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トヨタ タンクレビュー・評価
タンクの新車
新車価格: 146〜204 万円 2016年11月9日発売〜2020年9月販売終了
中古車価格: 39〜198 万円 (2,191物件) タンクの中古車を見る
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
タンク 2016年モデル |
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58人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
タンク 2016年モデルの評価
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.12 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.69 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.34 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
3.26 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.29 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.24 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.65 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > トヨタ > タンク 2016年モデル > G
2024年4月23日 17:50 [976661-4]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
2024.4追記
このタンクは車種整理でルーミーに統合されたので、新車はなくなりました。
少し厳しいことを書きます。
このクルマ、意外と大きく見えて見た目は立派なのがまずは自動車に興味の無い方には妙な安心感を与えてよくないです。
このクルマの実態は20年前のミラジーノのころに開発された、軽自動車向けのプラットフォームがベースに作られたクルマなので、安全性能も軽自動車+αでしかないこと。
第二東名とか長距離をこのクルマで走ろうという方は少数派だと考えますが、余裕なさすぎるのと安全面の両面ですべての軽自動車と同じく120km/hの高速には少なくとも乗り入れないのがおススメです。100km/hの高速道路もできるだけ避けたほうがいいですね。
下にも書きましたが、ファミリーで乗るなら、最低限はトヨタならシエンタです。旧型でもいいです。特に新型シエンタはとてもいいクルマです。
シエンタなら120km/hの高速も普通に対応できます。
【エクステリア】
トヨタ流のキーンルックで外観はまずまずだと感じますが、なぜか?競合他社の軽のイメージが強く残っています。
【インテリア】
内装は軽のイメージとは別物に仕立てられていて、室内は広くなっています。
良くない点は、未だにオーディオレス仕様と呼ばれる時代遅れな仕様です。
ビジュアル的にもオーディオレスは、標準装備でディスプレイ装備の車種と比べて、カッコ悪いし、割高という残念な仕様です。
ここにはナビを別に売りたいというディーラーとメーカーの大人の事情が隠されています。
【エンジン性能】
パッソと同じエンジンで150KGくらい車両重量があるため、9.4kg/mと高くない最大トルクを4400回転と高回転域で発生する、低速トルクの弱いエンジンは踏み込んでも大人二名乗車程度でも非力です。ノンターボのワンボックスタイプ以外からの乗り換えならば、ターボは必須です。
【走行性能】
軽の技術を使ったこの車は、結局は軽のシャシーはじめ各部品を流用しているだけのことのようで、パッソと同様に普通に走行する分には問題ない性能がありますが、少しペースをあげようとしても足元がヤワな感じでそういう気にはなれません。
【乗り心地】
常に少しふらついた様な安定感がイマイチですね。
【燃費】
これだけ踏み込まないと加速しないとなると、4名乗車時などは特に燃費はカタログから大幅に落ちそうな気がします。
【価格】
最低グレードでも、乗り出し価格はナビ等がオプションなのでXグレードに最低限の仕様で180万くらいからとなります。
Gグレードでナビやエアバッグなどのオプションを普通に付けると250万円ぐらいだとのことでした。
250万円の予算があれば、タンクは値引きが小さいので、値引きの大きいシエンタのガソリンの上位グレードがナビなどを付けて普通に買えます。
【総評】
時代はスマホでナビが普通に使える時代です。
スマホのナビは渋滞や事故情報もリアルタイムで安物ナビより高機能なくらいです。余程のナビマニアでなけば、ナビはスマホで十分な時代が来ています。
欧州車とマツダ車では現在は、オーディオレス仕様はまずなく、センターに7インチくらいのセンターディスプレイが標準装備されていて、オーディオ、ナビ、その他の設定がコレで一元化して操作出来るのが常識です。そして早いメーカーはApple carPayでスマホと連動してスマホのナビをセンターディスプレイに表示させて使える機能が標準装備されるようになりました。
なのに2016年も終わる時期の新車であるタンクががなぜ、オーディオレス仕様なのでしょうか?
