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『使い勝手抜群で高コスパ! ホンダのいいところが詰まった万能車』 ホンダ シャトル 2015年モデル 汽車ポッポーさんのレビュー・評価
シャトルの新車
新車価格: 169〜277 万円 2015年5月15日発売〜2022年11月販売終了
中古車価格: 39〜249 万円 (949物件) シャトル 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > シャトル 2015年モデル > HYBRID X Honda SENSING
よく投稿するカテゴリ
2020年3月12日 05:26 [1200113-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
購入後8か月で約6,000kmを走行。生涯燃費は21.5km/Lです。半径2kmから100km圏内まで、家族の足として大変重宝しています。夫婦と幼児ひとりの3人家族ですが、このくらいの家族構成だと、非常にゆったりと快適に移動することができます。ここまで乗ってきた感想をまとめます。
【エクステリア】
ミニバンライクなワゴンという感じで、たとえるなら、VW「ゴルフ トゥーラン」の和製版といった位置づけでしょうか。精悍なフロントフェイスと流れるようなボディラインが、5ナンバー車には見えない存在感を放っています。また、白が似合うのが素敵だと思いました。初めて白いクルマを選びましたが、爽やかで落ち着いた雰囲気で飽きず、手入れも非常にラクで気に入っています。
【インテリア】
機械式駐車場に入庫できて、後席と荷室にこれだけの広さを確保できたのはお見事。特に、荷室の容量は約570Lもあり、ベビーカーや折り畳み自転車、クーラーボックスや大きな買い物など、さまざまな荷物が積めて、便利この上ありません。積載性について、シャトルはミニバンを凌駕する使い勝手を備えており、機械式駐車場に入庫できるクルマとして競合はないと思います。また、インテリアのデザインに関しても、価格を考えれば及第点。ダッシュボードやインパネ周りの操作性がよく、センターコンソール下部のスマホポケットやドリンクホルダーが手の届きやすい位置にあって扱いやすく、後席のドリンクホルダー付きアームレストやマルチユースバスケットも実用的です。あと、なぜかアクセルペダルがステンレス製で、走りのホンダらしい遊び心を感じます。
【エンジン性能】
1240g程度の車重でシステム全体のパワーは2L NAエンジン並みなので、スペック的には十分です。モーターアシストがかかると中間加速が力強く、グッと前に出て、エンジン走行時も、ホンダらしい快活な吹け上がりが気持ちいいです。素早くシフトアップする7速DCTを用いたi-DCDは、CVTで変速ショックがないトヨタのTHS-IIのように滑らかではありませんが、独特のダイレクト感があるので、これはこれで面白味があります。また、「SPORT」モードは他社のクルマにもあるような、ただの気分転換のような簡易なものではなく、明らかにパワートレインの性格がガラリと変わるので、走り好きの人には好ましいと思われます。
【走行性能】
直進安定性が高く、ステアリングの応答性も素直でよく曲がります。車幅が細いため隘路もグイグイ入れて、細い道路でのすれ違いでも安心。全長が444cmと長めですが、車幅が細く純正ナビのバックモニターも使いやすいので駐車も苦になりません。また、振幅感応型ダンパーは、首都高などのワインディングでよくロールを抑えてくれて快適そのもの。8か月乗ってみて、エンジンの吹け上がりがよくなっており、より軽快にキビキビ走るようになってきました。
【乗り心地】
静粛性が高く、しっとりとした乗り味です。シートのクッション性はそこそこですが、アイポイントが高めで、ミニバンライクな開放感があるのもこのクルマならでは。前席は見切りが良くて運転がしやすく、コンパクトカーのような機敏さと、ステーションワゴンならではのゆったり感を備えた、独特の乗り味があります。
【燃費】
i-DCDで低燃費を維持するには、EV走行と7速をどう使い分けるかがポイントになります。モーター発進でもアクセルをゆっくり踏んでいけば、そのまま時速40〜50kmまで達してEV走行を維持でき、これで5kmくらいは30km/Lで走れます。また、モーター発進で時速20km付近からエンジンで加速し、時速60kmくらいまでゆっくり速度を上げれば、あとは流れに合わせてアクセルを戻しながら回生を繰り返すことで、10kmくらいは25km/L前後を維持することができます。特に、シャトルがもっとも強みとするのが、幹線道路や高速道路。制限速度が時速60kmくらいの道路なら、早めに7速に入れてしまえば途中渋滞にはまっても30km/Lを維持することは難しくありません。ただし、i-DCDの弱点は、渋滞の市街地走行に弱いこと。私はもっぱら都心で走って21.5km/Lですが、もしこれが郊外中心だったら、23〜25km/L程度の生涯燃費にはなったと思います。
