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『遠出したくなる車』 日産 デイズ 2019年モデル スイフト10さんのレビュー・評価
デイズの新車
新車価格: 143〜215 万円 2019年3月28日発売
中古車価格: 39〜212 万円 (4,820物件) デイズ 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 日産 > デイズ 2019年モデル > HIGHWAY STAR G Turbo ProPILOT Edition
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2021年2月7日 14:34 [1369802-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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||
|---|---|---|
区間走行燃費 |
長さと幅がリッターカーよりちょっと小さくなるだけで、取り回しがこんなに楽に、走りはさらに軽快になるとは思わなかった。着座位置が高く、見晴らしが良いせいもあると思うが、前車(2010年式スイフト)よりも車を出すのが気軽になった。
排気量も小さくなったが、その分、エンジンを回す楽しさがある。
【エクステリア】
軽自動車より大きな車に見えて、背の高さをあまり感じさせない、巧みな造形だと思う。側面の線や面が美しく、特に気に入っている。後ろからの眺めも欧州の小型車のような雰囲気がある。
【インテリア】
長時間運転しても疲れにくいシートだが、ペダルを適切に踏み込める位置にシートの前後位置を調節すると、ハンドルがやや遠く感じる。テレスコピックステアリングがほしい。
リアシートは、座面が低い上に床面が高いため、座ると座面から腿が浮く姿勢になってしまう。最後部まで下げなくても後席の足元空間は必要充分にあるし、荷室は極力広い方が良いので、常に前寄りにしている。自分には前後スライドはなくてもよいくらいで、それより大人がきちんと座れるリアシートにしてほしかった。
【エンジン性能】
出足も踏み込んだ時の反応も良く、低速から高速まで使いやすい。真夏にエアコンONの状態で急な山道や上り勾配の高速道路を走るとやや物足りないが、基本的に力不足を感じることはない。ターボなのでマイルドハイブリッドの効果がわかりにくいが、たまにとてつもなく良い区間走行燃費が出るので効果はあるのだろう。エネルギーモニターで補助電池が充電されていく様子を見るのは楽しい。
【走行性能】
真っすぐ走る、思ったとおりに曲がる、止まるという基本性能は、軽自動車とは思えないほどしっかりしている。時速100キロとか120キロで安心して走っていられるし、高速走行時の直進安定性やハンドリング性能は前車よりも良いくらいで驚いた。
【乗り心地】
納車後しばらくは細かな上下動が多くて疲れたが、走行距離が増えるにつれて落ち着き、ゆったりとした動きになった。足がよく動いて柔らかめの乗り心地だと思う。それでいて、カーブを曲がるとき車体が急に傾いて不安になるようなこともない。ただ、NAモデルが扁平率65のタイヤなのに対し、ターボモデルは55タイヤを履いているため、荒れた路面などではやっぱり固いのかなと感じることもある。自分としては65タイヤの方がよかった。
静粛性は高い方だと思うが、時速100キロを超えれば騒音もそれなりに大きくなる。その点はリッターカーも同じかもしれない。
【燃費】
8千キロ余りを走行した平均燃費(一度もリセットせず)は19.5km/L。夏にエアコンを使うようになってから急に落ち込んだが、冬になって回復した。平坦な道と下り坂だけならリッター40キロ超えの区間走行燃費が出たりする。
週末のレジャー使用が主だが、山がちな地域に住んでいるため、急勾配の山道を走る割合が多い。それでも、リッター20キロを超えてほしかった。
【先進機能】
(1)プロパイロット
停止まで対応する全車速追従型のアダプティブクルーズコントロールと車線を認識して中央を走行させるハンドル操作支援の組み合わせ。初めて作動させたとき、未来の乗り物に乗った気がして思わず「おお!」と声が出た。とても頼りになる助手が横に乗っているような安心感があり、遠出に不安がなくなる。走行距離が千キロを超えるドライブ旅行をしたが、疲れ方が全然違った。小排気量の車にこそ欲しい装備だ。
ずっとプロパイロットONのままだと、横から合流してくる車と接触しそうになったり、降りる予定のICをうっかり通り過ぎそうになったりした。一時解除ボタンを適切なタイミングで使っていくことが大事だと思った。
(2)インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)
特に評価したいのが移動物検知機能。車体前後のカメラ映像がモニターに映るだけではなくて、動くものを検知して音と画面表示で知らせてくれる。駐車場などからバックで出るとき、死角方向から接近する歩行者に気づきにくいことがあるが、そういうとき非常に心強い。
(3)オートブレーキホールド
