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『プリウスPHVの開発陣に拍手を送りたい』 トヨタ プリウスPHV 2017年モデル fromE-1さんのレビュー・評価
プリウスPHVの新車
新車価格: 323〜439 万円 2017年2月15日発売〜2023年1月販売終了
中古車価格: 108〜408 万円 (699物件) プリウスPHV 2017年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > トヨタ > プリウスPHV 2017年モデル > A プレミアム
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2017年6月18日 07:53 [1036686-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
一度車を買うと長く乗るので、毎回車選びは慎重に行っています。
昨年、四代目プリウスの購入を検討していましたが、デザインが好きになれず、躊躇していたところに新プリウスPHVが発表され、一目惚れして発売前から予約していました。補助金の関係で納車は5月でした。
【エクステリア】
フロントのヘッドライト回りもリアのダブルバブルウインドウもクールです。
ノーマルプリウスでは、デザイナーの初期スケッチ案を製品として具現化する段階で、似て異なるものになってしまいましたが、プリウスPHVでは初期スケッチ案のイメージを保ったままうまく具現化したと思います。
オプションのエアロ(モデリスタ、TRD)も魅力的でしたが、最終的にはオリジナル(オプションなしのこと)としました。オリジナルは高いレベルでデザインと実用性のバランスが取れていことも理由のひとつです。
エクステリアのデザインについては、妻や娘からの評判も上々です。
先日洗車をしていると、ご近所さんから「カッコイイ車ですね」と声をかけられました。
【インテリア】
Aプレミアムなので本革シートが標準装備でした。他にモデリスタのインテリアパネルセット、面発光LEDライト、JBLプレミアムサウンドシステムなどのオプションを付けました。
あと、ハンドル下部の白いパネルは違和感があるため、黒に変更しました。
インテリア全体として、上質なシンプルモダンのイメージでまとまったと思います。
縦型の大型モニターはナビには良いですが、TV視聴では画面半分のサイズになることやDVDが使えないこともあり不満でした。私は後部座席にTV&DVDプレイヤーを付けました。
フロントガラスに速度等を表示してくれるヘッドアップディスプレイ、並走する車が死角に入るとバックミラーに表示してくれるブラインドスポットモニターは、あまり必要ないと思っていましたが、意外と便利で重宝しています。
JBLサウンドもなかなか良い音で鳴ってくれます。
EVモードで走っている間は車内は本当に静かで、市街地走行では声を大きくしなくても普通に会話ができます。
【エンジン性能】
ドライブモードとして、エコモード、ノーマルモード、パワーモードの3つがあり、動力の切り替えとして、HVモード、EVモード、チャージモードの3つがあります。両者を組み合わせてモードを設定します。
EVモードは静粛かつ強力で、プリウスPHVの真価を発揮できるモードですが、電気がなくなると、HVモードになってしまいます。
ドライブモードでいうと、エコモードは少々物足りないですが、ノーマルモードは街中の走行で不満を感じることはなく、パワーモードは実に爽快です。
EVモード&パワーモードは最も強力で、他車を一瞬で引き離すことができます。アクセルをめいっぱい踏み込むと、想像以上に強く加速してくれます。高速でも十分な動力性能があります。
絶対出力はさほど大きくはないではないですが、常用域でのトルクが太く、レスポンスがクイックかつリニアなので、アクセルワークが小気味よいです。
唯一で最大の欠点は、(当然ですが)電気がなくなると、EVモードでは走れなくなることです。
この欠点を多少でも補うために私は実家にも充電ケーブルを置いています。
【走行性能】
ボディ剛性が高く、ハンドリングのダイレクト感がとても良いです。切れ味がよく、意のままに操れるというダイレクトさを感じます。普通の乗用車としては出色の出来でしょう。
高速走行時のハンドルの安定性(中立性)の高さは、リアのダブルウィッシュボーンサスのおかげだと思います。レーンチェンジしたり、高速コーナーを抜けるたびに車体剛性の高さを感じて、ひとりニヤリとしています。
走るのがとても楽しい車で、エコタイヤタイヤにしては結構頑張ってくれます。
乗り心地を犠牲にせずに走りの安定性を両立させたのは、TNGAやプリウスPHVで新たに採用された構造用接着剤の効果なのでしょう。
ブレーキについては利き始めがかなりソフトで、意識的に強めに踏み込まないと、強い制動力が得られません。このフィーリングは従来のカックンブレーキよりはずっと自然ですが、エネルギー回生システムや車重増加とのトレードオフのためなのかもしれません。欲を言えば、もう少しソリッド感がほしいですね。
