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トヨタ アルファード 2015年モデルレビュー・評価
アルファード 2015年モデル
1317
アルファードの新車
新車価格: 319〜1546 万円 2015年1月26日発売〜2023年6月販売終了
中古車価格: 98〜9176 万円 (6,390物件) アルファード 2015年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| X | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| X | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| X | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| X | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 14人 | |
| ハイブリッド X (7人乗り) | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド X (7人乗り) | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド X (7人乗り) | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド X (7人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| ハイブリッド X (8人乗り) | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド X (8人乗り) | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド X (8人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| X 4WD | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| X 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド S | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S (7人乗り) | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S (7人乗り) | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S (7人乗り) | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S (7人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| S (8人乗り) | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| S (8人乗り) | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S (8人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 4人 | |
| S 4WD (7人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| S Aパッケージ | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S Aパッケージ | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| S Aパッケージ | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 9人 | |
| S Aパッケージ 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| S Aパッケージ TYPE BLACK | 2016年7月4日 | 特別仕様車 | 5人 | |
| S Aパッケージ TYPE BLACK 4WD | 2016年7月4日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| S Cパッケージ | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 11人 | |
| S Cパッケージ | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 6人 | |
| S Cパッケージ | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| S Cパッケージ | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 9人 | |
| S Cパッケージ | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 40人 | |
| S Cパッケージ 4WD | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S Cパッケージ 4WD | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S Cパッケージ 4WD | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S Cパッケージ 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 4人 | |
| S TYPE GOLD | 2020年5月1日 | 特別仕様車 | 8人 | |
| ハイブリッド S TYPE GOLD | 2020年5月1日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| ハイブリッド S TYPE GOLD ? | 2021年5月10日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| S TYPE GOLD II | 2021年5月10日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| SA | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| SA 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| SA Cパッケージ | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 4人 | |
| SA Cパッケージ 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| SA TYPE BLACK | 2016年7月4日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| SC | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| SC | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| SC | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| SC 4WD | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド SR | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 5人 | |
