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フォルクスワーゲン パサート オールトラック 2018年モデルレビュー・評価
パサート オールトラックの新車
新車価格: 639〜699 万円 2018年10月31日発売
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選択中のモデル:パサート オールトラック 2018年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| TDI 4MOTION Advance | 2022年8月9日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| TDI 4MOTION Advance | 2019年4月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| TDI 4MOTION Advance | 2018年10月31日 | フルモデルチェンジ | 2人 |
- 4 0%
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
5.00 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.76 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.51 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.51 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.51 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.49 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.73 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2018年モデル > TDI 4MOTION Advance
よく投稿するカテゴリ
2023年5月31日 00:37 [1719736-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
ノーマルB8から車高が若干高くなり、専用加飾がつくが、特別目を引くものではない。知らない人からみればノーマルパサバリと区別がつきにくいが自己満足のデザイン。彫の深いプレスラインが影を作り、シャープさとエレガントさが調和した品のあるデザイン。PTAの会議などの駐車場で国産車に埋もれることなく異彩を放ちながら静かに目立つ感じは非常に満足。ゴルフやポロほど出回っていないのも〇。
【インテリア】
作りこみはしっかりしている。後部座席のドアまでソフトパッドを使用し、重厚感がある。ドアにはアンビエントライトが点灯。高級感に溢れている。ドア開閉の重さもたまらない。また、ナパレザーシートは高品質で国産高級車のそれとも違い、触れた感触や座り心地など非常に完成度が高い。運転席助手席にはシートベンチレーションも標準で夏でも快適。メーターはフルデジタル。ゴルフオールトラックと同一のものである。
【エンジン性能】
0キロからの全開スタートダッシュはかなり速い。モリモリ加速する。40.8のトルクを実感できる。今まで乗ってきた車の中でも極端に速い。同乗者もビックリ。しかし中間加速はガソリンターボに比べるとそうでもない。ディーゼルとしてはかなり良い部類ではあるが、その特性そのものと言える。
【走行性能】
6速DSGはそこまで快適とは言えない。発進時や駐車時の際、アクセルワークに気を遣う。ATやCVTで慣れている方は完璧に扱えるまで都合が悪いと思う。VW全体に言えることだが故障の多いDSGの採用はやめてもらいたい。走りだしてしまえば良いが、ストップ&ゴーの繰り返しは運転者のアクセルワークによっては非常にキツイ。エンジンストップからの始動の振動も大きい。
逆に、高速巡行は快適すぎて大変満足。ディーゼルの良さが身に染みる。安定しており、レーンキープ等の自動運転能力もかなり高い。
【乗り心地】
DCCで3段階から選ぶことが可能。コンフォート・ノーマル・スポーツ。結構変化して面白い。コンフォートは国産車のような乗り心地。ノーマルは適度な引き締まり感で乗り心地の良いドイツ車。スポーツはノーマルを更に引き締めた感じで凹凸もちょこちょこ拾うようになるが、ハイスピードでの安定感は抜群。変化が楽しめる。ちなみに峠の路面で荒れたアスファルトの凹凸が激しいところではコンフォートにすることで不要な突き上げ感がなくなる。路面に応じて快適なモードを選ぶことができるのは素晴らしい。
【燃費】
かなり良い。燃料が高騰していても軽油はまだ安い。ハイオクだったころにはもう戻れない。
【静粛性】
アイドリング時のカリカリ音はハイエースやキャラバンとあまりかわらない気もする。マツダ、ベンツやBMWのディーゼルの方が静かに感じる。これはあきらめるしかない。走り出すとほとんど聞こえなくなるが、少し恥ずかしい。ベンツのようなマイルドなカリカリ音になれば良いのだが。
走行中はタイヤノイズが聞こえるくらい。VWのガソリン車とほぼ変わりなし。非常に快適。
