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プジョー 508SW 2019年モデルレビュー・評価
508SWの新車
新車価格: 450〜773 万円 2019年6月27日発売〜2024年4月販売終了
中古車価格: 134〜442 万円 (33物件) 508SW 2019年モデルの中古車を見る
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選択中のモデル:508SW 2019年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| GT | 2022年10月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GT BlueHDi | 2021年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GT BlueHDi | 2019年6月27日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| GT Line | 2020年8月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GT Line | 2019年6月27日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| GT Line Premium Leather Edition | 2020年10月16日 | 特別仕様車 | 2人 |
- 2 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.56 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.33 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.66 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
3.79 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.79 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.18 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.43 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT BlueHDi
2024年4月20日 19:17 [1358897-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
2024.4追記
このクルマも、点検の代車で一日乗りました。
車高がイマドキ1420mmしかなく座面が低いので、何か潜り込むように座るのも微妙です。
確かにカッコ良くて美しいスーションワゴンです。しかし、美しさを得るためにこの車高にしたわけではないと考えますが、荷室スぺースなども考慮したら初代と同じく1480mmにしてデザイン力で美しく見せてほしかったですね。車高が下がった理由はわかりませんが、ユーティリティーも犠牲にしてでは安直すぎますね。
【エクステリア】
最近のDセグメントの流行に倣い車高が低めですが、フロントのライオンの牙のようなデイライトもプジョーが造るとカッコよく、見た目だけでも買えるくらいスタイルの良さは流石デザイン重視のフランス車ですが、スポーティに見せるためにパサートより車高を10cmも低くするのは感心しませんね。
ただしデザインそのものは、VWらしい直線基調でメリハリの無い、パサートあたりと比較するとデザイン力の差がハッキリしますが、車高が10cm低く積載性ではパサートに勝てません。
【インテリア】
デザインを重視してもキャビンやトランクの空間もしっかりと確保するのはフランス車の合理性です。ワゴンの場合は、185cm程度の背の高いパッセンジャーがサンルーフ付きのモデルに乗ってもなんとか天井には干渉しない天井高は確保しましたが、ヘッドクリアランスに余裕もほしいしもう5から10cm車高があっても良いと感じます。
【エンジン性能】
2Lのディーゼルターボの試乗車は8ATでローギヤこそ2000回転くらいで2速にシフトしますが、そこから上は1500回転くらいでパドルシフトにてシフトアップ可能で、1000〜1500回転の低回転域も十分なトルクで実用になります。
【走行性能】
プジョーのC、Dセグメント用プラットフォームのEMP2を使い、ディーゼルの400Nのトルクに負けることなく、1600kgを超えるボディを緩急自在に加速させます。
常識的な速度範囲では限界などまったく見えずに終始安定した走りを見せました。
【乗り心地】
固めですが良い乗り心地です。
【燃費】
オートマチックも安心感のあるアイシン製の8ATは80km/hあたりから8速に入り、8速1500回転で約100km/hと高速燃費は良さそうです。
【価格】
内容にしては安めの価格です。
【総評】
イマイチな感じの先代508に対して、このモデルは車高を90年代なら一般的な142cmに落として、ローアンドワイドなデザインを構成しました。
