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『S4そして、スバルとのお別れ』 スバル WRX S4 2014年モデル Horizontal-6さんのレビュー・評価
WRX S4 2014年モデル
284
WRX S4の新車
新車価格: 334〜529 万円 2014年8月25日発売〜2021年1月販売終了
中古車価格: 111〜486 万円 (340物件) WRX S4 2014年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
よく投稿するカテゴリ
2018年1月15日 03:21 [775584-5]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 1 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
2015年11月に購入したB型、ビル脚245ハイパフォーマンスタイヤ車で、レガシィB4のビル脚3リッター六気筒からの乗り換えです。
私はスバルが好きで、家族が所有していた初代レガシィから乗り初め、四代目レガシィまでセダン、ワゴンに今まで五台乗り継いで来ました。買い替えも当然スバルが候補で、よく調べてS4を買いました。しかし、3万キロ程で手放すことにしました。
代わりにハンドリングに最も感動した現行メルセデスベンツCクラスと冬専用にマークXの四駆を買いました。それと、S4のセカンドカーであった日産リーフにも乗っています。それも踏まえて書きたいと思います。
【エクステリア】
最初は好きではありませんでしたが、最近はカッコいいと思います。しかし、リアが普通車っぽくて寂しいです。一瞬カローラに似ていると思う時があります。
羽根を付けたので普通車っぽさはなくなりましたが、羽根が付いてると調子乗ってるみたいで恥ずかしかったです。
【インテリア】
今回手放すことにした大きな要因の一つがアクセルとブレーキの位置です。
アクセルとブレーキの位置が普通の車と比べると手前過ぎて、運転する時にガニ股になってしまい、足が常に折れ曲がった状態になり、足と腰が痛くて痛くてたまりませんでした。
私は腰痛持ちでは無く、今まで腰痛になったことがありませんが、S4に乗ると右腰がとても痛みました。
シートが悪いと思い、30万ほどかけてレカロのスポーツスターというシートに代えましたが、結局シートではなくアクセルの位置の問題なので、余計に腰が痛くなり、問題解決にはなりませんでした。
あまりに痛いので、セカンドカーのリーフに乗ると全く腰が痛く無くなったのでS4から少し離れました。
二週間ほど経って、やはり気のせいかと思い、S4に乗るとすぐに腰が痛みだしたので、手放すことを本格的に考えるようになりました。
S4を手放してからは腰痛から解放されました。
【エンジン性能】
S4のFA20DITの300馬力、400Nのエンジンを400万円前後で購入することは中々出来ないので、その点はコスパが高いと思います。
加速感が凄くあり、アドレナリンが刺激されますが、日本で必要な速度域の40〜70キロの中間加速はターボラグのせいで一瞬もたつきがあるため、車線変更は思った通りに動いてくれず、危ない思いをする時がありました。
エンジンは馬力、トルクがかなりあるため公道ではこのエンジン性能は活かしきれません。かと言って、サーキットでも活かしきれていません。鈴鹿サーキットで限界走行しましたが、CVTのため油温が気になり、何度かピットインしなければなりませんでした。
公道ではオーバーワークですし、サーキットではオーバーヒートの可能性があり、中途半端な感じです。
【走行性能】
S4は絶大な安定感があります。どんな時にも安定していて、地面に張り付いたような安定感、安心感があります。
どんな急こう配、急カーブでも、街中の道路と変わらないほどの安定感が感じられ、恐怖感が全くありません。
【乗り心地】
これも手放す要因の一つでした。
横揺れ、上下揺れが激しくて、かなり気になりました。
段差を乗り越えるだけでゆっさゆっさと揺れます。また、ある道路の継ぎ目をそこそこの速度で行くと上下に激しくバウンドします。ドロースティフナーやタワーバーを付けても直りませんでした。同じ様な動きをするのは、軽四とレヴォーグくらいです。まるで、スポーツ走行を嫌っているかのような動きをします。
同じ道をベンツやリーフ、マークX、アウディA4クワトロ、ポルシェケイマンで走るとかなり上手にいなしました。
【ハンドリング】
S4は四駆ではあるものの、曲がりやすい方だと感じました。アウディA4クワトロよりは曲がりやすい感じでした。
ポルシェケイマンは自分で操っているという非常に楽しい感覚を受けました。MRの良さが光っています。
ハンドリングが最も俊敏だったのはCクラスで、BMW3シリーズは50対50にこだわっているためか、ニュートラルステアで自然な動きがあるとともに重厚感がありました。電動パワステの中では3シリが最も電動パワステと油圧との違いを感じないような気がしました。
【燃費】
