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『100%モーター走行による加速!?』 日産 セレナ e-POWER 2018年モデル kusakawainuさんのレビュー・評価
セレナ e-POWER 2018年モデル
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セレナ e-POWERの新車
新車価格: 296〜419 万円 2018年3月1日発売〜2022年11月販売終了
自動車(本体) > 日産 > セレナ e-POWER 2018年モデル
2018年3月16日 00:03 [1109474-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
見た目は箱型ミニバンにしては良いと思います。まぁこれは個人の主観によるでしょうけど私は好みです。
ただし、カタログ燃費を稼ぐ為か、この価格帯の車で下級グレード並みの15インチは流石にないかなと。
まぁ、インチアップさせたら良いんでしょうが燃費は落ちるでしょう。
【インテリア】
コレも個人の主観によりますが、嫌いではないです。
シートアレンジもノーマルセレナほどではないですが、多彩で使い勝手は良いです。
低床ではないパッケージのため床が高く、乗り降りは若干しにくいですが、乗ってしまえば視界は良く快適です。
ただ、ノーマルセレナと比べると二列目の足元がバッテリーにより狭く、フル乗車での居住性はノーマルセレナに劣ります。
3列目に人が乗らないなら、二列目をしっかり下げて乗ればそれほど気にならないでしょう。
【エンジン性能】
100%モーター駆動によるスタート直後からの力強い加速!?
コレを電気自動車と謳っている人も居ますが、これはホンダのハイブリッドシステムと同じですよね。
エンジンで発電しモーターで走る。
そこまではホンダと同じですが、システム自体の出力はホンダより遥かに下で、同じようにモーターで走ると言ってもステップワゴンハイブリッドと乗り比べたらかなりストレスを感じるレベル。
ホンダのi-MMDはe-powerの上位互換とよく言われますがその意味がわかります。
i-MMDは高速域のみモーター駆動の効率の悪さを解消する為にエンジン直結できますが、e-powerはそれが出来ないから結果的に高速でも100%モーター駆動になっちゃう。
つまり高速走行には向かない近距離専用の車と言うことです。
要はホンダのハイブリッドシステムから機能をひとつ削ってコストカットに成功したのがe-powerです。
走りに関しても、ニッサンのディーラーの方に『あんまり走りませんね』と言うと、そこは素直に認めてました。
ノーマルセレナ(2リッター)と同等+αくらいの加速性能だと思いますと。それを1.2リッターで実現しているのですと。
出足は確かにノーマルセレナよりも軽いですが、ある程度速度が出るとほぽノーマルセレナです。
モーターによるトルクや加速を期待して検討中の方は、ステップワゴンHVと乗り比べたら全く違うというのがよくわかると思います。
【走行性能】
ヴォクシー、ステップワゴンのように低床パッケージではないのに加え、15インチなのでカーブではかなりロールします。
車自体の基本設計が10年前のものなのでこれは仕方がない。
走行性能はMクラスミニバンでは1番悪いです。
ミニバンの走行性能は長距離運転の疲れ度合いや同乗者の車酔いなどに直結しますので、家族を乗せて遠出するシーン等では残念に感じるでしょう。
近所の買い物ならなんの問題もありません。
むしろ静かで快適。
【乗り心地】
走行性能が悪いので、乗り心地は…
ただ、ノーマルセレナよりはやはり静かです。
遮音性が高まったのかハイブリッドの恩恵かはたまたその両方か。
直進時の乗り心地は悪くありませんでした。