スマホナビで地図も最新で事故や渋滞情報もリアルタイムで表示出来る時代に同じような性能を得るために20万円のナビを買うのは、個人的な感覚では無駄な気がしますし、ナビが不要なら、マツダなら標準装備のオーディオを数万円払って装着しなければなりません。また、安いナビを選べばスマホナビに負けます。
あとは、軽自動車の技術を使った、このクルマ自体も軽自動車よりは安全性も向上しているし、走行性能も多少良くなっているとは感じますが、所詮は少し膨らんだ軽自動車のような普通車という中途半端なクルマであり、本格的なコンパクトミニバンのシエンタとは比べものになりません。
価格も安くないので、この車を選ぶならば、トヨタの小型ミニバンタイプならばシエンタの方がおススメだと感じます。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > トヨタ > タンク 2016年モデル > X
2021年4月6日 08:29 [1441302-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 2 |
ソリオのライバルであるルーミーを筆頭とするトヨタ系トールワゴン軍団(トヨタ:ルーミー/タンク、ダイハツ:トール、スバル:ジャスティ)のタンクに乗ってきました。今回はこれより前に乗ったソリオとの比較レビューをしてみたいと思います。
トヨタレンタカーでお借りしました。走行距離88000kmの個体でした。新車の頃から随分と走り続けてるのかな。
【エクステリア】
ソリオより存在感のある感じは◯。ソリオは大人し過ぎる。かと言って、近頃よくある押し出しが強過ぎるデザインということもなく、ダイハツはこの辺りをよくわきまえていると見た。
【インテリア】
下位グレードということで最低限の装備しか着いていないこともあって、とっても安っぽい。エアコンのダイヤルスイッチのデザインなんか20年ぐらい前のものみたい。シートもフニャフニャで長時間座っていようとは思えない。単眼メーターは視認性はいいが、好きではない。お願いだから着けてくれよ、タコメーター。
ただ、悪いことばかりでもない。室内はそこそこ広い。天井までの高さもそこそこ感じた。フロントウィンドーの視認性も良く、実際運転しても周りがよく見えた。
ただ、インテリアの質感はソリオも他人のことは言えないものだったので、ここは五分か。
【エンジン性能】
これが大問題。このクルマに搭載されているのは、1L3気筒の1KR-FE。2004年の初代パッソから続き、今もヤリスやパッソに搭載されている伝統の(?)エンジン。たかだか70馬力と10kg-mにも満たないトルクという、ほぼ軽自動車並みのスペックの為、車重910kgのパッソでさえ流れに乗るのがやっと。
ところが、このタンクときたら何と車重がパッソから更にデブエットをしたか、1070kgになってしまっているのだ。さあ、アクセルを踏んだらどうなるか…!?…遅え…。まるで、いい歳こいた兄が小さな弟の三輪車に無理やり乗り込んだような気分。「♪盗んだバイクで走り出す…♪」…違うな。
脱線したが、とにかくこのエンジンではダメだ。せめてカスタムに設定されているターボか、トヨタ製の別のエンジンが欲しい。ソリオの1.2Lエンジンはちゃんと加速するので、これはタンクの惨敗と言わざるを得ない。
【走行性能】
これもソリオに比べても良くない。まず、ボディ剛性がなく、ハイトワゴン故の重心の高さも災いして、安定感がない。重心の高さはともかくとして、もう少し剛性あってもいいんじゃないの?
