコンパクトよりはよっぽど疲れない乗り心地です。一昔前のヴァンガードのようなSUVよりも疲れないかもしれません。
グリップ優先のタイヤの影響もあるでしょうが、そこそこロードノイズは大き目
一番気になるのは高速どころかペースの早い一般道でもすぐに気づく右ミラーの風切り音でしょうか?
【燃費】
高速のんびりでリッター18km程度、街中郊外で14km程度ですが、ちょい乗りを繰り返すと10km切ります。高速を除くと飛ばさずに12km程度のことが多いでしょうか。ハイオクなこともありランニングコストが良いとは言えませんが、4WDのホットハッチならしょうがないところでしょう。
アイドリングストップはCVT車などと異なりある程度狙ってコントロールできるので割と使いやすいですね
【価格】
乗り出しで520万円程とやすくはありませんが、昨今軽でも200とか行くので気にはなりません。
よくこんな儲けにならない車を真面目に作ったなとは思います。
【総評】
欧中などの電動化政策の煽りをうけてか、日本でも案の定ガソリン車の未来に影が差し、コロナで本モデルのホモロゲモデルとしての意義にも狂いが生じている2020年となりましたが、なんやかんやと予約開始とほぼ同時に予約をし買っておいてよかったであろう車になったのだと思います。
ヤリスの名が付くものの前後ライト、ミラー、内装の基本構成が同じな点以外はヤリスではないような車ですが、すでにヤンチャは恥ずかしい歳の人間にとって車に興味が無い人にはちょっとエアロが付いたヤリスに見えるところが買いやすい点です。
特筆すべきは新しい車なのでいわゆる電子制御は山もりですが、自分の入力に対し常に何か介入されているような違和感を感じることが少なく、iMTなどあからさまな機能を使ったり、限界を責めるような走りをしなければハンドルの感覚と非常に機械的な・・後でもちょっと引き合いに出しますが、自転車の変則の様な変速した感を楽しめるフィーリングのMTが何とも言えないダイレクトでアナログな感触を伝えてくれます。
GRヤリスに限りませんがこの手の車を新車でほしい人は今買って遊べる人は遊んでおくと良いと思います。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年11月
- 購入地域
- 愛知県
- 新車価格
- 456万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 30万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった43人
「GRヤリス 2020年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2025年5月10日 22:54 |
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2025年1月17日 09:07 |
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2024年1月18日 01:23 |
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2023年11月22日 23:49 |
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2023年6月4日 20:20 |
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2023年5月15日 23:05 |
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2023年3月6日 23:13 |
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2022年10月20日 09:57 |
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2022年10月9日 20:02 |
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2022年5月10日 17:50 |
GRヤリスの中古車 (386物件)
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- 諸費用
- 11.3万円
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- 2021年
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- 車両価格
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- 諸費用
- 12.7万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 5.8万km