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マツダ MAZDA2レビュー・評価
MAZDA2の新車
新車価格: 154〜262 万円 2019年9月12日発売
中古車価格: 65〜267 万円 (1,235物件) MAZDA2の中古車を見る
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
MAZDA2 2019年モデル |
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71人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
MAZDA2 2019年モデルの評価
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.14 | 4.32 | 85位 |
インテリア![]() ![]() |
3.76 | 3.92 | 60位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.83 | 4.11 | 87位 |
走行性能![]() ![]() |
4.08 | 4.19 | 87位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.77 | 4.02 | 91位 |
燃費![]() ![]() |
3.88 | 3.87 | 87位 |
価格![]() ![]() |
3.95 | 3.85 | 83位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > XD SPORT+
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2025年3月25日 22:24 [1909899-5]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
MAZDA2 XD SPORT+ 2023年3月モデル
2WD 6AT マシーングレープレミアムメタリック
【エクステリア】
2014年のデミオから10年もの間、基本は同じですが、未だに古臭く見えない秀逸なデザインだと感じます。
Bセグメント車でこの雰囲気は国産車にはまずありません。
Cセグメントの欧州車と比較しても、まだまだ勝てる要素は多いと思います。
巷では「マツダ車は全て同じ顔に見える」とも言われますが、それこそが無駄に目立たせない、自然に街に溶け込む、究極の普通とも言えるでしょう。
フルモデルチェンジの噂もありますが、モデルチェンジ後も抱く感想は大きく変わらないでしょう。
塗装は定番の一つ、マシーングレープレミアムメタリック。
これは鉄の色を再現したものですが、日の当たり方によって表情が変わり、ごく普通な中に上質感を感じます。
【インテリア】
現在では他の国産車もインテリアの安っぽさが薄くなっていますが、それでも他のBセグメント車と比較すると、上質に思います。
少なくとも「安っぽい」と思わせないBセグメント車は貴重。
ただ、車格の影響もあるので仕方ないのですが、収納が非常に少ないのは少し不便な点。
また、基本設計が10年以上前なので、マツダコネクトの画面の小ささ、現在では使うことのないDVDスロット、サイドブレーキが未だに電子式でなくレバー式であったり、360°アラウンドビューモニターの画質の低さやスイッチ位置が不便であったり、時代遅れと呼ばざるを得ない点も。
マツダコネクトのUIデザインも未だにフラットデザイン化されておらず見苦しく、洗練された見た目のCarPlayを常用していますが、その不安定さにも閉口している状態(後述します)。
不満点はその殆どが「基本設計の古さ」に尽きるでしょう。
【エンジン性能】
売上と環境性能とのバランスから、もう国内向けには作らなくなってしまった1.5Lディーゼルエンジン。
これの醍醐味といえば、高速走行です。
1500回転程度から本当に滑らかで、登り坂でも回転数が上がったりギアが落ちたりすることもなく快適。
また30km/hからの加速は凄まじく、高速道路での合流でも不安を覚えることは一切ありません。
カラカラと鳴るエンジン音は人によって好みは分かれるでしょうが、上記を体感すると信頼の証。
個人的には、自慢できるエンジン音です。
ガソリンエンジンと比較してアイドリングストップからの発進にはかなりもたつく印象はありますが、i-Stopをオフにすれば解決します。
