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フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン 2016年モデルレビュー・評価
ゴルフ トゥーランの新車
新車価格: 399〜533 万円 2016年1月12日発売
中古車価格: 91〜536 万円 (147物件) ゴルフ トゥーラン 2016年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| TDI Comfortline | 2020年5月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| TDI Comfortline | 2018年8月29日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| TDI Highline | 2020年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| TDI Highline | 2018年8月29日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| TDI Premium | 2018年10月30日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| TSI Comfortline | 2024年3月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| TSI Comfortline | 2016年1月12日 | フルモデルチェンジ | 6人 | |
| TSI Comfortline Limited | 2020年8月21日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| TSI Comfortline Tech Edition | 2017年6月13日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| TSI Highline | 2019年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| TSI Highline | 2016年1月12日 | フルモデルチェンジ | 19人 | |
| TSI R-Line | 2018年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| Milano Edition | 2017年8月29日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.30 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.90 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.08 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.39 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.17 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.18 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.63 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ トゥーラン 2016年モデル > TSI Highline
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2019年1月17日 16:35 [1184254-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
【エクステリア】
シンプルで飽きの来ないデザインで気に入ってます。バンパーにフォグランプがある方が好きなのでハイラインにし、ハロゲンバルブをLEDに交換しました。とても気に入ってます。
【インテリア】
大人な雰囲気で良いと思います。ピアノブラックのパネルには指紋が目立ちますが…。
欲を言えばもう少し収納性を考えて欲しかったです。天井のサングラス入れが多いが特に入る物が無かったり、シート下の収納ボックスのサイズが中途半端だったりと使い勝手が少し悪いのが残念です。
日本の箱形ミニバンのような使い勝手の良さはありませんが特に不自由も感じません。
【エンジン性能】
走りは最高です。加速感はとても気持ちいいです。
6人乗って上り坂でもスムーズに加速します。
【走行性能】
エコモードでアイドリングストップモードだと出だしはモタモタしますが慣れるとアクセルワークで滑らかに発進出来ます。足回りがしっかりしているので多少オーバースピードでコーナーを曲がっても吸い付くように安定しています。6人乗車でもロールせずに気持ち良く走る・曲がる事が出来ます。