【総評】
ゴルフオルトラ7.5から乗り換え。トータル的には満足しているし、乗り続けたいとも思う。軽油で家計がかなり楽になったのは事実。中型〜大型のハイブリッド車よりも燃料費は確実に浮いている。ディーゼルゲートだの不正だのと騒がれたが、VWのファンで、この選択は間違っていなかったと言える。今回、少々辛口なコメントが多いが、装備は充実しているし、遠出すればするほど燃費は伸びるし、乗り心地はいいし、室内は高品質だし、アクセルワークに気を遣うが、頼れる相棒である。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2018年モデル > TDI 4MOTION Advance
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- 自動車(本体)
- 3件
- 0件
2023年1月3日 00:44 [1665870-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
2015年型ゴルフオールトラックからの乗り換えです。もうフルモデルチェンジ前の車種なのであまり参考にはならないかもしれませんが、この手の車のレビューがあまりにも少ないので投稿させて頂きます。
【エクステリア】
良いとしか言いようがありません。私にとっては一番です。これが決め手になったといっても過言ではありません。
【インテリア】
質感・高級感は意外と良いです。カムリ、クラウンと比べても遜色はないのですが、シートポジションを電動で記憶するのにハンドル・ルームミラーは手動であることを考えると、価格が価格なのでそれはどうなのかなぁって思ってしまいます。デジパネメーターも視認性は抜群ですがナビゲーションパネルが低い位置にあり、最新車種と比べるとそこの視認性は今一つですが。
【エンジン性能】
ディーゼルなのでガソリンと比べて俊敏性は劣ります。これはどのメーカーも同じだと思います。ただ吹き上りは低い回転数ながらすぐにMAXに到達するので加速はぐんぐん上がっていきます。それに合わせた加速感は感じることはできますのでストレスはあまり感じないでしょう。そしてディーゼル特有の力強さも体感することが出来ます。
【走行性能】
XDSのおかげかDCCのおかげかDSGのおかけが4WDのおかげかは分かりませんが、下りの走りやすさと安定感は良いです。この辺はVWの良さかなぁって思ってしまいます。ただ折角付いてるDCCですがスポーツ、コンフォート共にノーマルとの差はあまり体感することは出来ません(私が鈍いかも)。しかしそれとは関係なく前車ゴルフオールトラックよりは速く走れていると思っています。
【乗り心地】
クラウンクラスのサルーン匹敵する乗り心地です。不満は出ないレベルに仕上がってます。
【燃費】
街乗りだけなら8〜9km、遠出して14〜15km。私の使用の仕方は圧倒的に後者なのでそう考えると決して悪くないです。
【価格】
ディーラーさんにもよるのでしょうが私の場合グレードがアドバンスで全て込み込み(税金も含む)で630万。少し高いような気がします(後付けするものは何も無い状態状態ですが)。これで600万切る(550〜590万)のであれば問題ないと思います。
【総評】
全てにおいてゴルフの上位車種であることは間違いありません(当たり前ですが)。そしてVWの目指すサルーンの答がパサートでありパサートオールトラックなのでしょう。車としての基本部分、外してはならない部分はホント良くできていると思います。後は価格をどう考えるかが購入の決め手となるかと思います。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年7月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 648万円
- 本体値引き額
- 25万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2018年モデル > TDI 4MOTION Advance
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- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2021年1月24日 20:38 [1413096-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
納車前にこちらの投稿を参考にさせて頂いたので、恩返しの気持ちで徒然なるままレビューします。
高さ制限、雪山対応、車中泊、長距離移動、高速安定性、大量積載、飽きないデザイン、この全てをクリアできる数少ない車種。というか日本車も含めて唯一の存在かも。
御三家のプレミアム感や、ガンダム風ダイナミックデザインや流線系、オラオラ系の面々に抵抗ある人には是非お勧めします。
プラド、アウトバック、V60などと悩みましたが、最後は駐車場と予算の関係で妥協せざるを得ず、たまたま新古車並の出物がアウトバックお値引価格と同等だったため勢いで購入。もともと存在すら知らなかったのに、買ってからどんどん好きになってます。付き合ったらだんだん好みになって魅力に気づく、そんな感じです。
