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スバル WRX STI 2014年モデル ベースグレード(2014年8月25日発売)レビュー・評価
WRX STIの新車
新車価格: 379 万円 2014年8月25日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 213〜620 万円 (78物件) WRX STI 2014年モデル ベースグレードの中古車を見る
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.28 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.04 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.83 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.85 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.00 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
2.85 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.83 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > スバル > WRX STI 2014年モデル > ベースグレード
よく投稿するカテゴリ
2017年2月28日 15:54 [804262-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
鯉が口を開けたようなブサイク顔とシャクレ上がった顎、ハンパない腰高感と軽自動車のように小さく見えるタイヤ。写真で見る限りは失望の塊も実物を見てそのカッコよさにひと安心、写真と実物は別ものです。
とは言え、予想以上にカクカクしたフロントと丸みを帯びたリアのアンマッチ、お世辞にも「流れるようなデザイン」とは言えないボディ全体の不連続性が正直言ってスバルらしくバタ臭さ全開。いや、好きですよ私は。
ハスキーサウンドがシビレるデュアルテールパイプは格好良過ぎてマフラー交換を躊躇わせるほど。但し、音量は若干小さめで迫力不足は否めず。
これでもか!ってくらい何度やっても締まらなかったトランク。追突事故による怪我の功名か、街の板金修理屋にかかれば楽チン一発ロックが可能に。
黒艶カバーが気に入り購入したLEDアクセサリーライナー、気温30度以上の真夏日でも曇る全天候型連日結露発生の謎品質。
【インテリア】
MT搭載車を新車で選ぶことすら難しいこのご時世、インテリアに高級感漂う高性能国産スポーツをこれほど安価に手にすることができることに対し感謝。
ミシリとも言わない内装からの異音は皆無、静寂が覆う室内にアタリ車の予感。←のちに夢破れ、無情にもミシミシチリチリ。
変な位置から突き出た垂れ下がりデザインのドアミラーを含め全周囲視界は極めて良好。しかし、もう少しアイポイントを下げられないものか。
以前よりチルト&テレスコ調整幅は広くなったものの、依然ハンドルが遠くて立ち気味を強いられるドラポジ、必然的に足元も窮屈。
新車紹介YouTubeに登場する広報車ですら早くも擦切れ剥げてるシート本革の弱々しさがオーナー最大の心配事となることウケアイ。
PWスイッチのあるシルバーパネル、コンソールと同じカーボン調パネルにしなかったのは何故?
リアシートISO-FIX固定バーを覆うマジックテープ式カバーの安っぽさには激しく落胆。
Pチケットやコイン、サングラスなどの置き場に困る収納力皆無のインテリア、こんなの初めて。
物凄い勢いで開くフロントドアには誰もがビックリ、気を付けないと勢い余ってそのまま千切れ飛ぶかも。
【エンジン性能】
昔のEJ20を知る人にとっては驚きの湧き出る低回転域トルク。ただし3,000rpm付近に感じる一瞬の減速感は従来通り。
常用域での使いやすさが向上し、力強さ、滑らか共に申し分のない、完成された官能的かつ暴力的エンジン。反面、独特のブルブルする振動がディーゼルトラックを想像させることも。
【走行性能】
常用域でザーザー音が鳴る効き過ぎブレンボ、スポーツ走行で全く効かないのは歴代スバル車伝統、パッド交換は必須。
走りの肝である3ペダルはトラックみたいに上から踏みつけるタイプで、足裏1/3も乗らない極小フットレストとクラッチ双方を左足1本で同時踏み込み可能。全体的に左側へと密集されたレイアウトが操作性を若干スポイルするも、オルガン式に比べればヒールアンドトゥは簡単。
柔らか過ぎるクラッチダンパースプリングがダイレクト感を阻害している感あり、もう少し固くしてもいいのでは?
エアコン冷媒の真似してシューシュー音が鳴るパワステ、気が散ってコーナリングに集中できず。
よく見かけるハンドルが重いとの評はLSD作動による反力との混同では? Fドラシャを持つ高出力車としては寧ろ軽い方かと。
道路が掻き毟られている感をビンビン伝える3つのLSD、絶対的な速さとS4では味わえないコントロール性を提供。
常用域におけるゼロ発進加速のモタツキ感をはじめ、SIドライブなるスロコンの過剰な演出と不自然な制御が人馬一体感を完全にスポイル。小手先の演出は無用、ドライバーの意志を忠実に具現化するリニアで自然なレスポンスの実現をお願いしたいところ。
アクティブトルクベクタリングは時に過剰なヨーモーメントを発生し、クイックなハンドリングとも相まってドライバーに極度の緊張を強いることも。更なる熟成が必要。
【乗り心地】
評判通りサスは固く、ピョコピョコとハネまくるホンダタイプR系とは違ったコツコツ感が脳天を直撃するも、ボディ剛性感アップの実現により思いのほか不快には感じず。想像してた以上に長距離乗車が可能で実用性には全く問題なし。
車格に見合わぬ大きめのロードノイズ、ハイグリップタイヤを履くスポーツカーの宿命とはいえ、GVBから劇的向上した静粛性が却ってその存在感を強調。
超高張力鋼板の多用はボディ剛性に一役買うも、ルーフを叩く雨やタイヤが巻き上げる小石などの音がボディ全体に凄まじく反響し「何事か!?」と驚くことうけあい。
いずれにせよ、このWRX STIはそういったノイズをも楽しむクルマ、気になる人は最初から買わない方が無難。
【燃費】
あーあー、きこえなーい。
通勤を含む通算燃費5.8km/lのガクブル。
【価格】
性能を考えれば激安バーゲンプライスも、高価なことには変わりなし。
アウディS3に比べ細部に詰めの甘さは隠せないものの、お買い得感はWRX STIの圧勝。
【総評】
コンピュータに隅々まで制御され、演出され、創造された走行性能が、良くも悪くも、ドライバーの期待するそれとは色んな場面で乖離します。
走りのシーン全体に広がる古典的暴力マシン感と先進電脳アンドロイド感が共存した独特の世界観。
ドライバーには当然のようにコイツの特性を理解したドライビングが求められます。
逆に、そういう運転をしなければ、単なる運転し辛いだけのつまらないクルマ。
とてもじゃないですが、万人にお勧めできるものではありません。
にも拘らず、有り余るマシン性能がドライバーを魅了して止まず、ドライビングプレジャーに不足なし。
タイプR的ドンガラ軽量ボディのNAマシンとはまた違った快感が得られる不思議な不思議なハイパワー&ハイテクターボマシン。
ええ、好きですよ私は。
何だかんだ言いつつ、大枚はたいて自分の愛車にしたくらいですから。
※購入地域の「東京都」はフェイクです。
参考になった43人(再レビュー後:20人)
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WRXSTIの中古車 (全2モデル/517物件)
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- 支払総額
- 319.0万円
- 車両価格
- 300.0万円
- 諸費用
- 19.0万円
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- 2014年
- 走行距離
- 14.1万km
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- 支払総額
- 471.2万円
- 車両価格
- 462.0万円
- 諸費用
- 9.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.8万km
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- 支払総額
- 261.3万円
- 車両価格
- 249.9万円
- 諸費用
- 11.4万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 9.2万km
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- 支払総額
- 615.8万円
- 車両価格
- 599.8万円
- 諸費用
- 16.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 2.7万km
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