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『ハイブリッド車とガソリン車、フォレスターやCR-V等との比較』 トヨタ RAV4 2019年モデル Elijah Smithさんのレビュー・評価
RAV4の新車
新車価格: 323〜453 万円 2019年4月10日発売
中古車価格: 195〜599 万円 (3,004物件) RAV4 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > RAV4 2019年モデル > Adventure
2019年5月27日 00:02 [1220556-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
エクステリアは、高級感という意味では、クラスの標準的な印象でした。センターピラーの塗装などはありませんでした。
ボディサイズは、かなり大きい印象で、特に全幅が気になりました。全長も少し長めですが、アイポイントが高いためフロントノーズは気になりませんでした。
運転した印象では、視界が良く、同程度の全幅であるホンダ「CR-V」より運転しやすい印象でした。国道や県道などで運転しにくいということはないと思います。ただ、やはり生活道路の様な細い道では全幅の大きさが気になるため、運転に自信がない方には正直おすすめできないかなという印象です。
【インテリア】
インテリアは、プラスチッキーな素材は少なく、質感が高い印象です。スバル「フォレスター」より上で「CR-V」と同程度なイメージでしょうか。これは試乗したタイミングにより印象が異なるかもしれません。
1点気になったのは、インサイドドアハンドルの質感はちょっと安っぽいかな?という感じでした。
後部座席は、数値的には同じクラスのSUVの中では狭いことになりますが、正直そういった印象はなく、むしろ広い印象でした。
足元中央の凹凸も小さく、シートの座り心地やホールド感も良かったため、家族にも好印象でした。
【エンジン性能】
まずハイブリッド車ですが、2.5Lハイブリッドだけあってスムーズな発進と加速感がありました。
「CR-V」のi-MMDハイブリッドと比べると「RAV4」の方が少し劣っているかもしれませんが、トヨタの1.8Lハイブリッドとは比べ物にならない加速性能です。
ガソリン車は、発進用ギアが追加された「Direct Shift-CVT」を採用しており、発進時は、CVT特有のもっさり感は少なく、加速性能も一般的な2.0LSUVと比べると良いイメージです。
しかし、上り坂だと結構唸る(3,000回転程度の)感じで、ちょっとパワー不足かな?という印象を受けました。
感覚的には、”ミディアムクラスSUV2.0L車<「RAV4」2.0L車<ミディアムクラスSUV2.5L車=「CR-V」1.5Lターボ車”という感じです。
ディーラーの方の話によると、「ガソリン車の方がトルク感がある」とか「ハイブリッド車の方が走りは良い」とか、担当の方によって内容が異なりましたが、個人的にはハイブリッド車の方がスムーズな加速感があり、走りが良い印象です。
静粛性は、ハイブリッド車のみならず、ガソリン車もかなり良く、エンジンが唸っていた瞬間以外はどちらも変わらないくらい静かでした。
【走行性能】
4WD性能については試乗では試せていないのですが、4WD性能を求めるなら「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されているガソリン車の上位グレードを選択した方が良いでしょう。
【乗り心地】
乗り心地は、路面の凹凸をちゃんと吸収してくれてる印象で、とても良かったです。他のSUVと同時に試乗したわけではないので比較は難しいですが、「フォレスター」や「CR-V」と同等なイメージです。「CR-V」の方がちょっと上かもしれません。
ミディアムクラスSUVの中では日産「エクストレイル」が最も固い印象です。
【燃費】
ハイブリッド車の実燃費は16.0km/L前後、ガソリン車の実燃費は12.0km/L前後になるものかと思われます。
この燃費性能は、「CR-V」と同程度で、ミディアムクラスSUVの中ではトップクラスの燃費性能になります。
※実燃費は季節や使用環境により異なると思います。
ちなみに、ハイブリッド車とガソリン車の価格差が50万円程度あるため、燃費性能の良さで金額差を埋めるには、年間1万7千km以上走って10年間使用しないと難しいです。そのため、燃費性能の良さでハイブリッド車を選択することは、おすすめできません。
【価格】
「RAV4」の魅力は、なんと言ってもガソリン車の最廉価グレード「X」の価格の安さだと感じています。
フォグランプやスキッドプレートがなく、ステアリングホイールもウレタンになりますが、その他は概ね同クラスの標準的な装備内容となっており、先進安全装備も全て装備させることが可能です。
ミディアムクラスSUVでは安めな「CX-5」と同じか、少し安くなります。
ハイブリッド車になると、逆に標準より少し高くなりますが「CR-V」よりは安いです。
値引き額は、発売して間もないので13万円程度でした。
【総評】
