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『ほどよいサイズのプレミアムSUV』 アウディ Q2 2017年モデル シンココさんのレビュー・評価
Q2の新車
新車価格: 430〜499 万円 2017年6月13日発売
中古車価格: 137〜518 万円 (228物件) Q2 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > アウディ > Q2 2017年モデル
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2024年6月30日 14:50 [1858609-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
あくまでも個人的な主観ですが、設計に携わっている者として
【エクステリア】デザインは好みが分かれますが、実物を見ると写真より良く感じられます。パッと見は直線基調に見えますが、多面的なデザインになっていて飽きのこないシンプルな創りは、他の車種にないものだと思います。Q3と比べるとリヤが貧弱に思えますが、格差をつけるためには必要なことですし、許容できる範囲の悪くないデザインだと思います。
欧州においてはグリルの大型化や先進的なライトやデザイン性の先駆者として若者にもアウディは評価されています。
【インテリア】アウディ特有の共通でシンプルで機能的なデザインです。落ち着きがあり、スイッチ類の操作感にもチープな感じはありません。最近は画面タッチなどを多用している車種が増えているなかで、しっかりとスイッチやボタン操作が感じられるのは、好印象だと思います。視認性は良く見切りやすいデザインのおかげで運転しやすいです。シートの形も良く、前席の足元スペースに不満はありません。ステアリングは質感がよく、ほどよい太さです。乗り込んだときにアウディだと感じることができます。
特に意識しないと感じませんが、シートポジション、ステアリング、ペダル位置、メーター類の視認性、外からの光の反射などは全く問題ありません。
国産車では高級車であっても、シートやステアリングの位置をどのように調整しても、メーターのこの部分が見えないとか、外からの光の反射で見えないという車種があります。メーターやパネル、操作レバーやボタンの機能性とデザイン性を両立してもらいたいものです。
【エンジン性能】1.5リットル、ターボチャージャーになって十分すぎる加速感と、7速Sトロニックの応答性の良さも相まって、特に高速道路では楽しく走れます。国内の街乗りでは国産車と比べても良し悪しは分かりにくいと思います。
【走行性能】特に直進安定性は欧州車なので良い、というより車格と車高の高さや最低地上高さを考えると抜群に良い。コーナリングも安心して走ることができます。助手席でなく運転すれば違いが分かると思います。これは国産車や同クラスのレクサスでも太刀打ちできない部分だと思います。やはり基本性能として200キロ250キロでも走る曲がる止まることができる車なので、150キロ程度の設計の車種とは1枚も2枚も上の性能だと感じます。
【乗り心地】乗り心地は人によって感じ方もそれぞれです。初代セルシオのように室内が静寂で何も感じないことが良いと感じる人もいますが、ロードノイズやエンジン音などロードインフォメーションを適度に正確にドライバーに伝えた方が運転が楽しく運転の醍醐味を味わえると思います。
Q2は硬めの乗り心地でありながら収まりがいいので良好です。変なバタツキや挙動、横揺れがありません。ドライバーに路面状況を正確に知らせるという観点では、運転する楽しさが味わえます。街乗りではあまり感じないが、高速になるほどボディ剛性の高さや路面に張り付く安定感が感じられ、プレミアム感があります。ドアの開け閉め、乗り込んでステアリングを握ったフィーリング、高速走行の安定感、シンプルで落ち着いたデザインと見切りと機能性の良さなどが複合的に乗り心地に高級感を与えています。こういったところは何年たっても満足感があり飽きません。
【燃費】街乗り12〜15キロ、高速20キロくらいです。
【価格】上記をプレミアム感として納得できれば、高くないと思います。
【その他】他車種を試乗して気づいたボンネットダンパーについて少し言いたい。Q2にはダンパーが付いているので、ボンネットを開けて持ち上げれば、そのままの状態を維持し下がりません。つまりプレミアムカーらしさを保っていますが、最近の車種だとレクサスUX、LBX、クラウン、アルファードなど(他にもあります)は突っ張り棒を立てるボンネットステー方式です。日本を代表するいい車なのに少し残念です。普段は見えないところにこそ十分なコストをかける。気づかないところにこそ技術やノウハウが詰まっている。基本性能や基本構造においては一貫してコストをかけ、伝統を守りながら進化させて造りこんでいく。それがプレミアムカーであり、長く愛用するオーナーを称える文化も素晴らしいと思います。最近は車の値段も高くなっているので、10年程度で買い替えを想定して開発するのではなく、国産車も20年30年を想定した車の開発をしてほしいと思います。
【総評】コンパクトプレミアムSUVとしては十分アリだと思います。
特に、欧州車に乗りたい。街乗りで車幅を気にせず運転したい。小回りが利くSUVが欲しい。高速安定性や長時間運転の疲労感などを重視したい。という人には、Q2は良いと思います。Q2のフルモデルチェンジはない(次期モデルの開発はしない)という噂もあるので、長く乗りたい人にもオススメかもしれません。
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
参考になった11人
「Q2 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年6月30日 14:50 | ||
| 2024年4月19日 14:57 | ||
| 2023年5月2日 07:53 | ||
| 2022年10月9日 16:05 | ||
| 2022年7月21日 23:07 | ||
| 2022年6月5日 16:23 | ||
| 2022年3月24日 10:02 | ||
| 2021年3月23日 13:13 | ||
| 2020年9月10日 19:33 | ||
| 2020年8月31日 22:46 |
Q2の中古車 (228物件)
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- 支払総額
- 269.9万円
- 車両価格
- 249.9万円
- 諸費用
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- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.9万km
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- 支払総額
- 203.6万円
- 車両価格
- 188.0万円
- 諸費用
- 15.6万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.0万km
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- 支払総額
- 215.1万円
- 車両価格
- 199.9万円
- 諸費用
- 15.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 1.9万km
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- 支払総額
- 183.8万円
- 車両価格
- 178.5万円
- 諸費用
- 5.3万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.5万km
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