プジョーのデザイン力量からすれば、142cmも車高があるのに130cm位しか車高が無いように感じるデザイン力を評価してほしいのかもしれませんが、5cmほど車高を上げて室内のヘッドクリアランスも確保しつつ、ローアンドワイドに見えて走りも遜色ないクルマにしてほしいところでした。
3008の車高であれだけしなやかな足廻りにして走るクルマの作れる技術があるならば、高いデザイン力をもって低く見せかけて、スポーツ車並みに走り、室内は広いというクルマを期待したいですね。
SUVとは違う、ステーションワゴンの適度な閉所感がお好みなら、格安で装備も充実したDセグメントワゴンとしてオススメです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT
よく投稿するカテゴリ
2023年8月10日 04:06 [1746224-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
プジョー5008の18年式からの乗り換えになります。
内装が5008と比べると地味で遊び心が無いが、フロントシートが助手席側も電動シートでマッサージ機能まで付いていたので、さすがフラッグシップモデルだけの事はあると感じた。
内装が地味に感じたのは青色のイルミネーション。
508は、フロントドアとドリンクホルダー、それと携帯電話を置く所しかない。
せめて、本国と同様にフロント周りも光らせて欲しかった。
ウェルカムライトは足元を照らすだけでプジョーのロゴが無い。
5008と同じエンジンとミッションなのに、登坂時にパワー感が細く感じるが乗り心地は最高。
純正オーディオのフォーカルは純正なのに音が良い。BMW G29Z4の純正オプションのハーマンカードンと比べても、比べ物にならない位音が良い事には驚いた。
価格については、価格改定がありすぎてどんどん割高になっている所が残念でならないが、運転支援もしっかりしているので概ね満足してます。
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT Line Premium Leather Edition
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- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2022年7月26日 10:55 [1603203-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
前車スバルWRX(VA)含めこれまでは所謂スポ車と呼ばれるような走り重視の車選びをしていましたが、年齢的にも・仕事の役職的にもそろそろ少し落ち着いた車を探していた所、この車に出会いほぼ一目ぼれの様な感じで購入しました。納車後数か月したのでファーストインプレッションとしてレビューいたします。
【エクステリア】
同価格帯のステーションワゴンの中でもデザイン的にはトップクラスでは無いでしょうか。私個人は見た目に一目ぼれして購入した人間なので贔屓目が有るかと思いますが、周りからの評価も良好、人によってはDセグ以上の評価をしてもらっています。
(気になる点)ボディーカラーが白の為目立つのか、独特のデザインの為なのか、特定の部分(特にリアハッチ周り)に汚れが貯まりやすい気がします。スポンジで洗っても綺麗になりにくいので洗車機ではちゃんと落とせないと思います。
また、全体的に塗装がイマイチ(洗車の時に近くで見ないと分からないレベルでは有るのですが)現状、納車時ディラーがサービスで施工してくれた簡易コーティングのみの状態ですので、ちゃんとした業者にコーティング頼めばもう少し見た目マシになるでしょうか。
【インテリア】
レザーシートは座り心地も良く、またマッサージ機能が付いているのもちょっとしたプラス点です。(おかげで助手席は妻の指定席になりました。)
ナビ周り、センターコンソールなどはプラスチック感が強すぎて高級感という意味ではイマイチかもしれません。(某ドイツ車のゲームPCみたいなデザインよりはマシだと思いますが)
触る所触る所いちいち指紋が付きやすいのはマイナスです、マイクロファイバー布を常備してください。
【エンジン性能】
1.6Lガソリンエンジン+過給機で180psほど確保していますので、過不足無しって所ですかね。一般道だろうが、高速道路だろうが4人乗車でもちょっとアクセル踏んでやればアッという間に法定速度位までは加速しますよ。
信号青からのスタートダッシュで隣の車に負けたくない、高速道路で自分の前を車が走っているのは気に入らない、という人には力不足に感じるかもしれませんが、そんな人の選ぶ車じゃないですしね。(前車で300psほど出力の有る車に乗っていた自分が言って良いのかわかりませんが)
【走行性能】
今まで乗ってきたスポ車の足回り、何なら妻の買い物車のドイツエントリー車よりも足回りは柔らかめの設定ですが、一部の人の書いているような「ふにゃふにゃ」感は感じません。自分の中でふにゃふにゃ、ってのはちょっと段差超えた後に上下(または左右)に運転席が揺れるような挙動ですが、この車は「段差を超えたな」と感じた後、何事も無かったかの様に走行するので「しなやか」とか「路面を上手くいなす」という表現の方が正しいと思います。
接地感やロードインフォメーションが希薄という意味ではその通りだと思います。