【価格】
走り、燃費、室内空間・荷室、安全装備をトータルで考えると、かなりコストパフォーマンスが高いでしょう。このパッケージングのよさで機械式駐車場に入り、しかも低燃費で走行性能も乗り心地も平均以上となると、なかなか選択肢がはいはずです。カローラツーリングも期待してウォッチしていましたが、3ナンバーワゴンなのに室内空間も荷室もシャトルよりひと回り狭く、同じような装備にすると価格が50万円は高くなるので、選ぶ必然性がないと思いました。また、シャトルの1.5Lでハイブリッド、5ナンバーというメリットは大きく、燃料費だけでなく、税金や任意保険などのランニングコストが抑えられるのもポイントです。
【総評】
価格を考えると文句のつけようのない完成度です。5ナンバーで取り回しがいいのに車内も室内空間も広々、i-DCDはパワーと低燃費を両立させており、ホンダのいいところを凝縮したようなクルマに仕上がっています。実質的にライバル車種がなく、それぞれの評価項目で価格以上の価値が感じられるので、ほぼ完璧といえる仕上がりだと感じました。これほどバランスがいいクルマは、いくら技術が進歩してもなかなか出てこないでしょう。今の方向性のままFMCするのなら、次もシャトルでいいと思っています。
- 比較製品
- トヨタ > カローラ ツーリング 2019年モデル
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年6月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 241万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった148人(再レビュー後:59人)
2019年7月18日 23:41 [1200113-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
納車後1000kmほど走行してのレビューです。家族が増えたので、ファミリー向けのクルマを探していましたが、ミニバンを何車か試乗してみたところ、乗降のしやすさや開放感は捨てがたかったものの、バスのようなもっさりとした走りが苦手で、ワゴンを考え始めました。そんな折りにシャトルがMCを迎え、以前からよく出入りしていたディーラーで好条件を提示していただけたので、サッと乗り換えました。
【エクステリア】
個性的ですが洗練されたデザインだと思います。2019年5月のMCで細部がかなり変更され、大人っぽい印象になりました。フロントバンパーの形状変更と水平基調のフォグランプの採用により、フロントのワイド感が強調され、リアについては、ランプとバンパーの形状変更とダミーエアダクトの廃止により、落ち着いた感じになりました。ちなみに、ボディカラーは、初めて白系の「プラチナホワイトパール」をセレクト。これまでは黒など濃い色のクルマにばかり乗っていましたが、手入れが大変なのと、雰囲気がカタいのに不満があり、次は白が似合うクルマをと考えていました。濃紺も引き締まっていてよかったのですが、5ナンバーのシャトルの場合、濃い色だとこじんまりして見えたので、堂々と見える膨張色の白にしました。爽やかで適度に落ち着いた雰囲気が気に入っています。
【インテリア】
なんといっても後席と荷室の広さは魅了的です。荷室はベビーカーと大きめのクーラーボックス、スーパーで使うエコバック、洗車キットを置いた状態でもかなり余裕があり、買い物もたっぷり積めます。また、後席に十分な広さと豊富な小物収納があってゆったり寛げるらしく、妻と子どもはだいたいウトウトしています。デザイン面では、ダッシュボードやインパネまわりにやや古さが感じられますが、操作系の配置がよく工夫されていて扱いやすいので、価格を考えれば十分以上でしょう。
【エンジン性能】
ストレスフルに走れる十分なパワーです。メーカーいわくシステム全体で2.2-2.3LのNAガソリンエンジン並みのトルクを発生するとのことですが、確かにそれくらいのゆとりを感じます。特に中間加速が力強く、同じハイブリッド車でもパンチ力に欠けるトヨタ車とは明確な方向性の違いを感じます。よく回るエンジンと素早くシフトチェンジするDCTに、小型・高トルクなモーターを組み合わせているので、ややぎこちなさはあるもののダイレクトな加速感が得られます。特に、7速DCTは素早く上のシフトまで持っていくので、高速道路でも2000回転弱で流れに沿った速度を維持できます。また、「SPORT」モードはかなり俊敏で、ホンダのNAエンジンの快活なフィーリングが楽しめます。ハイブリッドでもガソリンエンジン本来の楽しさがスポイルされない、独自の味付けが気に入りました。