ボタンを押しておけば、赤信号で停止した後にブレーキペダルを離しても停止状態を保持してくれる。街中や坂道を走る機会が多いほどありがたみが増す。停車中にブレーキを踏み続けるのはそれなりに疲れるものなのだとわかる。電子パーキングブレーキでない車にはもう戻りたくない。
ただ、アイドリングストップ機能とうまく連携しておらず、停車・アイドリング停止してブレーキペダルから足を離すと即エンジン始動、となる場合がほとんどで、それなら最初からエンジン停止しなければいいのにと思う。
【安全性能】
2019年度自動車アセスメント(JNCAP)を見る限り、衝突安全性能、予防安全性能とも軽自動車としては最高水準にあると思える。特に衝突被害軽減ブレーキの試験成績は登録車を含めても優秀な部類ではないだろうか。
【価格】
軽自動車というよりコンパクトカーの一つと捉えればよいのかもしれない。先進機能と安全装備を満載し、オプション込みで総額200万円は無理もないと思った。
しかし、オプションのカーナビが割高に感じる。収録地点の数、ルート案内の賢さ、地図のスクロール性能など、前車で使っていたケンウッドのエントリークラスのナビの方がはるかに優れていた。
【総評】
運転すること自体が楽しい車だと思う。年間走行距離は前車以上のペースで伸びていて、毎週でも遠出したくなる、という評価は一年経っても変わらない。
大きな車は要らないな、と前車のときにも増して感じる。
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年3月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 167万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった53人(再レビュー後:34人)
2020年9月20日 22:13 [1369802-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
前車スイフト(2010年式、ZC71S)からの乗り換え。親が乗っている旧型デイズとの比較にも触れておきたい。
【エクステリア】
軽自動車より大きな車のように見えて、背の高さをあまり感じさせない、巧みな造形だと思う。側面の線や面が美しく、特に気に入っている。後ろからの眺めも欧州の小型車のような雰囲気がある。
【インテリア】
旧型に比べてフロントシートのクッションが柔らかくなったが、カーブを曲がるときの支持性や疲れにくさの点で、シートの出来は前車スイフトの方が良かった気がする。ベンチシートにする必要性は全く理解できない。
試乗では気づかなかったが、自分にぴったりなシートポジションがなかなか決まらなかった。ペダルを適切に踏み込める位置にシートを調節すると、ハンドルがやや遠く感じる。テレスコピックステアリングがほしい。
リアシートは、座面が低い上に床面が高いため、座ると座面から腿が浮く姿勢になってしまう。後席の使用頻度は多くないが、大人がまともに座れないシートを設計するのは間違っていると思う。
旧型もそうだったが、タッチパネル式の空調は前方を注視しながらの操作がしにくい上、ダッシュボードを無駄に占有している。あんなに大きな風量表示も必要ないし、やめてほしいと思う。
助手席横のドアパネルに車検証入れがあるが、出し入れがしにくいし、見栄えも悪く、良いアイディアとは思えない。
収納場所が多すぎて使いこなせていない。
【エンジン性能】
試乗したNAも同じだったが、旧型よりもはるかに出足が良くなった。反応も良いし、低速から高速まで使いやすいエンジンだと思うが、エアコンをONにして急な山道や上り勾配の高速道路を走るとターボでもやや頼りなく感じる。評論家の皆さんはNAで充分と言うが、それは平坦な道がほとんどな場合の話だと思う。ターボラグのせいか、マイルドハイブリッドがいつ効いているのかわからない。
低回転域でガラガラいう音が若干耳につく。
【走行性能】
真っすぐ走る、思ったとおりに曲がる、止まるという基本性能は、軽自動車とは思えないほどしっかりしている。特に高速道路を時速100キロ、120キロで走る際の直進安定性や操作性は前車よりも良くて驚いた。
CVTに関しては旧型の方が好みだ。Lレンジで急坂を下るときのエンジンブレーキの効きが旧型より弱くなった気がする。
【乗り心地】
納車後しばらくは細かな上下動が多くて疲れたが、走行距離が増えるにつれて落ち着き、ゆったりとした動きになった。今は、足がよく動いて柔らかめの乗り心地だと思う。それでいて、カーブを曲がるとき車体が急に傾いて不安になることもない。ただ、NAモデルが扁平率65のタイヤなのに対し、ターボモデルは55タイヤを履いているせいか、荒れた路面などでは固さを感じることがある。自分としては65タイヤの方がよかった。
静粛性は高い方だと思うが、時速100キロ以上で走るとさすがに騒音もそれなりに大きくなる。
【燃費】
5800キロ余りを走行した平均燃費(一度もリセットしていない)は19.2km/L。夏になってエアコンを使うようになってから0.4悪化した。エンジン停止毎に表示される区間燃費の最高記録は今のところ39.0km/Lだが、これは平らな道と下り坂だけの区間を走ったときのものだ。
