『デミオから乗換えましたので比較します。5』 マツダ CX-3 2015年モデル ETO'Oさんのレビュー・評価

追記が4回目になります。

街行くデミオとCX-3にYO!キョーダイ!と訳の分からぬ親近感を覚える今日この頃です。

大分足回りもこなれてきた気がします、身体もCX-3に順応致しました。日々、ちょっとした街乗りにも上質な走りに満足感で満ち溢れています。

その中で今更ながらの気づきを記させていただきます。

【パーキングセンサー】
リアしかついてませんでした。
本当、今更ながらの書き込みで大変お恥ずかしいのですが、フロントはオプションでした。
当方の自走式駐車場は狭目で、駐車位置の前列に大型な車が駐車している為、、乗り出す時にギリギリです。CX-3はノーズがかなり長いのでフロントにセンサー付いていると安心感が増すと思います。
(カタログを舐めるように見ていたのに諸処のi-activesense説明でフロントにパーキングセンサーが付いていると誤認していました。)
この価格ならば最初から付いていて欲しいです。オンオフはユーザーに委ねれば良いのですから。

【HUD】悪く無いです。HUDは戦闘機のガンサイトみたいでカッコ良いです。
使用感としては、、「無意識の内に見ている」と思います。(乗り始めの時は目線がクセでタコメーターに行くのを矯正するのが大変でした。今でも目線はタコメーターをチラチラ見ている時も多いかと。)
実際、速度をメーターとHUDのどちらで認識しているのか自分で分からない時もあります。
分からない＝自然に見ている。と言えるので、やはり良いのでしょう。

ただ、前方の車を注視している際、車間が短くなった際にHUDに「ブレーキ！！」と出ても、、、視界には入りませんね。
(後発の新CX-5ではフロントガラス投影型になる模様です。まだCX-5は発売前なので今後どちらが良いのか見守っていきたいと思います。)
ただ所有していたデミオでは、モノクロであった為、カラー化して速度標識まで表示してくれる現在は良いと思います。
速度標識、場所によっては誤認する事もあります。
でも、あくまでdriverが標識を目視しているのが当然と言う全体の中での支援装置なので。そのレベルで見れば問題ありません。優秀と言えます。

デミオとCX-3の感覚的な差を記させていただくと、、、、

デミオ＝初めて自転車を乗れるようになった時のような「何処か遠くに行きたいな」と童心に返るような、、、ワクワク感をくれました。足回りも固めで、接地感を感じとれるので、コーナー等での操縦感はロードスターに近いかもしれません。程々にオンザレールも感じます。コンパクトカーでロードスターっぽい乗り味を愉しめる。秀逸です。

CX-3＝デミオほどのワクワク感は感じませんが、兎に角デミオより圧倒的な部分でdriverに対して穏やかさを与えてくれます。遮音、衝撃吸収はデミオと明らかな違いです。とにかく滑らかなんですよね。プロポーションを重視するあまり、Aピラーの死角は形状上どうしようもないかも知れません。(直角レベルの右折時には死角に気をつけてくださいね。)
DJデミオの加速感に慣れていると少々物足りないかも知れませんが、兎に角上質な乗り味、クルージングではデミオを凌駕しまくる安定を享受できます。

個人的な見方ですが、私のようにエアロパーツやホイール変更を好まない「見た目ノーマル仕様」を好む人種にとっては現CX-3のプロポーションは本当に美しく飽きも無く理想的です。どんなシーンでも、嗚呼、カッコいいな綺麗だなと愛しく感じます。
(クルマ選びで見た目って本当に大切ですよね。)

デミオ、CX-3を購入したいと考える方に必ずオススメしたいのは、「サイドミラーにはBSM(ブラインドスポットモニタリング)を付けましょう。」ですね。

デミオにはBSMを付けなかったためにレーン変更等では頭を前後し死角の車を確認することが本当に大変でした。(何度か危ない時がありました。)
BSM装着したCX-3では、確かな有り難みと安全を実感しています。この辺りは両方をheavy useしている者としての実感です。
(昨今の関東の極寒、シートヒーターとステアリングヒーターも最高に有難いと実感しています。)

【総論】デミオ、CX-3両方とも(私にとって)本当に良い車だなと実感しています。燃費とチョイ乗り頻度が多い方、車に遊び心を重視する方(コーナリングに楽しみを覚える方)はデミオ、見た目と大人の穏やかな運転を重視する方は(価格を許せるならば)CX-3をオススメします。

乗車人員が常に3人以上となる方はSUVならCX-5をオススメですかね。後席のシートヒーターは素敵です。

(もっと高いお金を出す資力がある方はメルセデスやボルボ等の海外車に進めば良いかなと。)

