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『ATあったらもっと売れたのに・・・の返答。 ビート Ver.Ka ?』 ホンダ S660 2015年モデル あくとうさんのレビュー・評価
S660の新車
新車価格: 198〜315 万円 2015年4月2日発売〜2022年3月販売終了
中古車価格: 118〜450 万円 (608物件) S660 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > S660 2015年モデル
2016年7月17日 01:12 [926153-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
【エクステリア】
ビートのピニンファリーナみたいなんから、「ガンダム」みたいなんへの華麗なる変心!
これで、オッサンは脳を揺さぶられるどころか脊髄反射で判子取り出しますわ。
オッサンは「ガンダム」とかになると正気を失うからな!
最近のホンダはリアはバッキバキなデザイン多いよねえ。
あえて言えばクラシック(大河原邦夫)じゃなくて、モダンなカトキハジメ風です。
【インテリア】
とにかくタイト。身長が高くない自分でも窮屈さを感じます。
オープンにしてもタルガトップゆえ開放感と言う意味ではもう少し。
クローズにしましょうか? と聞かれましたが、5秒で「あけてください」と懇願しました。
荷物置き場はほぼ皆無なので実用性はほぼゼロです。
しかし低い着座位置はいやにもスポーツカーという気分を盛りあげてくれます。
アルトワークスは着座位置が高いので比較すればバスですな。(苦笑)
内装の質感は高いのは良く伝わってきますが、ごちゃごちゃしていて直感的な使い勝手はいまいちです。
メーター周りも情報量は多いですが、試乗レベルでは把握すら出来ませんでした。
【エンジン性能】
ターボがよく効いていてトルクが出ているので通常の街乗りは非常に楽です。
もともとあまり回転をあげるような運転はしないので非力さというのは感じませんが、音に関してはトラックは言いすぎだと思いますが、もっと気持ちよく回っているような音やフィーリングにしてもらいたかったなとは思います。
みんな、ユーロRとかホンダはやれば出来る子だと思ってるから余計に厳しい意見が多いのだとは思いますが・・・。
アクセルオフ時に頭の後ろからやたら飛び込んでくるブローオフバルブの「プシュー」という音は過剰演出だとも思いますが、これがなかったらつまんないことおびただしいことになっていたと思いますので、これはこれでありかなと思います。
【走行性能】
ステアリングを切るとスパッと車のノーズが入っていく感覚と、小気味よく決まるMTを操る楽しさは格別です。
アクセルのレスポンスもよく、人馬一体という言葉が脳裏に浮かびます。
昔、はじめてBMWに乗ったときの「駆け抜ける喜び」というコピーを思い出します。
ボディは剛性感があるので不安もありません。
MTは面白い車だなあと素直に感じます。
MTは。
問題はCVTです。
いやー、このクルマのデザインが気に入ったとか、オープンカーが欲しいとかとか言うんならあえて言いませんが、
自分はスポーツカーだと認識しているので、試乗して一分ほどで、
このクルマ、銭捨てじゃ。
と、思わず言いそうになってそれ以後は口を開けませんでした。
気分的は口をあんぐり開けたい状態でしたが。
アルト ターボRSに最初に乗ったときは大変失望いたしましたが、CVTのS660には絶望しました。
MTとは全く違う車です。
少なくてもスポーツカーと呼ぶにはあんまりです。
アクセル踏んでも回転音はするけど加速しないし、一体感と呼ぶには遠い感じです。
MTであった痛快な感触はまるで息を潜めて、遊園地のゴーカートのほうが面白いんじゃないかと言う感覚です。
正直、こんなんだと知らないほうが良かったと後悔いたしました。
【乗り心地】
硬いと言う声もありますが、アルトワークスに乗ってみんさい。こんなもんじゃありませぬ。
ボディ剛性が良いし、重心は低いし、サスもしなやかに動いているのが感じられるし、乗り心地の悪さはイメージほどはありません。
それより、エコノミー症候群になりそうなほどタイトな室内のほうが疲れるかな。
【燃費】
【価格】
確かに高価ではありますが、妥当な金額なのではないでしょうか?
