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『良くも悪くも、自分の身体で味わって欲しい車』 スズキ エスクード 2015年モデル メタリスト7900さんのレビュー・評価
エスクードの新車
新車価格: 212〜297 万円 2015年10月15日発売〜2024年5月販売終了
中古車価格: 118〜275 万円 (151物件) エスクード 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > スズキ > エスクード 2015年モデル > 1.4ターボ
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2019年2月8日 18:12 [1108625-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
一年乗っての再レビューです。
前回のレビューで挙げた良い部分はそのままですが、
少し触れたアイスバーン路面でのふらつき。
もっと詳しく書くと、左右のタイヤが通る場所のμが違うとき、
自動でリヤのトルク配分を行って修正しようとしているのでしょうか。
その挙動の違和感が我慢できず、走行距離10000km足らずで手放すことになりました。
特にそれが顕著なのがAUTOモード。
SNOWやSPORTでは、若干ながらリヤにも駆動が掛かっているので違和感は少ないのですが、
直進時は基本FFのAUTOでは、スリップの感知に対してトルク配分が大きいのか、
滑るほうだけに駆動を増やしているのか、真っ直ぐに走ってくれません。
そして、車両運動協調システムがコーナーリングの際に内側にブレーキ制御をかけてくれるのですが、コーナーの最中に路面μが変わると一定のRで曲がってくれない。
これはこまめにリヤのトルク配分を変えて、極力燃費の良いFFにしようとする制御の弊害ではないかと。
スバルのアクティヴ・トルクベクタリングやマツダのGベクタリングでは、これほど違和感を感じなかったので、単純にスズキの制御がダメなのか?
それとも僕の買ったエスクードの個体差・・・出来が悪かったのか?
これではビスカスカップリングだけのアルトより安心して走れない。
と言うか、軽自動車は雪道ではフラ付くのが当たり前って感じで納得できてしまう。
しかし、エスクードみたいな車格の車でこれはダメでしょ。
絶対的な販売台数も少ないし、北海道のアイスバーン地域でエスクードを乗っている人も少ないんでしょうが、他に不満が聞こえてこないのが不思議なレベル。
エクステリア、1.4ターボエンジン、6ATの気持ちよさ、ブレーキのタッチ、
FFのスイスポよりもエスクードにこそふさわしいと言えるマッチングの良さです。
アイスバーンの無い地域や都市部で乗る分には問題有りませんが、
4輪がしっかりと接地している感の欲しい人は、
納得するまで試乗してみることをお勧めします。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年1月
- 購入地域
- 北海道
- 新車価格
- 258万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった135人(再レビュー後:47人)
2018年3月1日 21:24 [1108625-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
![]() |
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|---|---|---|
雪がよく似合う |
これまではフォレスター二台、インプレッサWRX STi 2.5A-LINEと、
20年ほどスバルに乗ってきたが、現在のスバルの方向性が自分に合わなくなってきたことも有り、
最低地上高を確保していて、手頃な大きさで、且つスポーティーさを持ち合わせた車を探しているうちに、
このエスクード1.4ターボに辿り着いた。
【エクステリア】
一見するとどこの国の車か分からないような、エクステリア。
ツートンは特にそう感じて、群れを成す国産SUVとの差別感を感じて快感。
【インテリア】
間違いなくスズキ(笑)
ソフトパッド的な物は使われておらず、軽自動車の延長線上。
個人的には車に過度な高級感は求めないので、
走ってもガタピシ鳴らなければOK。
この車を選ぶ人は「走り」と「希少性」に惹かれて購入すると思うので、
シンプルさも質実剛健と言い換えることができる。
【エンジン性能】
軽やかに回って、ターボの効果か1.4Lとは思えない力強さを発揮する。
ALL GRIPはAWDの変化よりも燃費を考えて走る人にはうってつけ。
AUTOでは緩やかに流れに乗って。
SNOWは北海道のアイスバーンでも、トラクションコントロールと融和して安定した発進と旋回を。
SPORTでは低いギヤを積極的に維持し、スロットル制御を敏感して、過激なアクセルフィールを演出。
試乗した際は是非、SPORTモードを体験することをお勧めする。
このSPORTモードがあることで、凡庸なシティ派SUVとの差別化が成されている。
【走行性能】
SUVとしては軽量な1.2tのボディーで、軽やかに加減速し曲がる。
固めで締まった足回りは、乗り心地だけを求めた車とは一線を画す。
車両運動協調制御システムのおかげか、ドライ路面のコーナーリングはニュートラルで、まるでホットハッチのような楽しさも持つ。
ただ、アイスバーンではその四輪制御の弊害がでて、常時システムが介入してくるような気持ち悪さもある。
圧雪では問題を感じず不安感も無いので、直進時の制御を抑える工夫が欲しいところだ。
あと、パドルシフトが付いていて、積極的にシフトチェンジが出来るのは良いが、シフトダウン時のエンジンブレーキが効かなくて拍子抜け。
ブレーキで減速したときは、タイミング良くコンピューターがシフトダウンしてくれるだけに、もう少し操作している感動を持たせてくれたら良かったのに。
【乗り心地】
引き締まった足回りは、高級感や乗り心地を求める人には固いと感じられるかも知れない。
しかし、不安感を抱かせない程度のロールと相まって、高速域での安定感が素晴らしい。
シートも、座面が大きく固めで、「ああ、輸入車なんだ」と実感させる造り。
SX4クロスとの差別感が一番大きいのは、このサイドの本革とスエード調のメインシートではないだろうか。
滑らずしっかりと運転ポジションを固定する事が出来て秀逸。
また、静粛性も「スズキの車だよね?」と、思わず言ってしまうほど素晴らしい。
多少ロードノイズは入ってくるが、エンジン音も低回転では静か。
ただし、上まで回すと勇ましい音が聞こえ出すので、この辺はスイスポと同じエンジンなんだな〜と実感するときである。
【燃費】
厳寒の冬の北海道ということもあり、アイドリング時間も多く、燃費計は11km。
ただ、瞬間燃費は20kmを楽に叩き出すので、予想ではリッター14km前後かな?
5000kmを超えたくらいで無いと、燃費性能はまだ分からないと思う。
【価格】
この車にかかっている全てのコストは、足回りとAWD制御に使われているような印象。
なので、内装の質感を気にする人には割高に感じられて、走りを中心に考える人には妥当と感じられるかも。
内装が云々言う人は買って欲しくない。
【総評】
SUVだけど走りも捨てたくない!
没個性な、人と同じ物には乗りたくない!
欧州の味付けを感じさせる締まった足が好きだ!
そんな僕にはうってつけの車。
細かい、かゆいところに手が届かない面は多いが、
車格と照らし合わせて気にしないようにすることも大事(笑)スズキだし。
確かに先代とは違い、リヤがトーションビームになって悪路走破性は衰えたけど、都会にも融け込むスタイリングを持ち、軽い悪路ならロックモードも備えたエスクード。
安全性能が・・・って言う人もいるけど、完成されていない電子デバイスを求めるより、車としての楽しさをどこに見いだすかはあくまでも自分自身。
奇をてらった派手さも無く、居住性も決して良いとは言えないが、
世のトレンドに引っ張られて、自分が車に何を求めているのか分からなくなっている人に、「俺は好きでこの車を選んだんだ」と誇りを持って言いたい。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年1月
- 購入地域
- 北海道
- 新車価格
- 258万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった88人
「エスクード 2015年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
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