サスペンションも剛性がなく、フニャフニャ。コーナーはみんなロールアンダー、ピッチングも大きい。プアなタイヤ(165/65R14)のせいもあってか、接地感は皆無に近い。しかもあろうことか乗った日は雨。まるで水の上を走っている(滑っている?)感覚で、正直怖かった。
【乗り心地】
これも良くない。フニャフニャのサスペンションとハイトワゴンの重心の高さもあり、コーナリング時のロール感が不快。揺り返しもいやに早い。これで長時間は無理だ。ソリオの方がまだマシ。タンクじゃ酔っちゃう。
【燃費】
15km/L台と良くなかった。何せ基本設計が20年近く前のエンジンだ。燃費技術が研究された最新のエンジンには敵わない。1KRの使い回しがいい加減もう潮時であることの暗示だろう。ちなみに、ソリオも燃費は同じぐらいだったので、ここは2台とも頑張って。
【価格】
高い。この場合の高いというのは、単に価格ではない。コスパが低いという意味だ。正直この価格に対するパッケージで見た時にショボい。ただ、本音を言ってしまうと、エンジン以外ならソリオもどんぐりの背比べ状態だ。これなら同じ価格でもN-BOXのような良く出来た軽ハイトワゴンの方が断然いい。
【総評】
今回はソリオとの比較をしながらタンクに乗ってみた訳だが、正直これには買う価値を見出せない。その理由は全てにおける質感の低さだ。今回乗った個体が下位グレードだったこともあるのだろうが、これが上位グレードになってどのぐらい質感は向上するのか。いや、向上は望めないだろう。
よくカタログなんかを見ると、メッキなんかを使って「質感あるでしょ?」なんてバカのひとつ覚えみたいにぬかしてるのがあるが、タンクも例外ではない。まさにそういうやり方で売ってるクルマだからだ。だが、そんなのは質感とは言わない。質感とは、滑らかに余裕ある加速をするエンジンとか、乗り心地の良いサスペンションとかそういうのを言うのだ。カッコじゃない。
今回、タンクがソリオに負けた理由はそこだ。スズキが考える質感は正解だ。エンジンはちゃんと加速するし、サスペンションも柔らかいことには柔らかいが、タンクほどグニャッとはしていない。
そんなソリオは昨年末にモデルチェンジし、変わらぬ時期にこちらもマイナーチェンジした。しかし、タンクはルーミーに一本化されてなくなってしまった。これはソリオに対する実質の負けにほかならない。マイチェンしたルーミーはタンクの分まで一挙に背負い、ソリオ撃墜を任された。これが進化したソリオにどこまで追いつけるかが今後気になるところだ。僕はこの2台の販売競争を、2台の車名の頭文字を取ってRS戦争と呼ぶことにしよう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった17人
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自動車(本体) > トヨタ > タンク 2016年モデル
よく投稿するカテゴリ
2019年11月4日 13:35 [1273001-3]
満足度 | 2 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 1 |
乗り心地 | 1 |
燃費 | 2 |
価格 | 2 |
社用車として購入
【エクステリア】
意外と大きいのだが、最近氾濫している偽普通車の軽と見分けはつかない感じ。
そのせいかよく煽られる
【インテリア】
収納が多いようで少ないようで多い。
カーテン標準装備はいい。
だが、後部座席の真ん中のシートベルトはどういうつもりだ?
真ん中のシートベルトをつけるとバックルが飛び出す。シートベルト取り付け位置がクロスしてるので、後列に三人乗車した場合、3人共お尻をシートベルトバックルで責められることになる。バックルの配置はこんな感じだ。
左 中 左右 中 右
真面目に作ってればこうはならないよね
こんなの出すくらいなら4人乗りで出せ
【エンジン性能】
ターボはかなりいい。1リッターターボとは思えない
アイドリング音はディーゼルみたいだけどね
CVTはゆっくり加速と本気加速の2種類しかプログラムがないのでギクシャクはするが、これがマツダとかとは違う意味で意外とドライバビリティ高いのかもしれないと思った。
思った通りの加速は出来ないけど、思った通りの速度に持っていくのは簡単
クルーズコントロールは、追従じゃないのと、108キロまでしか対応してないのが厳しいかな
トヨタは普通115キロでしょ
【走行性能】
驚いた。今まで乗った車でダントツのワースト1だ。
ワースト2のプレミオに大差をつけてのワースト1
背の高さによるロールは問題にしていない。そんなことはわかってる。
問題はハンドリング。おそらくタイヤ(ec300とかいうカタログ燃費スペシャル)が原因なのかもしれないが、60キロ以上で真っ直ぐ走らない、カーブ中にどこに飛んでいくのか分からないので、いつもハンドルに力を込めている必要がある。
到着する頃にはプリウスの10倍くらい疲れる。
タントのハンドリングはすごくいいのにタンクはどうしちゃったの⁈マジで!