さて、CX-3は現在、CH-Rやヴェゼルに順位で後背を喫している現状ですが、レビュー等を見ていると今後CX-3の評価が見直されることは間違いないと考えております。
(ディーゼル車には必ず煤問題が付き纏うので、、、抜本的な改善が成されたとは考えづらいスカイアクティブDには「大丈夫であってくれ。」と1ユーザーとして願うのみです。大丈夫であるならば、最高の燃費と、凄いパワーを享受できます。)

長くなりましたが、皆さんのクルマ選びにおいて参考となったならば幸いです。

納車から3,000km走りました。
追記が3回目になります。

さて、大分、デミオの事を身体が忘れて来ました。

、、、が、たまにデミオの写真を見るとカッコヨス、と乗換えを省みたりしています。
(持ち出しが多かった分、この気持ちは中々晴れなそうです。)


【ホーン】
ホーン自体はデミオと同じくシングルでして、ブェーと脆弱な発声です。

何でホーンケチるのだろう、、、確かにホーンを鳴らす事を避ける方もいますし、経費節減もチリツモで考えてらっしゃるのかもしれません。

(しかし、私的にはCX-3最初から２つ付けていなければいけない価格と思いました。本当に不思議です。
ホーン付けてあと1万円高かったとしても、CX-3を購入する人は断念しないと思います。)

【エクステリア】
CX-3、何処のシーンでもカッコいいです。コンビニ、スーパー、ホームセンター、自宅駐車場、、、何処に行っても目がCX-3を見て、、カッコいいなと惚れ惚れしています。
デミオは、フロントマスク精悍、リアはまるっとブチャかわいい(そこも好きでした。)

CX-3は、何処にいても、私のことを待っているサラブレッドのような美しさです。
本当に見た目ってアドバンテージですね。この美しさに惚れているユーザーはかなりいると思います。道すがらCX-3とすれ違いと手を挙げて挨拶したくなります。うん、良い車を買いました。

【ヒーター】
ここ最近恐ろしく寒い日々がありました、そんな中、シートヒーターは素晴らしいです。ステアリングヒーターも本当に重宝します。デミオにはステアリングヒーター付いてませんからね。約1分でステアリングホカホカ、誇大する訳ではなく、本当に素晴らしいです。
シートヒーター、ステアリングヒーターはCX-3オーナーとなる方には必ず選んでほしいと思います。(南国に居住の方を除きます。)

【燃費&ロングドライブ】
特筆です。1,000キロ程度の長距離移動をしてみましたが、ロングドライブでの安定性、これはデミオを大きく凌駕しました。重たさ故にガチッとしつつ、細かい道路の継ぎ目を綺麗にいなします。(デミオはハネがかなりありました。)
追い越しの際は、デミオより確かに加速は鈍いですがトルクが掛かれば何の問題もありません。デミオより静粛性が高いので法定速度を大きく上回る夢を見ましたが、夢の中でも抜群の安定性と安心感でした。
夢の中では100マイルを超えていたように思いますが、、、鼻歌交じりに運転していましたね。

燃費は往路夢の中で19.4km程度でした。
帰路は再度夢の中にてMRCCにてほぼ走りきり、MRCC上限速度で19.8km、回転数は2,000回転です。
法定速度に落とすと1700〜1800回転になる為、恐らくリッター21kmは楽に叩き出せるかと。
デミオは24位楽々走ったので燃費は重たい分だけcx-3 が劣ります。しかし、上質なクルーズ感は補って余りある。そう感じました。

長く乗れば乗るほど好きになれる車だと思います。

【MRCC&Gベクタリング】
MRCCの精度はかなり高いです。安心感あります。
コーナーにてたまにアクセルの開け閉めが乱れることがありますが、これは先行す？隣のレーンの車を瞬間認識して微調整する為ですね。問題ありません。割り込み等にもしっかり反応します。
Gベクタリング、当初、使用感がわからないであろうと思っていましたが、高速で大きなコーナーやJCT等でのコーナリングでは本当に素晴らしいです。cx-3がロール等をほぼせずに、狙ったラインを滑らかに曲がります。

cx-3は乗れば乗るほど好きになれる大人の車だと評価したいと思います。貴方のサラブレッドです、乱筆失礼いたしました。

再レビューが追加で2500字入力出来ると言うことを知り
クチコミにあげていたものをペーストします。↓

デミオXD-Tから乗換えました。


【走行性能】
なんと言えば良いのか、、、デミオと比べると加速はやはり落ちます。件の煤問題でデミオもCX-3も加速感がマイルドになっているとも理解できますが、、CX-3の加速感落ちは、やはり130kg以上の車重増重が原因ですね。ギア比もあるでしょうが。