これだけのパワーがありながら街中リッター10前後は素晴らしいと言えます。高速オンリーでは16超えも経験しました。
【対向車等の親切さ】
運転している時の周りの対応ということで考えると、最も他の車が親切な対応をしてくれるのはS4とベンツです。その次にBMW、アウディ、マークX、レガシィ、ポルシェ、ヴィッツ、リーフでした。ポルシェは一般人の認知度が低いのか、車高が低いため小さく見えるせいか、無理に割り込まれたり、道を譲ってくれないということがありました。
ただ、ポルシェはベンツSクラスやGTRなどの車に乗っている人は逆に親切な対応をしてくれました。S4は、周りの車は親切ですが、ランエボやM3などにはなぜか煽られます。
【価格】
ボディ剛性の高さ、エンジン性能のパワーを考えるとコスパが高いですが、全体で見れば中途半端な感じが否めません。
【総評】
スバルの四駆の安定性能は世界一だと言っても過言ではありません。S4は馬力、トルクも申し分なくあり、ボディ剛性も高く、ポテンシャルの高い車だと思います。
しかし、車内に乗るドライバーの事を考えたアクセルやブレーキの配置になっていないため、車自体は良くても運転したくなくなります。また、揺れが激しすぎるため長時間運転すると非常に疲れます。エンジンもターボラグを何とかして欲しいです。
今までスバルと共に生活してきましたが、スバル車の無い生活になりました。
一度ドイツ車に乗ると基本設計があまりにも違うことに気付いてしまったため、もうスバル車には戻れないかも、とも思っています。スバルは欧州車をターゲットにしているようなので、魅力的な車を開発して欲しいと思います。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年11月
- 購入地域
- 奈良県
- 新車価格
- 356万円
- 本体値引き額
- 25万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった162人(再レビュー後:85人)
2017年5月16日 03:32 [775584-4]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 1 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
2015年11月に購入したB型、ビル脚245ハイパフォーマンスタイヤ車で、レガシィB4のビル脚3リッター六気筒からの乗り換えです。
当初は最高の出来で、「スバル叡智の結集」だと思っていたのですが、SGPの新型インプレッサに試乗すると、シャシー性能の違いに衝撃を受けてしまいました。また、メルセデスベンツC200を購入したため、欧州車との違いを体感しました。そのことを踏まえて再レビューします。
【エクステリア】
最初は好きではありませんでしたが、最近はかなりカッコいいと思います。ただ、羽根が無いとリアが寂しいです。一瞬カローラに似ていると思うときがあります。羽根を付けたのでそこそこの見栄えになりましたが、羽根が付いてたら付いてたで恥ずかしいです。
【インテリア】
アクセルとブレーキの位置が普通の車と比べると手前過ぎて、運転する時にガニ股になってしまい、足が常に折れ曲がった状態になり、足と腰が痛くて痛くてたまりません。S4に長時間乗った晩は腰が痛くてなかなか寝付けません。
日産リーフとメルセデスベンツCクラスと、実家ではヴィッツにも乗っていますが、アクセル位置が前過ぎるという事はありません。とても自然で快適です。これらの車に乗ると腰の痛みは皆無です。
しかし、SGPの新型インプレッサはアクセル位置がちゃんと奥に入っていたので、改善されていました。
【エンジン性能】
S4のFA20DITのコストパフォーマンスはかなり高いです。300馬力、400Nのエンジン性能のある車を400万前後で買えることはほぼありません。
ベンツCクラスを購入する時にどうせならS4並かそれ以上の性能が欲しいと思い、300馬力オーバーのAMGC43を買おうと思ったんですが、乗り出し1000万前後だったのでやめました。そう考えるとS4のコスパはかなり高い!と感じました。
加速感が凄くあり、アドレナリンが刺激されますが、日本で必要な速度域の40〜70キロの中間加速はターボラグのせいでもたつく感じが否めません。2車線での車線変更の時に思ったように動いてくれなくて危ない時があります。
その点で、SIモードのS♯にすると、もたつきはあまり感じなくなりますが、わざと段を付けた変則ステップになるせいで、かなり違和感がある動きをします。そして、燃費がかなり悪くなります。
【走行性能】
S4の真骨頂は走行性能の安定性でしょう。どんな時にも安定していて、地面に張り付いたような安定感、安心感があります。
特に、ワインディングロードでの急カーブでも全く恐怖感無く、安定した動きをします。どんな急こう配、急カーブでも、街中の道路と変わらないほどの安定感が感じられます。
その点、FRのベンツでは後輪が滑っているのが分かり、冷や汗をかくときがありますが、S4では全くそのようなことはなく、本当に安定しています。