【乗り心地】
前席は、座面の前が盛り上がってるせいで、太ももが痛くなる。
散々だったが、後部座席に乗る機会があって驚いた。
後ろは乗り心地がいい!(前席と比べて)
この車は後部座席に座る奥様と子供様のためのショーファードリヴンなんだなぁ、ご主人ガンバレ!
【燃費】
13〜15km/ℓ
今時の車にしては悪いと思うけど、軽ターボのパワーアップ版だとすれば悪くない。
【価格】
高い。自分では絶対買わないなぁ。
【総評】
シエンタに勝ってるところないでしょ
高速とかバイパスに絶対乗らない人にはいい選択かもしれないですけど、タントじゃダメかな?
参考になった24人(再レビュー後:24人)
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自動車(本体) > トヨタ > タンク 2016年モデル > X S
2019年3月17日 22:58 [1201060-3]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 3 |
価格 | 2 |
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---|---|---|
外観と車名が妙にマッチ。 |
4WD基準でボディを設計したためか、2WDの下回りはスッカスカ。 |
手間がかかる後席ダイブ操作。後席はソリオ以上に倒れるので仮眠向き。 |
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左右席のベルトアンカーが尻に当たる中央席は使い物にならない。 |
実燃費はアイドリングストップ機構を持たないソリオGにボロ負けでした。 |
【視界・取り回し】★★★★
タンクは左右に広く、ソリオは上下に長いウインドシールド。ソリオは大きめでタンクは小ぶりな前席なので、座席の両脇が広く取れます。このため全幅の差45mm以上にタンクが広く感じます。
タンクのサイドアンダーミラーは、無いよりマシという程度。2つのサイドアンダーミラーのうち左前輪脇を確認する鏡は小さすぎて日中でないと何が写っているのか分かりません。全周囲モニターやフェンダーポールの方が使い勝手がいいと思いました。
ちなみにタンクは電動伸縮式のフェンダーポールを設定していますし、ベゼル交換なしで9インチナビを装着できます。そしてグレードによっては必ずしもナビを設置しなくても小さな画面ですがアラウンドビューできます。さすがトヨタ、至り尽くせりです。
【操作性】★★
微妙な操作力の使い分けを要求するタンクの「ワンタッチターンシグナル機能付き方向指示スイッチ」は曲者です。車線変更や右左折を一度だけ行うなら全く問題ないです。しかし、ウインカーレバーはハンドルを回すついでに倒すことも多く、右折直後にすぐ左折とか、連続して反対方向に合図する際はハンドリングに忙しくて、微妙なタッチで操作できない事もあります。後席のアレンジもソリオに比べれば面倒です。
【運動性能】★★
ハンドルはソリオより軽く、ズボラなハンドル操作でもクルッと右左折できます。ロールは大きいですがちゃんと曲がりますし、意外とまっすぐ走ります。乗り心地も誉め言葉で表現すれば、“マシュマロ”のような前席です。高速道路では風の影響をモロに受け、居眠り運転でもないのに、ふと気づくと左右どちらか寄ってしまいます。カドマルどころかどこにカドがあるのかも分かりません。
【エンジン】★★
CVTはソリオよりダイレクト感があり、アクセルを踏めば、ぶわっと勢いよく発進します。1KR-FEは非力ながらもレスポンスは良いです。ただし音のレスポンスであってトルクのレスポンスではありません。この3気筒サウンドは昔ながらの軽自動車のよう。ベタ踏みしていればなんとか軽ターボと同じところまで伸びますが、いかんせん余裕がないです。
ディーラーでNAに試乗した直後は「ウルセーエンジンだな、回さないで走れるターボの方が静かでいいか」と思いましたが、高速体験したら「ターボが必要なほどの走りができるクルマじゃないだろ」に変わり、ターボ車に試乗する気はすっかり失せました。
自称スマートストップも再始動で毎回キュルキュル鳴るのでウルサイし、クランキングしてからクリープするまでの間、毎回発進が遅れます。またブレーキペダルを踏む力をほんのちょっと弱めただけですぐに再始動してしまうので、強い力でブレーキペダルを踏み続けなければならず、渋滞が続くと足が疲れます。
【燃費】★★★