完全な趣味クルマですし。
欲しい人が買えばいいクルマです。
逆にこれで開発費の回収できるのかなとも思いますが・・・
【総評】
軽自動車が好調だったときだから実現した「軽スポーツ」企画だと思います。今なら企画も通らないかもしれません。
いみじくも時をほぼ同じくにして再臨したアルトワークスもそうですが、ドライブの楽しさを思い出させてくれます。
MTは。
MTの好印象もあって、CVT仕様も! と思いましたが、これは大失敗でした。
昔、ビートはMT仕様しかなかったからセールスは今一歩だったんだ、という声が今でもあるようですが、古典的なトルコンのATじゃなく、現代的なCVTを採用した結果、見事に気の抜けたコーラのような出来具合のクルマが爆誕してしまいました。
なまじっかMTが好印象のため、CVTのレスポンスと印象の悪さが際立ちます。
気の抜けたコーラはまだ甘いだけの砂糖水になるだけですが、CVT仕様車の試乗後は青汁でも飲まされたような気持ちです。
CVT仕様車買う人はMTのあの楽しさを知らずに終わるのか? ・・・と人事だし余計なことですが、もったいないなあと気持ちになります。
・・・それでも満足して購入されているはずですから、知らぬが仏、なのかもしれません。
嘘も、最後まで突き通せば真になるんですよ! (をい。)
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった38人(再レビュー後:32人)
2016年4月28日 23:12 [926153-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
フロントはビートを彷彿とさせるデザインで、当時ビートにあこがれていたけれど買えなかったオッサンの心を揺さぶります。
しかし衝撃的なのは、リアからの眺め。
「フェラーリ」(ピニンファリーナ)みたいなんから、「ガンダム」みたいなんへの華麗なる変心!
これで、オッサンは脳を揺さぶられるどころか脊髄反射で判子取り出しますわ。
オッサンは「ガンダム」とかになると正気を失うからな!
あえて言えばクラシック(大河原邦夫)じゃなくて、モダンなカトキハジメ風です。
【インテリア】
とにかくタイト。身長が高くない自分でも窮屈さを感じます。
オープンにしてもタルガトップゆえ開放感と言う意味ではもう少し。
荷物置き場はほぼ皆無なので実用性はゼロです。
しかし低い着座位置はいやにもスポーツカーという気分を盛りあげてくれます。
確かにこれを知っていればアルトワークスはバスですな。(苦笑)
内装の質感は高いのは良く伝わってきますが、ごちゃごちゃしていて直感的な使い勝手はいまいちです。
メーター周りも情報量は多いですが、試乗レベルでは把握すら出来ませんでした。
【エンジン性能】
ターボがよく効いていてトルクが出ているので通常の街乗りは非常に楽です。
もともとあまり回転をあげるような運転はしないので非力さというのは感じませんが、音に関してはトラックは言いすぎだと思いますが、もっと気持ちよく回っているような音やフィーリングにしてもらいたかったなとは思います。
みんな、ユーロRとかホンダはやれば出来る子だと思ってるから余計に厳しい意見が多いのだとは思いますが・・・。
アクセルオフ時に頭の後ろからやたら飛び込んでくるブローオフバルブの「プシュー」という音は過剰演出だとも思いますが、これがなかったらつまんないことおびただしいことになっていたと思いますので、これはこれでありかなと思います。
【走行性能】
ステアリングを切るとスパッと車のノーズが入っていく感覚と、小気味よく決まるMTを操る楽しさは格別です。
昔、はじめてBMWに乗ったときの「駆け抜ける喜び」というコピーを思い出します。
ボディは剛性感があるので不安もありません。
クラッチが重いという声もありましたが・・・コカングーのクラッチはこれの倍重いので全然苦になりませんです。はい。
【乗り心地】
硬いと言う声もありますが、アルトワークスに乗ってみんさい。こんなもんじゃありませぬ。
ボディ剛性が良いし、重心は低いし、サスもしなやかに動いているのが感じられるし、乗り心地の悪さはイメージほどはありません。
それより、エコノミー症候群になりそうなほどタイトな室内のほうが疲れるかな。
【燃費】
【価格】
確かに高価ではありますが、妥当な金額なのではないでしょうか?
完全な趣味クルマですし。
逆にこれで開発費の回収できるのかなとも思いますが・・・
【総評】
軽自動車が好調だったときだから実現した「軽スポーツ」企画だと思います。今なら企画も通らないかもしれません。
いみじくも時をほぼ同じくにして再臨したアルトワークスもそうですが、ドライブの楽しさを思い出させてくれます。
それにしてもまるでバイクです。
荷物は乗らないし、助手席すらもエマージェンシーシートかと思うくらいです。
開き直って自分ひとりだけ楽しむクルマと思えるならいいんですが、自分にはデザインもコンセプトもいまひとつ割り切れないのでこの評価です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった6人
「S660 2015年モデル」の新着レビュー
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| 2024年3月25日 21:51 | ||
| 2024年3月21日 14:49 | ||
| 2023年12月23日 12:16 | ||
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- 走行距離
- 2.8万km
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- 支払総額
- 267.4万円
- 車両価格
- 258.0万円
- 諸費用
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