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『本当に価格に見合った価値があるのでしょうか?』 アウディ Q2 2017年モデル 10年寝たろうさんのレビュー・評価
Q2の新車
新車価格: 430〜506 万円 2017年6月13日発売
中古車価格: 139〜503 万円 (353物件) Q2 2017年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > アウディ > Q2 2017年モデル > 35 TFSI S line
2024年4月19日 14:57 [1036679-5]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 1 |
2024.4追記
レクサスのLBXが出てきました。
もともとプレミアムブランドのアウディのクルマですが高級感を目指したクルマではありませんから、当然として高級車を目指して開発されたレクサスLBXとはそもそもの立ち位置が違う気がしますね。なので、高級感とか、質感ではレクサスLBXに勝てる点はほぼなく、おそらくシフトフィーリングくらいでしょうね。
個人的に買いたいとレクサスLBXは感じるくらいなので、バカ売れは必至ですから、質感を求めるならレクサスLBXでしょうし、ではQ2のセールスポイントは?と言われたら? ありませんと応えそうで、なんでこんなに売れているのかと言えばSUVが流行しているのと手ごろなサイズ感とブランドですね。まさにブランド物の安心感。そういうことだと思います。
わかりやすいブランド志向でなんとなくアウディQ2という方があるとすれば、個人的にはコストパフォーマンスが低いアウディQ2よりもレクサスLBXを推しますね。
【エクステリア】
全長
4.2mのボディにアウディとしては珍しく、実用性能を確保するため、ヒトとモノにそれなりに^_^充分な空間をマジメに確保した為、ズングリとしたスクエアなデザインは斬新なサイドのラインはなかなかですが、全体的にはデザインは好みはあるものの、ディライトの光り方も含めてヘッドライト周りはどことなくボルボに似ているし、あくまでも個人的な見解ですが、後方正面から見たリヤビューは到底スタイリッシュとはいえないデザインです。
フランスやイタリアなどのラテン系のクルマのように、実用性を徹底追求した上で、お洒落なエクステリアに仕上げるといったデザイン力はアウディには少し難しいようですね。
【インテリア】
フロントシートに175cm程度の男性が座り、後席に同じ男性が座った場合は足元と頭上共に、ほとんどゆとりはありませんが、長時間でもなんとか耐えられそうです。後席はSUV的な開放感はうすいですが、それなりに空間は広く頭上空間もしっかりと確保されています。
トランクルームは意外に広く、サブトランクも込みで幅100奥行き80高さ60ほど最上部の奥行きは30センチ程度となりますが、途中まではほぼ垂直に立ち上がる為、トノボード下の実測容量は360L程度と意外にも旧型Q3より広い空間があり、実用的な感じです。
カタログ表記された405Lはトノボード上も含む容量です。
マイナーチェンジ後のインテリアはSlineグレードでもプレミアムカーとしては微妙な質感で、昨年フルモデルチェンジした現行Q3と比較するとかなり大きな差を感じます。現行Q3は全ての面でイマイチだった旧型と異なり、Q2よりひとクラス上のSUVの輸入車ではおススメできるクルマのひとつなので。
【エンジン性能】
1.0のターボは全体的にトルクはスペック以下な感じで力不足でしたが、1.5Lターボとなり、パワーにはやっとゆとりを感じるようにはなりました。だからといって2008あたりの三気筒1.2Lと明確に差を感じるほどではないです。
これはプジョー2008がトルコンの8AT、アウディQ2が7DCTであることも関係しているかもしれませんね。
あとは、高回転では遮音性が低く、決して快音ではない1.5L四気筒ターボのエンジンノイズが盛大に入ってくるのも高級感を著しくスポイルしていますね。これでは、新しいプジョー2008あたりに静粛性では勝てないと感じました。
このクルマを手にしようとする方は、プジョー2008やルノーキャプチャー、ヤリスクロス、レクサスLBXと比べてみてください。
【走行性能】
走行性能は直線中心の試乗のため、コーナリング性能は十分確認出来ませんでしたが、カーブでの安定感は十分に感じられましたが、もともとレベルの高い、欧州車として並レベルでしょうか。
【乗り心地】
