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『ユーザーを誤魔化さない車作りをして欲しい』 日産 セレナ e-POWER 2018年モデル ケケ坊さんのレビュー・評価
セレナ e-POWER 2018年モデル
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セレナ e-POWERの新車
新車価格: 296〜419 万円 2018年3月1日発売〜2022年11月販売終了
自動車(本体) > 日産 > セレナ e-POWER 2018年モデル
2019年9月6日 13:51 [1257231-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
こんにちは。
e-POWERとi-MMDの違いを体験することが出来ましたので、レビューします。
結果的に僕の場合、i-MMDの走行性能に惹かれてステップワゴンハイブリッドを購入しましたが、e-POWERを試乗してみて、改めて感じたことがありましたので、レビューさせて頂きます。
ちょっと辛口コメントが多くあり、e-POWERのユーザーさんは不愉快に思うかもしれませんが、これから車を買おうと考えている方のためにも率直に感じたことをレビューします。
間違いがありましたら、御容赦ください。
ここ数年、日産の傾向を見ると、こんなに開発に手を書けなくても良いの?と心配になるような車が多くなっています。
昔みたいに国内で高級車セダンが売れなくなり、利益が取りずらくなっていることや、時代の流れで開発にもお金と時間がかかるようになってきているのは素人の僕にも何となく分かります。
それでも、自動車メーカーは日本の基幹産業を背負っているため、言い訳にしては行けません。
開発費が厳しくてもホンダのi-MMDのように手間暇掛けて頑張っているメーカーもあります。
最近の日産は、ユーザー受けを狙った「e-POWER」や「ワンペダル」なんて言うコジ付けのネーミングばかり考え、車の本質や基本性能のところで力不足を感じます。
車が大好きで毎日車のことを検証しているような賢いユーザーも多くいます。
ネーミングで誤魔化さないで、車の根幹部分を改善して行って欲しいものです。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの比較
(セ)ワンペダル:(ス)協調回生ブレーキ
ワンペダルは脇道からクリープでジワジワ通りに出ることが出来ず、繊細なアクセルワークが必要で、例えると大根の桂剥きをしているように気を使います。
コストを抑え利益を出すためアクセルワークを犠牲にしてでも協調回生ブレーキを採用せず、無理やり燃費を稼ごうとする質素なシステムにしか思えません。まるでボーリングの玉をピンの手前50cmでピタッと止めるような気を使うブレーキングになり、これをワンペダルと言って大々的に売り出す意味が分かりません。
ワンペダルね〜上手いネーミング付けますの〜中身の無いシステムに僕は騙されませんぞよ。
(セ)e-POWER:(ス)i-MMD
そもそもノートと同じサイズのエンジンを載せることに無理があります。
この2台が街中を走っている時の音を外で聞き比べて見てください。
e-POWERは走り始めの発電による騒々しいエンジン音をかき消すために「シュイーーーーン」という大きな音をスピーカーから放送しているのでしょうか?
これをモーター音だと喜んで聞いていたら、勘違いしているかも知れませんよ。
i-MMDは余裕のあるエンジンサイズとアクセルワークに連動した発電制御を行い、まるで電気自動車のトルクとターボ車を掛け合わせたような特別感を味わえます。
しかも高速域はエンジン直結に切り替わるため、エンジン回転数も抑えられ音も静かで燃費も稼げます。
年2、3回、高速道路を使って遠出や旅行、ドライブをする方はi-MMDの方がおすすめです。
(セ)背高ミニバン:(ス)低床ミニバン
背高ミニバンは視界が良いとか言いますが、ステップワゴンの低床設計でもステーションワゴンより背高のため、けして低くはありません。
低床設計はフワフワした感じがなく、ミニバンでありながら道路に吸い付くような味わいで、道路で車を避けるときに車体の反応が良いように思います。
僕が思うに開発を疎かにしたため、装置全体を低床設計に集約出来なかった結果だと思っています。
日産嫌いみたいになってしまいましたが、そんなことはなく、過去日産車も乗っていたし、憧れていた車だってあります。デザインの落ち着き感や自動ブレーキ性能などステップワゴンハイブリッドよりセレナe-POWERの方が優れている点は多々あると思っています。
車の操作性や走行性能という根幹部分での制御システムを省き、あたかもそれが特別に優れているかのような誤認をユーザーに与えるような「ワンペダル」や「e-POWER」というネーミングを付け、車に関心の薄いユーザーが買ってしまうということをユーザー側も一歩立ち止まって考えて欲しいと思いレビューしました。
ユーザー側もメーカーの売り文句にやられっぱなしでは、ダメだと思っています。
本当の意味でいい車を作っていかないと、海外メーカーにも負けてしまいますし、日本のユーザーがメーカーからなめられて良い国産車が発売されなくなってしまいます。
日産だってネーミング重視でユーザーをまくし立てるような戦略を立てていたら、この先10年後は分かりません。
色々書きましたが車は趣味の世界ですので、楽しんでなんぼだと思っています。
納得の行くまで試乗して悩んて購入車を決めてください。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった235人
「セレナ e-POWER 2018年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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| 2023年9月19日 20:51 | ||
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| 2023年6月3日 01:04 | ||
| 2023年5月20日 14:33 | ||
| 2023年5月7日 23:33 | ||
| 2022年11月20日 10:35 | ||
| 2022年6月15日 06:22 | ||
| 2022年4月5日 12:59 | ||
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セレナe-POWERの中古車 (全2モデル/2,966物件)
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- 車両価格
- 199.9万円
- 諸費用
- 14.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.4万km
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- 支払総額
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- 車両価格
- 413.8万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 6km
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- 支払総額
- 375.8万円
- 車両価格
- 369.7万円
- 諸費用
- 6.1万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 4.3万km
-
- 支払総額
- 186.6万円
- 車両価格
- 165.0万円
- 諸費用
- 21.6万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 8.7万km
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- 支払総額
- 250.1万円
- 車両価格
- 234.8万円
- 諸費用
- 15.3万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.5万km
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