長4790x幅1860と決して小さくないボディサイズに加え、目線はやや低め、窓もサイドミラーも小さめ、と見切りの良い方では無いので狭い道(旧街道、古い町並みがそのまま残っている地区在住なので)を走る時は少し気を使いますが、そこそこ小回りは効くので慣れてしまえば何とかなります。
多用する訳ではありませんが、パドルシフトが連続操作を受け付け無いのが少し使い勝手が悪い気はします。(5から3速に落としたい時にカチ・カチで3速にはならず、4速にした後ワンテンポ間が必要)
【乗り心地】
先ほども書いた通り、接地感、ロードインフォメーションが希薄という意味では、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、同乗者からは概ね好評です。まあ、前者が事あるごとにゴッツンゴッツン言うような車だったのも有るでしょうが。。。
見た目の長さ程居住空間は広くは無いとは思いますが4人までなら何の不自由もなく使えるでしょう。ラッゲジスペースが広いので荷物が多くても安心です。
【燃費】
街乗り10km/L、遠乗り12km/L位ですかね、今までもっと燃費の悪い車しか乗っていないので特に気になりません。
【価格】
新車の納期が気が遠くなるような時期だったので、数か月落ちの所謂ディーラー登録未使用車を購入したため400万円台で購入でした。600万払って買うか?と言われるとちょっと迷いますね。また数か月落ちで100万単位で安くなる車だという事は理解して買う必要が有るかと思います。私はリセールは気にしない人間ですが。
【総評】
何といっても見た目で買う車でしょうね、だからと言って走行性能がどうしようも無いかと言われればそんな事はなく、こちらの面でも概ね満足しています。この先5年なのか7年なのかはわかりませんが、暫く相棒として頑張ってもらいたいと思います。
内装のプラスチック感だったり、細かいつくりの雑さ、特にナビ含めたセンタークラスターの操作性の悪さは改善の余地が大いにあるかと思います。
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT Line Premium Leather Edition
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2022年7月24日 02:18 [1602649-1]
| 満足度 | 1 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 1 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
GTライン(ガソリンエンジン)の1年走行のレビューです
【エクステリア】
スタイリッシュで、希少性も高く、目を惹くデザインです。
外観重視の方はこれだけでも購入価値はあります。
【インテリア】
・レザーシートが秀逸です。表面は柔らかく、且つしっかり姿勢をサポートしてくれます。
・i-Cockpitのメーター視認性、小径ハンドルは慣れれば見やすいです。
・ナビ含め液晶表示は内容・画質とも10年前の日本車に劣ります。
・内装真っ黒です。外の明るさとの差が大きく、夜間車のライトに眩しさを感じる方は注意が必要。
・エアコン操作不備、画面のブラックアウト、すべてのキーが操作不可となることがありますが、仕様です。エンジン切って5分まてば復活します。これが許容できない方はやめたほうがよいです。
【エンジン性能】
・必要最低限です。合流時の加速はノーマルモードだと加速不足を感じます。
・燃費に設定を振ってるせいで、走行出だしは遅く、他の車に置いて行かれます。
・スポーツモードでは平均レベルの加速性能となりますが、2500〜3000回転を維持しようとするので、頑張って走りたい時以外は使いづらいです。
【走行性能】
・直進安定性は悪くないですが、アテンザより劣ります。
・足回りはノーマルモードでふわふわです。浮遊感があり気持ち悪い。
マツダ6やレヴォーグと比較検討される方はやめたほうがよいです。
・スポーツモードにすると路面振動を拾うようになり浮遊感は和らぎますが、結局低周波の振動は1回では吸収せず、2回以上バウンドします。猫足がこういう思想なんだと思います。
・ディーゼルのほうはガソリンより足がしっかりしており、ふわふわ感が少ないです。
・減速時の1,2速のAT作りこみが粗く、MTで例えるとクラッチが離れたように速度が速くなったり、クラッチが繋がったように速度が遅くなったり、のような意図しない加減速を感じます。燃費に振ったエンジン適合もあわせて、低速ではキビキビ走れません。たるいです。
・サスのストロークが深く、ワインディングでは結構ロールしますが、挙動は安定してます。
・youtubeでガソリンのほうがコーナーで頭がスムーズに入るとのコメントが多いですが、攻めないと差を感じません。
・エンジントルクや、AT変速のスムーズさ、足回りのしっかり感で、全てディーゼルのほうが良いです。自分も故障時時の代車でディーゼルに乗って実感しました。街中を少し試乗するぐらいでは気づけず、後悔してます。
【乗り心地】
・しなやかに、そこそこキビキビ走行したい方には不向きです。出だしがたるく、浮遊感が強いです。
・フットワークを気にしない方であれば疲れにくくもあり、コスト以上の価値があると思います。
【燃費】
街乗り10〜12。良いですが、出力を抑えて燃費に振ってるだけなので、当然。
【価格】
高い。大幅値引きで視野に入る程度
【総評】