週末のレジャー使用が主だが、山がちな地域に住んでいるため、急勾配の山道を走る割合が多い。それを考えれば、この平均燃費は良い方なのかもしれないが、できればリッター20キロを超えてほしかった。
【先進機能】
(1)プロパイロット
停止まで対応する全車速追従型のアダプティブクルーズコントロールと車線を認識して中央を走行させるハンドル操作支援。初めて作動させたとき、未来の乗り物に乗った気がして思わず「おお!」と声が出た。事故を起こさないよう、車が絶えず自分の運転を見張っていて、いざというときは介入してくれる安心感があり、遠出が不安でなくなる。全行程千キロ超のドライブ旅行をしてきたが、疲れ方が全然違った。ずっとプロパイロットで走っていると自分でアクセル操作をしたくなってくるが、高速道路に乗ったら、安全のためにすぐにプロパイロットに切り替えるようにしている。
(2)インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)
特に評価したいのが移動物検知機能。車体前後のカメラ映像がモニターに映るだけではなくて、動くものを検知して音と画面表示で知らせてくれる。駐車場などからバックで出るとき、死角となる方向から接近する歩行者に気づきにくいことがあるが、そういう時に大いに助けになる。
(3)オートブレーキホールド
ボタンを押しておけば、赤信号で停止した後にブレーキペダルを離しても停止状態を保持してくれる。街中や坂道を走る機会が多いほどありがたみが増す装備だ。一度慣れたら、もう電子パーキングブレーキでない車には乗りたくなくなる。
ただ、アイドリングストップとうまく連携しておらず、停止→アイドリング停止→ブレーキペダルから足を離す→エンジン始動、の繰り返しで煩わしい。
【安全性能】
2019年度自動車アセスメント(JNCAP)を見る限り、衝突安全性能、予防安全性能とも軽自動車としては最高水準にあると思う。特に衝突被害軽減ブレーキの試験成績は登録車を含めても優秀な部類ではないだろうか。
【価格】
軽自動車とはいえ、先進機能と安全装備を満載し、オプション込みで総額200万円は無理もないと思った。しかし、オプションのカーナビが高い。収録地点の数、ルート案内の賢さ、地図のスクロール性能など、前車で使っていたケンウッドのエントリークラスのナビに劣る。
【総評】
軽自動車を選ぶつもりだったわけではないが、購入時点では、コンパクトカーを見渡しても、プロパイロットを始めとする先進機能、安全性能の高さが決め手となった。
ただ、660ccに64馬力の規制には全く合理性がないと思うので、次はまた登録車にすると思う。
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年3月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 167万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった19人
「デイズ 2019年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年5月20日 22:11 | ||
| 2025年4月15日 15:11 | ||
| 2025年4月8日 13:42 | ||
| 2024年12月5日 18:32 | ||
| 2024年11月19日 07:33 | ||
| 2024年6月11日 23:51 | ||
| 2024年5月4日 11:07 | ||
| 2024年4月21日 04:04 | ||
| 2024年2月12日 16:54 | ||
| 2024年1月26日 18:05 |
デイズの中古車 (全2モデル/8,151物件)
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- 支払総額
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- 車両価格
- 88.9万円
- 諸費用
- 9.3万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 0.1万km
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- 年式
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- 支払総額
- 150.6万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 4.6万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
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- 支払総額
- 134.9万円
- 車両価格
- 124.4万円
- 諸費用
- 10.5万円
- 年式
- 2023年
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