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『トール/ルーミーより優秀かも?』 ダイハツ タントカスタム 2019年モデル ヒラミーさんのレビュー・評価
タントカスタムの新車
新車価格: 183〜210 万円 2019年7月9日発売
中古車価格: 69〜270 万円 (4,749物件) タントカスタム 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ダイハツ > タントカスタム 2019年モデル > RS
2023年5月25日 00:35 [1717679-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
フロント |
リヤ |
サイドビュー |
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|
ミラクルオープンドア |
インテリア |
久し振りの軽自動車のレビューですが、今回は家の近くに偶然あったタントカスタムに乗ってみることにしました。
*以前全く同じ内容でレビューしたのですが、年式を間違ってレビューしてしまっていたので、アップし直しました。
dカーシェアでトヨタシェアの個体をお借りしました。走行距離8000km台のRSでした。
【エクステリア】
メッキパーツこそ目立つが、他メーカーのカスタムと違うのは、顔があまりオラついていないこと。ルームミラーで後ろに映るクルマの顔に威圧感があるのとないのとではやはり心象も違うと思う。その点でこの顔は○だ。逆に今のモデルの顔はトール/ルーミー(トヨタ)みたいなゴテゴテ顔になってしまって残念でならない。
【インテリア】
狭いリッターカーと比べたらこれで十分ではと思うぐらいの広さを感じる。天井も高く、乗り降りにも不自由はない。そして、タントのウリといえば左側がピラーレスになったミラクルオープンドアによって生まれる大開口部。これにはビックリした。
後席の居住性だが、これだけ広ければヤリスみたいに狭いリッターカーなど要らない。シートを畳めば大きなトランクになるし、前席のシートはフルリクライニングできるので、車中泊も出来るかも。
インテリアのつくりとしてはやはりプラスチックパーツの割合が多く、安っぽさは否めない。合皮やピアノブラックなどで加飾こそしているものの、それも部分的に変な模様があったりして僕はあまり好きではない。ただ、もっと心配なのはカスタムグレードでこれということは、グレードが下になるとどうなることやら…。
シートは革とファブリックの合わせ物。身体のフィットする部分がファブリックになっているのでカタさこそないが、サポートはほぼないし座面はへなへななので良くはない。
その他だが、メーターはスピード表示が大きな数字のデジタル表示で見やすい。オートエアコンやスイッチ類の配置、シフトレバーの節度感なども良いし、肘掛けが運転席だけでなく助手席にもあるのはもっと良い。ただ、ステアリングの安っぽさとダイハツ謹製の戻るウィンカー(電子音とともに)はいただけない。
【エンジン性能】
このクルマに搭載されているエンジンのNAは以前ウェイクに乗った時に体感しており、随分とかったるい印象だった。しかし、今回のはターボ。やはり違う。軽快で速い。交差点やカーブなどからの加速で踏んだ時、2000回転辺りのトルクがもう少し欲しいところだが、全然十分な加速はしてくれる。トール?ルーミー?何それ?美味しいの?
音や振動も気になるところだが、これは1500回転ぐらいで流してる時はあまり気にならない。ただ、加速する為に踏むと、振動が小刻みにくるし、音も気になる。ライバルのN-BOXは音も振動も上手く抑える工夫がされていたので、ここはダイハツも見習って欲しいところだ。
CVTは少しムラのある制御という印象で、加速時などにややカクついたりショックのある場面があり、この辺りはトヨタのような滑らかなフィーリングが欲しいと思った。
【走行性能】
まず感じたのは、ボディがしっかりしていたことだ。このタントには、ダイハツがDNGAと呼ぶ新しいプラットフォームが使われており、全体的にしっかりしていて、ヨレる感じはなかった。
対するトール/ルーミーは、これよりかなり古いプラットフォームを無理やり拡張して使っている為、剛性がないと言われるのも仕方がないことか。コストダウンの為とはいえ、少々可哀想にも思える。
サスペンションだが、これは少し首を傾げる。ボディと違って剛性がない。サスそのものもそうだし、取り付けの剛性もヨワい。サスが動いている時にホイールが動いているのが分かる。
サスの運動性能だが、ロールは大きい。その為、カーブではアンダー気味だが、スタビライザーが効いており、ある程度粘ってくれる。ピッチング方向の動きも抑えられており、不快な感じはしない。ただ、ダンパーが合っていないのか、凹凸を乗り越えた際に衝撃が伝わりやすく、それも残る傾向がある。
ステアリングは軽く、センター付近がなくてフラフラするし、伝わる情報も少ないのでタイヤの接地感が掴みにくい。ステアリングの大きさや握りは女性やお年寄りの方が運転するのにも良いと思う。
ブレーキだが、踏力に対する効きは特に不足は感じないし、コントロール性において急に変化することもないので十分だと思う。もう少しキャパがあってもいいかもしれないが。
【乗り心地】
路面の良いところでは決して悪くない。ただ、路面が荒れてくると途端にゴツゴツ感に襲われる。フロントもリヤも突き上げるような感覚があり、ボディ全体が震えるように振動することもある。これはお世辞にもいいとは言えない。
【燃費】
今回のドライブは短時間だったので無評価。ちなみに、メーターの示す平均燃費は15km/Lだった。
【価格】
現行のトール顔でないこのモデルを探すなら中古車となるが、比較的新しい個体が多いはずなので、納得のいくクルマ選びができると思う。ただ、選ぶ際はダイハツなどのメーカー公式の中古車を選んだり、現車確認などをしっかりされたい。
【総評】
今回乗って思ったことだが、軽スーパーハイトワゴンとはスゴい。僕は一部の普通車を選ぶならこっちを選ぶ。今回、同じダイハツの比較対象として普通車のトール/ルーミー(トヨタ)を挙げた。あれも確かに広いのだが、1Lで非力なエンジンに対してクルマが重い。だから燃費も悪いし、おまけに運動性能も良くないときてる。
それなら税制面でも有利な軽のタントの方がずっといいと思う。性能面でも上だし、後席の真ん中が座れなくても、街乗りとたまの遠出ぐらいなら4人が充分幸せになれるだろう。それに現行のトール顔がイヤな人もいるはず。そんな人にも旧型のこれをオススメしたい。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった3人
「タントカスタム 2019年モデル」の新着レビュー
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| 2024年4月22日 00:52 | ||
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