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『妙なゆるさの「ぐでたま」クルマ。でも嫌いじゃないかも。』 ダイハツ ミラ トコット 2018年モデル あくとうさんのレビュー・評価
ミラ トコットの新車
新車価格: 109〜145 万円 2018年6月25日発売〜2023年12月販売終了
中古車価格: 45〜159 万円 (724物件) ミラ トコット 2018年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ダイハツ > ミラ トコット 2018年モデル > G SA III
2018年6月27日 18:06 [1138475-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
男性だけの世界観は本当のものじゃない。
女性だけの世界観もほんとうのものとはいえない。
この男と女の世界観がぶつかり合って
そこで初めてほんとうの世界観が生まれるんだ。
(岡本太郎)
モ愚タン「ネタ車、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
おねいさん「なんですかこれ・・・」
モ「いやー、最近変化球どころか、ビーンボールでも投球練習してんじゃねーかってくらい、キワモノの量産にいそしむダイハツがまたやった!と一部の好き物から好奇の目でしか見られていない新型車が爆誕したから居ても立っても居られないYO!」
お「また、非道い・・・」
モ「抜群の写真写りの悪いデザイン! 嫌な予感しかしない『女性目線の企画』! もう地雷原の中で葉巻吹かすぐらい余裕のかましてますよね!」
モ「・・・なんて思っていたら、意外な展開に驚くことになるんだな、これが。」
お「え?」
●うわっ…、私のデザイン、安すぎ…?
モ「まず、第一印象ですが、これが意外と悪くないんですよ。写真だとのっぺりした間抜け顔に見えますが、実車は高そうには見えませんがシンプルな感じがよく出ています。esのように変にいじってないぶん、潔いです。」
お「内装はes流用?」
モ「基本的には流用なんだけど、造形を変えてたりと柔らかい印象。なぜか助手席のアッパートレイや掘り込み式のインパネドリンクホルダーが削られているんだけど・・・? まあ、アッパートレイは置いたものが事故の際に凶器になるから削ったのは一つの見識です。収納をあえて減らすのは勇気いるとおもう。」
●エアバックや衝突軽減ブレーキは万能じゃないけど。
モ「全車サイドカーテンエアバックまで標準装備! ムーヴ キャンバスでワイが強く主張していたのが通った!」
お「・・・なんですか、その、マー君は俺が育てた!みたいなんは・・・」
モ「まあ、エアバックが多ければ安全!なんて素人考えで、基本骨格がなってなかったら屁の役にも立たないけど。フィ●ット500なんてエアバック満載なのに、運転席と助手席にしかないヴィッツや先代esよりもJNCAPの乗員保護性能は劣っていたし・・・。過信は禁物ですがダイハツの最近の仕事ぶりから察するに悪くはない結果は残すと思います。」
●しゅ・・・しゅご〜い! 諦観の域に達したセッティング。
お「肝心の走行性能ですが・・・」
モ「・・・異次元緩和。」
お「え?」
モ「壁は、自分自身だ。」
お「・・・。」
モ「異様な非力さはわかってたことだけど、ステアリングの異様な軽さにはビビった! ステアリングが軽い車はなんか誤魔化してるとこがあるかなーとか思うけど、これは超極端です。軽すぎる!」
お「どうしてそんなんになってるんでしょう?」
モ「開発者のコメント見てて、答えがわかったんだけど・・・女性の開発スタッフの『強い意見』によりこうなったと・・・。女性には通常のパワステでも重すぎると感じている人が多い!ということで、こんなに軽いステアリング。本当にこれでいいんか?という葛藤の中で開発したという話を聞いて、思わず涙したね!」
「乗り味は状態の悪い道を走っても暴れることなく中庸。本当に派手さなんてなんもなくて、コーナーリングの限界性能とか、そんなんと無縁のパーソナルカー。最近はなんでもかんでも足を引き締めるばっかりで、自称高級車でも、ガタガタと突き上げるのを我慢しながら乗る羽目になるんが多いんだけど、なんかこっちのほうが自然体でほんわかするのはなぜなんでしょうねえ・・・」
●全部が全部「モリゾー」的な車じゃなくていんじゃね?
お「わかりにくいけど、これ、褒めてんの?」
モ「もちろんだよ!最近はスーパーハイトワゴン・・・つまりN-BOXとかタントとかをかつてミニバンを買っていたような層が求めるようになって、やたら高級感やら乗用車的な味付けを盛らなくちゃならなくなって値段もそれに伴って高騰。結局本当に軽自動車って経済的なの?って感じになっているなかで、手ごろなパーソナルカーとしてのスタンスをしっかり持ったこいつはなかなかの逸材だよ!」
お「おすすめありますか?」
モ「予算が許すなら、G“SA ?”。冬場腰にやさしいシートヒーターは一度使うとありがたみがよくわかる。パノラマモニターを使うために純正ナビをつけても総額150万円程度であがる。パノラマモニターやシートヒーターいらね、マニュアルエアコン上等ならX“SA ?” かな。実をいうと、素のL “SA ?”でも元の車がシンプルなのでそんなに貧乏くさくない。」
「らくちん。難しいことを考えないならこれでいんじゃね? という異様な緩さのオーラを放つ「ぐでたま」クルマ。これでええんか? と自問したくなる気もするが、トヨタのモリゾー社長の言う『イイクルマ』っつーか、全部が全部スポーティーな欧州車みたいなクルマばっかじゃなくてこんなん一つあってもいいんじゃね? と思う自分もいる。少なくても、誠実なふりをして実際は途轍もなく腑抜けた新型ポ●なんかよりよっぽど正直。」
「ただ、本当にエンジンは非力で泣ける。もう少しなんとかなりませんかね、ダイハツさん!」
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった53人
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