真っ直ぐ走るだけなら問題ありません。
車酔いする人には低床の他社ミニバン(ステップやヴォクシー)をオススメします。
【燃費】
試乗なので評価は出来ません。
ただ、実燃費に近いWLTCモードを公表してないと言うことは、やはりエンジン直結出来ない分、高速走行ではかなり燃費が落ちるのかなと思います。
先にWLTCモードを発表したステップワゴンより後発なので、ステップワゴンを上回れたのなら発表しない訳はないですから。
まぁ、これはe-powerの宿命ですね。
【価格】
半自動運転(プロパイロット)や両側スライドドア、サイドエアバッグなどオプション選択したら、同じような装備が標準でついているステップワゴンハイブリッドよりも更に値段があがります。
正直高い。
e-powerのメリットはハイブリッドよりも仕組みが単純なのでコストダウン出来ること。
それだけに期待していたのですが、びっくりな価格設定です。
【総評】
プロパイロットを自動運転と表現したり、モーター走行をあたかもニッサンが初めてのような表現をしたり、最近のニッサンは誤解を招く表現が過ぎます。
プロパイロットもモーター走行もステップワゴンハイブリッドをはじめ、他社のミニバンには同等またはそれ以上の機能が備わっています。
ただ、他社はあくまでも運転支援装置と表現し、自動運転の表現を避けてますよね。そこはメーカーの良心だと思います。
セレナはエクステリア、インテリア共に万人受けするデザインと、居住性を誇るミニバンなのですが、いざ走り出したら完全に10年前の基本設計の車です。
動力性能も、上位車種であるオデッセイのハイブリッドシステムを積んだステップワゴンハイブリッドに対して、下位車種であるノートのハイブリッドシステムを積んだセレナ。
走りのホンダと居住性のニッサンと割り切ればそれで良いですが、それならばもう少し価格を抑えてもらわないと売れないと思います。
ステップワゴンハイブリッドをかなり推すような書き方になりましたが、モデルチェンジからかなり時間の経ったノア、ヴォクシーがモデルチェンジをすると更に上を行く可能性もあります。
車は高い買い物です。
セレナe-powerを検討中で、ステップワゴンがNGな人は、トヨタ3兄弟のモデルチェンジを待つのもありです。
また、どうしてもセレナであれば、ガソリンの方がかなりお得だと思います。ガソリン車は2リッターなのでそこまで走りに差はないです。
e-powerをどうしても欲しいという人も、少し待って装備が充実した特別仕様車が出たころに買う方がお得感があります。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった373人(再レビュー後:185人)
2018年3月4日 21:06 [1109474-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
見た目は箱型ミニバンにしては良いと思います。まぁこれは個人の主観によるでしょうけど私は好みです。
ただし、カタログ燃費を稼ぐ為か、この価格帯の車で下級グレード並みの15インチは流石にないかなと。
まぁ、インチアップさせたら良いんでしょうが燃費は落ちるでしょう。
【インテリア】
コレも個人の主観によりますが、嫌いではないです。
シートアレンジも多彩で使い勝手は良いですね。
低床ではないパッケージのため床が高く、乗り降りは若干しにくいですが、乗ってしまえば視界は良く快適です。
シートも質感がよくMクラスミニバンの中では一番良いと思います。
ただ、ノーマルセレナと比べると二列目の足元がバッテリーにより狭く、フル乗車での居住性はノーマルセレナに劣ります。
3列目に人が乗らないなら、二列目をしっかり下げて乗ればそれほど気にならないでしょう。
【エンジン性能】
100%モーター駆動によるスタート直後からの力強い加速!?