【走行性能】
直進安定性が高く、ステアリングの応答性も素直でよく曲がります。車幅が細いため隘路もグイグイ入っていけて、細い道路でのすれ違いでも安心感があります。全長が444cmと長めですが、車幅が細く純正ナビのバックモニターも使いやすいので駐車もそれほど苦になりません。また、振幅感応型ダンパーは、距離を走るほどにその心地よさが実感できます。アクセルワークとハンドリングに慣れてくると、急カーブも少ないロールでクリアできるので、気持ちがいいです。
【乗り心地】
5ナンバー車ではトップレベルの快適さだと思います。ホンダ車らしい剛性感の高さと、前後の車重バランスの良さ、さらに、振幅感応型ダンパーの組み合わせが絶妙で、しっとりとした乗り味に仕上がっています。また、評判通り静粛性はかなり高く、当たりがついてくるとロードノイズもかなり減り、ちょっといいクルマに乗っている気分になってきます。なお、前回のレビューでシートの安っぽさを指摘しましたが、乗っていくうちに慣れてきて、この価格帯のクルマではいいほうだと感じられるようになってきました。
【燃費】
乗り方によってかなり変わりますが、基本的に低燃費です。EV走行で発進し、ガソリンエンジンで3速までシフトアップするとバッテリーの蓄電量が確保されるので、そのあとゆっくり加速してEV走行を維持すれば、驚異的な低燃費で走れます。スマートフォンアプリ「HONDA Total Care」でチェックしたところ、走行距離5.8kmで平均燃費35.3km/L、走行距離26.7kmで平均燃費31.5km/Lという数値も出ました。キビキビ走っても20km/Lくらいはキープできますし、「SPORT」モードを多用しても15km/Lくらいは走るので、走り好きな人でも十分満足できると思います。
【価格】
走り、燃費、室内空間・荷室、安全装備などをトータルで考えると、かなりコストパフォーマンスの高いクルマだと思います。MCで後期モデルに移行しましたが、ディーラー情報によると、FMCはまだかなり先ではないかとのこと。それよりも、2015年の登場当初と比べて、同じグレードでも装備がかなり充実していますので、むしろ買い時だと思います。また、1.5Lでハイブリッド、5ナンバーというメリットは大きく、燃料費だけでなく、税金や任意保険などのランニングコストが抑えられるのもうれしいところです。
【総評】
価格を考えるとかなりの完成度で、結局オール5をつけてしまいました。まさに“隠れた名車”と言えそうですが、都心近郊ではよくすれ違いますし、自販連の統計によれば、6月の販売実績は約3300台で国内22位とまあまあ売れているようです。実際に自宅のファミリー向けマンションの機械式駐車場(高さ制限155cm以下の階のみ)には、欧州メーカーのワゴンやレヴォーグとともに、かなりの台数のシャトルが駐車しています。車内空間や荷室の広さが欲しいけど、ミニバンの走りやデザインに納得できないというファミリー層には積極的に選んでほしいクルマです。
- 比較製品
- スバル > レヴォーグ 2014年モデル
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年6月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 241万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった30人
2019年6月9日 23:04 [1200113-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
昨日納車され、1日走ってみました。デザイン、走り、乗り心地、室内空間のあらゆる面でバランスが取れており、特に少人数のファミリーにとってかなり使い勝手のいいクルマだと思いました。街乗りでもレジャーでも大活躍してくれそうです。ファーストインプレを書きます。
【エクステリア】
個性的でなかなかいいデザインだと思います。MCで水平基調に変更されたフォグランプと、前モデルより先端が数cmほど前に突き出たと思われるバンパーが、フロントの印象をキリッとまとめています。リアについては、ハッチとバンパー周りの腰高感を抑え、ダミーエアダクトを配することで、上品
さが増しました。ファミリーカーとして乗るにはかなりオシャレなクルマではないでしょうか。