ディーゼルエンジンは始動時や低水温時のPM発生が多い事やバッテリーの負担を考えると、この辺りは人によってキャンセラの導入で解決します。
【走行性能】
高速走行は上記の通り快適そのもの。
また、国産車に多いカックンブレーキがこの車に乗り換えてから殆ど起こらず快適です。
ただ他の国産車と比べると、サスペンションが固く路面の凹凸は拾いやすいかも。
Gベクタリングコントロールの影響かシャシー剛性の影響かは知りませんが、カーブが滑らかに曲がれるような気がします。
元々カーブではアクセルを抜く操作はしていましたが、場面ごとに異なる素人の調整よりは上手に機械が制御してくれるので、快適に感じます。
この辺りの調整が本当に上手くまとまっています。
【乗り心地】
ドライビングポジションに関しても、座席高さの調整すらできる上、アクセルペダルがオルガン式であり、マツダこだわりのデザインで運転しやすいです。
また吸音材が多く、外のノイズがあまり聞こえず静かにゆったりと走れる印象。
前ドアの低い開閉音や、窓を開けて初めて気付くディーゼルエンジンのカラカラ音などで、剛性や吸音材の効果に気付きます。
後部座席は車格の影響もあり確かに狭いです。
きちんと座ると頭が天井に付きそうですが、実際は浅く座ることもあり、後部に乗る妻と子供は割と快適なようです。
【燃費】
私の場合は街乗りメインで16-20km/L程度ですが、ディーゼルなのでガソリンと比べるとLあたり20円以上安いのは強いですね。
ちなみに高速道路だと30km/L程度は普通に出てしまいますので、極端に長距離移動向きに思います。
【価格】
新車ではなく、中古で買いました。
1年落ち、走行距離3000km未満のオプションモリモリ車でしたが、車両本体は200万円以下。
新車だと250万円程度。
ガソリンモデルと比較した場合、ディーゼルの燃料費で安くなる差額と本体価格の差額を考慮すると、単純計算で40万円の差がある場合、ディーゼルモデルは40万km程度乗らないと元が取れません。
勿論パワフルさなども理由ですが、この価格であればディーゼルのメリットが強くなると考え購入に至りました。
【総評】
各所でも言われるマツダコネクトのソフトウエア面での完成度の低さは悪い意味で日本的とも言えます。
頻繁に再起動を始めるマツダコネクト、オーディオが出力されない不具合、CarPlayがエラーで開始されなかったりと、9x系Windowsかと思う程度に不安定なソフトウエアは現代では他で出会えません。
Linuxカーネルを使っておいてこの不安定さは、正直信じられないです。
しかしながら、ハードウエア面は本当に上手く調整されているクルマだと思います。
それは基本設計の古さとトレードオフで、幾度ものマイナーチェンジでブラッシュアップされた結果でもあるでしょう。
勿論好みの問題もあるでしょうが、クルーズコントロールの車速調整も自然ですし、HUDの搭載など、乗り味の調整が非常にバランスよく、マツダは本当にドライバーのことを考えていると思います。
エクステリア・インテリアのデザインも完璧に近い。
クルマ全体での完成度は本当に素晴らしいです。
それにも関わらず「低価格なコンパクトカー」というカテゴリでまとめられがちなのは勿体無いと感じます。
そしてBセグメント車でディーゼルという強烈な個性が、今後新車という選択肢からは消えてしまったのは非常に残念です。
この貴重なディーゼル車、10年乗ります。
参考になった22人(再レビュー後:7人)
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル
2024年12月22日 22:23 [1915700-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 無評価 |
車検のため代車ととして借用しました。1.5LガソリンATでした。
【エクステリア】
マツダコネクト(?)のディスプレイの解像度に驚きました。
今時はこんなにきれいなのか?と子供とびっくり。
2年前に購入したスズキの軽のカーナビより映りがいい・・
コンパクトカーとは言えども、進化してます。
【インテリア】
旧デミオよりもいい感じに寄せてます。
【エンジン性能】
1.5Lというのはありますが、十分な加速性能です。アクセルのレスポンスもいい感じでした。
エンジンまだがんばってますよ!感じで他社とは異なりマツダさんのエンジンという印象です。
【走行性能】
ハイブリッド車とは違うエンジン車ならではのダイレクト感がよかった・・・
ATもCVTとは違い、滑らない感じが「走っている!」感が伝わります。
今回、たまたま雪道を走行しましたが、AWDが安定しており安心して走行できました。