【乗り心地】
2列目までの乗り心地はとても良いです。少しシートが固めですが許容範囲で逆に疲れにくいと思います。3列目は大人の乗車は無理です。短距離の子供専用です。両親と外食する際に少しの間、子供を座らせる場合などのエマージェンシーシートと割り切っています。普段は3列目は畳んで5シートにしています。
【燃費】
おおよそリッター9.5〜11km位でしょうか。
前車がレギュラーで6〜7km位だったのでハイオクになったが燃料費は下がりました。
満足しています。
【価格】
やはり高いです。軽く400万円超えです。頑張って値引きしてもらいましたが…。しかし国産には無い満足感があるので納得の価格と思います。
【総評】
エスティマからの乗り換えで小さい子供がいるのでスライドドアは必須としてノアを中心に検討してましたが、乗っている人が多く悩んでいました。軽い気持ちでトゥーランを試乗したのがきっかけでノアW×Bガソリン車とトゥーランをあれこれ比較した結果トゥーランに決めました。そもそも日本車とドイツ車ではコンセプトが違うので比較することが間違ってるのかもしれませんが。
普段から5人以上で遠出する機会が多い方はトゥーランは選択肢に入りません。実際に大人4人と子供2人で遠出しましたがかなり窮屈で荷物も殆ど載らず不便でした…。また、アルファードのような車内の高級感や快適性もなく、2列目シートは殆どリクライニングしません。子供が車内でウロチョロしたり寝転がったりは出来ません。エクステリア・インテリアとも日本車のように細かいオプション設定がありません。トレンドラインやコンフォートラインにフォグランプを付けたりパノラマルーフを付けたりする設定がありません。とてもざっくりとした売り方に感じます。またスライドドアじゃないので小さい子供がいる場合や車庫が狭い方はよく考えた方がよいと思います。我が家にも12歳と3歳の子供がいますがドアの開閉は親の役目となりました。しかし国産には無い抜群の走行性能、安心感、乗ってる人が少ないという満足感は高いです。
ナビやオーディオなどはあまり使いこなせていません…。ハンドルにもスイッチが沢山ありますが覚えるのが大変です…。スピーカーは純正でも良い音が出ます。
シートヒーターは直ぐに暖かくなりとても気持ちいいです。ハンドルの握り心地は最高です。
サイドミラーは少し小さく感じます。
ノアW×Bと迷ってトゥーランに決めましたが今はとても満足しています。
オシャレで格好良く大人も満足出来るミニバンだと思います。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ トゥーラン 2016年モデル > TSI Highline
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年7月31日 20:27 [949404-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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フォルクスワーゲンのミニバンであるトゥーランが、フルモデルチェンジで2代目に進化した。今回のモデルはゴルフ?から採用が始まったMQBと呼ぶ新プラットホーム戦略に基づいて開発されたものだが、基本プラットホームは新しくなったものの、クルマそのものはキープコンセプトで従来のモデルを進化発展させる形で開発が進められている。
外観デザインはフロント回りが最新のフォルクスワーゲン顔になったが、全体的なイメージは従来と変わらない。インテリアも機能性を強調したデザインが採用されるのは、フォルクスワーゲンの常である。
ボディはミニバン用に全幅が拡大されたことで、1830mmに達した。ゴルフではぎりぎり1800mmにとどまっていたが、トゥーランではそれを踏み越えてしまった。最小回転半径は5.5mなので許容範囲だが、ボディはむやみに大きくしないのが良い。基本プラットホームが変わったことでホイールベースが100mm延長され、全長も130mm長くなっている。逆に全高はやや低くなった。
ボディの延長は室内空間の拡大につながるが、トゥーランの室内は2列目シートはともかく、3列目シートは大人が乗ると足元も窮屈なので、子供用というか緊急時用といった感じである。ただ、2列目シートの左右にはイージーエントリー機能が採用され、レバーを操作すると背もたれが倒れてシートが前にスライドするようになったので、3列目に乗り降りするのがグンと容易になった。
搭載エンジンは直列4気筒1.4LのTSI(直噴ターボ)仕様で、110kW/250N・mのパワー&トルクを発生する。これはゴルフではハイラインだけに搭載されているエンジンと同じものだが、トゥーラン全車に搭載されるのは型式名も違っていて、動力性能が103kWから110kWに強化されている。トルクは同じで250N・mを1500〜3500回転で発生している。
ミニバンボディのトゥーランはゴルフに比べると240kgも重いので、発進加速の元気の良さなどはゴルフに及ばないものの、走り出してしまえばボディの重さが気になるようなシーンはない。まあ今回の試乗は一人で乗っていて荷物も積んでいないから、良く走るのも当然といえば当然である。多人数乗車の上に荷物も積んでとなると、走りにも影響が出るだろう。