【インテリア】
なんと言っても後席と荷室の広さはポイントが高いです。天井が高めなので回転式のベビーシートを設置しても赤ちゃんを抱き起こしやすく、その隣に座る妻も世話がしやすそうです。荷室はベビーカーと大きめのクーラーボックス、スーパーで使うエコバック、洗車キットを置いた状態でもかなり余裕があり、買い物もたっぷり載せられます。また、後席裏側のマルチユースバスケットや後席のセンターにあるドリンクホルダー、前席のセンターコンソールも、細々としたものが置けて非常に便利です。ダッシュボードはデザイン的な古さも感じられますが、ナビやエアコンが操作しやすい位置に収まっていて操作がしやすかったため、評価を4から5に上げました。
【エンジン性能】
やはりパワーがあります。本当にフィットハイブリッドと同じパワートレインなのかと疑うほどです。メーカーに聞いてみましたが、2.2-2.3Lガソリンエンジン並みのトルクが出るそうです。特に中間加速が力強く、アクセルを踏み足すとスーッと前に出ていくので、気持ちがいいです。ハイブリッド車を燃費の良さで選ぶ人は多いかもしれませんが、私はむしろハイブリッド車のこの加速感が好みです。高速道路でも、DCTが早いタイミングで上の方段までシフトアップしていくためか、かなりの低回転で時速80km程度をキープできるので、ゆったりと走れます。ただ、峠道などの登坂路ではやや物足りなさがあり、積極的に「SPORT」モードを使いたくなります。
【走行性能】
直進安定性が高く、ステアリングの応答性も素直でよく曲がります。車幅が細く、隘路もグイグイ入っていけるところに、5ナンバー車のメリットを感じます。振幅感応型ダンパーもよく仕事をしていて、小さな段差を乗り越えた時の縦揺れも、急カーブでの横揺れもすぐに収束してくれるので、気持ちがいいです。峠道を攻めたりせず、街中や幹線道路を走る限りでは、3ナンバー車とさほど変わらない安定感があるのではないでしょうか。また、全長が444cmと長めですが、車幅が細く純正ナビのバックモニターも使いやすいので駐車もそれほど苦になりません。
【乗り心地】
5ナンバーサイズのクルマとしてはトップレベルの快適さだと思います。剛性が強く、車体後方に重さがあるぶん安定感するのだと思われます。MCで静粛性が向上したとのことですが、確かに車体両サイドから入ってくる風切り音などは少し低減されたようです。ただ、ロードノイズは結構入ってきます。標準装着タイヤはブリジストンの「ECOPIA EP150」でしたが、「REGNO」などのコンフォート系タイヤに変えたくなります。また、「クルマでいこう」で岡崎五郎さんが言っていましたが、確かにシートはあまりいいものではないようです。ある程度慣れないと、腰に負担を感じると思います。
【燃費】
まだ自宅近くを60kmほど走った程度なので、購入したMC後のモデルについては詳しくわかりません。参考として、MC前のレンタカーで高速道路や幹線道路(断続的渋滞)、箱根ターンパイクなどを200kmほど走ったところ、満タン法で24.4km/Lでした。走行モードは、ECONをオンの状態が7割、オフが3割、箱根ターンパイクではSPORTモードです。また、断続的な渋滞の幹線道路でも、ゆっくりとしたアクセルワークで走ると航続距離が伸びるので、街乗りに強いハイブリッド車のメリットを感じます。
【価格】
MC前から足掛け2年くらいディーラーに通っていたためか、かなり値引いてくれたこともあり、お買い得だと感じました。走り、燃費、室内空間・荷室、安全装備などをトータルで考えると、かなりコストパフォーマンスの高いクルマだと思います。今回が最初で最後のマイナーチェンジになる可能性もなきにしもあらず(※4回目の年次改良にあたるので、まだ半分過ぎた程度ではないかとのディーラー情報も)かもしれませんが、2015年の登場当初と比べると、同じグレードでも装備が全く違いますので、今が買い時とも言えるでしょう。
【総評】
メーカーのCMを見ると、どちらかというと趣味やレジャーで扱いやすいクルマ、プライベートの時間を大切にしたいパーソナルユースのクルマというイメージが強いですが、個人的には、ミニバンの走りやデザインに納得できないファミリー層にこそ最適なクルマだと思います。この使い勝手のよさと走りのよさ、さらにスタイリングのよさは得難いものがあり、機械式駐車場の高さ制限でミニバンやSUVが停められない人にとっては、うってつけなのではないでしょうか。実際、自宅のファミリー向けマンションの機械式駐車場(高さ制限155cm以下の階のみ)には、ゴルフヴァリアントやレヴォーグとともに、かなりの台数の個人向けシャトルが停まっています。もちろんワゴンならレヴォーグも魅力的ですが、そこまで走りを求めないし、燃費や経済性も重視したいという人には、シャトルがピッタリなのではないでしょうか。地味ですがなかなかの名車だと思います。
