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『1,000km乗ってみて』 レクサス ES 2018年モデル 犬と仲良しさんのレビュー・評価
ESの新車
新車価格: 602〜728 万円 2018年10月24日発売
中古車価格: 259〜4326 万円 (353物件) ES 2018年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > レクサス > ES 2018年モデル > 300h F SPORT
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2019年8月3日 01:38 [1248011-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
GS350から乗り換えて,近場、郊外、高速、ワインディングを一通り走ったところで、書いてみます。
【エクステリア】
縦横ともGSよりちょっとだけ大きくなり、全体に平べったく、着座位置も低くなっている。
フロントオーバーハングが長く、真横からだとセダンとして若干バランスを欠いた印象。見た目の安定感はカムリの方がいい。
フロントは幅広のスピンドルグリルと、横長の3眼+低く平らなボンネットで正面からだと実際より大きく見える。
一方、リアはトランクリッドが絞りこまれ、フェンダーの張り出しが強調されて、迫力十分(でも、FFなんだよね・・・)
前後ともタイヤハウスが大きく、235/40-19と決して小さいタイヤではないが、それでも拳一個分隙間が有る。
もう1サイズ大きなタイヤの方が見た目のバランスは良さそう。
全車に標準のサンルーフは、当たり前すぎて時代遅れ。まあ、邪魔にはならないが、オプションでいいと思う。
【インテリア】
プラスチック感剥き出しと一部で酷評があるが、穴倉のような暗いイメージがなく、オープンで開放感が有る。
それを生かすなら、VerLのホワイトシート+ブラウン内装+竹のオーナメントパネルが一番だと思う。
ハンドリングに惹かれて、F-Sportsのブラック/レッド内装にしたが、思ったより室内は明るい。
ただ、やはりインテリアだけを見れば、Ver-Lのほうが上質感は上だろう。
【エンジン性能】
加速感や絶対速度を求めるクルマじゃないから、必要十分+αのパワー。モーター走行とのマッチング制御も、時間を
掛けて成熟に近づいた感が有る。出だしから、巡航速度まで不連続なところは無く、モーターでスタートし、途中でエンジンが始動しても、意識しなければ判らないほどだ。
パワーは高速登りでも頭打ちは感じない。GS350の暴力的ともいえる追い越し性能とは比べるべくも無いが、5,000rpm以上までストレス無く回り、エンジン音は大きめだが籠もった音ではなく気に入っている。
【走行性能】
ハンドリングは癖が無く、コーナーで多少ラフなライン取りをしても、FF特有のアンダーは感じない。前後軸の加重比は10:7.8のバランスだから、限界付近では徐々にアンダー傾向になるのだろうが、急コーナーにそこそこの速度で突っ込んでも何事もなくグリップしままなので、なんら問題なし。ただ、ステアリングはもう少々クイックな方が好み。
ブレーキは、効くには効くのだが、HVの宿命で回生とメカニカルのバランス制御が、低速でイマイチだ。
停止寸前、回生が終わり、クリープが始まるあたりのペダル操作が微妙で、スムーズな停止には気を使う。
慣れの問題はあるが、エネルギーを捨てるだけのガソリン車とは同一の感覚にするのは難しいのだろう。
【乗り心地】
良い。ノーマルモードでも、足回りは固めで、Sモードにすると明確にサスがさらに硬くなるが、40km/h以上の速度であれば、路面の荒れや段差をうまくいなし、とても19インチの扁平タイヤを履いている感覚がなくなる。一方、30km/h以下の低速では凹凸を拾い、車体の揺れを感じる。但し、車体剛性の成果か、バタついた印象は皆無。S+モードだと結構ガチガチ感があり、コーナーでのロールが押えられ、攻めてる気にはなるが、段差でのショックが大きすぎて多用する気にはならない。
【燃費】
1回10km程度のチョイ乗りを繰り返すと、12km/l程度。深夜に郊外+ワインディングを150km程走って18km/l程度(いずれも満タン法)。高速では燃費計表示で20km/lだった。特に燃費を意識しない運転で、エアコンを効かせての条件なので、もう少し伸びると思う。
大きさ、重さを考慮すると、十分な燃費性能だと思う。
【価格】
レクサスのラインナップを考えると、GSハイブリットの置き換えとしては多少安めの値付け。
ハードの基準をカムリに置いて考えると、装備+ナビサービス+ブランドでプラス250万ならほぼ妥当と言える。
【気付いた点】
○猛暑の中でも、エアコンの効きがすごく良い。乗り込んで、ハンドルが熱くて触れないほどの状態から、2分程度で一気に冷える。停止している状態でも、十分な能力。シートベンチレーションとの連携制御は秀逸で、快適この上ない。冬のヒーター制御もこうだといいのだが今のところ不明。
×判っていたことだが、回転半径5.9mはちょっと不便。自宅車庫から出すのに、切り返しが必要になった。
○3眼のLEDヘッドランプを制御するアダプティブハイビームシステム[AHS]は良い。セットしておくと対向車や街灯を認識してその部分だけ光をカットするが、路肩や歩行者等は明るく見え、夜間すごく楽。反応も早く、今まで対向車からパッシングされることは無かった。
×上記AHSはライト/ウインカーレバーをハイビームにしておかなければならないので、使用するとハンドルからレバーが遠くなり、ウインカーを出しにくくなってしまう。ロービーム側でも作動するようにして欲しい。
【総評】
FR、多気筒エンジン、多段AT、4輪マルチリンクサス等、トラディショナルなプレミアムセダンの条件をことごとく無視したクルマであり、購入を最後まで迷ったが、ごく普通に乗るには、今まで乗った中で一番快適なクルマだと思う。
運転が楽しいとか、高級なものを所有するとか、自分が一人で満足する車選びの基準を捨て、家族や友人との移動時間を快適な空間で、気分よく過ごせるというという点で、選んでよかったと思う。無論、一人で乗っても、快適であることに変わりは無い。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年6月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 640万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった33人
「ES 2018年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年10月22日 20:42 |
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2023年11月29日 12:00 |
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2022年12月7日 22:07 |
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2022年4月6日 06:57 |
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2021年11月26日 23:49 |
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2021年7月8日 20:25 |
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2021年4月25日 11:41 |
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2021年3月7日 01:21 |
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2020年10月18日 16:22 |
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2020年7月7日 21:50 |
ESの中古車 (全2モデル/355物件)
-
- 支払総額
- 530.1万円
- 車両価格
- 517.0万円
- 諸費用
- 13.1万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.6万km
-
- 支払総額
- 648.0万円
- 車両価格
- 638.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.1万km
-
- 支払総額
- 427.0万円
- 車両価格
- 415.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.2万km
-
- 支払総額
- 473.9万円
- 車両価格
- 465.7万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 1.5万km
-
- 支払総額
- 482.7万円
- 車両価格
- 471.4万円
- 諸費用
- 11.3万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 4.6万km