マセラティ レヴァンテ 2016年モデルレビュー・評価

点検の際、暇つぶしに隣のマセラッティのショールームへ。
展示してあるのはベースグレード、見た目も大きく迫力もあり、高級感もしっかりある。
室内も見せていただき、真っ赤な内装はイタリアっぽくオシャレだし、ファブリックを多用してて（アルカンターラ程良いものではない）BMWのジャージ生地とは一味違う。
ただ、細かいスイッチ類や所々にチープなプラスチックが目に入り、とても1000万超える車には見えない。
電装系も一昔前又は国産車レベルでやはり価格に似合ってない。
試乗させて頂くと3Lツインターボエンジンは軽快で吹け上がりも良く、何より代名詞の音がとてもよかった。
突き上げはBMWと大差なく、エアサスの恩恵はあまり感じれない。
比較的良い車だと感じましたが、試乗車の価格はオプション含み1400万の車でしたが、とても物と価格が釣り合っているとは到底思えませんでした。
1400万となると殆どの高級車が手に入りますが、走りに特化した物でもなく、ラグジュアリー要素も価格を考えると乏しく、営業さんは売りにくい車だろうなと感じました。
在庫もこのような高額車でもふんだんにあり、なかなか売れ行きは好調とは言えないのか。
9月なのでかなり頑張りますとの事でしたが、10%すら届かない値引き額で価格的には900万あたりが妥当な車と感じました。