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『素晴らしい。しかし完璧とも言えず。』 マツダ ロードスター 2015年モデル アリナミンV2さんのレビュー・評価
ロードスターの新車
新車価格: 289〜710 万円 2015年5月21日発売
中古車価格: 109〜420 万円 (895物件) ロードスター 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > ロードスター 2015年モデル > S Special Package (MT)
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2023年10月8日 21:17 [1767549-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
マツダ車は過去に、RX-7(FD3S)と初代ロードスターVRリミテッドの所有歴があります。
今回、AT車がクソつまらなく飽き飽きしており、どうしてもMT車が欲しかったため購入に至りました。
MT車ではなくセミAT(ハンドル裏にパドルスイッチが付いていて、ツインクラッチで高速変速が可能なもの)であればMT車にこだわらないのですが、その場合の選択肢は、まともに買える値段のものといえばゴルフのDSG、ミニクーパーの湿式ツインクラッチモデルとかそのくらい。
それ以上となると、ポルシェフェラーリの世界となってしまう。
自分は、アイシン系トルコンATがとにかく嫌いで、今回はとにかくそれだけは買いたくなかった。
ロードスターを買うにあたり、比較車種としてGR86にも試乗している。
GR86はさすがに2.5リッターもありトルクに余裕があり、車格の割に非常に軽いことが良いと思ったものの、400万円の値段はちょっとなぁ、と。
S660も比較車種として検討したものの、さすがに荷物が全く積めないことが厳しく、すでに新車販売が終了してしまっていたことも問題だった。
結局、ちゃんと走るだけの走行性能を備えており、大人2人が一泊の旅行くらいなら使い勝手が良く、現実的な金額で買えるスポーツカーといえばロードスター一択になるわけである。
で、肝心の走行性能であるが、タイヤはダンロップのADVANスポーツV105。このタイヤはウェットグリップも良く軽いロードスターに十分なグリップ力で、ドライならまず滑ることはない。
熱が入るまではやや硬いが、20分も走ればしなやかさが出てきて、良いタイヤである。
ブレーキ、ミッションのフィーリングは違和感なく自然で良く、なによりもペダル配置がマツダ車全般に言えるが秀逸である。
たとえば、ロードスターの後にスイフトスポーツなどに乗ると、ペダルが左すぎて違和感がある。
ステアリングフィールなども完璧で、ケチのつけようがない。
ボディー剛性はやはりオープンカーなので、たとえばBMW3シリーズとかみたいにカチッとした感じは無い。内装の軋み音というか建付けがガチャガチャする感じは少ないが、全くないとも言えない。
BMWなどに乗るとわかるが、そういったボディのヨレに依存した音などは全くないのである。。。
一つ気になった点としては、排気量が1.5リッターは少ない。
2リッターは過剰としても、自分が乗っていた初代ロードスターVRリミの1800CCに比べパンチが無い。
6速で高速道路を90キロとかで走るとトルク不足は明白。
たとえば中央道の談合坂付近を6速巡行は難しく、5速を使うことになろう。
エンジンは非常にスムーズで、ロータリーと比較しても滑らかな回転フィールはあると思う。
現在のエンジンはホンダのシビックFL5などもそうだが、エンジンが異常になめらかであり、GR86に試乗したときも滑らかだと感じた。ロードスターも2022年のクルマらしく非常にスムーズと感じる。
コーナリング性能はすさまじく、このクルマで「ハンドル操作を誤って」の事故などは起こりようがないというレベルで優れている。
箱根新道の下りをシフトダウン操作だけでスイスイと下ることができ、もたついているミニバンなどがいなければほぼノーブレーキで法定速度付近でスムーズに走れる。
これほど優れた走行性能を示すクルマはこの価格帯では全世界探してもロードスターでしかありえないと感じる。非常に優れている。
また、他のロードスターとすれ違うと高確率で手を振ってくれ、お互いの安全を祈ってこちらも手を振って挨拶。こういった文化レベルでロードスターは認められており、誰もが気持ちよく乗れるクルマとなっていて、その点ケチのつけようがない。
なお、販売店にも寄るだろうが、クルマのメンテのサポートなどはスズキの軽自動車を買ったときのほうが手厚くて笑ってしまった。
(担当営業さんは良くやってくれているので良い人に出会ったが。)
日本の道路事情に忖度しすぎた結果だと思う。エンジンが1500?なのは。。。
普通に1600〜1800CCだったら完璧だった。
クルマに乗り込むとき、特に斜め後ろから見てサイドが美しい曲線となっていて、イタリアンルックのスーパーカーを連想させられる。国産車最高のデザインはマツダだと思う。
フロントミッドシップのエンジンが、まるで両手でエンジンを抱えるようにしてフロントが安定して感じられ、リアタイヤのトラクションも背中を通じて伝わってきて、FRらしい柔軟性の高い自由度の高い走りが常に感じられる。
ノーマルマフラーながら排気音は控えめながら良い音がする。
もし手を入れるなら、ダンパーをビルシュタインとかコニとかオーリンズとか高性能なものにしたらもっと良くなりそうだ。
マフラーはサクラムなどもうちょっと響かせても良さそう。
ただ、ノーマルの時点でかなり厳しくコーナリングしても平然と曲がってしまい、KPCという電子制御が0.3G以上で作動するらしいのだが、良くわからない。違和感なく走ってしまい、どんなカーブも水を得た魚のようにスイスイと走ってしまう。
ここ1年乗ったが、ほぼ毎週末遠出してしまった。つい乗りたくなる楽しさがあった。
オープンカーにするために屋根を開ける操作が非常に速く、手動だが3秒もあれば簡単に開閉できてしまう。
冬にシートヒーターを入れて走っていると走る露天風呂と化す。
この時、リアのウインドシールドをAftermarket品に交換して風の巻き込み量を減らすと寒さが低減してなおよい。(オープンカフェガレージのものをおススメする)
この価格でこの満足度のクルマは絶対に全世界探しても他にないと断言できる。
日本人に生まれて良かったと感じることランキング1位「ロードスターがすぐ買えること」
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年5月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 284万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった40人
「ロードスター 2015年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年7月18日 21:44 | ||
| 2025年3月22日 14:16 | ||
| 2024年9月24日 14:29 | ||
| 2024年9月5日 08:59 | ||
| 2024年8月24日 10:56 | ||
| 2024年7月7日 21:40 | ||
| 2024年7月6日 15:40 | ||
| 2024年6月23日 16:00 | ||
| 2024年6月22日 10:39 | ||
| 2024年6月5日 14:34 |
ロードスターの中古車 (全4モデル/1,592物件)
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- 支払総額
- 280.2万円
- 車両価格
- 269.9万円
- 諸費用
- 10.3万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.9万km
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- 支払総額
- 266.1万円
- 車両価格
- 258.5万円
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- 走行距離
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- 支払総額
- 311.9万円
- 車両価格
- 299.9万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.9万km
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ロードスター Sスペシャルパッケージ 1.5 Sスペシャルパッケージ 6MT マツダコネクトSDナビ フルセグTV バックカメラ ETC 衝突被害軽減ブレーキ シート
- 支払総額
- 274.9万円
- 車両価格
- 263.9万円
- 諸費用
- 11.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.9万km
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- 支払総額
- 176.9万円
- 車両価格
- 168.5万円
- 諸費用
- 8.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 8.2万km
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