日産 リーフ 2017年モデル e+ X（2019年7月25日発売）レビュー・評価

【エクステリア】
よくも悪くも日産車。c27セレナも所有していますので馴染みのある顔です。先進感とかはちょっと少ないですね。
【インテリア】
ネット界隈ではチープと連呼されていますが、特に不満はないです。第2世代ランサーエボリューションからの乗り換えなので必要十分です。まあナビは小さいなあと思いました。40kwのXグレード以上からはナビは標準装備ですのでそこは日産頑張ったなあと思っています。
【エンジン性能】
エンジンはついてないです。オイル交換やベルト交換やらランニングコストがかからないのがいいですね。
加速は凄まじいです。しかし2.0リッターターボからの乗り換えだとやや優等生すぎます。また音もしないので不気味です。そのくらい加速は申し分ないです。
【走行性能】
40kwでもコーナーの安定感はびっくりしました。ややアンダーは出ますが気持ち悪いほどよく曲がる。e+では更に安定感が増しているそうなので楽しみです。
動力性能の割に足回りがチープな印象は否めませんが、サーキット攻めるわけではないので必要十分だと思います。
【乗り心地】
静かです。またリニアな加速と相まってとても快適に感じます。見た目と裏腹に車体も割と大きく、ゆったりした乗り心地です。サルーン的な。プロパイロットは付けましたが多分使うことはないと思います。

【燃費】
言わずもがな。電気なのでコストはかかりませんね。充電し放題プランの2160円だけです。
【価格】
e+のXで諸々つけて460万でした。補助金に減税と日産のキャッシュバックで約60万は浮きます。
バッテリーに関しては8年16万キロ保証もついているのでまあ安心かな？日常の足なので別に気にしてないです。
内装がチープチープと言われていますがEVの先駆け的な存在ですし、日産も企業ですから利益は出さないといけませんし、仕方ない所だと思います。
現状普及させるためにはバッテリーとモーターで手一杯でしょうからこのくらいの内装が適度な落としどころでは？
それに個人的にはあまりガチャガチャした絢爛な内装は要らないです。そのうちT社がそちらの方面は出すでしょうから高級感（笑）が好きな方はそちらを是非お買い求め下さい。
動力性能とEVという先進性、その辺りを鑑みると妥当です。乗ってみたらわかります。
【総評】
今回は内外装ともにかなり無難にまとめてきたなあという印象ですが、乗ればそんなことはどうでもよくなります。私も買うつもりは毛頭ありませんでしたが乗ってみてかなり良いと感じました。
乗ってみてよかったら一晩、二晩借りて生活してみてください。
充電という行為は最初は面倒に思われるかもしれませんが、休みの日は早起きして充電しに行ってそのままドライブしたり、自宅近くの穴場の充電スポットを見つけてちょっと嬉しくなったり。
日常の中で充電するという行為が出かけるという行為へと自然に変わっていき、なぜか生活の充実感につながります。家族で外出する時間が増えたり、ガソリン代がかからないこと。またリーフ自体の動力性能の高さもこれらに寄与していると感じています。
逆にはっきり言うとそこに価値を見出せない人には絶対に合わない車だと思います。