| ハイブリッド SR Cパッケージ | 2021年5月10日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド SR Cパッケージ | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| ハイブリッド SR Cパッケージ | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド SR Cパッケージ | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 6人 | |
| ハイブリッド G | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド G | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド G | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 6人 | |
| G (7人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| G 4WD (7人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| G 4WD (8人乗り) | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド G Fパッケージ | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド G Fパッケージ | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| GF | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GF | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| GF 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| Executive Lounge | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| Executive Lounge | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 5人 | |
| ハイブリッド Executive Lounge | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| Executive Lounge 4WD | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| Executive Lounge 4WD | 2015年1月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| Executive Lounge S | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド Executive Lounge S | 2020年1月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド Executive Lounge S | 2018年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| Executive Lounge S 4WD | 2018年1月8日 | マイナーチェンジ | 1人 |
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.28 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.43 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.89 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
3.91 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.31 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.49 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.63 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > トヨタ > アルファード 2015年モデル > S Cパッケージ
2023年8月12日 08:14 [1681692-3]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 1 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 無評価 |
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||
|---|---|---|
前回は後席(2列目、3列目)のレビューでしたが、今回は実際に初試乗した感想となります。
個体はR4登録、1万キロちょい
タイヤは純正装着の18インチのTOYO トランパスです。
大人6人と一泊分の荷物積載状態となります。
試乗コースは郊外の国道バイパス、高速上り(1区間)、狭い抜け道(大渋滞)、
運転走行距離は約70km
運転時間は連続2時間半ほど
【インテリア】
内装は人工皮革をシート、メーターバイザー等ふんだんに使い応接間のよう。
ウッドと本革を併用したハンドル、シフトノブ等みた目につくところの質感は高い。
●残念ポイント
●ナビのスイッチ名称が独特で操作性が悪い。
●タッチパネルの操作ボタンのブルー照明が暗く昼間は見えづらい。
●ベンチレーションのスイッチのダイヤルツマミは昭和風。
●電パ等のスイッチはデザイン、加飾無しはトヨタ車共通で安っぽい。
●荷室は3列使用で荷物積み込んでみるとMクラスミニバン並みの容量で溢れました。よって各シート間の床に置きました。
●車体大きくとも各イスがデカいので各パーソナルスペースが広いだけでトランク容量は以外に少ない。
床下もあるが3列シートの下で上げないと使えない。
【乗降性】
▲運転席はどっこらせとMクラスより一段高い着座位置なので、乗り降りにインナーハンドルを使ってしまいます。
●フロントボンネットは見えず、ベルトライン(ウィンドウの下端)が高いので手前の死角は大きいです。
●パノラマビューは付いてるけど画角、画質はイマイチ。
○デジタルインナーミラーは見易い。
人、荷物満載するミニバンには必須。
●残念なのはドア閉めた時の音です。軽自動車並にパシャと安っぽいの興醒めポイント。
【乗り心地、視界】
○視点はMクラスミニバンより高いので見晴らしは抜群
○他車を見下ろせるので、偉くなったような感じに浸れる。
○運転席は後列より乗り心地は良く感じる。
助手席もオットマン付で、厚みある分掛け心地もよい。
【走行性能】
○Mクラスより10cmも大きい全幅1850mm、全長も5m近くにもあるが意外にも取り回しは然程苦にならなかった。
