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『インテリジェント・モビリティ。買わないのがインテリジェント。』 日産 リーフ 2017年モデル windows8&XPさんのレビュー・評価
リーフ 2017年モデル
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リーフの新車
新車価格: 315〜583 万円 2017年10月2日発売〜2025年10月販売終了
中古車価格: 64〜445 万円 (606物件) リーフ 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 日産 > リーフ 2017年モデル > G
2017年10月7日 21:22 [1068174-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 2 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
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|---|---|---|
今日、試乗会のチラシが入っていたので朝一で参加してきました。
ただ、いつも試乗に行くディーラーでは「ただの冷やかし客」という名目でブラックリスト入り?しているため
扱いは結構冷たく、満足に質問もできませんでした。よって、主観が多めです。
さて、まずは【エクステリア】からまとめましょうか。
私、リーフのコンセプトモデルを見た時、凄い鳥肌が立ったんですよ。
凄いカッコいいと思いません?青の挿し色が近未来的で最高にクール。これは発売が楽しみだ!と思っていたのですが。
あれ〜?全然違う。悪い意味での衝撃。
いやまぁ、親しみやすいデザインと言えばそうかも。なんか見ていると落ち着きます。私ハンバーグ大好きなので。ほら、ハンバーグに見えません?おいしそうでしょ?関係ないか。
皮肉はこの辺にして【インテリア】。旧型では不評だったトランクスペースも拡大したんですよ!と自慢げに(嫌々)紹介されましたが、
日産ご自慢の「超・ステップラゲッジルーム」。簡単に言うならばリビングにある小上がりの畳スペース。
いやいや、例え広くなってもこの段差ゆえに載らない荷物だってあるでしょうに。わかってない。
とはいえ、シートの質感などは割とよくまとめられており、お洒落なカフェのような印象も受けました。
でも、300万オーバークラスだもんね。普通か。
次、【モーター】と【走り】、【乗り心地】をまとめて評価しましょう。
一つ言っておきたいのは、バッテリーの容量が増えたからと言って、テスラのように超加速をするわけではないこと。
町乗り(0-60)程度なら凄く力強い走りですけど、中速枠からは普通のガソリン車の方がパワーがあります。
ただ、どれだけアクセルを踏んでもエンジンがかからないのはHV・e-powerでは味わえない不思議な感覚です。
プリウスとかだと、アクセルを一定量踏んだらエンジンがかかります。だから、「これだけ踏めばかかるだろう」という
自分の中でのボーダーがあるのですが、それをぶち壊してくるんですよ。ヒーーンと唸りながらどこまでもモーターで加速していく。
これに慣れると普通のエンジン音が煩わしくてしょうがなくなるのかも?
そして、これまた電気自動車ならではの「ワンペダルドライブ」。私はi3やノートe-powerで体験済みなので特に驚きはないですが。
今回感心したというか安心した点は、ワンペダルドライブ時でもブレーキランプがつくようになったこと。
ノートe-powerは停車中つかないとか言う噂を聞いたので・・・。
信号待ちの時もブレーキは踏まなくていいです。楽ですね。
で、リーフはそのモーターならではの「滑らかさ」を強調したいのか、足回りも結構柔らかく設定されています。
ハンドリングの応答は悪くなく、日本で乗る分には不足ない快適な足回りですが、慣れない人だと酔うかも知れませんね・・・。
特に、ヴィッツやフィット等、海外でも売られることを想定した車からの乗り換えだと柔らかさへの違和感を覚えるでしょう。
室内は静かで快適です。ただ、冬場は暖房効くのかな?HV、EV車の課題は冬場の暖房ですが・・・。
さて、肝心の【燃費】。
航続距離は400キロを超えたようですが、卑怯なのはkm/Lで表示されない事。
まぁ、モーターにリットルという概念がないのでしょうがないとも言えますが、
ガソリン車だって、タンクの容量を増やせばいくらでも「航続距離1000キロ突破!」って言えるわけで。400キロ突破は純粋に捉えていいのかな?
一時期、「リーフの充電はコーヒー一杯分」みたいな売り文句がありました。これは、夜間の安いうちに充電すれば、一回の走行に必要な金額はおよそ100円になるという計算を大げさに表現したもの。
でも、プリウスだって1Lで20キロくらいは走る。1L=130円程。
30円の差額はありますが、充電スタンドの整備や、そもそも高い本体価格。そしていずれ訪れるバッテリー交換の日。
そういうことを考えると、賢い選択なのか分かりません。
(プリウスは20万キロ走ってもバッテリー交換は必要ない場合がほとんどらしいですからね)
【価格】も上と少し重なりますが、今回の試乗車Gは390万円ほど。
車本体はインプレッサとかと変わらないクラス帯ですが、「電気」というアドバンテージで390万。
感覚的には「宇宙旅行に2億円で行けます!」って感じでしょうか。
おおよそ150万円分の差額で「未来」を買っているのでしょう。
私は現実の物を非現実的な値段では買いたくないです。
さて、最後にもう少しだけ。
バッテリーに関しては「8年16万キロ9セグメント保証」ってのがあります。ある程度バッテリーがヘタったら
「適切な対応をしてバッテリーを9セグメントにまで回復させる」というもの。ここで大事なのは「バッテリー交換をします」とは言っていない事。
旧型の例では、この保証を受けようとしても、バッテリー交換をしてもらえず、システム書き換えで様子を見られ、結局大して回復もせず、そんなことを言っているうちに保証終了・・・。
とからしいです。電気自動車という未開拓の部門の「人柱」をやってくれているオーナーに対して、その対応はあんまりでは?
この辺含めて、常識やらオーナーの想いやらを「ぶっちぎってくれる」ニッサンですよね。
あの「事件」もそうですが。
「インテリジェント・モビリティ」。この車のコンセプトです。
「国に決められた検査を適当に済ませて書類偽装だ!なんてインテリジェントなんだ!」って。
結果的には賢い選択だったとは言えませんよね。
賢くないメーカーが作った「賢い車」。買うには信頼が足りないでしょう。
まだまだ未来ある、未開拓の部門の車を、未来無きメーカーが作る。あぁオソロシヤ。
保安基準をぶっちぎった車と、Life_togetherしていく、そんなんでFeel_the_beatできますかね?
企業として、Shift_the_futureしていってほしいものです。
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