CX-3ではデミオにて感じた加速時の腰をグッと押されるようなGがありません。
他の方が指摘する出足での重さは、、私は気にならないですね。アクセルの開け方でいくらでも変わると思います。もっさりではありますがスルスルと滑らかに走り出します。
トルク出始めてからの加速感はXDデミオの「乱暴とも言える痛快さ」が無くなりました。寧ろ「上質な加速」になったと言えます。

【乗り心地】
良いです。デミオが木枠の箱としたら、金属の硬い箱に入ってる様なしっかり感と安定、そして足回りの突き上げ感も明らかにデミオを上回ります。comfort力が上がってます。
デミオに比べて足回りも違うので振動も軽減されました。
コーナーでは足回りを柔くした分だけロールが気になるだろうなと思ってましたが、思いの外ガッシリとしており、ロールも少なく好印象です。

【燃費】
良いと思います。スカイアクティブDの良さはまさに燃費とも言えます。街乗りで17〜8km、高速では20〜21位ですかね。
デミオと比べるとリッターあたり2kmは落ちると思います。デミオ、CX-3ともに同じエンジンなのでCX-3の車重増とシートヒーターやステアリングヒーターのBT使用量増を考えると妥当ですね。

【価格】
んー、、、、やはり高いと思います。
デミオXD LパケとCX-3Lパケで100万円位の差があり、そもそも同じ土台とエンジンなだけで、設計や開発思想が全く違うから比べる事はナンセンスとも思いますが、、、逆に言えば同じ土台を使いまわしているのですから比べられるのは当たり前でもありますね。

価格面で言うならば、デミオを正とするならば、CX-3はあと30万円位安くても良いのではと思います。

CX-3を正当価格と考えるならば、デミオがお買い得すぎるのですね。
ならば、CX-3にもお買い得感を示して欲しいなと。

そうでないと、マツダがデミオをお買い得にした分、CX-3は価格高にしてペイしているようなイメージを持ってしまいがちです。そんな事ないと思うのですが。

まぁ、オーナーとなった今、、CX-3がお買い得になって町中に溢れているのはどうなのかと考えると....高いのも良いかもしれません。(笑)

デミオとCX-3だけで
運動性能を個人的にパラメータ比較。

デミオ
加速 :20
静音 :13
車重.安定:15
旋回 :19
吸振動 :15
視認 :18

CX-3
加速 :17
静音 :17
車重.安定:18
旋回 :16
吸振動 :17
視認 : 15

これにエクステリアの違いと、各安全機能差や装備差(電動シート、サスペンション、ステアリングヒーター等)が付加される。

(数値は仮定です。個人的な意見ですので数字に「これは違うのでは？」と思わないでくださいね。)

私は少し勘違いしていたのですが
CX-3がデミオより高いから、
CX-3はデミオより凄い性能なんだ。

これは、、、性能面ではまさに勘違いでした。

プラットフォームとエンジンが同じと言う事は
基本的に性能面は同じ数値ですよね。
あとは「どの部分を伸ばして、どの部分を抑えるか」
と言う事なのだと思います。

デミオの良い部分と悪い部分を均して、
凄くバランスを良くした車、＋安全機能を追加した車＝CX-3

そんな理解を私はしました。

ガソリンエンジンの仕様追加を求める方がいる事は承知なのですが、ガソリンエンジン1500ccではこの車はドンガメになりそうです。スポーツモードにしなければ坂道もまともに上がらないコンパクトSUV.....私は不要に感じます。

【総評】
見惚れるエクステリア
全体的に平均点以上をキープしている性能
良い車だなぁと思います。
大人な車です。確かな安定性と確かな存在感そして穏やかさを求める方に購入をお勧めしたいと思います。

無理だとは思いますが、次期CX-3にはデミオよりちょっと大きいエンジンを供給してほしいですね。

デミオXD-Tから乗換えました。

個人的な意見となりますが、率直に感じた事を書かせていただきます。デミオとCX-3をかなり愛しているので、逆に辛口かもしれませんが御容赦ください。

【エクステリア】
デミオ時代からずっとCX-3を見つめ続け、正直飽きるくらい見ました。やはりCX-3はカッコイイと感じます。デミオのブサカワイイお尻も好きですが。

【インテリア】
noble brownはシックで中々良いです。
年代を問わず受け入れられるのではと思います。
しかし、シフトブーツのnoble brownラインは地味過ぎますね。前車XD-Tの赤ステッチがカッコ良かったので少し残念。
ドリンクホルダーの剥き出しプラスチックはマイナス点です。デミオとの違いを明らかに出すならばココを改善すべきですね。
次期、仮に電子Pにするならば、サイドブレーキ部分を含めてかなりスペースが空くはずなので、、高級感アップに期待します。

