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マツダ MAZDA2 2019年モデル XD SPORT+(2023年3月31日発売)レビュー・評価
MAZDA2の新車
新車価格: 232 万円 2023年3月31日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 158〜225 万円 (6物件) MAZDA2 2019年モデル XD SPORT+の中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2019年モデルの情報です

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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エクステリア![]() ![]() |
4.17 | 4.32 | 81位 |
インテリア![]() ![]() |
3.75 | 3.92 | 68位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.87 | 4.11 | 82位 |
走行性能![]() ![]() |
4.13 | 4.19 | 80位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.80 | 4.02 | 96位 |
燃費![]() ![]() |
3.91 | 3.87 | 84位 |
価格![]() ![]() |
3.99 | 3.85 | 88位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
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2025年3月25日 22:24 [1909899-5]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
MAZDA2 XD SPORT+ 2023年3月モデル
2WD 6AT マシーングレープレミアムメタリック
【エクステリア】
2014年のデミオから10年もの間、基本は同じですが、未だに古臭く見えない秀逸なデザインだと感じます。
Bセグメント車でこの雰囲気は国産車にはまずありません。
Cセグメントの欧州車と比較しても、まだまだ勝てる要素は多いと思います。
巷では「マツダ車は全て同じ顔に見える」とも言われますが、それこそが無駄に目立たせない、自然に街に溶け込む、究極の普通とも言えるでしょう。
フルモデルチェンジの噂もありますが、モデルチェンジ後も抱く感想は大きく変わらないでしょう。
塗装は定番の一つ、マシーングレープレミアムメタリック。
これは鉄の色を再現したものですが、日の当たり方によって表情が変わり、ごく普通な中に上質感を感じます。
【インテリア】
現在では他の国産車もインテリアの安っぽさが薄くなっていますが、それでも他のBセグメント車と比較すると、上質に思います。
少なくとも「安っぽい」と思わせないBセグメント車は貴重。
ただ、車格の影響もあるので仕方ないのですが、収納が非常に少ないのは少し不便な点。
また、基本設計が10年以上前なので、マツダコネクトの画面の小ささ、現在では使うことのないDVDスロット、サイドブレーキが未だに電子式でなくレバー式であったり、360°アラウンドビューモニターの画質の低さやスイッチ位置が不便であったり、時代遅れと呼ばざるを得ない点も。
マツダコネクトのUIデザインも未だにフラットデザイン化されておらず見苦しく、洗練された見た目のCarPlayを常用していますが、その不安定さにも閉口している状態(後述します)。
不満点はその殆どが「基本設計の古さ」に尽きるでしょう。
【エンジン性能】
売上と環境性能とのバランスから、もう国内向けには作らなくなってしまった1.5Lディーゼルエンジン。
これの醍醐味といえば、高速走行です。
1500回転程度から本当に滑らかで、登り坂でも回転数が上がったりギアが落ちたりすることもなく快適。
また30km/hからの加速は凄まじく、高速道路での合流でも不安を覚えることは一切ありません。
カラカラと鳴るエンジン音は人によって好みは分かれるでしょうが、上記を体感すると信頼の証。
個人的には、自慢できるエンジン音です。
ガソリンエンジンと比較してアイドリングストップからの発進にはかなりもたつく印象はありますが、i-Stopをオフにすれば解決します。
ディーゼルエンジンは始動時や低水温時のPM発生が多い事やバッテリーの負担を考えると、この辺りは人によってキャンセラの導入で解決します。
【走行性能】
高速走行は上記の通り快適そのもの。
また、国産車に多いカックンブレーキがこの車に乗り換えてから殆ど起こらず快適です。
ただ他の国産車と比べると、サスペンションが固く路面の凹凸は拾いやすいかも。
Gベクタリングコントロールの影響かシャシー剛性の影響かは知りませんが、カーブが滑らかに曲がれるような気がします。
元々カーブではアクセルを抜く操作はしていましたが、場面ごとに異なる素人の調整よりは上手に機械が制御してくれるので、快適に感じます。
この辺りの調整が本当に上手くまとまっています。
【乗り心地】
ドライビングポジションに関しても、座席高さの調整すらできる上、アクセルペダルがオルガン式であり、マツダこだわりのデザインで運転しやすいです。
また吸音材が多く、外のノイズがあまり聞こえず静かにゆったりと走れる印象。
前ドアの低い開閉音や、窓を開けて初めて気付くディーゼルエンジンのカラカラ音などで、剛性や吸音材の効果に気付きます。
後部座席は車格の影響もあり確かに狭いです。
きちんと座ると頭が天井に付きそうですが、実際は浅く座ることもあり、後部に乗る妻と子供は割と快適なようです。
【燃費】
私の場合は街乗りメインで16-20km/L程度ですが、ディーゼルなのでガソリンと比べるとLあたり20円以上安いのは強いですね。
ちなみに高速道路だと30km/L程度は普通に出てしまいますので、極端に長距離移動向きに思います。
【価格】
新車ではなく、中古で買いました。
1年落ち、走行距離3000km未満のオプションモリモリ車でしたが、車両本体は200万円以下。
新車だと250万円程度。
ガソリンモデルと比較した場合、ディーゼルの燃料費で安くなる差額と本体価格の差額を考慮すると、単純計算で40万円の差がある場合、ディーゼルモデルは40万km程度乗らないと元が取れません。
勿論パワフルさなども理由ですが、この価格であればディーゼルのメリットが強くなると考え購入に至りました。
【総評】
各所でも言われるマツダコネクトのソフトウエア面での完成度の低さは悪い意味で日本的とも言えます。
頻繁に再起動を始めるマツダコネクト、オーディオが出力されない不具合、CarPlayがエラーで開始されなかったりと、9x系Windowsかと思う程度に不安定なソフトウエアは現代では他で出会えません。
Linuxカーネルを使っておいてこの不安定さは、正直信じられないです。
しかしながら、ハードウエア面は本当に上手く調整されているクルマだと思います。
それは基本設計の古さとトレードオフで、幾度ものマイナーチェンジでブラッシュアップされた結果でもあるでしょう。
勿論好みの問題もあるでしょうが、クルーズコントロールの車速調整も自然ですし、HUDの搭載など、乗り味の調整が非常にバランスよく、マツダは本当にドライバーのことを考えていると思います。
エクステリア・インテリアのデザインも完璧に近い。
クルマ全体での完成度は本当に素晴らしいです。
それにも関わらず「低価格なコンパクトカー」というカテゴリでまとめられがちなのは勿体無いと感じます。
そしてBセグメント車でディーゼルという強烈な個性が、今後新車という選択肢からは消えてしまったのは非常に残念です。
この貴重なディーゼル車、10年乗ります。
参考になった18人(再レビュー後:3人)
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MAZDA2の中古車 (1,030物件)
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