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『剛毅木訥仁に近し』 ホンダ シビック セダン 2017年モデル あくとうさんのレビュー・評価
シビック セダンの新車
新車価格: 269〜276 万円 2017年9月29日発売〜2020年8月販売終了
中古車価格: 128〜238 万円 (42物件) シビック セダン 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > シビック セダン 2017年モデル > ベースグレード
2017年10月7日 10:59 [1067935-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
流麗な4ドアクーペデザインです。
顔つきやリア周りなど、相変わらずの「ガンダム」系バキバキデザインですが、トヨタよりさじ加減が利いているのかプリウスのように幼稚くさいデザイン、とアメリカで叩かれまくる事態にはなっていないようです。(爆)
しかしなんでしょう、このナツい感覚は。
カリーナEDやら、プレセアやら、ペルソナやら、なんか、昭和の末期に狂い咲き、そして絶滅してしまった 4ドアハードトップセダンな奴らのスメルがします。
しかし、日本では絶滅したあとに欧州でメルセデス・ベンツ CLSとかで4ドアクーペとしてRe-Birthしちまうんだから、何が起きるかわかったもんじゃないですね!
【インテリア】
OTOKOMAEは、見た目より中身で勝負だYO-N!
あの頃は内装よりも足回りに金をブッ込んでたよなあ・・・とBMWのE36やE39をしみじみ想う長老とか以外には「虚飾を排し、運転に集中しやすい環境を生む操作性」なんていう謳い文句も、一般的には素直には受け取られず、質感や見た目品質は スイフトとあんまり変わらんレベルやないか!とディスられる未来予想図です。
し、シンプルなんですよ、シンプル!(必死)
オッサンの大好きな、加飾されまくった内装が欲しければ他のクルマを探したほうがいいです。○-HRとかいんじゃないスカ?(暴言)
まあ、あまりおふざけが過ぎるのもなんなんで真面目にいきますが、
シートは着座位置が低く、昔ながらの少し寝そべったようなポジションが標準かなと思いますが、これ、結構腰に来ます。
標準シートはおおぶりで座り心地のよいシートではありますが、少し腰の辺りが沈み込むので、長時間ドライブは腰にクルかもしれません。
まあ、伝説の”腰痛製造シート”を装備した某車(後にイスラム国っぽい車名になっちゃったやつ。)よりは全然マシですが・・・。
それに対してレザーシートは質感はいまひとつですがテンションが強めなので、標準シートに比べて腰の負担は少なく感じました。
(たぶん、質感より耐久性重視に振ったチョイスなんだと思います。昔のルノーの革もこんな感じでした。が、果たして世間様ではどのように感じるものか。)
後ろのドアを開けたときの第一印象はダイナミックなルーフ処理が目に入るので うわ、狭!座れるんかな・・・というところですが、これが座ると意外に広いです。頭上は身長170程度なら問題ないかな、のレベルです。リアシートも低めなんでしょう。足元も十分な広さがあります。
トランクもこれまた広大で、見た目以上に実用的に作り込まれているのが見て取れます。
質感よりも残念なのはハザードボタンの位置でしょうか。ナビの上に配置され、遠くて押しにくく、ここらへんもスイフトみてえだな・・・。
緊急時に押さないといけないボタンがこの位置では、とっさには押せませんよ。
しかし、スピードメーターのシンプルなこと、シンプルなこと。
本当に必要な情報だけをドライバーに与える、ということでは正解だと思うんですが、わき見運転上等、メーターは派手なほうがなんとなくいい得した気分だろ!とばかりに余分な情報を押し付けられることに慣れきっているユーザーに、このメーターの意味を理解してもらえるんでしょうか?