7速DSGのトランスミッションはいろいろな車種に搭載されているもので、改めて特筆するものはないが、トゥーランでは一段とスムーズな変速を示すように感じられた。低速域のギクシャク感も過去のものになったようだ。
DSGを含めた全体的な走りの印象はゴルフに近いもので、イザというときに7人乗れるゴルフと考えたら良いだろう。
乗り心地や操縦安定性も上々のレベルにある。それなりに快適な乗り心地を確保しつつも、安定感のある走りが特徴で、路面の悪いところでの突き上げも抑えられていた。
トゥーランにはフォルクスワーゲンの最新の安全装備が採用されている。プリクラッシュブレーキのフロントアシストを始め、アダプティブ・クルーズコントロールなどが標準装備され、レーンキープアシストが一部グレードに標準またはオプション設定されている。
フロントアシストは人間を見分けるタイプではないのがやや物足りない点だが、まずまず満足できる安全性を備えている。安全装備については、オプションとなっている装備も必ず装着するようにしたい。
- レビュー対象車
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ トゥーラン 2016年モデル > TSI Highline
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- 1件
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2016年6月20日 20:37 [939022-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
【エクステリア】 深みのあるブルーで、かなり気に入りました。メッキパーツは、もうこれで十分という感じです。
【インテリア】 シート生地のマイクロフリースは、滑りが少なく、座り心地がいいですね。その他の部分は、以前に短期間所有していたゴルフ7 GTIと変わり映えせず、プラスチック丸出しの部分が多いです。納車後に気づいたのですが、センターコンソールやカップホルダーに蓋がないですね。
【エンジン性能】 車の目的を考えれば、十分かと思います。もちろん速くはありませんが、そんな運転をしたら同乗者が嫌がるでしょうね。
【走行性能】 ゴルフでDCTを経験していたので、それほど違和感がありませんでした。
【乗り心地】 ふわふわではないですが、初期の当たりがソフトなサスペンションで、乗り心地はかなり良好です。
【燃費】 3人乗車・エアコン常時ONで、高速2と一般道1比率で60kmぐらい走った結果、13km/l程度でした。まずまずです。
【価格】 こんなものですかね。オプションのリアパークディスタンスコントロールの10万円が高かったですね。
【総評】 十分満足しています。メーカーは、ディーゼル問題のため未だ信頼を回復できていませんが、真っ当ないい車を作るメーカーだと思います。唯一、乾式7速DCTの耐久性だけが心配ですね。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ トゥーラン 2016年モデル > TSI Highline
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2016年1月31日 22:52 [900404-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フォルクスワーゲン(以下VW)のミニバンであるゴルフ トゥーランがフルモデルチェンジを行い、報道関係向けの試乗会が横浜エリアを中心に開催されました。その中で最上位グレードにあたる「ハイライン」を一般道、高速道を60:40の比率で試乗しました。
改めてVWのミニバンについておさらいをしておくと、同社は1950年に「Type2」と呼ばれるモデルを発売してから、約70年の歴史を持っています。日本市場ではトゥーランより上のクラスにあたるシャランが1997年から導入され、現在も販売されています(一時期販売は止まっていました)。
さてゴルフ トゥーランですが、日本には2004年4月から導入され、2010年11年にはいわゆるビッグマイナーチェンジが行われ販売が続いた息の長いモデルです。
輸入ミニバンとしては累計販売台数4万台以上とNo.1の実績を誇っており、2015年を見ると全体の販売に対し当時トゥーランがモデル末期ということにも関わらず21.8%、シャランが22.0%とこの2台で約半分のシェアを抑えています。
2代目となる今モデルですが、やはり注目は現在のVW車に共通する新しいプラットフォームである「MQB」により開発されていることでしょう。この新型からVWはパッシブ/アクティブも含めた高い安全技術を総称して『フォルクスワーゲン オール・イン・セーフティ』とネーミングしています。アダプティブクルーズコントロールやプリクラッシュセーフティ等はもちろん、新たに衝突安全の観点からアクティブ ボンネットを採用した点もニュースと言えるでしょう。