但し広い駐車場しか使用してません。
○タッチ、効きとも重たい車重に見合っており安心感高い。
また踏力に応じて減速Gだせるのでカックンになりにくい。
車重が2トン超えの為、重厚で外乱の影響を受けにくい。
●2台がすれ違えない抜け道等は周りにひんしゅく買ってたと思う。
●車体の近くは死角が多いので、寄せるにはセンサーやカメラが必要。
キノコの補助ミラーは小さくて映してる範囲が判りづらいので役に立たなかった。
●左のサイドミラーも遠く真横に顔向けないといけない位置にあり、目を離す時間が多く必要。
▲パワステは軽めで滑らかだが、遊びが多いので素早い切返しが必要なワインディングで曲がり始めるタイムラグが大きく、スローな為ハンドル操作が慌しい。
以外に良かったのはブレーキ
【エンジン性能】
○バイパス、高速、山間部等オールシーン運転しましたが6人乗っても、高速追越し、登坂路を苦しげな音、振動も無くスムーズな加速感が心地よい。
2t超えの車体だが、パワー的には必要十分だと思う。
全般にアクセル踏み込んでもいつものトヨタエンジンらしいノイジーなエンジン侵入してこないのは流石アルファード。
【燃費】
全行程244km( ほぼ下道)走って31.4L入ったので満タン法7.7km/Lでした。
メータ7.9km/Lでした。
冬は10超えましたが、した道で平均速度低い夏場の燃費としては妥当な線でしょう。
【総評】
大柄な車体で躊躇したがBOX形状で視点高いので車両感覚は掴みやすい。
また運転フィーリングは正直期待してなかったところでしたが、鈍重ではありつつもドライバーとしての運転する愉しみもあり、さすがトヨタの肝入り人気車種だけあり、造りこみはしっかりしてるなと思いました。
バブリー時代を彷彿させるインテリアに車重をいかした重厚感のある乗り心地、高い視点から気分良くまったり乗りたい人には受けるでしょう。
長時間運転して見た目の迫力だけでは無い事が判りました。
但し乗り降りの不便、積載量から4人以下の運用に限りますけど、だとすると移動手段としては贅沢ですね。燃費悪いので…
個人的には淡々とした乗り心地とフロントノーズの軽さ、車体サイズ、贅沢すぎない内装からMクラスのミニバンの方が気兼ねなく運転して楽ですけどね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった68人(再レビュー後:4人)
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自動車(本体) > トヨタ > アルファード 2015年モデル > Executive Lounge
2016年6月27日 20:09 [938007-4]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 1 |
| 価格 | 1 |
![]() |
||
|---|---|---|
HV-ELエアロ ヘッドランプはメッキ仕様、カバーはボディ同色(ラグジュアリーホワイト) |
先代のアルヴェルも非常に人気のある車種ではあったが、操縦安定性や
乗り心地等に難があり、競合車であるエルグランドをはじめ、格下車種である
エリシオン、オデッセイ、セレナ、エスティマ、ノア、ヴォクシー、更に云うと、
ステップワゴンにまで、ライバル視?されることが多々見られた。
しかしながら、2009年に豊田章男氏が社長に就任されて以来、
「もっといい車づくり」を掲げて、業務改革された結果、新型のアルヴェルは、
飛躍的な進化を遂げ、史上最強(最高)のミニバン、ライバル車が不在の
孤高の存在となってしまった。
新型アルヴェルは、他車種とは、全く比較にならないため、新型アルヴェル
のライバルは、新型アルヴェルが唯一無二の存在となってしまっている。
そこで、アルファード(ノーマル・エアロ)、ヴェルファイア(ノーマル・エアロ)の
4つの中で、どれがベストかということになってくる。
インテリアや乗り心地等は、どのグレードでもミニバンとしては、世界最高
レベルであり、その中でもELが格別ではあるものの、どこまで求めるかの
問題となってくるため、割愛する。
一方、エクステリアについては、4モデル共に、難点が多く見られるため、
ボディカラーやエアロパーツ等を含めて、比較的マシな組み合わせを提案する。
新型アルファードは、ノーマル・エアロを問わず、フロントグリルが肝心要である。
間違ってもモデリスタやTRD等のグリルに交換しないことを切望する。
モデリスタ バージョンゼロ フルバンパーは、上質で棄て難い存在ではあるが、
上記理由により、推奨はできない。
また、バックドアガラスにスモークフィルムを貼る場合は、ブラック(202)だけは、
絶対に避けていただきたい。
リヤが漆黒の板にバックドアガーニッシュとナンバープレートだけが浮き上がる
ため、嫌悪感やフラストレーションを与えてしまう。
アルファード(ノーマル)は、はっきり云って、近目で観ると、最も高級感があり、
最も洗練されている。
しかしながら、ボディカラーを問わず、遠目で観ると、のっぺりとした印象が
隠せず、背高に見えてしまう。
サイドとリヤもインパクトに欠けるが、こちらは、モデリスタやTRDの装着で、
刷新可能である。
フロントについては、TRD(LED付)の装着以外に改善方法が見当たらないが、
地上高73mmダウンが痛すぎる。
アルファード(エアロ)が自他共に認める最有力候補となるが、淡色系の場合、
ヘッドランプ周りのブラックエクステンションが、寝不足の目の上のクマのように
観えて、高級感や洗練度が欠如している。
また、サイドポンツーンの樹脂カバーのチープさが際立ってしまう。
筆者の推奨としては、グレイッシュブルー or グレーメタリック となる。
ヴェルファイアについては、第一印象として、これはないな、と思いましたが、
先に記述した通り、新型アルファードの唯一のライバル車であり、凝視すると、
意外と良く出来ているかも?との錯覚?を感じることが、たまにあります。
ヴェルファイアについては、一見すると、エアロの方が好印象を受けてしまうが、
ホワイトパールでは、ハの字のインテークの違和感が顕著になる。
しかしながら、ブラック、バーニングブラック、スパークリングブラックにすると、
インテーク周りのメッキの違和感が顕著になる。
従って、筆者の推奨としては、グレイッシュブルー or グレーメタリック となる。
モデリスタ バージョンゼロ フルバンパーを装着すると、ホワイトパールやエアロ
タイプでも違和感が少なくなるため、お薦めである。
ヴェルファイア(ノーマル)については、全体的にインパクトに欠けるが、
モデリスタのフルエアロで全面的に刷新可能である。 とは云っても、
ホワイトパールでは、はやり全体的な間延び感が否定できないため、筆者の
推奨としては、グレイッシュブルー or バーニングブラック となる。
最後まで、お読み頂きまして、誠にありがとうございました。
筆者もアルファードを所有して、11ヵ月になります。
新型アルヴェルのエクステリアには、賛否両論があり、特に否定的な意見も
数多くある。
筆者としてもエクステリアについては、多くの難点があることを痛感しており、
ボディカラーのバリエーションも乏しく、推奨できる選択肢は、極めて少ないのが
現状である。
しかしながら、エクステリアの難点を加味しても新型アルヴェルは、世界最高
(最強)のミニバンであり、他車の追従を全く許さず、完璧に圧倒(圧勝)している
と確信しております。
この極めて素晴らしい車に、一人でも多くの皆様が、一日でも早くお乗り頂き、
この真実を共有して頂きたく、その一助になれば、との一念により、長文乱筆では
ございますが、掲載させて頂きました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった36人(再レビュー後:23人)