【乗り心地】
タイヤは標準の15インチのままなので、一般道でもゴツゴツせず乗り心地が良いです。
急カーブではあまりロールせずにしっかり踏ん張るのに、道路の段差などの衝撃はソフトに吸収してくれます。
先日、妻に運転してもらい、初めて後部座席に乗りましたが、たいへん快適でした。乗り心地が良いと疲れないですね。
オプションのMCB(モーションコントロールビーム)を付ければ、さらに乗り心地が良くなるということですが、ノーマル(15インチ)でもかなり上質な乗り心地だと思います。
【燃費】
エコモードでおとなしく走っていれば、懐にやさしいです。燃費は軽自動車並みでしょう。
でもパワーモードを使わないのはもったいなさすぎます。
いざというときにパワーモードを使えるように、高速ではHVモードを使って、電気を温存するようにしています。
【価格】
燃費だけではノーマルプリウスからの差額分の元は取れません。
経済性だけ見れば割高感は否めませんが、それ以上に大きな魅力のある車だと思います。
私がこれまでに購入した車の中で、最も高額になりましたが、買って良かったです。
【総評】
以前に二代目プリウスを所有していました。三代目、四代目プリウスにも社用車でときどき乗ります。
ハイブリッド特有の弱点を代を重ねるたびに改良していき、プリウスPHVではほとんど文句の付けようがないレベルにまで仕上がっています。よくぞここまで良い車に育て上げたものです。
歴代のプリウスとプリウスPHVの開発陣に拍手を送りたいと思います。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- その他
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年5月
- 購入地域
- 滋賀県
- 新車価格
- 422万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった164人(再レビュー後:150人)
2017年6月13日 18:09 [1036686-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
一度車を買うと長く乗るので、毎回車選びは慎重に行っています。
昨年、四代目プリウスの購入を検討していましたが、デザインが好きになれず、躊躇していたところに新プリウスPHVが発表され、一目惚れして発売前から予約していました。補助金の関係で納車は5月でした。
【エクステリア】
フロントのヘッドライト回りもリアのダブルバブルウィンドウもクールです。
ノーマルプリウスでは、デザイナーの初期スケッチ案を製品として具現化する段階で、似て異なるものになってしまいましたが、プリウスPHVでは初期スケッチ案のイメージを保ったままうまく具現化したと思います。
オプションのエアロ(モデリスタ、TRD)も魅力的で、購入時に悩みましたが、最終的にはオリジナル(オプションなしのこと)としました。オリジナルは高いレベルでデザインと実用性のパランスが取れていことも理由のひとつです。
エクステリアのデザインについては、妻や娘からの評判も上々です。
先日洗車をしていると、ご近所さんから「カッコイイ車ですね」と声をかけられました。
【インテリア】
Aプレミアムなので本革シートが標準装備でした。他にモデリスタのインテリアパネルセット、面発光LEDライト、JBLプレミアムサウンドシステムなどのオプションを付けました。
あと、ハンドル下部の白いパネルは違和感があるため、黒に変更しました。
インテリア全体として、上質なシンプルモダンのイメージでまとまったと思います。
縦型の大型モニターは、ナビには良いですが、TV視聴やDVD再生などでは、画面半分のサイズになることやDVDが使えないこともあり、不満があると思います。
フロントガラスに速度等を表示してくれるヘッドアップディスプレイ、並走する車が死角に入るとバックミラーに表示してくれるブラインドスポットモニターは、あまり必要ないと思っていましたが、意外と便利なので重宝しています。
JBLサウンドもなかなか良い音で鳴ってくれます。
EVモードで走っている間は車内は本当に静かで、市街地走行では声を大きくしなくても普通に会話ができます。
【エンジン性能】
ドライブモードとして、エコモード、ノーマルモード、パワーモードの3つがあり、動力の切り替えとして、HVモード、EVモード、チャージモードの3つがあります。
両者を組み合わせることができます。
EVモードは静粛かつ強力で、プリウスPHVの真価を発揮できるモードですが、電気がなくなると、EVモードになってしまいます。
ドライブモードでいうと、エコモードは少々物足りないですが、ノーマルモードは街中の走行で不満を感じることはなく、パワーモードは実に爽快です。
EVモード&パワーモードは最も強力で、他車を一瞬で引き離すことができます。
高速でも十分な動力性能があります。まわりに他の車がいないときに試しにアクセルを床まで踏み込んでみたら、思った以上に速度が出てしまい焦りました。
