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『気持ちが良い車です。なめらかでSUV7シーターではベスト』 ボルボ XC90 2016年モデル shige1さんのレビュー・評価
XC90の新車
新車価格: 1019〜1099 万円 2016年1月27日発売
中古車価格: 179〜946 万円 (204物件) XC90 2016年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ボルボ > XC90 2016年モデル > D5 AWD Inscription
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2020年1月14日 22:00 [1292271-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
清潔感があります。XC90はクリスタルホワイトパールにしました。同じような大きさの他車と並ぶと小さく、上品にみえます。
押し出しというよりもやはり清潔感。最小限の線で、素晴らしいピュアさです。XC60では無く、90にしたのはこの外観に寄るところが大きいです。特に後ろから見たところが好きです。
【インテリア】
インテリアは悩んでブロンド-ブロンドに。ウッドパネルです。B&Wのオーディオをオプションでつけたため、スピーカー部は銀。ドイツ車のように機能を押しつけてくる感じは全く無く、ボタンも最小限。クルーズコントロールの設定も、とにかくやりやすい。せっかく液晶メーターパネルをつかっているので、表示地図の縮尺変更ぐらいは、アウディのように手元で出来ると良いなと思いますが、それは無理。ただ、とにかく操作は迷いません。
インテリセーフシステムの縦長のセンターコンソール画面の使い勝手は、もう一つでしょうか。走りながらの操作はなかなか難しいかも。正直、この点は、手元にコントローラーがある、メルセデスやアウディの方が操作しやすいです。地図のスクロール、地図の拡大縮小はipad感覚なので、すごくやりやすいです。これが唯一の救いです。
ナビについては、厳しいの一言。前車のブリッジスマボで乗っていたV90クロスカントリーよりはかなり改善しているような気がしますが、検索がとにかくもう一つです。住所での入力すら最後の番地がスクロールしか受け付けない仕様なので、田舎の枝番が大量にある住所だと探すのが一苦労です。
いずれにせよ、volvoはapple care play前提で作っているのだと思います。ただし、apple CarPlayで目的地を設定すると、ナビの目的地設定はキャンセルされてしまうという謎の仕様。そのため、メーター画面の地図表示にも進路表示は無くなります。これ、結構不便。
ナビ関係はかなり厳しい評価になりましたが、シートの作りは秀逸。タイトではないのですが、inscliptionのシートにはサイドの調整機構があるため私にはちょうど良い。最近はシートヒーターをつけた上でシートベンチレーションを中程度に使用するという設定にはまっています。とにかく快適です。腰痛持ちの私が全く痛くなりません。
3列目シートは子供であれば完全に実用。大人でも実用性は十分で、この点はBMW x5やアウディQ7、レクサスRX等のSUV7シーターに完全に勝っています。また、3列目シートの安全性も他シートと同様というのが安心です。
【エンジン性能】
諸外国ではマイルドハイブリッドのB5 dieselのみの設定。すでにD5は型落ちです。しかし、このエンジン、おそらく、パワーパルスシステムが効いているのだと思うのですが、ECOモード以外の低速域のピックアップが秀逸。少し早めに踏み込む癖のある私にはまさしく意のまま。エンジン音も室内にいる限りアイドリングでも角が丸まり、ルルルルという感じです。少し速度が出ればほとんどエンジン音は気になりません。
【走行性能】
毎週、往復で220km程の行程を高速6割、下道2割、うちワインディング2割という感じで走行するのですが、高速走行は非常に安定しており、首都高などのつなぎ目もうまくいなしていきます。初期のレビューやネットの書き込みで、エアサスこなれていないとうような書き込みが多くみられ、心配したのですが、完全な杞憂でした。ワインディングも、ロールも気にならず、すっとノーズを向けてくれるので車の大きさや車高の高さは全く感じません。
また、パイロットアシストは3000km走行していますが、前車V90クロスカントリー 2019年モデルよりもかなり向上した感じです。ワインディングでもほとんどのカーブで追従します。高速道路上でV90クロスカントリーは時に路肩に寄るなど多少神経質な動きがあったのですが、2020年モデルのXC90ではそういった挙動はほどんどありません。安心して運転できます。
渋滞では、ほぼパイロットアシストがすべて行ってくれます。ハンズオフで、すぐに握れるようにして試しにしてみると、15km/h以下程度の速度ではいつまで経ってもずっとアシストし続けます。
雪道も志賀高原まで年末の雪の時に走行しましたが全く安心でした。
【乗り心地】
乗り心地がこの車の最大の利点だと思います。試乗したアウディQ7も素晴らしかったですが、私はXC90のエアサス仕様のほうが良いと感じます。私にはBMW X5, X3は硬すぎました。マジックカーペットライド、という感じです。あれた路面でのロードノイズはそれなりに入りますが、これも試乗時に比べたBMW X3、アウディQ5等よりもずっとマイルドな音ですから、通常は気にならないと思います。