【エンジン性能】
【走行性能】
【乗り心地】
エンジンをかけてゆっくりとアクセルを踏み込むと、気持ちよくパワーとトルクが盛り上がっていきます。無段階変速のCVTとあいまって、ぬるぬると気がつけば60-70kmくらいまで加速していってたという感じです。
CVTのラバーバンドフィールこそ若干感じるものの、ターボ特有のターボラグもあるので、回転数と速度の不一致なんて途中からどうでもよくなってきてしまいました。それよりは、アクセルオフ時の減速のゆるさのほうが気になったくらいで。(まあ、パドルシフトによる擬似変速でエンブレを効かせればいいだけのことですが。)
このエンジンの問題点をあえてあげるとすれば、ふつうに扱う分にはスムーズすぎて面白みがないということでしょうか。(爆)
走らせてみると、全体のイメージはとにかく軽快で、ステアリングを切った分だけ素直に曲がる感じです。
競合の某安全カーのようなハンドルセンターの曖昧さやなんか重ったるいフィールなど皆無、ホンダ スポーティらしさの象徴の過敏な動き(爆)はなく、え?これ ホンダ車なの? と疑うレベル。
試乗中、レーンチェンジを結構なスピードで試させてもらったが、安定性は抜群でした。
また、細かな凹凸をパスする際も、某安全カーのようなサスの収束の甘さを感じることなく、おおらかで自然体なドライブができます。
【価格】
ナビ以外はほぼフル装備なので、お値段はお高め。
人によっては無駄な装備もあるのが判断の分かれ目か。
【総評】
直進性が高く、自然なフィールで違和感がなく、快適で乗り心地もいい車、というアメリカ人のパーソナルセダンに求めるものを具現化するため、とにかく、真面目に作りこまれた良質なクルマです。
とにかくシンプルで、外観以外はとがったところがないので、地味すぎるデビューですが、こいつ、これからのホンダの上級モデルの基本となるプラットフォームを採用した超戦略モデルなんですよね。
なんで 某安全カーのように、新プラットフォーム採用!ってやらないんでしょう。ホンダは下手糞すぎると思います。
実用車でありながら、道具車でもない、まことに評するに困ったクルマではありますが、欧州のプレミアムカーを鼻で笑う衝突安全性の高いボディ、財布にやさしいレギュラーガソリン、標準で16インチの乗り心地と操安性のバランスの取れたタイヤサイズ、抜群のリアの安定性と光り輝く要素は満載ではあるんです・・・ただ日本の車選びの基準では少し外れているだけで。
願わくばシビックがバカ売れして、シビックツアラーが再臨しますように。(絶対無理!)
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった79人(再レビュー後:70人)
2017年10月7日 02:13 [1067935-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
流麗な4ドアクーペデザインです。
顔つきやリア周りなど、相変わらずの「ガンダム」系バキバキデザインですが、トヨタよりさじ加減が利いているのかプリウスのように幼稚くさいデザイン、とアメリカで叩かれまくる事態にはなっていないようです。(爆)
しかしなんでしょう、このなつかしい感覚は。
カリーナEDやら、プレセアやら、ペルソナやら、なんか、昭和の末期に狂い咲き、そして絶滅してしまった奴らのスメルがします。
しかし、日本では絶滅したあとに欧州でメルセデス・ベンツ CLSとかでまたもやRe-Birthしちまうんだから、何が起きるかわかったもんじゃないですね!
【インテリア】
OTOKOMAEは、見た目より中身で勝負だYO-N!
カタログでも、「虚飾を排し、運転に集中しやすい環境を生む操作性」と謳っているように、シンプルな内装になっています。
な、なにぃ!? 質感や見た目品質は スイフトとあんまり変わらんレベルじゃないんかだと!?