・1年落ち1万kmで買い取り価格が新車価格の40%になります。乗りつぶす覚悟がない場合はやめたほうが良いです。
・そこそこ走行性能にこだわる方はやめたほうがよいです。
・細かい異常を気にされる方、日本車の品質と比較される方はやめたほうがよいです。
・外観重視、それ以外は許容できる方にはおすすめです。
ネガティブな感想になってしまいましたが、期待が大きかったゆえのものです。
また、購入検討される方の一助になればと思います。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2021年6月
- 購入地域
- 山梨県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT BlueHDi
2022年1月20日 15:00 [1541414-1]
| 満足度 | 1 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
スタイリッシュで好み
【インテリア】
シートはデザイン・座り心地共に満点
デザインは悪くないが質感がチープ
特にメーター周りが酷い
樹脂パーツの軋みが酷い
サンルーフ付けると天井に出っ張りがあるのは(ー)
【エンジン性能】
今時のディーゼルの割に音や振動が酷い
【走行性能】
思ったほど加速しない
ボディー剛性が悪いように感じた
【乗り心地】
カメラが路面の状況を読み取りサスセッティングを変化させている様だが私には分からなかった
【価格】
値引きが有れば妥当
【総評】
ガソリンであればもう少し良いのかも?(ディーゼルはおすすめしません)
シートは同価格帯の中ではダントツに良い
辛口なコメントとなってしまったのはその分期待が大きかったからです
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT Line
2021年2月14日 14:26 [1421526-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
ショッピングセンターの駐車場でこのクルマを偶然見かけて、あまりのスタリッシュさに驚き、これはノーマークだった!とこれだけの理由で試乗に行きました。
リアビューからサイドビューにかけては本当に美しく、かつほとんど市中で見かけないというオリジナリティだけでこのクルマを買う価値はあるかもと思いました。
ただ、実際ディーラーでじっくり見てみると、フロントフェイスだけが全体のフォルムに比してかなりアグレッシブなため、やや整合性が取れていない印象。
70年代の504あたりをモチーフにしたのかな?と悪くはないのですが、ピニンファリーナを想起させるというよりはかなりアメリカンで私にはカマロあたりに見えてしまいます。
ここがもっとフレンチテイストだったらそれこそもうこのエクステリアだけで買う価値は充分ありますね。
【インテリア】
インテリアも他にはないオリジナリティに溢れています。
シトロエンとはまた違う独特な世界が広がっており、異国情緒たっぷりです。
メーターパネルが小径ハンドルの上に覗く位置関係も独特。
ただ、私のポジションではどうしてもハンドル上端でメーターパネルが隠れてしまい、見るのに苦労しました。
ちゃんと見える位置までハンドルを下げると結構太ももに近いところまで来るので回しにくいし、乗り降りの際も気を遣いそうです。
ここはオーナーがプジョーの哲学に習ってドラポジを合わせる必要がありそうです。
【エンジン性能】
決して小さくないこのクルマを1.6リッターターボエンジンが引っ張るのですが力不足は感じません。
ただ力強さも感じません。
ドライブモードをスポーツにするとエンジン回転を高めにキープしてアクセルワークに即反応しようとするのでスポーティに走りたいという方の要求もある程度は充足しますが、ま、このクルマの性格からして穏やかに過不足なく走るという乗り方がぴったりですのでエンジンを唸らせて走るスポーツモードの設定はややクルマの性格にそぐわないかも知れません。
【走行性能】
アクティブサスペンション装備でドライブモード変更により特性を変えられるようですが、営業マンによると、4つあるドライブモードの内、エコ/コンフォート/ノーマルは同じでスポーツだけが引き締まる設定とのこと。
ドライブモードはサスペンションに加え、ステアリング、ATシフト、アクセルレスポンス、エコドライブ機能などを制御するそうですが、スポーツモードは街乗りにはやや固く、かつ、前述の通り、エンジン回転数が高めにキープされてしまうのでワインディング走行を愉しむ方以外、このモードに相応しいシチュエーションを思い付きませんでした。
ちなみにこのクルマのトランスミッションはアイシン製の8ATで、これは非常に良い仕事をします。
いつ変速したのかほとんど分からず、定評あるBMWの8ATに肩を並べるほどスムーズでした。
【乗り心地】
いわゆる「猫足」と言われる伝統の足回りですが、正直、短い試乗だけではこのクルマの乗り心地が他の高級車よりも飛び抜けて良いとか、すごく独特であるという印象を得られませんでした(汗)
例えば、新型ISの脚はしっかりしたレスポンスがあるにもかかわらず、大変しっとりしており、ものすごくいいクルマに乗ってる感が半端無いわけですが、ISと比べるとそこまでしっとりしているとは感じられず、路面からのインフォメーションももっと希薄でなんだか知らないうちに凹凸をやり過ごしているような不思議な印象…あ、これを猫足というのか!?