【燃費】
燃費は今のところ、高速のみだと14km/l台。下道も込みで満タン法で11km台を確保できています。車重を考えると十分です。
【価格】
最も厳しいのは価格でしょうか。英国でのinscription Pro(日本でのインスクリプションにエアサスが付いた仕様)が880万円。90万ほどの価格差がありますが、まあ仕方ないとして、英国仕様はマイルドハイブリッドです。今後のオーダーされるD5にはパワーパルスが搭載されていないという話しを担当の方がされており、私は運が良かったとおっしゃっていましたが、だとすると、どんどん値上げしている現状はどうなのでしょうか。B5が導入されると1000万円超からとなる可能性もあり、値引きも考えるとBMW X5(まあ、幅が2m以上と大きすぎですが)のほうが魅力的にみえます。(ちなみに私は結構割り引いて頂けましたがあるシステムのおかげでした)。
というわけで★3つです。
【総評】
モデルは完全に習熟期にあると思います。乗り心地はエアサス仕様であったと書いてある堅さや段差を乗り越えるときの揺れなども無く、おそらく年次改良と今回のフェイスリフトで改修されたのでしょう。乗って気持ちが良く、100km以上の距離を高速や郊外路を中心に走るのであれば、シートのでき、3列目の実用性を含めて、7シーターSUVでは今でも最良の選択だと思います。
- 比較製品
- アウディ > Q5 2017年モデル
- アウディ > Q7
- BMW > X5
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- ファミリー
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 971万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった15人(再レビュー後:15人)
2020年1月14日 21:55 [1292271-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
清潔感があります。XC90はクリスタルホワイトパールにしました。同じような大きさの他車と並ぶと小さく、上品にみえます。
押し出しというよりもやはり清潔感。最小限の線で、素晴らしいピュアさです。XC60では無く、90にしたのはこの外観に寄るところが大きいです。特に後ろから見たところが好きです。
【インテリア】
インテリアは悩んでブロンド-ブロンドに。ウッドパネルです。B&Wのオーディオをオプションでつけたため、スピーカー部は銀。ドイツ車のように機能を押しつけてくる感じは全く無く、ボタンも最小限。クルーズコントロールの設定も、とにかくやりやすい。せっかく液晶メーターパネルをつかっているので、表示地図の縮尺変更ぐらいは、アウディのように手元で出来ると良いなと思いますが、それは無理。ただ、とにかく操作は迷いません。
インテリセーフシステムの縦長のセンターコンソール画面の使い勝手は、もう一つでしょうか。走りながらの操作はなかなか難しいかも。正直、この点は、手元にコントローラーがある、メルセデスやアウディの方が操作しやすいです。地図のスクロール、地図の拡大縮小はipad感覚なので、すごくやりやすいです。これが唯一の救いです。
ナビについては、厳しいの一言。前車のブリッジスマボで乗っていたV90クロスカントリーよりはかなり改善しているような気がしますが、検索がとにかくもう一つです。住所での入力すら最後の番地がスクロールしか受け付けない仕様なので、田舎の枝番が大量にある住所だと探すのが一苦労です。
いずれにせよ、volvoはapple care play前提で作っているのだと思います。ただし、apple CarPlayで目的地を設定すると、ナビの目的地設定はキャンセルされてしまうという謎の仕様。そのため、メーター画面の地図表示にも進路表示は無くなります。これ、結構不便。
ナビ関係はかなり厳しい評価になりましたが、シートの作りは秀逸。タイトではないのですが、inscliptionのシートにはサイドの調整機構があるため私にはちょうど良い。最近はシートヒーターをつけた上でシートベンチレーションを中程度に使用するという設定にはまっています。とにかく快適です。腰痛持ちの私が全く痛くなりません。
3列目シートは子供であれば完全に実用。大人でも実用性は十分で、この点はBMW x5やアウディQ7、レクサスRX等のSUV7シーターに完全に勝っています。また、3列目シートの安全性も他シートと同様というのが安心です。
【エンジン性能】
諸外国ではマイルドハイブリッドのB5 dieselのみの設定。すでにD5は型落ちです。しかし、このエンジン、おそらく、パワーパルスシステムが効いているのだと思うのですが、ECOモード以外の低速域のピックアップが秀逸。少し早めに踏み込む癖のある私にはまさしく意のまま。エンジン音も室内にいる限りアイドリングでも角が丸まり、ルルルルという感じです。少し速度が出ればほとんどエンジン音は気になりません。
【走行性能】
毎週、往復で220km程の行程を高速6割、下道2割、うちワインディング2割という感じで走行するのですが、高速走行は非常に安定しており、首都高などのつなぎ目もうまくいなしていきます。初期のレビューやネットの書き込みで、エアサスこなれていないとうような書き込みが多くみられ、心配したのですが、完全な杞憂でした。ワインディングも、ロールも気にならず、すっとノーズを向けてくれるので車の大きさや車高の高さは全く感じません。