ボディ剛性は高く、タイヤサイズも適切なためか、しなやかでバタつきもなく、良好な乗り心地ですが、価格からすると、並みですし、前席はそれなりですが、後席の乗り心地はイマイチで、プジョー2008あたりには少なくとも負けている感じでした。
【燃費】
1.5Lは燃費チェックしませんでしたが、1500回転くらいでも十分なトルクなのでおそらく実燃費は1Lの初期モデルよりよいと感じました。
【価格】
またまたアウディのお約束、430万のSラインは結局のところ、実際に購入できるモデルだと値引きなしの総額で560万と、390万くらいで買えるプジョー2008のGTとくらべて170万もの価格差がどこにあるのか? そのあたりは、実際にプジョー2008やヤリスクロスあたりと比較してみて選べは後悔の無い買い物ができるでしょう。
あくまで個人的には、それらとの価格差に見合うモノは何一つ感じないので★一つです。
【総評】
アウディのBセグメントモデルはこのQ2といい、A1といい、あくまで個人的な見解ですが、コストパフォーマンスという視点でみると厳しい評価をするしかないと感じます。
厳しい言い方ですし個人的な見解ですが、このQ2程度では価格だけがプレミアムという感じで、中身や質感からすると、プレミアムの位置を目指しているプジョー2008のGT当たりの方がQ2のSLineあたりよりプレミアムに感じるくらいですし、同程度の予算で買えるレクサスUXには、メーターパネルがUXは古めかしいのですが、それを妥協するとしたらほぼ全ての面で全く勝てないと感じます。
そこはいろいろなクルマと比較して選んだなら後悔の無い買い物ができるでしょう。最後は購入者の主観。それがクルマ選びの全てなので。
アウディのSUVを選ぶならば、最低でもQ3かなと、今回マイナーチェンジ後の1.5Lモデルに乗ってあくまで個人見解ですが、はっきりと感じました。ブランドという先入観を捨てて、実体を直視することもクルマ選びには大切な要素です。
もちろん個人的にはQ2をオススメすることは到底できません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった189人(再レビュー後:8人)
2021年9月11日 23:43 [1036679-4]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 1 |
【エクステリア】
全長4.2mのボディにアウディとしては珍しく、実用性能を確保するため、ヒトとモノにそれなりに充分な空間をマジメに確保した為、ズングリとしたスクエアなデザインは斬新なサイドのラインはなかなかですが、全体的にはデザインは好みはあるものの、ディライトの光り方も含めてヘッドライト周りはどことなくボルボに似ているし、あくまでも個人的な見解ですが、後方正面から見たリヤビューは到底スタイリッシュとはいえないデザインです。
フランスやイタリアなどのラテン系のクルマのように、実用性を徹底追求した上で、お洒落なエクステリアに仕上げるといったデザイン力はアウディには少し難しいようですね。
【インテリア】
フロントシートに175cm程度の男性が座り、後席に同じ男性が座った場合は足元と頭上共に、ほとんどゆとりはありませんが、長時間でもなんとか耐えられそうです。後席はSUV的な開放感はうすいですが、それなりに空間は広く頭上空間もしっかりと確保されています。
トランクルームは意外に広く、サブトランクも込みで幅100奥行き80高さ60ほど最上部の奥行きは30センチ程度となりますが、途中まではほぼ垂直に立ち上がる為、トノボード下の実測容量は360L程度と意外にも旧型Q3より広い空間があり、実用的な感じです。
カタログ表記された405Lはトノボード上も含む容量です。
マイナーチェンジ後のインテリアはSlineグレードでもプレミアムカーとしては微妙な質感で、昨年フルモデルチェンジした現行Q3と比較するとかなり大きな差を感じます。現行Q3は全ての面でイマイチだった旧型と異なり、Q2よりひとクラス上のSUVの輸入車ではおススメできるクルマのひとつなので。
【エンジン性能】
1.0のターボは全体的にトルクはスペック以下な感じで力不足でしたが、1.5Lターボとなり、パワーにはやっとゆとりを感じるようにはなりました。加速も二千回転以下で普通に加速できます。
但し、踏み込んで6千回転まで回しても、もビックリするほどの加速はせず、まあそれなりな感じで、プジョー2008の1.2Lのターボとくらべて特に1.5Lだからスペック分速いとは感じませんでした。
これはプジョー2008がトルコンの8AT、アウディQ2が7DCTであることも関係しているかもしれませんね。