ま、とにかく新しい3シリーズの方が固い、これだけは明白です。
【静粛性】
ものすごく高い気密性を感じたかと言われるとそうでもないのですが、特にエンジンノイズはほとんど聞こえず、振動も抑えられていて高級感は充分です。
【総評】
昔、所有していたスバルレガシィツーリングワゴン(BP5)以来、久しぶりにサッシュレスドアのクルマ(日本車にはもうほとんどありませんね)に乗りました。
とても新鮮でしたが、サッシュレスドアは剛性など不利と言われる構造ですし、元々フランス車はシトロエンも含め、剛性二の次的なクルマづくりが伝統でしたのでそのあたりはどうなのかな?と気にして試乗しておりましたが杞憂に終わりました。
ドイツ勢やレクサス、VOLVO並みのガッチリ感までは行きませんが、必要充分な気密性も感じましたし、ふわふわするような不安定感はもはや皆無でした。
オーナー様の書き込みを見ると、ナビの出来やコネクト関連にまだまだこなれていない部分があるようです(この辺りがまだ発展途上)が、ADAS系に関してはかなり最新の物が搭載されており「フランス車だから」とか「プジョーだから」と心配することはなさそうです。
とにかく他にはないこの美しいスタイルは近くで確認する価値は充分あり、このスタイルに惚れてしまえば多少のあばたもエクボです。
私同様、プジョーがノーマークの方で、かつ街中でのオリジナリティに優越を感じる方は是非一度試乗をお勧めいたします。
長文失礼いたしましたm(_ _)m
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT BlueHDi
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2020年7月9日 22:18 [1346109-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】非の打ち所がないですね!!本当は赤、もしくは白が欲しかったのだが、在庫が殆どないということで、ダークブルーにした。少し地味かな??しかし濃い色系は汚れが見だちますね・・・・。
【インテリア】内装もいい感じだ。Aピラーが太く、見にくい。
不満なところは、前に乗ってた308GTIもそうだったが、システムとカーナビとの相性が悪い。前のパナソニック現在のカロッツェリアも同じ。カーナビの案内があると音楽、ラジオの音声がブチ切れる。本国の仕様みたくシステムに組み込ませるかしてほしい。
また本国では10インチモニターだが、日本仕様は8インチ。いかがなものか・・・・・・。
それとAppleCarPlay、Android autoを運転席モニターにも表示できるようにしてほしい。
あと、右ドアと左ドアの隙間が違いすぎる。左ドアの内張りが前方向にずれて隙間が空きすぎている。peugeotのクオリティーはこんなもんなのか??????今、ディーラーに問い合わせ中。
写真を上げてるが、わかりにくいか??左は指がすっぽり入ります。
iPod classicが認識しない。308では使えていたのに・・・・・・・・。
【エンジン性能】ディーゼルだが、静かでトルクもありいい感じだ。
【走行性能】足回りがとてもいい。以前の308GTiはとても硬すぎで、年寄りを乗せると不評だった。
【乗り心地】乗り心地もとても良く、どこまでも走っていけそうだ!電子制御サスがとてもいい!!
【燃費】まだ600キロ程度なのだが、かなり良さそうだ
【価格】こんなもんでしょ。
【総評】まだ街で、他の508とすれ違ったことがない。あまり売れてなさそうですね。
車自体はとてもいい!!しかし作りが甘いところも多々ある。それがプジョーの評価が低くしてしまう原因の一つなのだろう。
メルセデスのGLC220dも所有してますが、まだそこまでの域には達してませんね。値段もちゃいますが。。。。peugeotももうちょい頑張りましょう!!!!!!
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT Line
よく投稿するカテゴリ
2020年6月11日 19:06 [1336704-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
![]() |
||
|---|---|---|
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、妻が運転が楽しいと言ったことには驚かされた。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKA, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約3割、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
いろいろ気になる点はありますが、それを埋め合わせるだけの魅力がある車だと思います。
フルパッケージが高いので、それならDS7もありかな。ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル/オプションなしはいい選択かも。
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自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT BlueHDi
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2020年3月13日 17:01 [1305753-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
納車されました。200kmほどですが再レビュー致します。
【エクステリア】
改めてじっくりみると良い。カッコ良い。
リアのお尻のシェイプ、程よいプレスライン、日本刀のようなライオンの牙。
かっこ良い。
【インテリア】
小径ステアは慣れると運転しやすい。
言われている程質感も悪くなく、ビビリ音は皆無。聞いていた通りナビが慣れるまで使い難いが慣れれば気になりません。シートが想像以上に疲れないです。うちのはフルパケではないのですが、無い方が圧倒的に室内が広いです。これは正解だった。ガラスルーフ要らないし、アンチレザーなので。高速走行もかなり静か。
【エンジン性能】
8速のおかげで殆どターボラグは気になりません。出足はフランス車ですが、モリモリトルクで直ぐにスピードに乗ります。レスは普通です
【乗り心地】
アクティブサス良いです。殆どコンフォートで乗ってますが程よい猫足感があり、ロールやトーは綺麗にいなしてくれてます。
【価格】
パッケージは素晴らしいと思います。個人的には要らない装備は付いていない。コスパは良い。アンチレザー派なので、ファブリックの物足りなさをアルカンターラで埋めてくるのが憎い
【総評】
エクステリアとプジョーが許せるなら乗ってみて欲しい。よく出来てます。
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