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ボルボ V60 クロスカントリー 2015年モデル T5 AWD SE(2015年10月6日発売)レビュー・評価
V60 クロスカントリー 2015年モデル T5 AWD SE
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V60 クロスカントリーの新車
新車価格: 529 万円 2015年10月6日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2015年モデルの情報です

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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エクステリア![]() ![]() |
4.81 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.38 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.49 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.81 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.59 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.11 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.24 | 3.85 | -位 |
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自動車(本体) > ボルボ > V60 クロスカントリー 2015年モデル > T5 AWD SE
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2015年12月27日 20:49 [888739-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
V60の初期型のフロントグリルはデザイナーさんの主張を受け止められなかった私でしたが、2014年モデルのマイナーチェンジで私のような昔からのボルボ乗りにも受け入れられる顔になりました。
2014年のロサンゼルスモーターショーでデビューしたときの写真を見たとき、「やられた!」と思いました。モダンなV60をクロスカントリーにするという発想がありませんでした。それと同時に一目惚れ。Cross Countryになるために産まれてきた、というのは言い過ぎか。でも、どちらかというとピタピタに車高を落とす方がしっくり来るスポーティー寄りなデザインのワゴンをリフトアップして、それが逆に様になるとは、デザインの妙に惹かれ、密かに日本デビューを待ち望んでいました。
実車を目にすると、モールがブラックアウトされていたり、フロントグリルがハニカムになっていたり、リアバンパーに"CROSS COUTRY"のレリーフがあったりと、よく見ればディテールがV60と違っているのですが、派手でもなく地味でもなく、独自のカラーがにじみ出ています。マイナーチェンジのデザイナーさんとCross Country化したデザイナーさんの力量は素晴らしいと思います。
【インテリア】
モダン・スカンジナビア・デザインを売りにしているボルボですが、内装はより一層モダンさを感じます。デザイン、質感、素材、全ての相乗効果で独特の雰囲気を醸し出しています。内装カラーは本当はホワイト系がオシャレなんでしょうが、アウトドアで使い倒すことを考えてブラックレザーにしました。
前席、後席とも十分な広さがあります。ただし、前車(初代V70)と比べるとリアの足元のスペースが若干狭い気もしますが、いまのところ不満の声は聞こえてきません。また、Cross Countryのメリットが車高アップに伴うアイポイントの高さ。オリジナルのV60ではやや閉塞感を感じることがありましたが、Cross Countryでは全く感じません。たった数センチのアップなんですが、人間の感覚って面白いもんですね。
各種レポートに書かれていますとおり、元々の車体のサイズと傾斜したリアウインドゥのためラゲッジスペースは従来のV70等よりは小さめです。ただし、あくまで従前のボルボとの比較であり、他社のステーションワゴンと比べても遜色ない、否、ワゴン作りに長けているボルボの小ワザが盛り込まれており、不便を感じることはそんなにないでしょう。コストコに行ってたっぷり買い物しても積み残しはありません。
【エンジン性能】
本当はディーゼルが欲しかったのですが、AWDはガソリンエンジンとの組み合わせのみ。唯一涙を飲んだ点です。
新開発の直列5気筒、直噴エンジンですが、非常に優等生なエンジンです。裏を返せば、エモーショナルではない。ただし、R-designなどと違うので、これでいいんでしょうね。粛々と長距離を流すにはいいエンジンだと思います。ただ、直噴エンジンの車は初めてなので直噴エンジン独自の篭る音は気になります。
まだ慣らし運転中なので具体的な感想はこの程度にとどめておきます。アタリがつけばこのエンジンの真骨頂が見えてくるでしょう。
【走行性能】
「走る」動力性能は必要十分の域をはるかに超えています。かといってぎゃんぎゃん飛ばす車ではなく、いざという時に踏めばフラットなトルクでどんどんスピードが伸びてくる。オートマをマニュアルモードで操作するときの変速タイミングがやや機械的なのは、慣れの問題か、
「曲がる」ステアリング特性はナチュラルです。クセがない。他方、ステアリングの軽さがちょっとオーバーな味付けか。もう少し手ごたえのあるステアリングアシストでも良いのでは。
「止まる」ブレーキダストが気になりますが、他は非の打ち所がない。
「安全装置」まだ全てのデバイスを使いこなしているわけではありませんが、過剰な介入がなく、かつ積極的にドライバーをサポートする、マン・マシン・インターフェースの理想を追求した一台と言えます。しかしながら、いかんせん機械なので過信することのないようにと、いままで以上に安全運転にもつながり、副次的な相乗効果がありました。
【乗り心地】
納車時からスタッドレスタイヤを履いているため参考までに。
一言で言うと「コシのある」乗り心地です。ただし、決して不快ではない。逆にノーズダイブやロールが重心の高さの割には抑えられており、その点では好感が持てます。
これからサスペンション(ショックアブソーバー)も馴染んでくると思います。夏タイヤに替えてどうなるか。本音を言うとCross Countryにぺったんこな18インチのタイヤは不要かと思うのですが。タイヤが肉厚の方がワイルドじゃありません?
【燃費】
まだはっきりとしたデータはありませんが、前車(初代V70RAWD)よりは改善されていることを期待しています・・・
【価格】
これだけの総合的な性能と安全装置が兼ね備わっていてこのお値段は納得です。
問題はこれからメンテナンスにどれくらい予算をキープしておかなければならないかという点ですね。特に、電子デバイス満載なので、保証期間が切れた後の修理がないことを祈っています。
【総評】
スタイリッシュで、荷物が満載できて、アウトドアライフのお供に最適、移動の間はツーリングを楽しむ、そんな理想を抱いていましたが、すべてを満たす最適の一台です。
ハイブリッドとSUV、ミニバンに圧巻されつつある日本の中で、このようなニッチな車がもっと評価されても良いのでは。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年10月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 529万円
- 本体値引き額
- 40万円
- オプション値引き額
- 40万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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