絶対出力はさほど大きくはないではないですが、常用域でのトルクが太く、アクセルレスポンスがクイックかつリニアなので、気持ちよくコントロールできます。
唯一で最大の欠点は、(当然ですが)電気がなくなると、EVモードでは走れなくなることです。
この欠点を多少でも補うために私は実家にも充電ケーブルを置いています。
【走行性能】
ボディ剛性が高く、ハンドリングのダイレクト感がとても良いです。切れ味がよいというか、意のままに扱えそうな感覚があります。普通の乗用車としては出色の出来でしょう。
高速走行時のハンドルの安定性(中立性)の高さは、リアのダブルウィッシュボーンサスのおかげだと思います。レーンチェンジしたり、高速コーナーを抜けるたびに車体剛性の高さを感じて、ひとりニヤリとしています。
走るのがとても楽しい車で、エコタイヤタイヤにしては結構頑張ってくれます。
乗り心地を犠牲にせずに走りの安定性を両立させたのは、TNGAやプリウスPHVで新たに採用された構造用接着剤の効果なのでしょう。
ブレーキについては利き始めがかなりソフトで、意識的に強めに踏み込まないと、強い制動力が得られません。このフィーリングは従来のカックンブレーキよりはずっと自然ですが、エネルギー回生システムや車重増加とのトレードオフのためなのかもしれません。欲を言えば、もう少しソリッド感がほしいですね。
【乗り心地】
急カーブではあまりロールせずにしっかり踏ん張るのに、道路の段差などの衝撃はソフトに吸収してくれます。タイヤは標準の15インチのままなので、一般道でもゴツゴツせず乗り心地が良いです。
先日、妻に運転してもらい、初めて後部座席に乗りましたが、たいへん快適でした。乗り心地が良いと疲れないですね。
オプションのMCB(モーションコントロールビーム)を付ければ、さらに乗り心地が良くなるということですが、ノーマル(15インチ)でもかなり上質な乗り心地だと思います。
【燃費】
エコモードでおとなしく走っていれば、懐にやさしいです。燃費は軽自動車並みでしょう。
でもパワーモードを使わないのはもったいなさすぎます。
いざというときにパワーモードを使えるように、高速ではHVモードを使って、電気を温存するようにしています。
【価格】
燃費だけではノーマルプリウスからの差額分の元は取れません。
経済性だけ見れば割高感は否めませんが、それ以上に大きな魅力のある車だと思います。
私がこれまでに購入した車の中で、最も高額になりましたが、買って良かったです。
【総評】
以前に二代目プリウスを所有していました。三代目、四代目プリウスにも社用車でときどき乗ります。
ハイブリッド特有の弱点を代を重ねるたびに改良していき、プリウスPHVではほとんど文句の付けようがないレベルにまで仕上がっています。よくぞここまで良い車に育て上げたものです。
歴代のプリウスとプリウスPHVの開発陣に拍手を送りたいと思います。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- その他
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年5月
- 購入地域
- 滋賀県
- 新車価格
- 422万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった14人
「プリウスPHV 2017年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年11月20日 12:03 |
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2024年5月22日 11:04 |
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2024年4月21日 20:07 |
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2024年4月5日 15:55 |
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2023年12月16日 14:13 |
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2023年1月6日 03:12 |
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2022年10月16日 13:07 |
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2022年10月5日 17:33 |
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2022年5月28日 11:38 |
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2022年5月19日 04:45 |
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