| Kakaku |
『LS500hからLS500に買い換えました!』 レクサス LS 2017年モデル naonaonaona333さんのレビュー・評価
LSの新車
新車価格: 1111〜1799 万円 2017年10月19日発売
中古車価格: 263〜1542 万円 (621物件) LS 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > レクサス > LS 2017年モデル > LS500 F SPORT
よく投稿するカテゴリ
2019年9月5日 23:15 [1257116-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
30系後期セルシオから40系LS(LS600h)に乗り継いで来て、2018年初頭にLS500h 4WDに乗り換えたのですが、想定以上に出来が悪く、かなり辛辣なレビューを書かざるを得ない状況でしたが、結局、我慢ならず、ガソリン車のLS500に乗り換える事となりました。
6000km走った後のレビューとなります。
因みに、ECUなど含めたいくつかのアップデートを行った後のレビューとなります。
【エクステリア】
好き嫌いははっきりする昨今のレクサス車のボスキャラたるアクの強い外観ですが、個人的にはこの方向は嫌いでは無いです。
ただ、外観の不満は少ないですが、敢えて言えば、リアビューが若干、洗練感が薄いのが、ちょっと残念な気がしてしまいます。
それ以外のビューは50系LSは迫力があり好ましいと思います。
【インテリア】
欧州車を寄せ付けない質感は、さすがだと思います。ただ、インパネメーター周りは表示部が小さいのが違和感があり、メルセデス系と同様、もっと横幅が大きいほうが好みです。
HUDもレクサス車最大級サイズのようですが、正直、スピードメーター表示がやや左に寄っているのでやや違和感がありますが慣れの問題とも言え、視認性などには問題は無い様です。
後、不満なのはシートで、色々とカスタマイズ出来るのは良いと思いますが、クッションに弾力性に乏しく、当たりに硬さを感じるのは残念です。Fスポとは言え、今まで乗ってきたセルシオ→40系LS通しで、もっとも、シートの快適性が低いという印象です。
因みに、昨今のレクサス車は、お尻や太ももの裏の当たりが柔らかいので、長時間の運転でも何処かが痛くなりにくい印象です。しかし、LSにはこの当たりの柔らかさが少ないですが、長時間運転後、極端に何処かが痛くなるほどではないのが責めての救いです。
後、マークレビンソンのオーディオですが、天井にまでスピーカーが配置されていますが、正直、40系LSのマークレビンソンの方が音質が良かったと感じます。特に、40系LS後期型のマークレビンソンは非常に音質が良かったので、なおのこと、デグレした感じが残念であります。
【エンジン性能】
2019年夏時点でLS500で最も魅力的なのが、新開発の3.5リッターエンジンで、歴代LSで、もっとも小排気量であるのに、もっともスポーティーになったとも言えると思います。
ただ、確かにパワフルで楽しいエンジンなのですが、40系LS600hに比べると、ごくごく低速領域でのトルク感の頼りなさが顔を出すのは、致し方ないところだと思います。
恐らく、5リッターが中心となっているFシリーズも、恐らく、このエンジンを基本として、更にハイチューンされて500ps超えも可能と思われますので、今後が楽しみなエンジンだと思います。
後、10ATですが、変速も違和感は少なくショックも少ないですが、減速時が一定の減速感ではなく、細かなシフトダウンのためか、少しだけ違和感を感じます。
【走行性能】
LCなどで感じた高剛感がやや薄らいでしまったというのが正直なところです。やはり、LCよりホイールベースが長いし、重量も重いから致し方ないのかも知れませんが、やや期待はずれです。
ただ、全体的な走行性能は、歴代のLSでもっともスポーティーだと言えます。
フロントヘビー云々以前の歴代LSとは全く違った運動性能で、高速道路での安定感は素晴らしく、車速に対して2割程度低く体感される点など、欧州車に引けを取らない性能だと思います。
また、LS500に限って言えば、新世代エンジン性能も相まって、ワインディングも十分楽しめるほどの走行性能であり、フロントヘビー的な感覚を感じること無く鋭く安定感のあるコーナリングが可能です。これは、既に10年以上の歴史のあるアクティブスタビライザーのお陰もあると思います。
ただ、余りにも走りに振り過ぎてしまった感があり、マーケティング的には失敗だったと言えると思います。
【乗り心地】
とにかく、走りに振りすぎな50系LSは、一般道での突き上げ感に関しては、歴代LSで一番不快だと言っても過言ではないと思います。(実は、Fスポも標準車もほとんど変わりません・・)
一方で、確かに、ランフラットタイヤ独特の硬さも相まった、乗り心地は決して褒められた物ではないですが、純粋に走行性能に振った硬さだと思えば、そんなものだと割り切ることも出来るレベルとも言えます。
因みに、実は、セルシオ以来歴代LSでもっとも乗り心地が悪いと感じるのは、30系後期セルシオで、遠乗りはちょっと嫌気を感じてしまうほどでした・・
【燃費】
LS500の燃費はダウンサイジングターボとは言え、決して褒められたものではなく、街乗りで7km/l程度、高速でも良くて12km/l程度なので、40系LS460とそれほど違いはないという印象です。
勿論、パワー感や絶対的な速さでは、LS460より遥かに上ですので、結果的には燃費は向上しているのかも知れませんが・・
ただ、もう少し燃費向上出来れば、最新のダウンサイジングターボという印象に繋がると思います。
【価格】
ハイブリッド車もガソリン車も40系LSからの値上がり分はそんなに大きくないですが、やはり、ハイブリッド車には割高感があります。LS600hとLS500hが数字的にもデグレしているのに、価格面で同じ路線になっている事自体、実におかしなことです。
一方で、ガソリン車のLS460に対するLS500については、世代が進んだ感があるので特に気になりません。
【総評】
2019年夏時点のLS500については、まだまだ煮詰め不足が多く見られ、今後の年改を重ねて熟成を期待したいところです。
ただ、少なくてもLS500については、燃費はイマイチですが、10AT含めた新開発のパワーユニットはよく出来ていると思いますので、後は、突き上げ感と走行性能のバランスを取ることが出来れば、欧州車に引けを取らない走行性能になる可能性があると思います。
ただ、個人的には、LS500hのハイブリッド車の方が解決するべき課題が山積だと思います・・・
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった33人
「LS 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年4月11日 17:35 | ||
| 2025年1月15日 20:52 | ||
| 2024年12月4日 02:58 | ||
| 2024年8月25日 22:46 | ||
| 2024年7月9日 02:53 | ||
| 2024年5月13日 12:05 | ||
| 2024年5月5日 10:20 | ||
| 2024年1月8日 16:04 | ||
| 2023年11月18日 20:00 | ||
| 2023年3月21日 22:29 |
LSの中古車 (全2モデル/1,448物件)
-
LS LS500h Fスポーツ オレンジブレーキキャリパー マークレビンソンプレミアムサラウンドシステム ムーンルーフ
- 支払総額
- 960.3万円
- 車両価格
- 930.0万円
- 諸費用
- 30.3万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 4.7万km
-
- 支払総額
- 614.0万円
- 車両価格
- 599.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 9.6万km
-
- 支払総額
- 898.7万円
- 車両価格
- 880.0万円
- 諸費用
- 18.7万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 1.5万km
-
- 支払総額
- 149.0万円
- 車両価格
- 135.0万円
- 諸費用
- 14.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 11.4万km
-
- 支払総額
- 558.8万円
- 車両価格
- 548.6万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.1万km