雨が降っても雪が降っても安定しているのは流石!の一言です。
【乗り心地】
悪すぎます。足回りが硬すぎて、速度が20キロ程でもドラレコが事故と勘違いしてイベント録画を始めます。
また、特に酷いのは、横揺れ、上下揺れが激しいことです。段差を乗り越えるだけでゆっさゆっさと揺れるので体が疲れます。また、ある道路の継ぎ目をそこそこの速度で行くと上下に激しくバウンドします。ドロースティフナーやタワーバーを付けても直りませんでした。同じ様な動きをするのは、軽四とレヴォーグくらいです。まるで、スポーツ走行を嫌っているかのような動きをします。
同じ道をレヴォーグSTIで走ってみるとマシにはなっていました。ベンツやリーフ、アウディA4クワトロはかなり上手にいなしていきます。ポルシェケイマンで走ると、吸い付くように走って行きました。そして、SGPのインプレッサもかなり上質にいなしていきました。
SGPは欧州車にかなり近づいたと思い感動しました。
【ハンドリング】
S4は四駆ではあるものの、曲がりやすい方だと感じました。アウディA4クワトロよりは曲がりやすい感じでした。ただ、SGPの新型インプレッサはステアリングギア比が13:1とかなり俊敏に設定されていて、新型インプレッサの方が曲がるのが楽しい車になってしまいました。
ポルシェケイマンは人馬一体感があり、自分で操っているという非常に楽しい感覚を受けました。MRの良さが光っています。
ハンドリングが最も俊敏だったのはCクラスで、BMW3シリーズは50対50にこだわっているためか、ニュートラルステアで自然な動きがあるとともに重厚感がありました。電動パワステの中では3シリが最も電動パワステと油圧との違いを感じないような気がしました。
【燃費】
これだけのパワーがありながら街中リッター10前後は素晴らしいと言えます。高速オンリーでは16超えも経験しました。
【対向車等の親切さ】
運転している時の周りの対応ということで考えると、最も他の車が親切な対応をしてくれるのはS4とベンツです。その次にBMW、アウディ、レガシィ、ポルシェ、ヴィッツ、リーフでした。ポルシェは一般人の認知度が低いのか、車体が低いため小さく見えるせいか、無理に割り込まれたり、道を譲ってくれないということがありました。
ただ、ポルシェはベンツSクラスやGTRなどの車に乗っている人は逆に親切な対応をしてくれました。S4は、周りの車は親切ですが、ランエボやM3などにはなぜか煽られます。
【価格】
ボディ剛性の高さ、エンジン性能を考えると安いと思います。
【総評】
よく、WRXはスポーツカーなので乗り心地は二の次にすべきでは、と言われることがあるのですが、スポーツカーの代表のポルシェは運動性能も素晴らしいながら乗り心地も良く、凹凸をかなり上手に収束していくので、まだまだチューニングする余地があると思います。
また、ドライバーのことを考えた配置にもして欲しいと思います。
しかし、気になるところは大体SGPで解決されていたので、S4にSGPが採用された暁には凄いクルマになっているでしょう。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年11月
- 購入地域
- 奈良県
- 新車価格
- 356万円
- 本体値引き額
- 25万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった26人
2016年3月20日 23:29 [775584-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
去年の11月にB型を購入し、納車されて早や4カ月が経ち、走行距離が1万5000キロなりましたので、レビューを書かせて頂きます。
以前は3000ccのレガシィB4(BLE)3.0R六気筒に乗っていたのでそれとの比較になります。
また、BMW320i、メルセデスベンツC180、ポルシェケイマン2700ccを合わせて3500キロほど、一般道、峠道、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、首都高、新東名高速、東名高速、伊勢湾岸道、北陸自動車道、名神高速、名阪、西名阪高速、京奈和、阪奈道路等で乗りましたので、それとの比較もします。
更に、S4の走行性能を試すため、鈴鹿サーキットで全開走行もしてきたので合わせてそのインプレッションも書かせて頂きます。
【エクステリア】
写真で見ると大したことが無いような感じがしましたが、実際に見ると迫力があり、威圧感、高級感が溢れていると思います。
車体が丸みを帯びているのが難点で羽ありにするとややシャープな印象になりました。
【インテリア】
燃費表示が常時見れるMFDは非常に役立っています。外車に乗ったときの高揚感はさほど感じないものの、実用的に見ると使いやすく、計器類も見やすいと思います。
ただ、一つ気になるのは、アクセルとブレーキの位置が普通の車と比べると手前過ぎて、運転する時にガニ股になってしまい、足が常に折れ曲がった状態になるのでとても辛いです。
【エンジン性能】
最高です!!