【乗り心地】
1.5Lコンパクトカーとしては十分でした。
【燃費】
ハイブリッド車に比べれば劣りますが、ガソリン車としてみれば十分だと思います。
【価格】
代車のため評価できませんでした。
【総評】
普段はマツダ車に辛口な家族も今回は好評でした。
(雪道でも安心な点が好印象につながった感がありますが・・・)
ファミリーカーとしては、サイズ的に厳しいですが、夫婦だけなら十分候補になる印象です。
ハイブリッド車が主流になる今日この頃ですが、エンジン車としても伸びしろがあるぞとがんばってもらえると思います。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > 15C
2021年11月2日 14:07 [1513618-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
![]() |
||
---|---|---|
15Cタイムズ用 |
【エクステリア】定評あるスタイリッシュなデザイン
【インテリア】15Cタイムズ用バージョンなので、プラスチッキーで大変安っぽいです。スタートボタンが見にくい位置で目立たなく押しにくい
【エンジン性能】1.3より大分良いと思うがうるさい。最新高圧縮を知ると物足りない
【走行性能】このクラスでは良い方だ…軽快さよりどっしり感。クイクイ曲がり気持ち良いしATなので曖昧さが無い
【乗り心地】やはりボコボコ跳ねて嫌な感じ!慣れて疲れもしないからまだ救いか…ただし、レンタカースタッドレスでエア多い気もしない感じの車のコメントと言う事を含み置き下さい。
【燃費】山坂下道で16以上楽に走るから素晴らしい。軽並み
【価格】?
【総評】最新最高ランクの新古車がいいかな?
しかし視界が悪く狭いのは目をつぶらねば
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった9人
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > XD PROACTIVE S Package
よく投稿するカテゴリ
2021年9月5日 21:47 [1266157-5]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
購入後約2年の感じたこと
1年11か月で走行距離約68000キロ
オイル交換5000km順守 定期点検順守
交通事故1回
音響面)プロアクティブ以下のグレードの差(代車などで感じたこと)
音楽を聴くときの音響感じ方の差はすごく大きいです(安いモデルはペラペラ感がすごい)
燃費面)燃費は15インチタイヤなら22km/lはキープできますが16インチだと21km/l前後まで運転に仕方次第で落ちます(19KM/Lもなります)
乗り心地)16インチでは固い印象が強くちょっとした衝撃ですぐにドラレコが黄色になります
15インチだと燃費もよく柔らかい乗り心地で本来は15インチベースが王道かもしれません
ただ16インチでの高速の加速感や安定感は最高です
安全装置)今年5月に交通事故起こしました(対人.....シニアカー)下り坂で線路下の
トンネル内では
対人自動ブレーキやセンサーはまったく感知しません。期待していた機能ははいまいちです
高速道は)アンダースカートをおすすめします 110km/hを超えるとノーマル状態では
ふらつきすぎます
塗装面)マシーングレープレミアムメタリック✙MG-PREMIUMですが
やはり2年たっても購入時のままです。ある程度ここにお金をかけるのもよいかと...
マツコネ)使えば使うほど機能でやはりものたりません
冬場)1度だけ高速で側道の雪に突っ込みましたが二駆ですが無事に脱出
スタッドレスタイヤなら一応二駆でも十分なパワーです
内装シート)一日乗り降りが20回以上のため擦り切れを心配して
買って2か月で[DAMD]本革調シートカバー(タン)にしました
通常のシートだと繊維感が強く耐久性も弱いです。Lパケで革製もどきも試乗しましたが
弱そうだったので本革調のシートカバーにしました。耐久性は抜群で夏場は涼しく冬は少し
寒めですがシートヒータしても暑がりなのでちょうどよいです
色や質感は今までの車の歴代の中でも最高です
結論
事故はしましたが走行性能など
最高の環境や性能は与えてくれてますし車内環境も最高で安心ゆったりできます
95点/100満点です(5点マイナスは安全装備にやや不満)
家族4人とかならまた別の評価もあるかもしれません
参考になった47人(再レビュー後:24人)
