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トヨタ パッソ 2016年モデル X(2018年10月10日発売)レビュー・評価
パッソの新車
新車価格: 119 万円 2018年10月10日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 47〜161 万円 (104物件) パッソ 2016年モデル Xの中古車を見る
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.65 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.31 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
2.80 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
2.85 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.21 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.41 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.54 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > トヨタ > パッソ 2016年モデル > X
2020年6月19日 00:11 [1309377-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
以前このパッソはレビューしたのですが、あまりマジメにレビューしなかったので、今回改めて「マジメに」レビューしようと思います。
【エクステリア】
一言で可愛らしい。一目でパッソと分かるデザインは好印象だ。角ばかりの刺々しいデザインが多いトヨタ車のことなので尚更。しかし、悪く言えばデブ。先代までよりやや大きくなった印象もあり、まるで丸め損ねたおにぎりのような感じだ(自分が今回乗ったクルマがお米のように白いボディ色だったのもあるが。)。
そしてここで気に入らない点が1つ。ドアハンドルだ。安物素材なのはともかく、まずあまりにも細過ぎる。握った感覚はちょっと太いボールペンを握りしめた感覚に似ている。それにハンドルを引くと、今にも取れそうな感触。こんなの初めてだ。
そして色。白いボディに黒いドアハンドル?これじゃ営業車じゃないか。せめてボディと同色に塗って欲しかった。不動産屋さんのパッソも営業車だけど、ハンドルはボディと同色ですぜ、ダンナ。
【インテリア】
相変わらず安っぽい。プラスチックの多用が目につく。しかし、車内の全体的な色づかいは良い。明るくて温かみがあり、親しみやすい。元々このクルマは女性ユーザーをねらって作られているが、そのねらいはしっかり活きていた。
インパネシフトにベンチシート、いかにもユーティリティー重視のつくりだ。左右のウォークスルーが確保されている。左右間にはちゃんと可倒式のアームレストもあるぞ。
シートの座り心地はまあまあといったところ。長距離には向かないが、日常的な近距離移動には差し支えない。このクルマはお買い物グルマとしてのキャラを確立してますぜ、ダンナ。
【エンジン性能】
これは酷い。1Lの実力とはこんなものかというのをまざまざと見せつけられた。軽+340ccの余裕?余裕なんてない。アクセルはベタ踏みじゃないと進まない。これでは余裕どころか軽より車重は重いので、むしろ軽にカモられる。せめてあと0.3L、パワーもあと30馬力はないとね。トルクなんてあったもんじゃない。これで高速やバイパスで追い越しなんて地獄の3丁目ですぜ、ダンナ。
【走行性能】
エンジンに同じくこちらも酷いと言わざるを得ない。
まず、ボディがフニャフニャ。剛性感がまるでない。大きな衝撃を受けた時にこのボディで大丈夫なのか心配になる。
そして、クルマに腰高感があり、直進安定性は低く、コーナリングはFFの特性も悪さして終始アンダー。
サスペンションも柔らか過ぎでソフトな乗り心地から逸脱してしまっている。凹凸の吸収は悪く、突き上げはモロにクル。これはもう少しサスを締めてあげれば改善されると思いますぜ、ダンナ。
【乗り心地】
サスペンションが柔らかいクルマの乗り心地はソフトで良い。しかし、柔らかいを通り越してフニャフニャなのは乗り心地もフニャフニャ。このクルマはその後者に当てはまる。自分で運転してるのに車酔いしそうになりましたぜ、ダンナ。
【燃費】
トヨタ車にしてはあまり芳しくない数値だった。恐らく前に進めようとアクセルを踏み過ぎたからだろう。しかし28km/L(JC08)はウソですぜ、ダンナ。
【価格】
安いは安いけど、クオリティーまで安くしたらいかんぜよ、ダンナ。
【総評】
しょっちゅう出てきたダンナは置いといて、このパッソは見た目の可愛さとは裏腹に粗削りなクオリティーを露呈してしまっているのが見えた。今回は辛口にレビューしたが、実際これでは同じクラスのほかのクルマに歯が立たない。このクルマの改善点を最後にいくつか挙げるならこうだろう。
・1Lの同じエンジンの使い回しはやめよ。
・お金をかけてでもボディとサスペンションを改善して欲しい。
・こちらもお金をかけてでもインテリアの質感を上げて欲しい。
この3つを改善するだけでもこのクルマの付加価値はかなり上がると思う。昨今、クルマの価格高騰は歯止めがかからない。なら、今のクルマに求められるのは何か?それはその価格に値するクオリティーだろう。トヨタが近いうちにその答えをこのパッソなり新型車なりで提示してくれることを願う。ただ、このパッソがこのモデル限りで廃止になる可能性があるのが気になる。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった19人(再レビュー後:17人)
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パッソの中古車 (全3モデル/2,683物件)
-
- 支払総額
- 123.5万円
- 車両価格
- 112.9万円
- 諸費用
- 10.6万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 1.3万km
-
- 支払総額
- 98.4万円
- 車両価格
- 93.0万円
- 諸費用
- 5.4万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 4.8万km
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- 支払総額
- 64.9万円
- 車両価格
- 54.0万円
- 諸費用
- 10.9万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 8.8万km
-
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- 支払総額
- 86.9万円
- 車両価格
- 77.0万円
- 諸費用
- 9.9万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.1万km
-
パッソ X Lパッケージ ワンセグ メモリーナビ DVD再生 バックカメラ 衝突被害軽減システム ETC ドラレコ LEDヘッドランプ ワンオーナー アイドリングストップ
- 支払総額
- 121.2万円
- 車両価格
- 112.4万円
- 諸費用
- 8.8万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.2万km