最初は車高の低いワゴンに抵抗あったけど、多少の目線の低さにストレスなはく、グランツーリング性能のメリットを大いに感じられます。片道200kmの運転では、安心の直進性とステアリング、アイサイト3に劣らぬ自動追従機能で休憩回数が確実に減り、SUVを外したことに後悔ナシ。
もっと売れてもいいハズと思う一方、良くも悪くもビミョーなポジション。
色褪せないキープコンセプトはスバル車以上でも、フツー過ぎて高級感乏しい割に新車乗り出し600万円! 中身てんこ盛りだから御三家よりはお得なんでしょうけど。。。
2000km走って未だに遭遇しないレア度。
海外でよくアウトバックと比較されてますが、価格的にA4オールロードかV60CCに背伸びしたくもなるレンジ。
個人的にイチバンのお気に入りはレザーシート。
エクステリア同様、インテリアにも普遍性が宿る先代からのデザインは、ナッパレザーの質感とヨコステッチはこれぞパサートと思わせるアイコン。モデルチェンジのたびに変わるインテリアや、取ってつけた風のレザーシートオプションにありがちなチグハグさは無く、サイドのシワやヒビ割れとも無縁でしょう。ついでにマッサージ機能も付いてて、こちらは自動駐車システムよりは利用度高いかな。
ボディのラインも日本車に真似できそうでできないアクセントとして好感もてます。アメリカ製や南アフリカ製のメルセデスより精度は高い。
気になるTDIエンジンについてですが、年間走行の7割が高速道路という人にとっては、ガソリンのメリットをトータルで確実に凌駕するでしょう。出足の鈍さ、ガラガラはあります。あるけどいいじゃんコレ位というレベル。しっとりとは言い難い突き上げ感は18インチだからなのか、可変ダンパーなんだしもう少し高級感欲しいところ。
今年、日本でもリリースされるであろうMCモデルはもしかしたら最後のディーゼル4WDかも。リセールバリューは期待せず乗り潰してからまたコレに乗り換えたいと思える車。まあ人それぞれですがざっとそんな感じです。
総じて満足感高いですが、これから故障頻発したら上記評価も変わるでしょう。湿式DSGは大丈夫かな?ナビはなかなかのおバカさんですのでCarPlay推奨です。
参考になった24人(再レビュー後:23人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2018年モデル > TDI 4MOTION Advance
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2020年5月31日 11:39 [1329348-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
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今年4月に納車し、首都高中心に約2千キロを走ったインプレです。
過去の愛車:マツダRX-8、プジョー308SW
購入時の主な比較車種:マツダCX-8、プジョー5008
主な用途:キャンプ、雪山等のロングツーリング
家族:夫婦+小学生二人
【エクステリア】
今では希少な部類となった「ザ・ステーションワゴン」という伸びやかでプレーンな飽きのこないスタイリングが魅力です。ギラギラした余計な装飾をせずとも、実に丁寧な造形や細部の作り込みが、知る人ぞ知る上質、という満足感を満たしてくれます。一番のアイキャッチはボディサイドのプレスライン。ヘッドライトのLED配置も実に美しく、要所要所にさりげなく散りばめられたクロームがいいアクセントに。特にオールトラックの場合、黒いアンダーガードが引き締まった印象をもたらしています。
ネット記事では中々良さは伝わりませんが、僕も実車を見て初めてその存在感、質感に惹き込まれたので、ぜひ一度実車をご覧下さい。
サイズ感は、全長4780mmなので5008とCX-8の間、と言ったところですね。ただし、パサートオールトラックは最小回転半径が5.4mとこの中では最小で、さらに前車308SWよりも小さいため非常に小回りが効きます。妻も今までより運転しやすいと言っています。
【インテリア】
非常に広い事に加え内張りは白で全体的に開放感のある空間のため同乗者に喜ばれます。これは5008との共通の、欧州車らしい方向性に感じます。CX-8は内張りが黒でサンルーフも小さく、長男が閉塞感を感じた為候補から外れました。これは個人の感覚によるのでぜひ試乗してみて下さい。
一方ドライバーズシートに収まればブラック基調の直線的なコックピット、インパネしか視界に入らないので意外にスポーティな雰囲気です。
またVWらしい質感が十二分に味わえます。各部のステッチやクロームは非常に質感を高めています。インテリアでのアクセントはインパネ中央のアナログ時計と、そこからドアトリムへ繋がるカーボン調の加飾パネル。パサートハイラインでは木目調ですが、オールトラックはカーボン調の専用加飾なので若々しくスポーティです。
レザーシートはサラリとしており夏場はベンチレーションまで付くので(前席のみ)非常に快適です。
【エンジン性能】
VWのTDIらしく、回して楽しいスポーティな高回転型です。
ディーゼルで良く言われる出だし加速を期待すると少し違うと感じるでしょう。何しろ400Nmの最大トルクは1900rpmから始まるので、前車プジョー308の1.6Lガソリンの1400rpmよりも高回転よりです。なので出だしはややもっさり感じると思います。しかし町中ではその方が穏やかなので家族には喜ばれています。