「RAV4」は、4WD性能が高く、先進安全性能も高く、そしてガソリン車は比較的安いというのが大きな魅力だと思います。
先進安全装備は、車線維持支援機能が全車速域に対応しているためスバルの「ツーリングアシスト」と同様の機能を有していますし、夜間の歩行者を検知し自転車も検知できる自動ブレーキや、後方から接近する車両に対しても作動する自動ブレーキ「リヤクロストラフィックオートブレーキ」など、他のミディアムクラスSUVにはあまりない装備も搭載されており、安全性能は優れています。
また、コネクティッドサービスにより、盗難の際の車両追跡や緊急時のSOS発信などができる点でも優れています。
昨今、新型車の価格が高く「良い車なんだけど高い」という印象を受けることが多くなっていますが、「RAV4」のガソリン車は本当にお得な印象が強くあります。
売れ筋グレードは「Adventure」ということですが、個人的には最も安い「X」がおすすめです。
4WD性能にこだわるなら「Adventure」も良いと思います。走りにこだわるならハイブリッド車の選択もありですが、前述の通り、標準からは少し高くなってしまいます。
「RAV4」にあえて注文をつけるとしたら、インサイドドアハンドルの質感の向上と、全幅をもう少し小さくしてほしかったなと思います。
何れにしても「RAV4」は、久しぶりに”買いだな”を思わせてくれる、コスパの良い車だと感じました。
※安全装備、その他項目の比較は、以下のサイトを参考にしました。
https://bluesky-sheep.com/rav4-forester-xtrail-cx5-2019
https://bluesky-sheep.com/rav4-chr-harrier-2019
https://bluesky-sheep.com/rav4-crv-2019
参考になった64人(再レビュー後:22人)
2019年4月30日 15:47 [1220556-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
エクステリアは、高級感という意味では、クラスの標準的な印象でした。センターピラーの塗装などはありませんでした。
ボディサイズは、かなり大きい印象で、特に全幅が気になりました。全長も少し長めですが、アイポイントが高いためフロントノーズは気になりませんでした。
運転した印象では、視界が良く、同程度の全幅であるホンダ「CR-V」より運転しやすい印象でした。国道や県道などで運転しにくいということはないと思います。ただ、やはり生活道路の様な細い道では全幅の大きさが気になるため、運転に自信がない方には正直おすすめできないかなという印象です。
【インテリア】
インテリアは、プラスチッキーな素材は少なく、質感が高い印象です。スバル「フォレスター」より上で「CR-V」と同程度なイメージでしょうか。これは試乗したタイミングにより印象が異なるかもしれません。
1点気になったのは、インサイドドアハンドルの質感はちょっと安っぽいかな?という感じでした。
後部座席は、数値的には同じクラスのSUVの中では狭いことになりますが、正直そういった印象はなく、むしろ広い印象でした。
足元中央の凹凸も小さく、シートの座り心地やホールド感も良かったため、家族にも好印象でした。
【エンジン性能】
まずハイブリッド車ですが、2.5Lハイブリッドだけあってスムーズな発進と加速感がありました。
「CR-V」のi-MMDハイブリッドと比べると「RAV4」の方が少し劣っているかもしれませんが、トヨタの1.8Lハイブリッドとは比べ物にならない加速性能です。
ガソリン車は、発進用ギアが追加された「Direct Shift-CVT」を採用しており、発進時は、CVT特有のもっさり感は少なく、加速性能も一般的な2.0LSUVと比べると良いイメージです。
しかし、上り坂だと結構唸る(3,000回転程度の)感じで、ちょっとパワー不足かな?という印象を受けました。
感覚的には、”ミディアムクラスSUV2.0L車<「RAV4」2.0L車<ミディアムクラスSUV2.5L車=「CR-V」1.5Lターボ車”という感じです。
ディーラーの方の話によると、「ガソリン車の方がトルク感がある」とか「ハイブリッド車の方が走りは良い」とか、担当の方によって内容が異なりましたが、個人的にはハイブリッド車の方がスムーズな加速感があり、走りが良い印象です。
静粛性は、ハイブリッド車のみならず、ガソリン車もかなり良く、エンジンが唸っていた瞬間以外はどちらも変わらないくらい静かでした。
【走行性能】
4WD性能については試乗では試せていないのですが、4WD性能を求めるなら「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されているガソリン車の上位グレードを選択した方が良いでしょう。
【乗り心地】
乗り心地は、路面の凹凸をちゃんと吸収してくれてる印象で、とても良かったです。他のSUVと同時に試乗したわけではないので比較は難しいですが、「フォレスター」や「CR-V」と同等なイメージです。「CR-V」の方がちょっと上かもしれません。
ミディアムクラスSUVの中では日産「エクストレイル」が最も固い印象です。