コレを電気自動車と謳っている人も居ますが、これはホンダのハイブリッドシステムと同じですよね。
考え方はホンダと同じですが、システム自体の出力はホンダより遥かに下で、同じようにモーターで走ると言ってもステップワゴンハイブリッドと乗り比べたらかなりストレスを感じるレベル。
ホンダのi-MMDはe-powerの上位互換とよく言われますがその意味がわかります。
i-MMDは高速域のみモーター駆動の効率の悪さを解消する為にエンジン直結できるみたいですが、e-powerはそれが出来ないから結果的に高速でも100%モーター駆動になっちゃう。
つまり高速走行には向かない近距離専用の車と言うことです。
ニッサンのディーラーの方に、『あんまり走りませんね』と言うと、そこは素直に認めてました。
ノーマルセレナ(2リッター)と同等+αくらいの加速性能だと思いますと。それを1.2リッターで実現しているのですと。
モーターによるトルクや加速を期待して検討中の方は、ステップワゴンHVと乗り比べたら全く違うというのがよくわかると思います。
【走行性能】
ヴォクシー、ステップワゴンのように低床パッケージではないのに加え、15インチなのでカーブではかなりロールします。
車自体の基本設計が10年前のものなのでこれは仕方がない。
走行性能はMクラスミニバンでは1番悪いです。
でも、セレナは走りを求める車ではありません。
【乗り心地】
走行性能が悪いので、乗り心地は…
ただ、ノーマルセレナよりはやはり静かです。
遮音性が高まったのかハイブリッドの恩恵かはたまたその両方か。
直進時の乗り心地は悪くありませんでした。
真っ直ぐ走るだけなら問題ありません。
車酔いする人には低床の他社ミニバン(ステップやヴォクシー)をオススメします。
【燃費】
試乗なので評価は出来ません。
ただ、実燃費に近いWLTCモードを公表してないと言うことは、やはり高速走行ではかなり燃費が落ちるのかなと思います。
先にWLTCモードを発表したステップワゴンより後発なので、ステップワゴンを上回れたのなら発表しない訳はないですから。
まぁ、これはe-powerの宿命ですね。
【価格】
半自動運転(プロパイロット)や両側スライドドア、サイドエアバッグなどオプション選択したら、同じような装備が標準でついているステップワゴンハイブリッドよりも更に値段があがります。
正直高い。
【総評】
プロパイロットを自動運転と表現したり、モーター走行をあたかもニッサンが初めてのような表現をしたり、最近のニッサンは誤解を招く表現が過ぎます。
プロパイロットもモーター走行もステップワゴンハイブリッドをはじめ、他社のミニバンには同等またはそれ以上の機能が備わっています。
ただ、他社はあくまでも運転支援装置と表現し、自動運転の表現を避けてますよね。そこはメーカーの良心だと思います。
セレナはエクステリア、インテリア共にMクラスミニバンの中ではトップクラスのデザイン(私の中では完全にトップ)と、居住性を誇るミニバンなのですが、いざ走り出したら完全に10年前の基本設計の車です。
動力性能も、上位車種であるオデッセイのハイブリッドシステムを積んだステップワゴンハイブリッドに対して、下位車種であるノートのハイブリッドシステムを積んだセレナ。
走りのホンダと居住性のニッサンと割り切ればそれで良いですが、それならばもう少し価格を抑えてもらわないと売れないと思います。
ステップワゴンハイブリッドをかなり推すような書き方になりましたが、モデルチェンジからかなり時間の経ったノア、ヴォクシーがモデルチェンジをすると更に上を行く可能性もあります。
車は高い買い物です。
セレナe-powerを検討中で、ステップワゴンがNGな人は、トヨタ3兄弟のモデルチェンジを待つのもありです。
また、どうしてもセレナであれば、ガソリンの方がかなりお得だと思います。ガソリン車は2リッターなのでそこまで走りに差はないです。
e-powerをどうしても欲しいという人も、少し待って装備が充実した特別仕様車が出たころに買う方がお得感があります。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった188人
「セレナ e-POWER 2018年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2023年9月19日 20:51 | ||
| 2023年8月22日 10:41 | ||
| 2023年7月13日 20:43 | ||
| 2023年6月3日 01:04 | ||
| 2023年5月20日 14:33 | ||
| 2023年5月7日 23:33 | ||
| 2022年11月20日 10:35 | ||
| 2022年6月15日 06:22 | ||
| 2022年4月5日 12:59 | ||
| 2022年3月16日 06:41 |
セレナe-POWERの中古車 (全2モデル/3,091物件)
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- 支払総額
- 356.8万円
- 車両価格
- 347.9万円
- 諸費用
- 8.9万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 411.0万円
- 車両価格
- 399.9万円
- 諸費用
- 11.1万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 20km
-
- 支払総額
- 448.1万円
- 車両価格
- 429.9万円
- 諸費用
- 18.2万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 10km
-
- 支払総額
- 287.1万円
- 車両価格
- 281.9万円
- 諸費用
- 5.2万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 219.2万円
- 車両価格
- 214.1万円
- 諸費用
- 5.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.4万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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25〜4862万円
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24〜723万円
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17〜499万円
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46〜358万円