し、シンプルなんですよ、シンプル!(必死)
オッサンの大好きな、加飾されまくった内装が欲しければ他のクルマを探したほうがいいです。○-HRとかいんじゃないスカ?(暴言)
まあ、あまりおふざけが過ぎるのもなんなんで真面目にいきますが、
シートは着座位置が低く、昔ながらの少し寝そべったようなポジションが標準かなと思いますが、これ、結構腰に来ます。
標準シートはおおぶりで座り心地のよいシートではありますが、少し腰の辺りが沈み込むので、長時間ドライブは腰にクルかもしれません。
まあ、伝説の”腰痛製造シート”を装備した某車(後にイスラム国っぽい車名になっちゃったやつ。)よりは全然マシですが・・・。
それに対してレザーシートは質感はいまひとつですがテンションが強めなので、標準シートに比べて腰の負担は少なく感じました。
(たぶん、質感より耐久性重視に振ったチョイスなんだと思います。昔のルノーの革もこんな感じでした。が、果たして世間様ではどのように感じるものか。)
後ろのドアを開けたときの第一印象はダイナミックなルーフ処理が目に入るので うわ、狭!座れるんかな・・・というところですが、これが座ると意外に広いです。頭上は身長170程度なら問題ないかな、のレベルです。リアシートも低めなんでしょう。足元も十分な広さがあります。
トランクもこれまた広大で、見た目以上に実用的に作り込まれているのが見て取れます。
しかし、スピードメーターのシンプルなこと、シンプルなこと。
本当に必要な情報だけをドライバーに与える、ということでは正解なのですが、果たして余分な情報を押し付けられることに慣れきっているユーザーに、意味を理解してもらえるんでしょうか?
【エンジン性能】
【走行性能】
【乗り心地】
エンジンをかけてゆっくりとアクセルを踏み込むと、気持ちよくパワーとトルクが盛り上がっていきます。無段階変速のCVTとあいまって、ぬるぬると気がつけば60-70kmくらいまで加速していってたという感じです。
CVTのラバーバンドフィールこそ若干感じるものの、ターボ特有のターボラグもあるので、回転数と速度の不一致なんて途中からどうでもよくなってきてしまいました。それよりは、アクセルオフ時の減速のゆるさのほうが気になったくらいで。(まあ、パドルシフトによる擬似変速でエンブレを効かせればいいだけのことですが。)
このエンジンの問題点をあえてあげるとすれば、ふつうに扱う分にはスムーズすぎて面白みがないということでしょうか。(爆)
走らせ見ると、全体のイメージは軽快で、ステアリングを切った分だけ素直に曲がる感じです。
競合の某安全カーのようなハンドルセンターの曖昧さや、ホンダらしい過敏な動き(爆)はなく、え?これ ホンダ車なの? と疑うレベル。
試乗中、レーンチェンジを結構なスピードで試させてもらったが、安定性は抜群でした。
また、細かな凹凸をパスする際も、某安全カーのようなサスの収束の甘さを感じることなく、実に安楽でもあるのです。
【価格】
ナビ以外はほぼフル装備なので、お値段はお高め。
人によっては無駄な装備もあるのが判断の分かれ目か。
【総評】
とにかく、真面目に作りこまれた良質なクルマです。
とにかくシンプルで、とがったところがないので、このセダンは注目を浴びることはほとんどないですが、レギュラーガソリン、標準で16インチの乗り心地と操安性のバランスの取れたタイヤサイズ、と美点もあるのです。
願わくばシビックがバカ売れして、シビックツアラーが再臨しますように。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった9人
「シビック セダン 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年4月22日 07:20 | ||
| 2020年12月20日 22:19 | ||
| 2020年11月24日 17:26 | ||
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| 2020年6月14日 16:51 | ||
| 2020年6月12日 09:00 | ||
| 2020年5月6日 09:48 | ||
| 2020年4月12日 03:55 | ||
| 2020年3月29日 23:59 |
シビックセダンの中古車 (43物件)
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- 支払総額
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- 車両価格
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- 年式
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- 走行距離
- 3.2万km
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- 支払総額
- 190.3万円
- 車両価格
- 179.8万円
- 諸費用
- 10.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 2.6万km
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- 支払総額
- 185.0万円
- 車両価格
- 176.5万円
- 諸費用
- 8.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 2.0万km
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- 支払総額
- 178.4万円
- 車両価格
- 169.8万円
- 諸費用
- 8.6万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.2万km
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- 支払総額
- 158.0万円
- 車両価格
- 149.8万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 8.8万km
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