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BMW X3 2017年モデル xDrive20d M Sport(2017年10月19日発売)レビュー・評価
X3 2017年モデル xDrive20d M Sport
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X3の新車
新車価格: 710 万円 2017年10月19日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2017年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.17 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.50 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.42 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.40 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.09 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.47 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.45 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > BMW > X3 2017年モデル > xDrive20d M Sport
2020年5月10日 13:53 [1327017-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
X3 20d Msportを一日試乗した感想です。都内〜高速〜ワインディングと様々なシチュエーションを走行しました。(試乗は緊急事態宣言発令以前に行ったものです。下書きが残っていたのを思い出しこの度投稿する運びとなりました。)
BMW車はかつてE46 3シリーズを所有していたことがあります。
【エクステリア】
BMWらしい保守的なデザインだと思います。目新しさはないですが、肥大化したボディ、キドニーグリルによってなかなかの迫力です。試乗車はM sportだったので専用のバンパーやホイールが装備され、精悍な印象です。BMW車を買うならM sportは必須かと思います。また、X3は最近のドイツ車には珍しく、ダミーではないきちんと加飾されたマフラーが装備されます。(CarwowでおなじみのMatt氏も喜ぶポイントです。)昨今のドイツ車のトレンドとして、バンパー一体型のフェイクマフラーが増えていますが、そうしないBMWには非常に好感が持てます。運転中はサイズ感は特に気になりませんでしたが、外から見ると随分大きく見えます。また、エクステリアデザインはX1ともう少し差別化して欲しかったです。
【インテリア】
ここはもう少し頑張って欲しいところ。レザーやトリムなどの質感はとても高いですが、エクステリア同様、目新しさは一切ないです。メーターはアナログ風のデジタルで、アウディのバーチャルコックピットように地図を表示したりはできません。正直、これならデジタルである必要はないかな?と思います。(現行の3、7シリーズやX5、X7はフルデジタルになり、地図等の表示も可能です。)インパネ周りは、エアコンやオーディオのスイッチがありますが、そこはしっかりとサテンメッキ調に加飾されていて見栄えは良いです。現行の車にしては物理スイッチが多いですが、個人的には直観的に操作できる物理スイッチの方が良いと思います。テスラやボルボなんかは物理スイッチを極端に減らしていますが、安全上疑問が残ります。居住性や積載性はボディサイズ通りです。特別広いわけではありませんが、一般的な方、用途であれば全く問題ありません。
【エンジン性能】
エンジンはBMWではおなじみの2.0L直列4気筒ディーゼルターボです。1750回転で400Nmのトルクを発生し、非常にトルクフルかつ、静かで振動も少ないです。高速でも頭打ち感は無く、日本の道路環境であれば不足を感じることはないと思います。優秀なエンジンですが、あくまで黒子的なエンジンであり、回す楽しさや、アクセルを踏みたくなるような感覚はありませんでした。4気筒ディーゼルなのでサウンド、フィーリングが特別良いわけでもなく、BMWらしさは感じられません。アルピナXD3やM40dなどの直6ディーゼルならば全く違った印象なのでしょうが、20dに関してはメルセデスのような、静かで優秀なユニット止まりです。
【走行性能】
かつて所有していた、E46の頃のBMWといえばアクセル、ブレーキ、ステアリングすべての動作が重く、しかしながら動作は軽快で楽しい。それこそがBMWらしさでした。それに比べると現行のBMWは随分操作系が軽くなったなと感じました。だからと言ってチャチな感じはありませんし、不安に感じることもありません。今回のX3はSUV(SAV)でありながら、全くそのネガを感じませんでした。高速での圧倒的なフラットライドはもちろん、ワインディングでも腰高感はありません。試乗当日はアクアラインで強風による40km/h制限が出ていましたが、風に煽られることもなく安心して走行できました。スタビリティの高さは素晴らしいです。ただ、スポーツカーのようなハンドリングはもちろんありませんし、コーナーが楽しい!と思える訳ではありません。唯一ステアリングのセンター付近の緩みが少し気になりました。(当たり前ですがお借りした車なので無茶な走行はしていません。)
【乗り心地】
よくあるドイツ車の乗り心地です。M sportサス+ランフラットタイヤなので硬さは常に感じます。もちろん角は取れていて、不快なレベルではありませんが、荒れた路面になるとランフラット特有の重さ、硬さが目立ちます。乗り心地に関しては好みによるところが大きいですが、しっかり感があり良いと思います。
【燃費】
一日乗って13km/Lでした。ボディサイズや走行状況を考えればかなりの低燃費。燃料も軽油で、給油の度に安さを実感できるのは精神衛生的にも良さそうですね。
【価格】
新車で乗り出し約800万です。サイズもそうですが昔に比べると新車価格は随分上がったなあと感じました。先進技術料と言えばそれまででしょうが、割高感はどうしても拭えません。それにBMWは登録済み未使用車や低走行の中古車も多く、値段もかなり落ちるので、とても新車で買う気にはなれません。
【総評】
タイトルにもありますが、全体の出来は高く、まさに優等生です。しかし、かつてのBMWのような駆け抜ける喜びがあるか?と言われたら微妙です。どのシチュエーションも静かで快適ですが、印象が薄いのも事実です。BMWというよりメルセデスっぽいです。良くも悪くもSUV感は無く、あえて選ぶ理由は見出せませんでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった16人(再レビュー後:15人)
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X3の中古車 (全4モデル/679物件)
-
- 支払総額
- 328.8万円
- 車両価格
- 318.0万円
- 諸費用
- 10.8万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 7.9万km
-
- 支払総額
- 652.1万円
- 車両価格
- 628.0万円
- 諸費用
- 24.1万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.2万km
-
- 支払総額
- 639.8万円
- 車両価格
- 631.8万円
- 諸費用
- 8.0万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.6万km
-
- 支払総額
- 706.7万円
- 車両価格
- 669.9万円
- 諸費用
- 36.8万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.3万km
-
- 支払総額
- 706.6万円
- 車両価格
- 659.9万円
- 諸費用
- 46.7万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.6万km










