| Kakaku |
メルセデスAMG CLS AMG 2018年モデルレビュー・評価
CLS AMGの新車
新車価格: 1274〜1599 万円 2018年9月6日発売〜2024年12月販売終了
中古車価格: 407〜1870 万円 (48物件) CLS AMG 2018年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| CLS53 4MATIC+ | 2019年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 |
- 5 0%
- 4 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.00 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
2.00 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.00 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.00 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
2.00 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.00 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.00 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > メルセデスAMG > CLS AMG 2018年モデル > CLS53 4MATIC+
2019年9月5日 19:18 [1256376-3]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
CLS53のデモカーを借りました。同時に知人のE43と比較しています。
新開発の3Lの直6エンジンにに48VのマイルドHV。通称EQブースト!
電動スーパーチャージャーがターボラグを補いシームレスに加速する!とか
始動すると触媒暖める為か?エキゾーストバルブが開き、結構な爆音。
動き出しで例の如くジャダーの洗礼を受ける。ステアリングジオメトリーがパラレルだから仕方が無いが、程度が酷い。夏でこれだと冬は厳しそう。
<43から53への +10 のアップグレードを実感しにくい、コースティング機能は無い?>
まずはハイテク満載の直6から。
コンフォードモードでは発進加速がE43より悪い。
最初からドバッと踏む必要がある様だ。SPORTにすると気にならない。
SPORT+では減速時にアフターファイヤーを演出しバリバリ音が響くが、ATが故パドル操作でも車任せでもシフトダウンが遅れる。9段ATをチューニングしたAMG SPEEDSHIFTの名称だが、名前負け。
中高速域では、43との違いはモーターアシストを一瞬感じるかどうか。43のV6バイターボに対し直6シングルのツインスクロール。X3の35iもツインスクロールでターボラグを感じたが、それを感じないのはモーターのおかげだろう。
他にはV6か直6は素人には解らなかった。
コンピューターが進歩しV6か直6か?はあまり意味が無く音くらいか?
スープラの直6に拘りBMWと協業したは説得力が無い。今や直4基本にモジュラー単位で直3、直6を作る時代。
3L直6ではなく、53つまりV8のCLS550後継としては微妙だ。
4WD化で発進加速は同等でも中間加速は敵わない。価格が違うが、M850iと比較すると53の数字は?
燃費は高速で10〜12、市街地は4〜6程度で拍子抜け。エコモードでコースティングする筈だが、他メーカーと違い中々1000rpm以下に落ちないのもE43同様。メルセデスのコースティング機能は非常に限られ、実質無いと考えた方が良さそうだ。
溢れる提灯記事の中には「史上最高の直6」でカレラS(991.2)より遙かに速いなんてのも・・・持ち上げすぎ。
同じ3L直6のM3/M4には異質の世界がある。991.2も然り。モーターなくても瞬時に反応するし、ニュルのタイムからしたら戯言甚だしい。
次期M3/M4にX3 Mの500hpオーバーの直6が載っても「史上最高」を維持出来るだろうか?
マイルドHVは、EVの雰囲気とレスポンス向上の他は燃費にも効果は限定的だ。
<4MATICもエアサスも+に進化したが?>
ハンドリングとブレーキはどうか?
低速時はE43同様でキレが無く扱いにくい。4発のE250の方が鼻先軽く素直。
中高速域では足回りをSPORTにすると低速時とは異なりレスポンスも鋭く人工的な癖も感じないが、フロントの重さは感じる。タイヤの外側、ショルダーを使ってのコーナリングもE43と同様の気がする。
早い段階でロールを制御し切り始めのレスポンスは優れ曲がる様に感じるが、タイヤの接地面は限られ懐が浅く限界は低い。それを4WDが補っている?
対してBMWはステアリングの遊び大きくロールも大きめだが、グリップ感、限界はより高く感じる。
これはもう好みの問題だが、アクセルで曲げる楽しさは無い。
4WDも43の31:69固定から50:50から0:100まで可変制御に。つまり通常は0:100のFRになったが、ラフなアクセルワーク以外でも相当な頻度でフロントに駆動がかかる。
連続可変ダンパーも+に進化したが、コンフォートモードでも少し荒れた路面ではE43同様にリアにビシッと突き上げがくる。軽いホイール履いてる訳でもなく、独では標準18インチを日本仕様は20インチにした弊害。タイヤが仕事しない。M850iやM5は同じ場所を軽くいなす。因みにタイヤはミシュランの4S。
エアサスはサーキットと無縁の柔らかさだが、どのモードでも絶えず周波数の高い振動を伝え騒がしく不快。縦方向のセッティングが煮詰まっていない?
ブレーキのフィーリングもイマイチ。カックンブレーキと言われてもBMWの方が減速Gを感じ公道では乗り易い。
<視界とシートポジションに難あり>
この車、一番の問題は見切りの悪さ。これだけで買う気が無くなる。
メルセデスは元来サイドインパクトビーム省略でウィンドウが小さいが、Eクラスよりも更にベルトラインが高い。独車は歩行者安全からボンネットが50ミリ上がったのも手伝い車輌感覚を掴むのに苦労する。一体モニターの影響でダッシュボードも高く圧迫感が強い。
170センチではシートは高く調整を強いられ、メルセデスはシート位置が前寄りな事も手伝い最適なポジションは得られなかった。
モニターのブラックアウトも気になる。
知人によれば、E43もファームをアップデートしても発生するとか。スイッチに触れたのか?と思ったが、フリーズの様だ。
ナビ等は相変わらず使い難く、遅いレスポンス、見難い地図、タッチパネルも地図の2画面表示も出来ず、操作は煩雑。
返却の際に、CMの様に使えない!というAクラスユーザーに遭遇。音声認識が使えないレベルで営業マンも弱っていた。因みにAクラスからはタッチパネル可能。
安っぽいカーボン風トリム、フロントドア周りの異音も改善されておらず、E43や前のCLS550と比べリアエアコン省略、リアセンターコンソールもなくなりコストダウンを感じる。
日本仕様は、トリムやシートの材質、色の選択に制限があるが、趣味の悪いトリムだけでも選べる様にしてほしい。
安全装備や半自動運転はフルOPだが、大して使えない機能はOP扱いで良いのではないか?
左カーブなのに右カーブと案内するのは相変わらず。
手前に左カーブがあっても、その先の右カーブや高速ではジャンクションの先の右カーブを案内する。
自動ステアリングの精度等は進歩無く、もはやBMWの方が上。ナビ同様に演算速度が遅くスムーズさや精度で劣ると感じるのは気のせいか?
3年前最新でも今となってという感じだ。
この車、AMGとしては中途半端、完成度が低いパートが多く買いとは言えない。
CLSは63が存在せず53がトップグレードで頭にMやSを付けるよりもAMGの冠は重い筈。
演出では無いAMGモデルにしてほしいと感じました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった26人(再レビュー後:24人)
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CLSクラスの中古車 (全3モデル/61物件)
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- 支払総額
- 608.0万円
- 車両価格
- 588.0万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 3.1万km
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- 支払総額
- 574.2万円
- 車両価格
- 555.0万円
- 諸費用
- 19.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.5万km
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- 支払総額
- 653.5万円
- 車両価格
- 636.0万円
- 諸費用
- 17.5万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 2.4万km
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- 支払総額
- 780.0万円
- 車両価格
- 762.0万円
- 諸費用
- 18.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 3.4万km
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