以前乗っていたレガシィの3リッター六気筒とは比になりません。パワーが非常にあるにも関わらず、扱いやすいエンジンです。
鈴鹿サーキットで走ったときにも、180キロまであっという間に出てくれ、ノーマル状態でもスポーツ走行することが出来ます。
BMWとベンツC180は日常域でも扱いやすく、パワー不足も感じませんでしたが、どちらかというと日常的なエンジンでした。
ポルシェケイマンで乗ったのはNAの2700ccの水平対向六気筒ですが、S4の水平対向四気筒ターボよりもガサツな感じがしました。スピードやパワーもS4よりも遅かったです。
以上の事を考えると400万円以下のS4のFA20DITのコストパフォーマンスは非常に高いと言わざるを得ません。
【走行性能・乗り心地】
245タイヤのビル脚にしたのですが、とても良いです。最初はゴツゴツ感や縦揺れ、横揺れが感じていましたが、1万2000キロを越え出すと、しなやかになりながらも、揺れが少なくなってきました。
ノーマルの状態で鈴鹿サーキットを走ることも出来、非常に完成度が高いです。
ただ、路面の吸い付き感や、オンザレール感覚はケイマンが抜きんでており、乗っていて最も楽しいなと感じたのはケイマンでした。しかも、ケイマンの方がS4よりも柔らかく、乗り心地が良いにも関わらず、路面の凹凸を吸収し、高次元での安定性を発揮していました。
ベンツはスポーティーでありながらも乗り心地もよく、これまた高次元に両立していました。
BMW320iはF30型になってから乗り心地に振ったようで、足回りがかなり柔らかく、スポーツには向いていませんでした。スポーツ走行したければMスポを買えということなのでしょう。
ただ、直進安定性ということになると、S4が圧倒的に優位に立ちました。特に、横風の強い伊勢湾岸自動車道などでは、S4以外の車は左右に揺れるのですが、S4は風が吹いている事すら気付かないほどの安定性を見せました。
また、大雨が降ったときの安定性もS4が抜きんでてました。特に、雨の峠はFR,MR勢は不利でした。やはりAWDのS4は凄いです!