あとは、高回転では遮音性が低く、決して快音ではない1.5L四気筒ターボのエンジンノイズが盛大に入ってくるのも高級感を著しくスポイルしていますね。これでは、新しいプジョー2008あたりに静粛性では勝てないと感じました。
このクルマを手にしようとする方は、プジョー2008やルノーキャプチャー、ヤリスクロス、レクサスUXあたりと比べてみることをススメします。
【走行性能】
走行性能は直線中心の試乗のため、コーナリング性能は十分確認出来ませんでしたが、カーブでの安定感は十分に感じられましたが、もともとレベルの高い、欧州車として並レベルでしょうか。
【乗り心地】
ボディ剛性は高く、タイヤサイズも適切なためか、しなやかでバタつきもなく、良好な乗り心地ですが、価格からすると、並みですし、前席はそれなりですが、後席の乗り心地はイマイチで、プジョー2008あたりには少なくとも負けている感じでした。
【燃費】
1.5Lは燃費チェックしませんでしたが、1500回転くらいでも十分なトルクなのでおそらく実燃費は1Lの初期モデルよりよいと感じました。
【価格】
またまたアウディのお約束、430万のSラインは結局のところ、実際に購入できるモデルだと値引きなしの総額で560万と、390万くらいで買えるプジョー2008のGTとくらべて170万もの価格差がどこにあるのか? そのあたりは、実際にプジョー2008やヤリスクロスあたりと比較してみて選べは後悔の無い買い物ができるでしょう。
あくまで個人的には、それらとの価格差に見合うモノは何一つ感じないので★一つです。
【総評】
アウディのBセグメントモデルはこのQ2といい、A1といい、あくまで個人的な見解ですが、コストパフォーマンスという視点でみると厳しい評価をするしかないと感じます。
厳しい言い方ですし個人的な見解ですが、このQ2程度では価格だけがプレミアムという感じで、中身や質感からすると、プレミアムの位置を目指しているプジョー2008のGT当たりの方がQ2のSLineあたりよりプレミアムに感じるくらいですし、同程度の予算で買えるレクサスUXには、メーターパネルがUXは古めかしいのですが、それを妥協するとしたらほぼ全ての面で全く勝てないと感じます。
そこはいろいろなクルマと比較して選んだなら後悔の無い買い物ができるでしょう。最後は購入者の主観。それがクルマ選びの全てなので。
アウディのSUVを選ぶならば、最低でもQ3かなと、今回マイナーチェンジ後の1.5Lモデルに乗ってあくまで個人見解ですが、はっきりと感じました。ブランドという先入観を捨てて、実体を直視することもクルマ選びには大切な要素です。
もちろん個人的にはQ2をオススメすることは到底できません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった20人
2017年6月25日 21:29 [1036679-3]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 1 |
【エクステリア】
全長4.2mのボディにアウディとしては珍しく、実用性能を確保するため、ヒトとモノにそれなりに充分な空間をマジメに確保した為、ズングリとしたスクエアなデザインは斬新なサイドのラインはなかなかですが、全体的にはデザインは好みはあるものの、かなり微妙な感じのデザインです。
フランスやイタリアなどのラテン系のクルマのように、実用性を徹底追求した上で、お洒落なエクステリアに仕上げるといったデザイン力はアウディには少し難しいようですね。
もっと型破りなエクステリアがほしいところですが、これまでになく実用性能をクラス並にきちんと確保した点がアウディとしては型破りなのかもしれません。
【インテリア】
フロントシートに175cm程度の男性が座り、後席に同じ男性が座った場合は足元と頭上共に、ほとんどゆとりはありませんが、長時間でもなんとか耐えられそうです。後席はSUV的な開放感はなく、座面の位置が低くて、前席のヘッドレストが目障りで普通のセダンに近い閉所感があります。
トランクルームは意外に広く、サブトランクも込みで幅100奥行き80高さ60ほど最上部の奥行きは30センチ程度となりますが、途中まではほぼ垂直に立ち上がる為、トノボード下の実測容量は360L程度と意外にもQ3より広い空間があり、実用的な感じです。
カタログ表記された405Lはトノボード上も含む容量です。
インテリアは良く言えばシンプルでクリーンなデザインで、アルミ部品を使っているのは高級感がありますが、1.4Lの限定車ではこのアルミ部分が微妙な質感のパーツとなり、逆に全体的に安っぽい感じです。