- 比較製品
- スバル > レヴォーグ 2014年モデル
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年6月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 241万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった20人
2019年4月30日 02:03 [1200113-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
高さ制限が155cmの機械式駐車場に入る、3人家族のファミリカーを探した結果、この車種に行き着き、5/10のマイナーチェンジモデルを契約しました。納車が待ち遠しかったので、レンタカーで現行モデルを5時間ほど試乗してきました。納車予定は6月ですが、家族で出かけるのが楽しみです。
【エクステリア】
5月のマイナーチェンジでよりスタイリッシュになりました。フロントマスクは、Xグレード以降でフォグランプが水平基調のLEDになり、より統一感と質感が増しています。大人っぽい雰囲気になっており、正常進化と言えるのではないでしょうか。リアのバンパーもちょっとした変更ですが、少し落ち着きいた感じです。ただ、フルモデルチェンジで全長が440cmから444cmへと4cm長くなったのが気になります。体感差が出るほどではないかもしれませんが、キャビンの容量や寸法に変更はないようなので、なるべく現状を維持してほしかったです。
【インテリア】
このクルマのインテリアにおける最大の魅力は、パッケージングのよさにあると思います。後部座席の膝前と、トランクルームの広さは5ナンバー車では得がたいものがあり、高さ155cmまでの機械式駐車場を利用するファミリー層や、レジャーが好きでたくさんの荷物を積み込む人なら、これだけでも選ぶ価値があると思います。ただし、マイナーチェンジ後も内装に特に変化はなく、同価格帯の最新車種と比べるとと、少し古さが感じられるます。特に、ダッシュボードなどの素材感に安っぽさがあります。計器類では、制限速度や道路標識、簡易ナビの情報などが表示される、スピードメーター横のインフォーメーションディスプレイが見やすくて便利。「SPORT」モードにするとエンジン回転数の表示に切り替わるのも凝った作り込みだと思いました。
【エンジン性能】
6時間乗ってみて、前回の試乗時(1時間)より、随分と余裕のあるパワートレインだと感じました。平坦路のモーターのみの走行だとせいぜい時速20km程度までですが、踏み込むタイミングが合うと、ガソリンエンジンのパワーでグッと車体を押し出し、すぐに巡航速度にのせられます。高速道路の走行では、7速DCTが早い段階で上の方のシフトまで持っていくためか、かなりの低回転で時速80km程度をキープでき、燃費計の航続距離がどんどん伸びていきました。いっぽうで、今回気がついたのは、登坂路ではややパワー不足であるということ。箱根ターンパイクを走ってみましたが、登坂路ではグイグイ登るようなトルク感はありません。峠道が多い地域にお住いの方は、155cmまでの駐車場の制限がなければ、4WDを選んだほうがいいと思います。
【走行性能】
予想していたよりよかったです。ロングホイールベースのためか直進安定性が高く、かといってステアリングの応答性も正確でスイスイとよく曲がります。車幅が細いので、隘路もグイグイ入っていけて、駐車もしやすいです。また、振幅感応型ダンパーがよく働くので、5ナンバーでもロールが少なく、長距離走行も快適でした。
【乗り心地】
ホンダ車特有のカタさはありますが、車体剛性が高いため、5ナンバーサイズのクルマとしてはかなりしっかりとした乗り味です。フィットハイブリッドなどのコンパクトカーと比べると、ひとクラスもふたクラスも上の快適さです。ノーズが短くアイポイントが高めなので見切りがいいのも魅力に感じられました。
【燃費】
高速道路や幹線道路(断続的渋滞)、箱根ターンパイクなどを200kmほど走ったところ、満タン法で24.4km/L走りました。走行モードは、ECONをオンの状態が7割、オフが3割、箱根ターンパイクではSPORTモードです。また、断続的な渋滞の幹線道路でも、ゆっくりとしたアクセルワークで走ると航続距離が伸びたので、街乗りも低燃費で走れることがわかりました。
【価格】