これらのことを総合的に考えるとS4は非常にコストパフォーマンスが高いです。
【ハンドリング】
S4は四駆とは思えないほど俊敏にハンドルが曲がり、曲がるのが非常に楽しい車です。印象的にはケイマンとS4がニュートラルステアで、思った通りに曲がってくれました。
ただ、人馬一体感がより強く感じたのはケイマンの方でした。ケイマンは自分で思った通りに操っているという感じで、S4はやや車に乗せてもらっているという感じがしました。しかし、上質な動きがするのはS4の方でした。
ハンドリングが最も俊敏だったのはCクラスで、BMWは普通ですが、重厚感があるように感じました。
【燃費】
生涯燃費が10.2と記されています。
高速でアイサイトだけを使うと15.5行きました。
しかし、ベンツやBMWはエコ走行しなくても高速で普通に16近く出ましたし、ポルシェに至っては高速でエコ走行すると19までになり、下道でも渋滞してても10を越えたので、そう考えるとまだまだ燃費が悪いと思いました。
【対向車等の親切さ】
運転している時の周りの対応ということで考えると、最も他の車が親切な対応をしてくれるのはベンツでした。その次はS4で、BMW、ポルシェでした。ポルシェは一般人の認識度が低いのか、車体が低いため小さく見えるせいか、無理に割り込まれたり、道を譲ってくれないということがありました。
ただ、ポルシェはベンツSクラスやGTRなどの車に乗っている人は逆に親切な対応をしてくれました。S4は、周りの車も親切ですが、ランエボやM3などにはなぜか煽られることがありました。
【価格】
以上様々なコメントを書いてきましたが、S4、ポルシェ、ベンツ、BMWどれかが全て突出している訳ではなく、それぞれに長所、短所がありました。ただ、一つ言えるのはS4だけがずば抜けて値段が低いということです。
これだけの層々たるドイツ車と比べても引けを取らないということを考えると、非常に安いと言わざるを得ません。
【総評】
ボディ剛性が非常に高く、欧州車とも引けを取らないほどの走行性能、しかも、世界最高水準の安全性、アイサイトということを考えると、スバルの持てる力全てを注いだ車と言っても過言ではないと思います。
S4は乗れば乗るほど良さが分かってくる素晴らしい車です。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年11月
- 購入地域
- 奈良県
- 新車価格
- 356万円
- 本体値引き額
- 25万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった41人
2014年12月4日 15:12 [775584-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
現在、2004年レガシィB4(BLE)3.0R六気筒に乗っています。
乗り換えを考えていて、値段の近い三つの車(BNW320iとメルセデスベンツC180)で迷っています。その一つがS4で、本命の車です。
試乗の感想は現在乗っている十年前のレガシィと新型レガシィB4、3シリーズ、Cクラスとの比較です。
S4の試乗は試乗コース以外に、自由に二時間ほど二回させてもらいました。ワインディングロードや高速道路など様々運転しました。
以下、その感想です。
【エクステリア】
純粋にカッコいいと思います。今までのスバルとは違う顔がスポーティーさを引き立てています。
並の車とは違うただならぬ風格を感じさせます。
ただ、唯一気になるのはリア部分です。良いとか悪いとかの判断以前に、インプレッサG4と似過ぎています。
今の私なら分かりますが、当時の私はインプレッサG4と見分けが付きませんでした。
スバルの事をよく知らない人がパッと見ると、インプレッサG4かな?と思ってしまうような気がします。
確かに、G4とは全く同じではないんですが、パッと見た瞬間に似過ぎているのはどうなんだろう?と思います。
アメリカのWRXの記事でも、その点について不満が載せられていました。
400万を超える車と、200万そこそこの車との見分けが一目見て付きにくいというのが我慢出来ず、今回は購入を見送りました。
B型以降にG4との明確な差別化を願いたいです。
【インテリア】
高級感があって良いですが、Cクラスのような高揚感はありません。が、今までのスバルでは最高だと思います。
ただ、一つ気になるのは速度メーターです。水平基調のメーターで時速が280まで表示があるので、日本の速度域で必要な部分(0−120?)が時計の九時から十二時くらいまでしかなく、文字盤が小さすぎて直感的に分かりづらいです。
無意識に真ん中のデジタル速度表示しか見ていなかったので、速度メーターの意味がないような気がしました。
新型レガシィのメーターの方が自然で見やすいと思いました。
S4はGT-Sには乗っていないので分かりませんが、レヴォーグのGT-Sはハンドルが滑りやすく握り辛かったので、もしかするとS4のGT-Sも滑りやすいのかも知れません。
【エンジン性能】
最高です!!
FA20はこの価格帯では国内最高いや、世界最高のエンジンだと思います!!
