『小さなＣＸ−５ではなかった』 マツダ CX-3 2015年モデル ふるえるぞハート！さんのレビュー・評価

現愛車日産デュアリスの買い替え候補として、ＣＸ−５と一緒に試乗してきました。
自分の車の使い方ではＣＸ−５は大きすぎで、こちらをメインと考えていました。

【エクステリア・インテリア】

どちらもトラディショナルな欧州的スタイルながら、少しおデブに見えるＣＸ５に比べ、ぐっとシャープでかっこいいと思います。
内外装の質感も明らかに上質で、見た目は文句無し。


【エンジン・走行性能】

ＣＸ５の直後に乗ったのがマズかった・・・。
アホみたいな加速感で、短時間の試乗でも強烈な印象を残したＣＸ５と比べ、どうしてもフツーに思えてしまいます。
特別速くも遅くもなく・・・動力性能としては感覚的に２リットル・ガソリンＮＡと同等くらいでしょうか。
エンジン音など含めて不快なところは無かったです。


【乗り心地】

良好です。
当然デュアリスやＣＸ５の方が室内空間は有利ですが、この適度なタイト感がむしろスポーティで好ましく思います。


【燃費】

試乗につき無評価です。


【価格】

動力性能にコストを掛けたＣＸ５と、内外装の質感にコストを掛けたＣＸ３という感じがしました。
安いとは思いませんが、十分に説得力はあります。


【総評】

ＣＸ５とはサイズ以上に性格が違う車だと思いました。
雑誌か何かの記事で、「現代のスペシャリティカー」という表現を見ましたが、言い得て妙と思います。
お洒落にスマートに、街を駆け抜ける車なのでしょう。
私もコンセプト的にはそうゆう車を求めていたのですが、ＣＸ５の強烈な加速感の直後では正直霞んでしまいました。
２．２ディーゼルを積んだＣＸ−３のＡＷＤ・ＭＴとかが出たら最高なのですが・・・。