標高差800mの高速道路を100km/hペースで80km登ったら平均燃費計は14.4km/L、実燃費は満タン法で15.5km/Lでした。
標高差700mの高速道路を80km/hペースで66km下り、そのまま市街地62kmを流れに合わせて走行した約128kmでは平均燃費計は23.7km/L、実燃費は満タン法で25.9km/Lでした。トータル208kmで実燃費は20.6km/Lでした。
ちなみにアイドリングストップしていた時間は合計で40分弱でした。エアコンも室外より10℃高い温度で設定して付けっぱなしです。燃費は全然悪くないと思います、ソリオと比べなければ。
【後席について】★★
● 座る。
タンクもソリオも後席を最前部にスライドしても十分に座れますが、タンクの方が前席の座面下にまっすぐと足が伸ばせますし、車窓の広さもタンクが有利。クッションは硬めで、ホールド感は皆無。カスタムG-Tを選んでも後席アームレストがないので、峠道で激しく揺さぶられるでしょう。リアにもエンジンを積んでいるのかと思うほど騒々しくて不快です。なお中央席に着座すると左右席のベルトアンカーがお尻に当たります(画像参照)ので、定員は4人までとお考え下さい。
● 寝る。
フルフラットモードでの寝心地は後席の可倒角度が強いタンクが有利。
● 積む。
タンクは最後方にスライドしないと後席を畳めません。しかも座席全体を持ち上げないと畳めません。後発のくせに荷室床下はスペアタイヤ1個分ぐらいの深さしかなく、下回りもスッカスカ。4WDや将来的なハイブリッド車と共通のボディにしているのかも知れません。
【総括】★★
K(サイズ)じゃないK(品質なクルマ)をタント的ノッポにすればそりゃ室内は広くなりますよ。極端に短いボンネットとボクシィな車体は騒音・振動が室内に籠りやすいという欠点と、ガラス面積を増やして屋根を高めるとロールが増えるという欠点が、そのまま大きくなってクルマとして破綻してしまったように感じます。
見える所は小綺麗でオプション設定はきめ細かいのに、値段は少し安い。10分程度の試乗であれば特に問題なく走るし、3社販売で競合しやすいとくれば、タンクが売れるのは当然のこと。しかし良く考えてください。トヨタ(委託)・ダイハツ(製造)2社の取り分を確保しながらソリオより安く販売できるというのは、それだけ原価が安いという証拠。一日30分しか乗らないならタンクでもいいかも知れません。それより乗車時間が長くなるならソリオをお勧めしますし、高速利用が多いのなら、そもそも国産プチバンはお勧めできません。
今回、旧型シエンタをこよなく愛する後期高齢者の次のクルマ選びを手伝うのがキッカケでタンクとソリオを体験しましたが、旧型シエンタの方がタンクよりずっとマトモなクルマだし、ソリオと比べて出足も静粛性も上なのが分かってしまいました。結局この人はダウンサイザーになれず、もう1回旧型シエンタの車検を通すことにしました。しょせんタンクはタントファイブ(但しシートベルトの本数だけ)、ソリオはスペーシアワイドなんですよ(涙)。
- 比較製品
- スズキ > ソリオ 2015年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった42人(再レビュー後:30人)
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タンクの中古車 (2,191物件)
-
- 支払総額
- 149.2万円
- 車両価格
- 138.0万円
- 諸費用
- 11.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 0.8万km
-
- 支払総額
- 75.8万円
- 車両価格
- 65.0万円
- 諸費用
- 10.8万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.6万km
-
- 支払総額
- 119.1万円
- 車両価格
- 109.0万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.3万km
-
- 支払総額
- 96.9万円
- 車両価格
- 80.7万円
- 諸費用
- 16.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 6.3万km
-
- 支払総額
- 124.9万円
- 車両価格
- 113.2万円
- 諸費用
- 11.7万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 3.2万km