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > XD PROACTIVE S Package
よく投稿するカテゴリ
2020年2月5日 01:14 [1298542-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
前はDJ5FS DEMIO XD L Packageに乗っていたのですが、いろいろなことが重なり買い換えることになりまして、このMAZDA2に乗車することに。生まれて初めての新車となりました。
MAZDA2が型番変わらずのマイナーチェンジモデルであるのに、何故敢えてこれを選択したかって、さすがに初版が出て結構な年数経過したので、技術的にだいぶ枯れてきた(つまりは安定した)という印象を抱いたからです。
【エクステリア】
少しスポーティさを減らして、その分ラグジュアリー感を増やしたような感じ。
個人的には少し(´・ω・`)とする感じではありますが、そこまで大きな変化はないかなぁと。
オプションでつけてもらったのがリヤカメラについた水滴をエアーで吹き飛ばす機能。これ結構重宝してます。
【インテリア】
以前がソウルプレミアムレッドの内装だったんですけど、今回はベーシックにネイビーベースのインテリアになってました。でもホールド性は変わらずで、安心して座れます。
また、シートヒーターが標準装備だったのが嬉しかったす。お尻と背中はいつもぽっかぽか。
【エンジン性能】
前のDEMIOもそうだったのですが、意外と初動時はドッカンターボで、発進時のアクセルの踏み込みは気をつけた方が良いかも。でもそこさえ注意すればぐいぐい引き上げてくれるトルク感のおかげで安心感が出ます。
サウンドスムーサーの効果なのか、以前のDEMIOよりは明らかにフィーリングがなめらかになってるなぁと思います。(何しろ前のDEMIOは初期型でしたけぇ・・)
唯一懸念してるのは、果たしてエンジンのインジェクターに発生しがちな問題は今後一切発生しないと言えるか?という奴で、昔からインジェクターの煤詰まりが問題になってまして、DPMモードが頻繁に発生する問題がよく起きてました。それが改善されてるかどうか・・は今後の見極めになると思います。
【走行性能】
足回りはタイヤ周りが少し変わったことから、全体的に柔らかになった感じです。とは言え、ロール紙まくりというわけでもなく、しっかり足回りを支えて走ってるなーと言う感じがして安心感は相変わらずあります。
【乗り心地】
ホイールが16インチから15インチになりましたが、逆にそのおかげで乗り心地は改善したように思います。
なめらかな走りが出来るので、安心して運転できるように思えます。
【燃費】
燃費は・・ちょっと運転の仕方が下手くそなのもあるのか、あるいは運転経路が短いのか、燃費は思ったほどよくありません。およそ15Km/L前後ぐらいです。ただ、意識してアクセルコントロールをすれば結構簡単に18Km/L-22Km/Lまで到達できます。
【価格】
少し高い・・かもしれません。コンパクトカーとしてみればなかなか強烈な値段じゃないかと思います。
逆に、エンジンのトルクや走りの質を見てみると、それなりの値段じゃないかという気もします。
【総評】
前のDEMIOもDE5FS DEMIOスポルトと比較して1段階大人になった・・・と評価していたのですが、今回のMAZDA2はさらに一段階大人になったように思えました。落ち着いた感じ。
かといって落ち着きすぎてるわけでもなく、ちょうど自分らの年代に合ってきたのかなー?みたいな感じがしました。
参考になった19人
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > 15S PROACTIVE S Package
よく投稿するカテゴリ
2019年10月8日 00:17 [1266156-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
15S Proactive S Packageを購入し、先週末納車、早速300キロほど郊外・山道・高速道路を運転しました。
なお前車はアクセラXDです。
マツダ2に決めるにあたって、マツダ3・ポロ・ルーテシア・C3・スイフト・フィットと比較検討しました。
【エクステリア】
アテンザがマツダ6になったとき同様、目に見えて変わったのはフロントグリルでしょう。
先代デミオよりも高級感が若干増した気がします。
それ以外では、フロント・リアのライトが第7世代系に近づいたような。
さすがに完全に一致しているわけではありませんが、緻密さを感じることができます。
購入した色はセラミックメタリックですが、場所や周りの明るさ暗さで表情を変える素晴らしい色使いです。