また、パイロットアシストは3000km走行していますが、前車V90クロスカントリー 2019年モデルよりもかなり向上した感じです。ワインディングでもほとんどのカーブで追従します。高速道路上でV90クロスカントリーは時に路肩に寄るなど多少神経質な動きがあったのですが、2020年モデルのXC90ではそういった挙動はほどんどありません。安心して運転できます。
渋滞では、ほぼパイロットアシストがすべて行ってくれます。ハンズオフで、すぐに握れるようにして試しにしてみると、15km/h以下程度の速度ではいつまで経ってもずっとアシストし続けます。
雪道も志賀高原まで年末の雪の時に走行しましたが全く安心でした。
【乗り心地】
乗り心地がこの車の最大の利点だと思います。試乗したアウディQ7も素晴らしかったですが、私はXC90のエアサス仕様のほうが良いと感じます。私にはBMW X5, X3は硬すぎました。マジックカーペットライド、という感じです。あれた路面でのロードノイズはそれなりに入りますが、これも試乗時に比べたBMW X3、アウディQ5等よりもずっとマイルドな音ですから、通常は気にならないと思います。
【燃費】
燃費は今のところ、高速のみだと14km/l台。下道も込みで満タン法で11km台を確保できています。車重を考えると十分です。
【価格】
最も厳しいのは価格でしょうか。英国でのinscription Pro(日本でのインスクリプションにエアサスが付いた仕様)が880万円。90万ほどの価格差がありますが、まあ仕方ないとして、英国仕様はマイルドハイブリッドです。今後のオーダーされるD5にはパワーパルスが搭載されていないという話しを担当の方がされており、私は運が良かったとおっしゃっていましたが、だとすると、どんどん値上げしている現状はどうなのでしょうか。B5が導入されると1000万円超からとなる可能性もあり、値引きも考えるとBMW X5(まあ、幅が2m以上と大きすぎですが)のほうが魅力的にみえます。(ちなみに私は結構割り引いて頂けましたがあるシステムのおかげでした)。
というわけで★3つです。
【総評】
モデルは完全に習熟期にあると思います。乗り心地はエアサス仕様であったと書いてある堅さや段差を乗り越えるときの揺れなども無く、おそらく年次改良と今回のフェイスリフトで改修されたのでしょう。乗って気持ちが良く、100km以上の距離を高速や郊外路を中心に走るのであれば、シートのでき、3列目の実用性を含めて、7シーターSUVでは今でも最良の選択だと思います。
- 比較製品
- アウディ > Q5 2017年モデル
- アウディ > Q7
- BMW > X5
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- ファミリー
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 971万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
「XC90 2016年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2023年12月2日 08:20 | ||
| 2023年6月2日 12:05 | ||
| 2022年12月9日 13:11 | ||
| 2022年8月26日 22:44 | ||
| 2020年11月5日 00:00 | ||
| 2020年8月25日 14:32 | ||
| 2020年5月16日 21:30 | ||
| 2020年1月14日 22:00 | ||
| 2020年1月11日 23:48 | ||
| 2019年9月19日 12:09 |
XC90の中古車 (全2モデル/215物件)
-
- 支払総額
- 372.2万円
- 車両価格
- 356.5万円
- 諸費用
- 15.7万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.9万km
-
- 支払総額
- 466.9万円
- 車両価格
- 450.9万円
- 諸費用
- 16.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.1万km
-
- 支払総額
- 490.2万円
- 車両価格
- 474.1万円
- 諸費用
- 16.1万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.1万km
-
- 支払総額
- 319.8万円
- 車両価格
- 311.2万円
- 諸費用
- 8.6万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.1万km
-
- 支払総額
- 555.9万円
- 車両価格
- 535.0万円
- 諸費用
- 20.9万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 1.4万km
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-
370〜1330万円
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