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自動車(本体) > トヨタ > アルファード 2015年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年8月16日 21:09 [836800-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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アルファードは姉妹車のヴェルファイアとともに、日本の上級ミニバン市場に君臨する大人気のモデルである。この市場はかつてエルグランドが切り開いたものだが、初代アルファードの登場で首位を奪取し、2代目ではヴェルファイアを分離独立させてこれも大ヒットし、競合車を圧倒するモデルになった。
アルファードにはトヨタ自動車が横浜市で開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードは2.5Lエンジンを搭載したGの7人乗りと8人乗り、それに3.5Lエンジンを搭載したSA(7人乗り)の3モデルである。
真っ当なクルマ作りを考えたら、アルファードのような背の高いミニバンは必ずしも良いものではない。ミニバンであっても現行エルグランドのように全高を抑えて重心高を下げるのが本当なら良いのだが、エルグランドではそのようなクルマ作りをした結果が売れ行き不振になっている。アルファードが良く売れているのは、背の高い堂々たるボディを持つことや、それによって運転席から他車を見下ろすようなパッケージングであることが理由である。
トヨタもそうしたことは十分に承知の上で、アルファードを作っている。だからこそ、今回のモデルでは全長や全幅、ホイールベースなどを延長しながら、全高だけはわずかに低くする方向でクルマ作りをしている。
あるいは重心高を下げると同時に、やや前のめり気味に前方の重心をより低くして、コーナリング時の操縦安定性を高めている。後輪にダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用することで、乗り心地と操縦安定性を高次元でバランスさせたのも大きい。
アルファードを走らせて最も感じたのは想像した以上の操縦安定性だ。運転席に座ると、着座位置も高いのでコーナーでそれなりにロールも出るのだが、緩やかな挙動で不安を感じさせないロールなので、安心感がある。ロール自体も従来のモデルに比べるとかなり抑えられている。前述の設計が貢献しているのが良く分かる。
2.5Lエンジンの搭載車と3.5Lエンジンの搭載車では、足回りの味付けがやや異なっているようで、3.5L車のほうがよりしゃきっとした感じの足回りとされているが、いずれも乗り心地の良さは正に高級セダンのレベルにある。
外観デザインは見るからに大きなフロントグリルが威風堂々といった感じを与える。従来のモデルではアルファードに対してヴェルファイアのほうが威圧感のあるグリルになっていたが、今回のモデルではアルファードのほうが迫力ある面構えになったと思う。
はっきり言って、気恥ずかしいのでこの顔のクルマには乗りたくないと思うが、こうした顔を求めるユーザーが多いのもまた確かである。外国車を含め、最近のクルマはほとんどがアグレッシブなグリルを持つようになっている。アルファードの顔をその流れを極めたものと言っていい。
インテリアは外観以上に高そう感、偉そう感が表現されている。本革と木目調コンビしたステアリングホイールやシート表皮、インパネ、ドアトリムなど、高級感が上手に演出されている。
2列目シートに大きな特徴があり、グレードによってエグゼクティブパワーシートやリラックスキャプテンシートなどが装備されている。今回のアルファードの試乗車には助手席が超ロングスライドするシートも装着されていた。これで助手席の乗員が後席の乗員と一体になると、ドライバーが疎外感を持ちかねないが、家族でのドライブに適した仕様ともいえる。
アルファードの車両重量は相当に重く、3.5L車は2t超、2.5L車も2tに近い重量がある。でもキャリーオーバーの3.5Lエンジンなら余裕十分の実力があるし、2.5Lエンジンでも必要十分な性能を備えている。
どちらのエンジンを選んでも、タウンユースから高速クルージングまで、動力性能に関して大きな不満を感じることはないと思う。2.5Lエンジンに多人数が乗車して、追い越し加速といったシーンでは物足りなさを感じるかも知れないが、そうしたシーンはそう多くはないはずだ。
アルファードで物足りなかったのは安全装備だ。今回のモデルではシースルービュー機能を備えたパノラミックビューモニターなど、新しい安全装備が採用されたりしているが、肝心のプリクラッシュセーフティシステムが物足りない。従来からのミリ波レーダー方式にとどまる上に、レーダークルーズコントロールと合わせ、最上級グレードのエグゼクティブラウンジだけに標準装備でほかのグレードにはオプション設定とされているからだ。
トヨタは昨年、ミリ波レーダーとカメラを組み合わせた最新のトヨタセーフティセンスP(TSS-P)を発表しているのに、それが採用されなかったのは物足りない点だ。従来からのプリクラッシュセーフティシステムでは人間を見分けられないのだ。アルファードでは1〜2年のうちにTSS-Pが搭載されることになるから、それまで待つのもひとつの方法である。
価格は「小幅な」引き上げと説明されているが、本体価格自体が相当に高いクルマである上に、多くのグレードではナビがオプション設定になっていて、これが50万〜70万円と極めて高い設定である。単にカーナビだけでなく、いろいろな機能や仕様が付加されているからだが、いずれにしても相当に多くの予算が必要になるのは間違いない。ぜいたくさに支出をしたいと考えるユーザーでないと簡単には買えないクルマである。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった44人(再レビュー後:33人)
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アルファードの中古車 (全4モデル/8,736物件)
-
- 支払総額
- 364.2万円
- 車両価格
- 349.8万円
- 諸費用
- 14.4万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.5万km
-
- 支払総額
- 353.0万円
- 車両価格
- 345.0万円
- 諸費用
- 8.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 1.0万km
-
- 支払総額
- 430.9万円
- 車両価格
- 415.0万円
- 諸費用
- 15.9万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.7万km
-
- 支払総額
- 225.0万円
- 車両価格
- 198.0万円
- 諸費用
- 27.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 15.6万km
-
アルファード 2.5X バックカメラ 衝突被害軽減システム ETC ドラレコ 両側電動スライド LEDヘッドランプ 乗車定員8人 3列シート ワンオーナー
- 支払総額
- 332.3万円
- 車両価格
- 319.0万円
- 諸費用
- 13.3万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 4.8万km
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-
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-
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-
116〜3918万円




















