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『取り回しの良いスーパースポーツセダン』 スバル WRX STI 2014年モデル 青色とうちゃんさんのレビュー・評価
WRX STIの新車
新車価格: 379〜710 万円 2014年8月25日発売〜2020年8月販売終了
中古車価格: 118〜1202 万円 (362物件) WRX STI 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > スバル > WRX STI 2014年モデル > Type S
2016年2月29日 15:16 [909250-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
愛車の点検時に代車で5時間程走り回りました。
個人的に憧れであるEJ20搭載のWRX STI。愛車レヴォーグとの比較やファミリー使用の視点等も少し入ります。
【エクステリア】
レヴォーグと共通部分は多いですが、間違いなくこちらの方が好みです。ヘッドライトやBピラー辺りまでは、全体的にレヴォーグと大きくは変わりませんが、フロントバンパーの造形が全く違い差別化がされています。こちらの方が攻撃的でかっこいいと思いました。
リアのデザインはレヴォーグの方に軍配が上がりますが、トータルで見るとスポーツセダンらしくマッチョで好きです。大きなスポイラーも特に後方視界には影響せず「昔ながら」という感じでスポーツカー好きには正しい装備かと。
ただ、テールランプはG4との差別化をして欲しかったです。
【インテリア】
水平基調でシンプル、質感等はレヴォーグと同等で悪くありません。ステアリングの本革の質が異なり、こちらの方が滑りにくいので操作性がいいです。
また、随所に赤色のステッチや赤色リング等、スポーティで明確に差別化されています。天井は黒色となり少し開放感に欠けますが、引き締まったインテリアに思えます。
後部座席は適度な空間で、広々とはしてませんが、セダンの割に閉塞感はあまりなく意外と快適です。カップホルダーもちゃんとあるので、ファミリーカーとしても使えるのではないかと思いました。
アイサイトはもちろん非装着なのですが、その為マップランプの作りがチープ過ぎで古臭いです。これは形状変えて欲しいレベルでした。
また、シートはレヴォーグやS4と共通のスポーティなシートですが、本格的なスポーツカーにはホールド性が高い方がいいのでは?と思いました。
ラゲッジはセダンとは思えないくらいの積載性があります。ワゴンのレヴォーグにはもちろん敵いませんが、後部座席も倒れてフラットになるので使い勝手もよく、声に出して驚くほど広いです。スペアタイア搭載も嬉しい装備です。
【エンジン性能】
伝統でもあるEJ20は思ったほど低速トルクが細くなく、300馬力オーバーにしては扱いやすいエンジンだと感じました。
ただ、一度踏み込むと高回転領域まで気持ち良く回り、別世界!ジェット機の離陸する時の様な、シートに身体を押さえつけられる加速!気分を高揚させるエンジン音と排気音も相まってかなり刺激的です。サーキットでもない限りこのエンジンを使い切るなんてそう易々とは出来ないですが、回すことが楽しいエンジンです。
後は長年使い続けてるエンジンなので、トラブルの心配も少ないので安心です。
【走行性能】
ステアリングを低速で切った時から感じる、キビキビ感はレヴォーグよりもさらに研ぎ澄まされています。全然違いました。高剛性ボディとサスの相性がいいのか、更に鋭く曲がる車です。
そしてやっぱり見切りがいい!運転がし易いんです。身構えることなく普通に運転出来てしまうので、楽しさにも直結しているのだと思います。ここがスバル車のいいとこかな?
個人的に一つ残念なのは、シフトでした。シフトチェンジする際に何と言いますか、「よっこいしょ、ガコッ」という表現になりますが、手首の動きで「スコッ」と入るショートストロークなるものを想像していただけに少し残念。以前86やBRZ、S660に乗った時は自分の理想的なシフトだったのですが、WRXはそれとは違い、シフトチェンジの際に力が必要に思えました。下手なだけかも知れませんが(笑)、前車のコンパクトカーのシフトに似たフィーリングでした。
【乗り心地】
一般的に言えば硬いです。
でも、それがどうした!これは生粋のスポーツセダン、乗り心地の良さは求めたらナンセンス!…とまでは言いませんが、意外と街乗りでも不快ではなく突き上げはありません。これくらいしっかりしたボディ剛性とサスペンションだからこそ大馬力を支えるスポーツセダンの安定、安心感なんだと思います。
今まででスポーツカーだとしても、流石に乗り心地が悪いと思ったのは、シビックタイプR(FD2)でしたので、それに比べたらむしろ快適です。(ただ、あの車はサーキット目線の素晴らしい市販車なのでコンセプトが違い、比べるのは御門違いでしょうね)
レヴォーグは上質な硬さ、WRXはスポーツカーらしい硬さです。後部座席の人からは少し苦言があるかも知れないです。
【燃費】
代車なので、無評価でお願いします。街乗りだと目を覆いたくなるのではないかと。ただ、燃費を気にする車なのかどうかですね。
【価格】
込み込みで400万オーバーだと思うので高い!と評価しそうですが、他のスポーツカー達と比べて下さい。ライバル多数の欧州だと、装備の違いはあるにしても、同スペックを求めると500万を平気でオーバーするのがほとんどです。それを考えたら破格と言えるのではないかと。
まぁ、個人的、一般的には高い部類であるのは間違いないですが(笑)
【総評】
こんなにもハイスペックなのに、意外にも扱い易いエンジン、見切りが良い視界、また積載性もあって、居住空間もそれなりにあるスポーツセダンはWRX STIくらいかと思います。
現行のスバル車では一番の熟成型で、噂では最後のEJ20搭載車とも言われています。次世代型に変わる前に歴史あるエンジン搭載車を所有出来るオーナーが羨ましい限りです。
- レビュー対象車
- 試乗
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