あと、スポーツというグレード名なのにパドルシフトも未装備なのは気になりますね。
このインテリアもオーソドックスで、型破り感はありません。
【エンジン性能】
1.0のターボは全体的にトルクはスペック以下な感じでダウンサイジングターボの場合、一般的には回転を上げなくともスムーズに速度がのりますが、このQ2では回転を上げてパワーを得る感じがあります。
たとえば、通常の加速で他の1.2〜1.6Lあたりのダウンサイジングターボが1500〜2500回転で加速するのと同じ加速感を得るのに、このQ2の1.0モデルはは2000〜3000回転くらいをつかって加速します。この500回転の差が実燃費に影響します。
1、2速でフル加速を試すと、ドラマはなくて淡々と加速し、5000回転を超えるとかなりのエンジンノイズが室内に入ってきます。
その割にはそれほどの速度は出ていません。
しかも音質はかなり安っぽくて、もう少しエンジンの遮音性を上げた方が、高級感が出ると感じます。400万超クラスのクルマとしてはQ3も同じですが、結構高回転で煩いクルマです。
これでは、いざパワーが欲しい時には、同クラスのminiクロスオーバーDやベンツGLA、レクサスNXなどのように余裕もなければ早さもなく誰でも感じる明確な動力性能の差を感じます。
これでは格下モデルのルノーキャプチャーやプジョ-2008あたりにも体感的な動力性能では劣るのではと感じるレベルです。
このクルマを手にしようとする方は、これらのクルマとパワー感の差は比べて体感してみることをおススメします。
【走行性能】
走行性能は直線中心の試乗のため、コーナリング性能は十分確認出来ませんでしたが、並以上の性能はありそうです。
ロードノイズは目立ちますが、エンジンの静粛性は高回転まで回さなければ、まずまずでした。
【乗り心地】
ボディ剛性は高く、タイヤサイズも適切なためか、しなやかでバタつきもなく、良好な乗り心地ですが、価格なりのレベルです。
【燃費】
六キロほどの試乗で燃費計の表示は7.5km/lと二度踏み込んだとはいえ、カタログ値19.8km/lと比べると非常に悪い数値で、実用燃費性能が気になる方は十分確認した方が良さそうです。
ここまで悪い数値だと、国産車のようにカタログ値は簡単に越える燃費は出せない可能性も高いので、燃費を期待して購入を検討される方は、十分に実燃費をチェックしたほうが良いでしょう。
いずれにせよ、おなじ価格帯でディーゼルの選べるライバルのminiクロスオーバーDあたりと比べると燃費は全く期待出来そうもありません。
【価格】
またまたアウディのお約束、299万のモデルは当たり前に必要な装備が、無い無いづくしの軽自動車かコンパクトカーのスタンダードグレードのようなクルマで、しかも299万の車はそもそも日本には在庫がまず無いアウディ一流の見せかけグレードです。
こういう見せかけだけの低価格政策がこのメーカーのコストパフォーマンスに対する自信のなさを表しています。
例えばベンツやBMWと実際にコストパフォーマンスを比較すれば、何故なのかは明らかになるでしょう。
【総評】
またも繰り返される299万からという姑息な価格設定。
排ガス不正で平然と顧客を騙して社会問題となった会社のクルマでブランドイメージが失墜していることも気になります。
ドイツ車ならベンツやBMWがいろいろな面で安心なのに、なぜQ2を選ぶのか?どうしてQ2でなければならないのか?
その辺りが明確でないならば、他の選択肢もよく検討して見た方が良いでしょう。
これだけ予算があれば良いクルマは沢山ありますよ。
そして、この車の何処が片破りなのか??的外れ感の強い広告も残念ですね。
せめて299万〜などと、今回こそ姑息な価格設定の型破りくらいはしてほしいものでしたね。
もちろん個人的にはオススメは到底できません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった112人
2017年6月17日 23:26 [1036679-2]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
全長4.2mのボディにアウディとしては珍しく、ヒトとモノにそれなりに充分な空間をマジメに確保した為、ズングリとしたスクエアなデザインは斬新なサイドのラインはなかなかですが、全体的にはもっさりした感じのデザインです。
もっと型破りなデザインがほしいところですが、サイドラインの新しさがアウディとしては精一杯の冒険なのでしょう。
【インテリア】
フロントシートに175cm程度の男性が座り、後席に同じ男性が座った場合は足元と頭上共に、ほとんどゆとりはありませんが、長時間でもなんとか耐えられそうです。後席はSUV的な開放感はなく、座面の位置が低くて、前席のヘッドレストが目障りで普通のセダンのような閉所感があります。