しかし一旦ワインディングや高速道路へ出ればそのキャラクターは豹変します。最大トルクは3300rpmまで維持され、4000rpmになっても300Nm以上を保つので、ディーゼル特有の頭打ち感はありません。さらに音質も回せば回すほど澄んだ軽快な音に変わります。
ちなみにアイドリング近辺の音質は、カラカラ音はあまりせず角が取れた重低音で、どちらかというと3気筒ガソリンに近いです。
プジョーの2L Blue HDiは、アイドリングはもっとカラカラしており、出だしで猛然とダッシュするディーゼルど真ん中、という特性です。その代わり頭打ち感が強い印象。
CX-8はTDIに近い印象ですね。SKYACTIV-DのアイドリングはTDIよりも更に静かで、高回転まで伸びる特性はTDIに近い印象。エンジンだけならSKYACTIV-Dが最も好印象でした。
【走行性能】
パワー感は高回転まで400Nmが伸びるTDIのおかげで満足以上です。
足回りも車格の割に変な揺れは無く、首都高のRの小さなコーナーでもビターっと路面に張り付いて旋回する感覚が最高に気持ちいいです。ノーマルモードでも十分運転を楽しめ、コンフォートなら最高のサルーン空間になります。
ハンドリングもVWらしく軽快なのに中心がドシッと決まり、首都高などでも全く不安を感じず意のままにライントレースできます。またディーゼルのフロントヘビーは全く感じず、コーナーをヒラリヒラリ駆け抜ける楽しさを味わえます。
このステアリングの軽快さも、妻が車格にも関わらず前より運転しやすいと評している理由の一つです。
【乗り心地】
プジョーの猫足とスポーツカーの安定感のいいとこ取りをした感じです。安定した高速旋回はRX-8に近く、そのくせ継ぎ目などの段差はストッと収めて不快感を感じさせません。ステーションワゴンの低重心プロポーションとロングホールベースも奏功しているのでしょう。
また高速巡航は実に静かです。ディーゼルらしく高速域でも回転数が低く風切り音も殆どしません。前車プジョー308SWも静かな方でしたがはっきりと分かるくらい静かです。
【燃費】
近場に出かけるだけだと11~13km/L前後、首都高で30~40kmくらい走れば15~17km/Lくらい出ます。遠出をすればもっと伸びるでしょう。4WDなのでFFのパサートに比べれば伸びないですが十分。軽油も嬉しいですね。
【価格】
競合となるであろうプジョー508やマツダ6/CX-8などと比べると頭一つ抜けてるので★二つ減らしてます。それでも質感はプレミアムブランドに迫っているのである意味お買い得とも言えます。
【総評】
日本ではそれほど注目度は高くなくパッと見のデザインは地味な印象がありますが、隠れた名車と言えると思います。
高速巡航は静かで乗り心地が良く、本気になれば情熱的なエンジンとシャシーでスポーツ走行も楽しめ、広大なラゲッジに荷物を乗せて、燃料費も気にせずどこまでも遠出したくなるグランドツーリングワゴンとして非常にお薦めです。
やや価格が高いですが車自体は非常にいいものだったので実にいい買い物でした。
詳しいレビューや動画をブログに記しているのでよろしければご笑覧下さい。
高速走行インプレ
https://10max.net/archives/15660
内装・ユーティリティレビュー
https://10max.net/archives/14198
その他レビュー
http://10max.net/home/car
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2018年モデル > TDI 4MOTION Advance
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2019年2月28日 23:06 [1204728-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フォルクスワーゲンが開催した「4MOTION(四輪駆動モデル)試乗会」にてクロスオーバーモデルであるパサート オールトラック TDI 4MOTIONに試乗しました。用意されたモデルは2グレードある内の上位モデルとなる「Advance」になります。
試乗会場となった斑尾高原は元々雪質の良さが人気だそうで会場の起点となった「タングラム斑尾スキーリゾート」はアメニティやホスピタリテイの高さで人気のホテル。実際、インバウンド需要も高く大盛況。ホテルの方に聞いてもそのパウダースノーがスキーヤーやスノーボーダー達にも評価されているとのことです。
話を戻すと今回の試乗会では2台の「4MOTION」に試乗しました。もう1台の「ティグアン」に関しては後日レポートしますが、フォルクスワーゲンの4WDの歴史は意外と古く、1983年にパサートのコンセプトカーを発表した後、1984年には市販モデルを投入しています。
また4WD機構に関してもビスカス・カップリングに始まりトルセンデフなどの方式を経て、現在は第5世代となる「ハルデックス・カップリング方式」が採用されています。
これまでにも舗装路で試乗も行ったパサートのディーゼルモデルですが、全長4780×全幅1855mm×全高1535mmのボディに2L直4ディーゼルターボ(インタークーラー付き)を搭載します。フロント周りが重くなりがちのディーゼルエンジン、さらに4WD機構を搭載しますが、ボディサイズから感じるより車両重量は1680kgと実は同クラスのSUVと比べると軽めなのが特徴です。
