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『良くも悪くも未来を見据えた車』 トヨタ C-HR 2016年モデル ジュン.8さんのレビュー・評価
C-HRの新車
新車価格: 233〜315 万円 2016年12月14日発売〜2023年7月販売終了
中古車価格: 107〜373 万円 (2,423物件) C-HR 2016年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > C-HR 2016年モデル > G
2017年7月25日 20:00 [1048729-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
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|
|---|---|---|
先日アテンザワゴンを契約しましたが、納車までいてもたってもいられず、知り合いのトヨタディーラーで試乗しました。
【エクステリア】
なんと言いますが、一目見た印象は、「未来を先取りしすぎた」感があります。
ガ○ダムのようなヘッドライトは、左右にツリながら伸びつつも、エッジが聞いて部分的に角をつけるようにカットされています。
全体的なボディラインは、一昔前の車からは想像もできないような造型・彫りの深さがあり、複雑な加工工程が伺えます。
リア周りは、ジェット機やスポーツカーを連想させるような形をしており、スポーティーさがうまく表現されています。
エクステリアを総合的にみて、ターゲット層はかなり若い方向けであり、そういう意味でも車離れが進む世の中で、再び若い方をターゲットにした世界戦略車と銘打っているのだと思いました。
【インテリア】
今回試乗したのは最も上のグレードで、レザーシート仕様でした。
一番衝撃が大きかったのは、シートの持たれる部分と座る部分で使用されている素材が違うということです。
腰や背中周りなど、衝撃を受けやすい箇所はファブリックというスポンジ様の素材が使われていました。
触りごこちはさることながら、路面状況が悪い場所や、長時間運転が予想される場合は、うまく衝撃を吸収してくれるこの仕様は素晴らしいと思います。
インテリアの質感は、高級感を感じるというよりは、先進的だということです。
ナビは左右対称ではなく、パーキングはフットやレバーではなくボタン式です。
センター周りはあまりごちゃごちゃしておらず、よくまとめられています。
メーターの進化は感じられなかったですが、あまりやりすぎると一目でわかりにくくなるので、このままで良いと思います。
収納スペースは、見た目通り少ないです。
後席は、拳一つ分ほどで、天井も窮屈感を感じました。家族のりというよりは、二人乗り・または三人家族乗りがベストではないでしょうか。仕様用途が限られており、完全にアウトドア仕様ではないと感じました。
コンパクト仕様なので仕方ないですが、高級感を高めるためや価格から考えても、車内のライトを全てLED仕様・スカッフプレート標準仕様・フットランプ標準仕様にするなどの工夫が必要だと感じました。
【エンジン・乗り心地・走行性能】
第一印象として、コーナリング性能が高いと感じました。
あまり速度を落とさずにスッと曲がれる気持ち良さは、この車だからできるものかと思わされました。
アクセルを全開にすると、高い音とともにワンテンポ遅れて加速していきます。
1.8L+ハイブリッドエンジンを積んでいるのならば、もう少しスムーズな加速を再現できたのではないでしょうか。
SUVならではの車高の高さと、クーペ調のスタイリングで、運転席に座った時の高さがいい感じに保たれています。
路面状況は、前述のシート仕様とサスペンションの作りから、あまり感じることなく運転できました。
プリウスをベースにしているモデルですので、悪路をガンガン走ったり、加速を楽しむというよりは、街乗りスタイリッシュSUVという言葉がしっくり感じました。
【価格】
乗り出し価格が300万を超えますので、このクラスではかなり値が張ります。
特に一番上のグレードを選択し、ナビを最上級のものにし、そこそこのオプションをつけると400万も視野に入るでしょう。
ディーラーは「ベゼルはフィットがベースとなっているので、競合対象ではない」といっていましたが、大きさから考えて完全に競合対象でしょう。
購入層はベゼルもC-HRも若年層ですが、ベゼルは200万を切る値段設定から用意されているので、単純に値段の面で当車を諦めた方もいるかと察します。
三年連続SUV売上1位は伊達ではないベゼルの独走を止めるためにも、ユーティリティをユーザー目線で考える工夫が必要です。
フィット譲りの室内空間を最大限に使う技術を、トヨタも学んで欲しいものです。
【総評】
世界戦略SUVと銘打ってはいますが、車離れが進む日本を無視しているわけがありません。
主に欧州車が競合対象になる傾向がありますが、日本人は使い勝手の良さを重視する傾向にありますので、ドライバーの目線で車作りを進めると、道具としての良さがさらに際立つと思いました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった151人
「C-HR 2016年モデル」の新着レビュー
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| 2022年5月19日 23:13 | ||
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C-HRの中古車 (2,423物件)
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