トランクルームは意外に広く、サブトランクも込みで幅100奥行き80高さ60ほど最上部の奥行きは30センチ程度となりますが、途中まではほぼ垂直に立ち上がる為、トノボード下の実測容量は360L程度と意外にもQ3より広い空間があり、実用的な感じです。
カタログ表記された420Lはトノボード上も含む容量です。この手のクルマで目一杯そこまで積んだら見苦しいし、トノボードの置き場もありません。アウディやVWに限らず、ごくごく一部のメーカー以外はこの過大な容量表示を止めないのは、数値が信用できず困ったことですね。
内装は、1.0の中間グレードでは、アルミ部材をポイントで利用しているのは価格なりの高級感ですが
、ドア周りにファブリックなどでの装飾はなく、派手さはもともと無いのがアウディなのかもしれませんが、ドア部材は小さなアルミパーツの他は単なるプラスチックで質感も並レベルなのでそのあたりは気になります。
あとは1.4Lの限定モデルはアルミの部位が微妙なパーツに置き換えられて逆に、何か全体的に安っぽい感じです。
装備等は299万のグレード以外は並の装備となりますが、全グレード共通で気になるのはこのクラスなら、普通は装備される後席の中央部のアームレストはオプション設定も無く、後席ドアのプライバシーガラスはオプションです。車両本体価格で400万超というクルマの割には装備が貧弱です。
このインパクトの薄いインテリアからも、型破りな感じはありません。
【エンジン性能】
1.0のターボは全体的にトルクはスペック以下な感じでダウンサイジングターボの場合、回転を上げなくともスムーズに速度がのりますが、このQ2では回転を上げてパワーを得る感じがあります。
やはり、エンジンに対してボディが重いのだど感じます。この感覚はトヨタCH-Rと似た感じですが、さらに1500回転前後のトルクが細い感じがします。この辺りが実燃費には大きく影響します。
日本の交通モードでの実用性能は十分ですが、miniクロスオーバーなどと比較すると余裕度は小さく特にトルク感に明らかな差があるので、山坂を走る時の余裕や定員乗車時の余裕の差、ペースを上げて走る時の余裕の差は出るでしょう。
【走行性能】
走行性能は直線中心の試乗のため、コーナリング性能は十分確認出来ませんでしたが、並以上の性能はありそうです。
ロードノイズは目立ちますが、エンジンの静粛性はまずまずでした。
【乗り心地】
ボディ剛性は高く、タイヤサイズも適切なためか、しなやかでバタつきもなく、良好な乗り心地ですが、価格なりのレベルです。
【燃費】
六キロほどの試乗で燃費計の表示は7.5km/lと二度踏み込んだとはいえ、カタログ値19.8km/lと比べると著しく悪い数値で、実用燃費性能は十分確認した方が良さそうです。
ここまで悪い数値だと、国産車のようにカタログ値は簡単に越える燃費は出せない可能性も高いです。
おなじ価格帯でディーゼルの選べるライバルと比べると燃費は期待出来そうもありません。
【価格】
またまたアウディのお約束、299万のモデルは当たり前に必要な装備が、無い無いづくしの軽自動車かコンパクトカーのスタンダードグレードのようなクルマで、しかも299万の車はそもそも日本には在庫がまず無いアウディ一流の見せかけグレードです。
メーカーは364万のモデルにナビを付けたモデルを実際に売りたいモデルとしているようですが、なんでこんな姑息な価格設定を繰り返すのかが全く理解できませんね。最初から364万と表示すればよいことですし、ナビ付きしか在庫がないなら、ナビ付きで400万などと表示すればよいことではないでしょうか?
アウディが299万と知らずに見に行く客に、結局は予算が合わずに売れないディーラー。本当は400万越えのクルマなのに、どこか299万の安いクルマを買った感のあるユーザー。誰もメリット無いと感じませんか?インポーターさん?
【総評】
またも繰り返される299万からという姑息な価格設定。こういう見せかけだけの低価格政策がこのメーカーのコストパフォーマンスに対する自信のなさを表しています。
排ガス不正で平然と顧客を騙して社会問題となった会社のクルマであることも気になります。
クルマの作りは悪くないと思いますが、ドイツ車ならベンツやBMWの方が、クルマの出来もよくて安心して乗れそうな感じがします。
しかも、価格も割安感は無くて、逆にBMWやベンツ、miniの方が実際の購入価格とコストパフォーマンスとの比較では割安な感じです。なぜQ2を選ぶのか?どうしてQ2でなければならないのか?