【ステアリング】
ビックリしました。
前車XD-Tよりもしっかり重たいです。MC後のアクセラ試乗したりして、Gベク搭載車はステアリングが軽くなる事を危惧していましたが、、コレは良いです。
年次改良でスイッチも小さくなりましたが、ボタン内容を理解すれば使い易いです。
ステアリングヒーターも1分程で暖かさを実感できます。
ステアリングスイッチ(パドルシフト)は若干ステアリングとの間が狭くなった気がしますが、、、気のせいでしょうか？？
デミオ時代から使い回しの、Aftermarket品KEN STYLEステアリングスイッチとの相性が少し悪くなった気がします。前車XD-Tとの相性は最高でカチッカチッとシフトチェンジが決まりましたが、MC後のCX-3とは反応がカクンスカスカ、、あれ？シフトちゃんと変わったかな？と速度計内を確認したくなります。

【車内からの視認】
これは、、、デミオと比べるとかなりマイナスです。
デミオですら後方視認は良くなかったですが、CX-3はリアの窓小さいですから、後方視認は気をつけましょう。BSMは必須ですね。

前方ですが、街乗りでは気になりませんが、峠道走行でAピラーがかなり邪魔です。
急コーナーにおいては、ドライバーの視界はコーナー出口を見つめて、あとどの位カーブが続くのか、前に障害となる物があるかを無意識に見ると思うのですが、、Aピラーが邪魔して電柱の陰から飛雄馬を見つめるお姉さんの様な視線になります。シートの位置を調整すれば改善出来るのか、、、今後試してみますが。

今の私のシート位置では、コーナリングで攻めの走りは出来ません。敢えて言えば、「そんな攻めをしちゃいけない車なんですよ！プレミアムな走りをしてくださいね」って事で得心しました。

ノーズも車幅もデミオと比べて長く大きくなっており、特に前方はデミオ感覚だとゴッツンするのではないかと不安です。狭小地では接触しないように気を使いそうです。


【シート】
デミオではノーマルでしたから、革製に変わり質感も上々です。若干座面が硬い気もします。

パワーシートは前後とリフトで10段階かと思いましたが、背中、腿の位置も深さ高さを調整できてジャストフィットを探せます。コレも素晴らしいです。
メモリー付いているので、ちょっと調整して、ん？と思ってもワンプッシュで元の位置に戻せるのはありがたいです。だが、しかし、、、相当シート重たいと思います。加速感に影響ありそうです。
冬場のレザーリアシートは寒そうですが、、、元々後部座席に人を乗せる想定ではないので問題ありません。車内の広さが違うから仕方ないのかもですが、アクセラのように、リアのアームレストはあった方が良いと思うんですけどね。まぁ繰り返しですがリアに人を乗せる想定ではないので。
シートヒーターは最高です。(デミオは2015の年次改良前でしたのでシートヒーターが欲しかった。)
レザーシートには必須ですね。
レザーでないとしても、シートヒーターは付けた方が良いと思います。
例えるならばお部屋に床暖房がある家と、ない家でコタツもホットカーペットもない家という感じでしょうか？部屋の暖房は温まるの時間かかって寒いですよね？

【ドア】
デミオと比べて相当重たいです。リアのドアはフロントより軽めですが、、、デミオと比べると重い。
これは驚きました。デミオもMCで重たくなったのでしょうか？？ドアを開けた瞬間に、あ、重たい、、、これは車重がかなり違うだろうな、、、と思いました。防音に期待が高まるドアです。好感度高いです。

【遮音】
デミオと比べると格段に外気音を遮断します。
デミオのロードノイズはかなり酷く、オーディオの音を大きくする事でノイズを誤魔化してましたが、、、
CX-3ではロードノイズは余り気になりません。
一般的な車のロードノイズレベルです。

オーディオを止めるとターボ吸気の音もはっきり感じることができます。OPで付けたリアカメラの水滴吹き飛ばすエアーポンプ？の音もはっきり聞こえます。

そして、速度を上げるとサイドミラーが風をきる音が聞こえ始めます。これは余計なロードノイズをカットできたからだと思います。満足です。
須らくして、オーディオの音も若干良くなったような錯覚に陥りますね(笑)

ディーゼル音は、、、正直気になりません。デミオ時代は愛すべきディーゼル音と思ってましたが、CX-3では聞こえなすぎて不満かも。
この音が五月蝿いと感じる方は、電気自動車や高級車をオススメします。私はCX-3に「走る応接室」の様な車を求めていないので合格です。