同じような装備をつければ、フィットハイブリッドとそれほど変わらない価格になりますので、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。これほど充実したパッケージングで走りの質感もいいクルマが、この価格で買えることを考えると、もっと売れていいような気もします。
【総評】
これと言って大きな弱点がなく、ターゲット層のニーズをしっかりと押さえた秀逸なクルマだと思います。広大なキャビンを備えながら、キビキビとした走りと低燃費を両立し、意外とスポーティにも走るので、家族が増えたのを機に使い勝手のいいクルマに乗り換えたいけど、ミニバンのもっさりとした走行感が好ましくない、という人にはうってつけでしょう。おそらく5/10のマイナーチェンジで2015年モデルは末期になると思われ、一部にはジェイドあたりと統合されるのではとの見方もありますが、独自の商品性で生き残れるクルマだと思いますので、ぜひこの先も今のままのコンセプトであり続けてほしいと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
2019年2月11日 19:26 [1200113-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
家族が増えたので、そろそろ後部座席や荷室の広いクルマをと考えていたところ、候補に上がってきました。スポーツハッチの地を這うような走りが好きで、ミニバンの重厚でもっさりとした走行感がしっくりとこない私にとっては、とても魅力的な選択肢となっています。ハイブリッドZで40分程度、ハイブリッドXで高速道路を含めて1時間程度試乗してみての感想です。
【エクステリア】
トランクルームが長く、思い切りのいい個性的なデザインですが、流れるようなフォルムに惹かれました。まさに「シャトル」というネーミングの通り、スピードを出すとそのまま離陸していきそうな雰囲気があります。5ナンバーサイズでありながら、フロントフェイスも精悍で存在感があり、まるでエアロパーツのようなフロントバンパーの形状がスポーティ感も演出しています。
【インテリア】
このクルマのインテリアにおける最大の魅力は、パッケージングのよさにあると思います。後部座席の膝前と、トランクルームの広さは5ナンバー車では得がたいものがあり、高さ155cmまでの機械式駐車場を利用するファミリー層や、レジャーが好きでたくさんの荷物を積み込む人なら、これだけでも選ぶ価値があると思います。また、ダッシュボードやインパネ周りの形状や機能については、特に先進的な要素はありませんが、使いやすくまとまっていて好印象。個人的には、制限速度や簡易ナビの情報などが表示される、スピードメーター横のインフォーメーションディスプレイが見やすくていいと思いました。
【エンジン性能】
パワーはまずまずで、実用には十分です。ただ、モーターターアシストの領域があまり広くなく、ゴロゴロというエンジン音が目立ちます。街乗りなら、時速20kmくらいまでモーターで加速し、そこからエンジンで巡航速度まで上げていく感じで、車重があるぶん、同じパワートレインを載せているフィットハイブリッドと比べると、軽快感は劣ります。このあたりが、一部の自動車ジャーナリストが指摘する「楽しさはない」という点かもしれません。ただし、これも好みがあり、ゆったりと走りたい人にとっては、むしろちょうどいいです。踏み込めばよく加速するので、高速道路の合流や追い越しなどで不便を感じることはなく、シフトが上がっていくと時速80kmあたりで低い回転数を維持できるようで、非常に静粛で快適でした。
【走行性能】
予想していたよりよかったです。ロングホイールベースのためか直進安定性が高く、かといってステアリングの応答性も正確でスイスイとよく曲がり、車幅が細いので、駐車もしやすいです。高速道路も乗ってみましたが、5ナンバーサイズのクルマとは思えないほど安定感があり、長距離移動も快適にこなしてくれそうです。
【乗り心地】
5ナンバーサイズのクルマとしてはトップクラスだと思います。ホンダ車らしいしっかり感、もっと言えば硬さがあり、マンホールなどの凸凹を乗り上げた時などの突き上げもそれなりにありますが、フィットハイブリッドなどのコンパクトカーと比べると、ひとクラス以上は上の上質な乗心地です。ノーズが短くアイポイントが高めなので見切りもよく、運転がしやすいです。また、振幅感応式ダンパーについては、市街地より高速道路で威力を発揮すると感じました。高速巡航時は5ナンバーサイズのクルマとは思えないほど揺れが少なく、首都高に多い比較的きついカーブでも、ほとんどロールしないので、安心感があります。
【燃費】
1時間の試乗のため無評価とさせていただきますが、街乗りでも高速道路の走行時でも、ECONにしたままで十分に走るので、かなり好燃費を維持できそうです。