標準のパサートより最低地上高を高め160mmとしていますが、それでも全高は1535mmですので都市部の立体駐車場に入庫することも可能です。またこの高さがスッと腰を下ろす感覚で乗車できるなど、絶妙な寸法となっているのはステーションワゴンベースで開発したクロスオーバーモデルの利点と感じました。
搭載するディーゼルエンジンは最高出力140kW(190ps)/3500-4000rpm、最大トルク400Nm(40.8kg-m)/1900-3300rpmを発生、これに6速のDSG(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせます。
冒頭で触れたように雪質は非常に良いのですが、それでも雪道の走行には注意が必要です。さらに言えば、同じコンディションがずっと続くわけではなく、圧雪路や左右の路面μが異なる場所なども数多くあります。
低速域から十分なトルクを発生するこのディーゼルエンジンですが、アクセル操作に対し、過敏な動きをすることもなく、言い換えればややゆったりとした加速フィールは今回のような雪道でも好印象。具体的に言えば、どの道でも過信は禁物ですが、本当にスムーズに走りきることができます。
4WD機構は前後100:0から50:50へ駆動力配分を行いますが、走行中に作動していても走行フィーリングに変化はありません。逆にそれがわかるようではストレスになることもあるでしょう。雪上ラリーならばリアルな挙動変化を把握することは必要でしょうが、基本は安全かつ安心して走ることが最も重要です。その点でもこのクルマのキャラクターにディーゼルエンジン+4WDの組み合わせは合っていると感じました。
またディーゼルエンジンと言えば振動や音が気になる部分ですが、振動に関してはかろうじてディーゼルエンジンであることがわかる程度、さらに一定の速度域に到達すれば全くと言っていいほど気にならなくなります。音に関しても室内にいる分には問題なし、但し車外に出るとホイールハウス周辺から「カラカラ」という放射音のようなものは感じます。いずれにせよ、ディーゼルのネガなイメージはここ数年でかなり解消したことも感じます。
インテリアに関してはシンプルで飽きの来ないデザインですし、それでいて基本はフル装備。純正インフォテインメントシステム“Discover Pro”やデジタルメータークラスター“Active Info Display”はもちろん、Advanceならではという点では助手席の電動パワーシートの採用やシート表皮にナパレザーを使うなど上質感も与えられています。
このクルマに試乗して改めて感じたのが良い意味での「上がりクルマ」であることです。オンロードからオフロードまで道を選ばす、それでいてディーゼルエンジンによる走りの良さや燃費性能、さらに燃料費も安く抑えられる点、現在であればエコカー減税も適用され、先進安全装備も充実しています。実用面では前述したように立体駐車場への入庫も可能ですし、ラゲージルームの広さ、そして使いやすさも一級品と言えるでしょう。まさにこれ1台で全部済む、ということ。そういう意味で「上がり」と言ったわけです。
価格的にはベースとなる(それでも装備は充実)TDI 4MOTIONが509万9000円、今回試乗したAdvanceが569万9000円と60万円高くなりますが、それぞれ価値観が異なるとはいえ、やはり上質さを求めるユーザーも多いと思います。その点でも60万円の価格差以上の価値をAdvanceは持っているはずです。余談ですが広い面積を持つ電動サンルーフ(11万9260円高)もAdvanceにしか設定がありませんのでその辺も考慮して購入を検討すると良いでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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パサートオールトラックの中古車 (全2モデル/28物件)
-
- 支払総額
- 応談
- 車両価格
- 応談
- 諸費用
- −万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.2万km
-
- 支払総額
- 125.0万円
- 車両価格
- 115.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 4.0万km
-
- 支払総額
- 88.0万円
- 車両価格
- 75.0万円
- 諸費用
- 13.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 11.0万km
-
- 支払総額
- 354.1万円
- 車両価格
- 341.0万円
- 諸費用
- 13.1万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 239.8万円
- 車両価格
- 233.5万円
- 諸費用
- 6.3万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 6.0万km
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