これがプラス料金なしというのがコスパ高い。
ネットやカタログの写真ではこの色の威力を感じづらいので、モーターショーやディーラーで現物を確認してみることをオススメします。
刺さる人には刺さる色です。
【インテリア】
内装は大まかにはほとんどデミオと同じですが、ドアスイッチ周辺のパネルが光沢のあるピアノプラックではなく、ひし形の格子柄となっていたり(=傷が目立ちにくい!)、
ドアノブまわりが手触りのよいファブリックになっていたりと細かいところに上質感が感じられる部分があります。
ただ、(わたしは気にしませんが)ドアノブ周りののファブリックの上、窓ガラスに近いところやダッシュがハードプラで人によっては「うーん」という感じるかもしれません。
【エンジン性能】
XDからの乗り換えのため、ガソリン1.5でかなり我慢を強いられると予想していましたが、郊外路や高速道路では車格相応のパワーとトルク感です。
XDと比べるとむしろリニア感(アクセル踏力にシンクロしたトルクとパワー)があって運転しやすいです。
ただし、これが山道に入ると一変して、深刻なトルク不足を感じることになります。
快適に走るにはトルクバンドを外さないようにパドルシフトで積極的にギア選択をして、それなりに頭を使う必要があります。
もっとも、普通にのんびり走るにはノーマルモードでも問題ないと思いますが。
シフトチェンジ考えるのがめんどくさいよという人はスポーツモードをどうぞ。
こういった部分、運転者のスキルを求められているようで私は逆にそそります。
人によってはこれをパワートレインの力量不足と評される部分になるかもしれません。
自分にとって許せるフィーリングかどうか判断するために、試乗コースにアップダウンがあるディーラーでの試乗を推奨します。
予算が許せば、XDの検討も一考の価値ありです。
【走行性能】
アクセラXDから300キロ近く車重が軽くなっているので、身のこなしがとにかく軽い。そりゃそうだ。
走る・曲がる・止まるが不安感なく意のままにできると運転が楽しくなるというのがよく分かります。
あとは全車速対応のACCがついたことが、長距離ドライブを快適にしてくれます。
自動パーキングブレーキが未搭載のため、完全停止には運転者のブレーキ操作が必要であることに注意です。
ただし、ホイールベースが短いからか、直進安定性に不安があります。
高速道路をなんともなしに直進していると、どうもハンドルのセンターがピシッと決まらない。
前車のアクセラは速く走れば走るほど、どんどんパシッとまっすぐ走るようになっていったのに、前車のアクセラXDになかったGVC+が
搭載されているにも関わらずコレとは不思議なもんです。
こんなことを言っていますが、ほかのコンパクトカーと比較するとポロを除いて総合的にはトップクラスの繰安性だと思います。
ダウンサイズを考えている方はある程度の割り切りが必要だと覚悟をしておいたほうがイイですが、
ダウンサイズにあたってショック感の少ない乗り換えができると思います。
【乗り心地】
エンジン音に対する静粛性が感動的。
マツダ2に代替わりするタイミングでフロントに遮音ガラスを使用する等、NVH対策にこだわったとのことでしたが、効果は確実に現れています。
デミオ最終版と比べても明らかに静かです。
これは高速でも郊外路でも同様で、巡行速度でエンジンのうるささや振動を感じることはまずないです。
かといって完全にフタをされているというわけではなく、回せば嫌にならないレベルで仕事してる感あるエンジン音が遠くに聞こえてきます。
このあたりの音の味付けはマツダ3に近く、上質感を感じます。
あとは段差乗り越え時の跳ね上げ感とロードノイズの大きさがマツダ3同様にやや強く感じられます。
【燃費】
山道でスポーツモードを多用したり、上りや加速で積極的にシフトダウンして、メーター読みで約15キロでした。
起伏がない道をジェントルに走れば、より高みを目指せそうな気がします。
【価格】
車自体の質感や装備面で、競合させた他車と比べてコストパフォーマンスが一番よいと思います。
値引きが渋すぎでしたが(下取りでようやくプラス10万されたようなレベルだったような…)、初めから底値勝負をしている感があり、好感が持てます。
ト○タやV×のような値引き前提の値付けか、それともか、を比べると、わたしは後者がすきですので問題ないです。
マツダの他車同様、マイナーチェンジで装備が充実した分、値段が相応に上がっています。
デミオからの乗り換えを検討している方はお財布に多めにお金を入れておいたほうがよいと思います。
【総評】
悪いことをいくつか書きましたが、それはあくまで厳しい見方で、総合的には申し分ないクオリティです。