試乗前にまず車両全体をぐるりとひと回りしてみました。「ひと目でトゥーランとわかるものの、スタイリッシュになった」という印象を受けました。旧型自体は非常にバランスの取れたデザインだと今でも感じています。サイズやクラスの違いもありますが、いわゆる「箱型ミニバン」でありながら洗練されていました。これは国産メーカーのミニバンを開発しているデザイナーからも聞いたことがありますから、なかなか優れていたのでしょう。
一方、新型では全長は4535mmと130mm、ホイールベースは2785mmと110mmも拡大しています。あえて触れると全幅が35mm拡大して1830mmと1800mmを超えてしまったことが残念です。きちんとお伝えするとこのボディの拡幅分が実際の運転に影響することは軽微だと思います。しかし、個人的な話で恐縮ですが、筆者の住んでいるマンションの機械式立体駐車場ではこの「1800mmの壁」を超えると入庫の際、気を使うことが多くなります。一方、全高は10mm低くなっており、結果としてはスタイリッシュと言っていいと思いますが、やはり1800mm超えは少し躊躇してしまいました。
インテリアはゴルフ以降共通のデザインテイストや素材類でまとめられています。ドライバー優先のデザインは好みにもよりますが、横方向への拡がり感は少なめに感じました。
シートの座り心地はさすがVWと思えるものです。最上位グレードによるサイドサポート性の高さや材質による肌触りなどを差し引いても、常に腰痛と戦っている筆者としては「面全体」で腰をジワッとサポートする感覚や臀部の体圧がうまく分散されている印象を受けました。
2&3列目に関しては新たにイージーエントリー機能を搭載しましたが、この手の機能に関しては国産車のレベルには追いついていません。というか、実用面を考えれば、そこまでの機能は必要ない、ということでしょう。逆に機能を増やすことでそもそもの座り心地が悪くなってしまっては本末転倒です。その点でもしっかりとした作りを再確認しました。
ゆえに、というわけではありませんが3列目はやはりエマージェンシーのレベルです。家族4人+近所に住んでいる両親が1台のクルマで食事や買い物に行くこともあるでしょう。そういう生活シーンを考えれば十分実用になりますし、使わない時は3列目を格納すれば、深さと奥行きのあるステーションワゴン的な使い方もできます。2列目シートには前後スライド機構がありますのでさらにラゲージスペースのアレンジも楽しむことが出来ます。
走りに関しては「何もかもが軽い」という印象を受けました。これは総じてポジティブに捉えていただきたいのですが、1.4L直4ターボエンジンと7速デュアルクラッチ・トランスミッションの組み合わせは試乗車の1590kgという重量でも十分すぎる加速を得ることができます。操舵に対してのボディの動きもロールをさせながらしっかりとした安定感をキープしています。路面からの入力に対してはまだ1000kmを超えた程度の状態での試乗でしたが、路面の細かな状態をタイヤが拾ってしまう部分は感じましたが、高速道のギャップを乗り越えた際のショックの逃し方などはさすが、と思わせるものです。
試乗自体は1名でしたが、ハイラインに搭載されているドライビングプロファイル機構はエコモードでも十分、あくまでも予想ですが、乗車人数が増えてもエンジンやシフト制御を行うこのモードをノーマルにすれば必要十分以上の加速感は得られるでしょう。もちろんそのようにVW側も理解して開発しているわけですから・・・。
今回の新型トゥーランには新たにエントリーグレードとして「TSIトレンドライン」を導入しています。価格は3グレードの中でも唯一300万円を切る284万7000円となかなか魅力的ではあります。しかし、実際購入するのであればやはり真ん中の「TSIコンフォートライン」から上をオススメします。先進安全技術のベーシックな部分は全グレードに標準装備されているものの、前述したACCやレーンキープアシストシステムはオプションでも装着できません。もちろんこれらを含めた微妙な装備差によりこの価格は実現できているのですが、家族を乗せるミニバンであればこそ、現在の先進安全装備はフルスペックで選びたいものです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ トゥーラン 2016年モデル > TSI Comfortline
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2016年1月31日 14:05 [900161-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
コンフォートラインのホイールは16インチ |
ハッチバックとの共通性が高いリアスタイル |
ドライバーを囲むような造形のインパネ |
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シートはブラックのファブリック |
3脚別々にスライドとリクライニングが可能 |
ハッチバックより10ps高い1.4Lターボエンジン |
2015年秋の東京モーターショーに参考出展されていたフォルクスワーゲン(VW)のミニバン、トゥーランの新型の中から、中間グレードとなるコンフォートラインの広報車両をお借りして、東京都内で試乗しました。