【価格】
かなり安いと思います。同じような装備をつければ、フィットハイブリッドでも同じくらいの価格になりますので、これほど充実したパッケージングで走りの質感もいいクルマが、この価格で買えるというのは驚きです。トヨタ車だとオプションで追加しなければならないような装備が最初からついてくるので、結果として総額がかなり抑えられます。
【総評】
パッケージングが充実していて、走りも燃費もよし、おまけにデザインもスタイリッシュという、意外と万能な大穴車種だと思います。直接的なライバルはカローラーフィルダーや、少し価格が高くなりそうですがこれから出てくるカローラスポーツのワゴンバージョンになりそうですが、コスパの高さはダントツだと思います。意外とスポーティにも走るので、走り重視でスポーツハッチに乗っていたが、家族が増えたのを機にパッケージングのいいクルマに乗り換えたいという人にはうってつけだと思います。もちろん、もっと予算があればレヴォーグも選択肢に入りそうですが、ハイブリッドの燃費のよさや5ナンバー車ならではの取り回しのよさも考えると、私ならシャトルハイブリッドで満足できます。総じて、これと言って大きな弱点がなく、ターゲット層のニーズをしっかりと押さえた、秀逸なクルマだと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった17人
「シャトル 2015年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年8月6日 20:19 | ||
| 2024年12月14日 16:03 | ||
| 2024年10月4日 22:49 | ||
| 2023年5月7日 15:56 | ||
| 2023年4月13日 22:06 | ||
| 2022年11月1日 22:06 | ||
| 2022年10月2日 16:44 | ||
| 2022年9月19日 16:03 | ||
| 2022年7月26日 14:39 | ||
| 2022年6月20日 20:55 |
SHUTTLE(シャトル)の中古車 (949物件)
-
- 支払総額
- 113.7万円
- 車両価格
- 103.0万円
- 諸費用
- 10.7万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 6.1万km
-
シャトル ハイブリッドX ホンダセンシング 4WD ホンダセンシング ディスプレイオーディオ ワンセグTV ETC ドラレコ前後
- 支払総額
- 200.2万円
- 車両価格
- 189.8万円
- 諸費用
- 10.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 4.1万km
-
- 支払総額
- 130.0万円
- 車両価格
- 125.0万円
- 諸費用
- 5.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 9.1万km
-
シャトル ハイブリッド ホンダセンシング 4WD ナビ フルセグ バックカメラ Bluetooth ETC クルーズコントロール CD DVD レーダーブレーキ
- 支払総額
- 109.8万円
- 車両価格
- 98.0万円
- 諸費用
- 11.8万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 10.5万km
-
- 支払総額
- 139.5万円
- 車両価格
- 128.9万円
- 諸費用
- 10.6万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.6万km
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12〜551万円
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17〜581万円
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65〜529万円
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47〜268万円
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53〜194万円
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65〜398万円