外車と比較しても遜色ないレベルをこの値段でやってくるマツダの仕事に感動です。
日本車にはまだまだ伸びしろがあると感じさせてくれる、そんな隠れた名車だと思います。
もちろんマツダ2自体にもまだまだ伸びしろがあるでしょうし、それはこれから年次改良で徐々に上乗せされていくことでしょう。
つたないレビューでしたが、参考としていただけると幸いでございます。
参考になった89人
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > XD L Package
2019年9月27日 22:52 [1262799-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
「デミオ」からフロントやリアのデザインが大きく変更され、かなり質感が高くなった印象です。
フロントは「MAZDA6(マツダ6)」にそっくりのデザインで、艶の有るメッシュやメッキ加飾などが施されています。リアもヘッドライトが細くなり、バンパー部分が小さくなっています。ただ、リアバンパーやセンターピラーの塗装はされていません。
比較的、質感が高いコンパクトカーでしたが、より上位モデルに近づいた印象です。
【インテリア】
ドアアームレストに合成皮革を採用するなど、「デミオ」よりインテリアの質感も向上されています。
他社コンパクトカーと比較すると圧倒的に質感が高いのが印象的です。ただ、エアコンの操作パネルや中央のカップホルダー部については廉価な印象を受けました。他社コンパクトカーよりマシではありますが、インパネなどの質感が高い分残念でした。
「MAZDA3(マツダ3)」と比べると、センターディスプレイが7インチと小さく画質も劣る点、アクティブ・ドライビング・ディスプレイがフロントガラス照射タイプてはないため若干見にくい点は少し気になりました。特に気になるのは「MAZDA2(マツダ2)」に改良されたタイミングで「電動パーキングブレーキ」と「オートホールド」が採用されなかった点です。
後部座席については、ボディサイズを考えると広く感じました。Cセグメントである「MAZDA3(マツダ3)」と同等レベルか室内高が少し高い分広くさえ感じました。ただ、ラゲッジスペースはやはり狭く、段差ができてしまうのも気になります。
車内の広さや使い勝手については、他社コンパクトカーに劣るかと思います。
【エンジン性能】
ガソリン車とディーゼル車ともに試乗させてもらいました。
ガソリン車は、1,000kg程度と軽い車両重量には十分なパワーで、街乗りでパワー不足を感じることはないと思います。国産車に多いCVTより6速ATの方が個人的には好印象です。
ディーゼル車は、ガソリン車なら確実に3,000回転ほどいく急な上り坂でも、2,000回転程度で登れる力強い加速力がありました。パワー的には「MAZDA3(マツダ3)」の1.8Lディーゼル車とあまり変わりませんが、300kg程度車両重量が軽いこともあり、「MAZDA3(マツダ3」以上にその魅力が感じられます。
好みはあると思いますが、個人的にはディーゼル車の方が好印象です。
【走行性能】
「デミオ」に搭載されていた「G-ベクタリング コントロール」は「G-ベクタリング コントロール プラス」にバージョンアップされ、走行安定性や旋回性能の高さを感じました。
【乗り心地】
路面の凹凸による突き上げなどは多少感じましたが、「G-ベクタリング コントロール プラス」のおかげか、ブレーキを踏んだ際に発生する前後のGや、カーブ時に発生する横Gを感じにくく、頭が振られない(揺れない)ため、乗り心地が良く、酔いにくい印象です。シートの座り心地も良く、後部座席に座った家族にも好印象でした。
静粛性についても、「デミオ」から強化されている様で、他社コンパクトカーよりもかなり静かな印象です。
【燃費】
1.5Lガソリン車の実燃費は14.5km/L前後、1.5Lディーゼル車の実燃費は19.0km/L前後です。トップクラスの燃費性能です。
※実燃費は季節や使用環境により異なると思います。
燃費性能差と燃料代の安さを考慮すると、年間走行距離が5千km以上で10年間使用すれば車両本体価格差は埋まるものかと思います。
【価格】
価格は、オプションや諸費用を加えて「15S PROACTIVE S Package」が約235万円、「XD PROACTIVE S Package」が約250万円でした。
値引きはほとんど期待できない(5万円程度)という話でした。
燃費性能差や価格差を考えても、個人的にはディーゼル車の方が好印象です。
【総評】