実車に対面してまず感じたのは、旧型が持っていた箱っぽさが薄れ、スマートになったことです。全長は旧型より130mm長い4535mm、全幅は35mm幅広い1830mm、全高は10mm低い1660mmと、ボディサイズの変更が大きく関係しているようです。
7人乗りの輸入車としてはコンパクトだった旧型に対し、新型はBMW2シリーズ・グランツアラーを上回り、シトロエン・グランドC4ピカソに匹敵するボリュームになりました。造形面ではハッチバックのゴルフ同様、ボディサイドのキャラクターラインが明確になり、フロント・リアまわりのエッジを効かせたことと合わせて、以前よりシャープに見えます。
キャビンに入ると、まずインパネが高く、センターパネルをドライバー側に傾けていることに気付きます。ドライバーズカーとしてのタイト感を強調した運転環境です。ミニバンはファミリーカーなのですから、乗員全員に開放感をもたらす空間が欲しいと個人的に思いました。
シートの座り心地はVWらしく固めで、前席よりも高めに座る2列目はその傾向が強まります。2列目はスライドとリクライニングが可能で、もっとも後ろにセットすると、身長170cmの僕なら足が組めました。ホイールベースが110mm伸びた恩恵を感じます。
2列目の折り畳みは、背もたれを倒したあと全体を前に跳ね上げる旧型の方式から、背もたれを倒すだけのシンプルなスタイルになりました。3列目へのアクセスも、シートを折り畳んだ旧型に対し、肩口のレバーを引くだけでシートが前にスライドするとともに背もたれが前に倒れ、楽に乗り降りできるようになりました。国産ミニバンの使い勝手に近づいたという印象です。
3列目は、2列目を前に出せば足は入るものの、頭は天井に触れてしまいます。この点は旧型に似ており、同等サイズの国産ミニバンには及びませんでした。低くフラットに畳める美点は旧型譲りなので、主に2列シートで使うという乗車環境に似合いそうです。
パワートレインはすべて共通で、1.4L直列4気筒ターボエンジンと7速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせた前輪駆動となります。旧型の同等グレードより20kg軽い1560kgの車両重量に対し、最高出力は150ps、最大トルク25.5kgmと、10ps/3.1kgmアップしており、1名乗車での加速はまったく不満がありませんでした。現行ゴルフ同様、静粛性もアップしています。
ただしDレンジではアクセルペダルに対する反応が穏やかで、高めのギアを選ぶ傾向が強いので、スムーズな加減速が欲しい人はSモードにセットするか、マニュアルモードを選択すると良いでしょう。
街中ではサイズアップしたボディを実感し、低速ではややゴツゴツした乗り心地を示すものの、50-60km/hあたりまで速度を上げるとしっとりしてきます。ステアリングは操舵の滑らかさはそのままに、反応がクイックになりました。腰高感を抱かせず、粘りのあるグリップ感が伝わってくるフットワークは旧型譲りで、ミニバンであることを忘れさせてくれます。
この日はあまり試すことができませんでしたが、アダプティブクルーズコントロールやプリクラッシュブレーキシステム、レーンキープアシストシステムなど、高度な運転支援システムを装備したことも特筆できます。
新型トゥーランは、ヨーロッパ生まれらしい走行性能の高さを旧型から受け継ぎつつ、使い勝手や快適性の面でも日本製ミニバンに匹敵する内容になっていることが確認できました。
- レビュー対象車
- 試乗
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ゴルフトゥーランの中古車 (全2モデル/188物件)
-
- 支払総額
- 67.8万円
- 車両価格
- 59.8万円
- 諸費用
- 8.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 8.2万km
-
ゴルフトゥーラン TSI ハイライン ワンオーナー/禁煙車/HDDナビ/フルセグ/バックカメラ/HIDライト
- 支払総額
- 77.0万円
- 車両価格
- 59.8万円
- 諸費用
- 17.2万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 6.2万km
-
- 支払総額
- 485.4万円
- 車両価格
- 463.0万円
- 諸費用
- 22.4万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.2万km
-
- 支払総額
- 251.6万円
- 車両価格
- 234.5万円
- 諸費用
- 17.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 198.8万円
- 車両価格
- 193.2万円
- 諸費用
- 5.6万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.7万km
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100〜304万円



