その辺りが明確でないならば、他の選択肢もよく検討して見た方が良いでしょう。
そして、この車の何処が片破りなのか??的外れ感の強い広告も残念ですね。せめて299万〜などと、今回こそ姑息な価格設定の型破りくらいはしてほしいものでしたね。
もちろん個人的にはオススメは到底できません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
2017年6月13日 12:47 [1036679-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 無評価 |
走行性能 | 無評価 |
乗り心地 | 無評価 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
全長4.2mのボディにアウディとしては珍しく、ヒトとモノにそれなりに充分な空間をマジメに確保した為、ズングリとしたスクエアなデザインは斬新なサイドのラインはなかなかですが、全体的にはもっさりした感じのデザインです。
もっと型破りなデザインがほしいところですが、サイドラインの新しさがアウディとしては精一杯の冒険なのでしょう。
【インテリア】
フロントシートに175cm程度の男性が座り、後席の足元と頭上共に、ほとんどゆとりはありませんが、長時間でもなんとか耐えられそうです。後席は座面の位置が低くて、前席のヘッドレストが目障りで閉所感があります。
トランクルームは意外に広く、サブトランクも込みで幅100奥行き80高さ60ほど最上部の奥行きは30センチ程度となりますが、途中まではほぼ垂直に立ち上がる為、トノボード下の実測容量は360L程度と意外にもQ3より広い空間があり、実用的な感じです。
カタログ表記された420Lはトノボード上も含む容量です。この手のクルマで目一杯そこまで積んだら見苦しいし、トノボードの置き場もありません。アウディやVWに限らず、ごくごく一部のメーカー以外はこの過大な容量表示を止めないのは、数値が信用できず困ったことですね。
内装は、よく言えばシンプルですが、ドア周りにファブリックなどでの装飾はなく、派手さはもともと無いのがアウディなのかもしれませんが、装飾がないとただのプラスチックなので何か全体的に安っぽい感じです。
室内灯などは、室内灯2灯、マップランプ4灯、バニティミラー照明など必要なものは当然装備されますし、左右独立温度調整エアコンも299万円のモデル以外は標準装備ですが、このあたりはCセグメントカーでは常識装備ですね。
【エンジン性能】
【走行性能】
【乗り心地】
【燃費】
【価格】
またまたアウディのお約束、299万のモデルは装備無い無いづくしの軽自動車かコンパクトカーのスタンダードグレードのようなクルマで、299万の車はそもそも日本には在庫の無いアウディ一流の見せかけグレードです。
メーカーは364万のモデルにナビを付けたモデルを売りたいモデルとしているようですが、なんでこんな姑息な価格設定を繰り返すのかが全く理解できませんね。最初から364万と表示すればよいことですし、ナビ付きしか在庫がないなら、ナビ付きで400万などと表示すればよいことではないでしょうか?
アウディが299万と知らずに見に行く客に、結局は予算が合わずに売れないディーラー。本当は400万声なのに299万の安いクルマを買った感のあるユーザー。誰もメリット無いと感じませんか?インポーターさん?
【総評】
またも繰り返される299万からという姑息な価格設定。
こういう見せかけだけの低価格政策がこのメーカーの自信のなさを表しています。
排ガスで客を平然と顧客を騙して社会問題となった会社であることも気になります。
クルマの作りは悪くないと思いますが、ドイツ車ならベンツやBMWの方が、クルマの出来もよくて安心して乗れそうな感じがします。
価格も割安感は無くて、逆にBMWやベンツの方が実際の購入価格では割安な感じです。なぜQ2を選ぶのか?どうしてQ2でなければならないのか?
その辺りが明確でないならば、他の選択肢もよく検討して見た方が良いでしょう。
そして、この車の何処が片破りなのか??的外れ感の強い広告も残念ですね。
個人的にはオススメは到底できません。
- レビュー対象車
- 試乗
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「Q2 2017年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年6月30日 14:50 |
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2024年4月19日 14:57 |
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2023年5月2日 07:53 |
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2022年10月9日 16:05 |
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2022年7月21日 23:07 |
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2022年6月5日 16:23 |
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2022年3月24日 10:02 |
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2021年3月23日 13:13 |
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2020年9月10日 19:33 |
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2020年8月31日 22:46 |
Q2の中古車 (353物件)
-
Q2 30TFSIスポーツ 2019年モデル・バーチャルコックピット・オートマチックテールゲート・アダプティブクルーズコントロール・LEDヘッドライト・
- 支払総額
- 201.5万円
- 車両価格
- 185.0万円
- 諸費用
- 16.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 171.7万円
- 車両価格
- 161.2万円
- 諸費用
- 10.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.3万km
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