「MAZDA2(マツダ2)」は、他社コンパクトカーよりも質感が圧倒的に高いだけでなく、安全性能も圧倒的に高くなっています。
夜間歩行者も検知する自動ブレーキや後退時自動ブレーキ、全車速追従機能付きACCや「レーンキープ・アシスト・システム」などを搭載しているだけでなく、「アダプティブ・LED・ヘッドライト」や「リア・クロス・トラフィック・アラート」、自動防眩ルームミラーなど、他社ではCセグメントクラスの車に搭載される様な装備も設定されており、サイドエアバッグやカーテンエアバッグも全車標準装備です。
「MAZDA3(マツダ3)」と比較しても、自転車検知機能付きの自動ブレーキ、後進時左右接近物に対する自動ブレーキ、「クルージング&トラフィック・サポート」、「前側方接近車両検知(FCTA)」、「ドライバー・モニタリング」がない程度です。
そのため、安全性能でコンパクトカーを選ぶなら「MAZDA2(マツダ2)」はおすすめであると考えます。他社コンパクトカーと比較すると、車内の広さや加速性能くらいしか欠点がありません。
※安全装備、その他項目の比較は、以下のサイトを参考にしました。
https://bluesky-sheep.com/new-mazda2-mazda3-2019
https://bluesky-sheep.com/mazda2-modelchange-2019
- 比較製品
- マツダ > MAZDA3 ファストバック 2019年モデル
- マツダ > デミオ 2014年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > マツダ > MAZDA2 2019年モデル > XD L Package
2019年9月20日 08:08 [1260692-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
現在、2年半前に新車で購入したデミオ XD Touring L Packageに
乗っていますが、ディーラーより連絡があり試乗する機会がありました。
試乗車もXD Touring L Packageだったので比較はし易いかと思います。
実車を見て、乗って
?ラジエターグリルはマツダ3に倣って高級感がある
?フォグランプはなくなったがシンプルなフェイスになった
?アルミホイールも新しいデザインになったが好みは分かれる
?フロント及びリアバンパーにメッキのバーのアクセントがあるが締まって見える
?ヘッドライト及びリアランプとも微妙にリフレッシュされている
?ルームミラーが自動防眩になったため後ろにコードが付いている
?WVGAセンターディスプレイは相変わらず7インチのままは残念
?ステアリングヒーターは寒い冬には嬉しいかも
?AppleCarPlayとAndroidAutoが追加されたがスマホと接続で使い勝手は?
?試乗車にはオプションの360°ビューモニターが付いていた、流行か?
?セールスの話では静粛性が増したとのことだったが実感できなかった
?乗り心地や加速感なども変わらず好ましい感じ
?一番変わったと感じたのはステアリングのフィーリングで、私の車の
ニュートラルな感じに比べてコーナリング後主張してくる、しっかり感あり
ということで、MAZDA2 2019年モデルの印象は好ましいものでした。
乗り換え希望だったら即購入すると思うほどでした。
私の場合、次期MAZDA2のレンジエクステンダーを期待していますので、
もう少し待ちたいと思います。
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MAZDA2の中古車 (1,235物件)
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- 支払総額
- 161.9万円
- 車両価格
- 146.9万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.5万km
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- 支払総額
- 163.0万円
- 車両価格
- 148.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.9万km
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- 支払総額
- 171.0万円
- 車両価格
- 156.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.4万km