【燃費】
ハイブリッド車の実燃費は16.0km/L前後、ガソリン車の実燃費は12.0km/L前後になるものかと思われます。
この燃費性能は、「CR-V」と同程度で、ミディアムクラスSUVの中ではトップクラスの燃費性能になります。
※実燃費は季節や使用環境により異なると思います。
ちなみに、ハイブリッド車とガソリン車の価格差が50万円程度あるため、燃費性能の良さで金額差を埋めるには、年間1万7千km以上走って10年間使用しないと難しいです。そのため、燃費性能の良さでハイブリッド車を選択することは、おすすめできません。
【価格】
「RAV4」の魅力は、なんと言ってもガソリン車の最廉価グレード「X」の価格の安さだと感じています。
フォグランプやスキッドプレートがなく、ステアリングホイールもウレタンになりますが、その他は概ね同クラスの標準的な装備内容となっており、先進安全装備も全て装備させることが可能です。
ミディアムクラスSUVでは安めな「CX-5」と同じか、少し安くなります。
ハイブリッド車になると、逆に標準より少し高くなりますが「CR-V」よりは安いです。
値引き額は、発売して間もないので13万円程度でした。
【総評】
「RAV4」は、4WD性能が高く、先進安全性能も高く、そしてガソリン車は比較的安いというのが大きな魅力だと思います。
先進安全装備は、「アイサイトツーリングアシスト」や「プロパイロット」の様な装備は無いにしても、夜間の歩行者を検知し自転車も検知できる自動ブレーキや、後方から接近する車両に対しても作動する自動ブレーキ「リヤクロストラフィックオートブレーキ」など、他のミディアムクラスSUVにはあまりない装備も搭載されており、安全性能は優れています。
また、コネクティッドサービスにより、盗難の際の車両追跡や緊急時のSOS発信などができる点でも優れています。
昨今、新型車の価格が高く「良い車なんだけど高い」という印象を受けることが多くなっていますが、「RAV4」のガソリン車は本当にお得な印象が強くあります。
売れ筋グレードは「Adventure」ということですが、個人的には最も安い「X」がおすすめです。
4WD性能にこだわるなら「Adventure」も良いと思います。走りにこだわるならハイブリッド車の選択もありですが、前述の通り、標準からは少し高くなってしまいます。
「RAV4」にあえて注文をつけるとしたら、インサイドドアハンドルの質感の向上と、全幅をもう少し小さくしてほしかったなと思います。
何れにしても「RAV4」は、久しぶりに”買いだな”を思わせてくれる、コスパの良い車だと感じました。
※安全装備、その他項目の比較は、以下のサイトを参考にしました。
https://bluesky-sheep.com/rav4-forester-xtrail-cx5-2019
https://bluesky-sheep.com/rav4-chr-harrier-2019
参考になった42人
「RAV4 2019年モデル」の新着レビュー
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| 2024年4月20日 07:38 |
RAV4の中古車 (全2モデル/3,014物件)
-
- 支払総額
- 291.8万円
- 車両価格
- 282.6万円
- 諸費用
- 9.2万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.8万km
-
- 支払総額
- 314.5万円
- 車両価格
- 304.9万円
- 諸費用
- 9.6万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 5.5万km
-
- 支払総額
- 272.8万円
- 車両価格
- 263.7万円
- 諸費用
- 9.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 5.7万km
-
- 支払総額
- 296.9万円
- 車両価格
- 290.5万円
- 諸費用
- 6.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 6.1万km
-
- 支払総額
- 348.1万円
- 車両価格
- 342.7万円
- 諸費用
- 5.4万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 6.0万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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57〜688万円
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96〜2000万円
-
101〜736万円
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37〜632万円
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