吹き上がりの力強さ、滑らかさには感動すら覚えます。
CVTのもたつきも感じなかったですし、どんな山道も平坦な道に思えてしまうぐらいの力強さで、非常に楽しい車に仕立て上げています。
今乗っている3リッター六気筒とは比になりません。
【走行性能】
高津さんの言っておられるように、フラットライド感が凄いです。あまりにもの剛性の高さにワインディングロードでさえ平坦な道にすら思えてしまいます。
今乗っているB4(足はビルシュタイン)でもかなり安定感はあるんですが、それをはるかに超えています。B4で少し怖いなと思う峠をS4でそれよりも速い速度で走っても全く安定していました。
同じ道を320iMスポーツでも走ったんですが、S4の方が安定していてスポーティーに思えました。
剛性が非常に高く、シャシー性能に関しては3シリーズを超えたんではないかと思いました。
ハンドリングは軽く重厚感はありません。また、ハンドルを切ると戻りが悪く、自分の手で戻す必要があります。そこが気になっていましたが、ずっと乗っていると感覚的に気にならなくなりました。
しかし、現行レガシィやCクラスは自然なハンドリングです。BMWは電動パワステでも重厚感があり、油圧式と見分けが付かないほどです。
B型以降はハンドルの軽さを修正してもらいたいです。
しかし、曲がる性能は凄いです。ポルシェ911にステアリングレスポンスを近づけたと言われているだけあり、思ったように曲がってくれます。正に、オン・ザ・レール感覚です。FRの3シリーズより俊敏な曲がり方をしたような感覚を受けました。
しかし、Cクラスの曲がる性能はさらに上を行っています。あまりにも俊敏すぎてびっくりしました。しかし、それでいて、違和感はなく、非常にスポーティーに感じました。動きが全て自然で滑らかで、Cのシャシー性能の素晴らしさに感動し、Cクラスも候補から抜けることが出来ません。
【乗り心地】
柔らかすぎず硬すぎず、丁度良い感じでした。ロールが小さいので酔いにくいと思います。
乗り心地の良いスポーツ車です。
【燃費】
リッター10を超えていたので、この性能でこの燃費は凄いと思います。
【価格】
中身の性能のことを考えると安すぎると思います。
stiの方はニュルで優勝を狙える程の性能を備えた車です。S4はエンジンは違うものの、シャシーやボディ剛性は同じで、もはや能力的には単なる自家用車のレベルではありません。本格的なスポーツレーシングカーです。
競合も日本には存在せず、BMやメルセデスなどの世界トップレベルの車になるのでは?と思います。
しかも、世界トップレベルの安全性やアイサイトも備えています。正に夢のような車です。
そんな車が400万そこそこで買えるというのは安すぎると思います。
【総評】
コスパが非常に高くて、感動を与える車だと思います。
しかし、400万を超すと3シリやCに手が届くとなると、S4が非常に良い車だと分かっていても考えてしまいます。
一度、3シリやCもレンタカーを借りて丸一日乗ってみて、その上で判断したいと思っています。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった10人
2014年12月4日 13:59 [775584-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
現在、2004年レガシィB4(BLE)3.0R六気筒に乗っています。
乗り換えを考えていて、値段の近い三つの車(BNW320iとメルセデスベンツC180)で迷っています。その一つがS4で、本命の車です。
試乗の感想は現在乗っている十年前のレガシィと新型レガシィB4、3シリーズ、Cクラスとの比較です。
S4の試乗は試乗コース以外に、自由に二時間ほど二回させてもらいました。ワインディングロードや高速道路など様々運転しました。
以下、その感想です。
【エクステリア】
純粋にカッコいいと思います。今までのスバルとは違う顔がスポーティーさを引き立てています。
並の車とは違うただならぬ風格を感じさせます。
ただ、唯一気になるのはリア部分です。良いとか悪いとかの判断以前に、インプレッサG4と似過ぎています。
今の私なら分かりますが、当時の私はインプレッサG4と見分けが付きませんでした。
スバルの事をよく知らない人がパッと見ると、インプレッサG4かな?と思ってしまうような気がします。
確かに、G4とは全く同じではないんですが、パッと見た瞬間に似過ぎているのはどうなんだろう?と思います。
アメリカのWRXの記事でも、その点について不満が載せられていました。
400万を超える車と、200万そこそこの車との見分けが一目見て付きにくいというのが我慢出来ず、今回は購入を見送りました。
B型以降にG4との明確な差別化を願いたいです。
【インテリア】
高級感があって良いですが、Cクラスのような高揚感はありません。が、今までのスバルでは最高だと思います。
ただ、一つ気になるのは速度メーターです。水平基調のメーターで時速が280まで表示があるので、日本の速度域で必要な部分(0−120?)が時計の九時から十二時くらいまでしかなく、文字盤が小さすぎて直感的に分かりづらいです。
無意識に真ん中のデジタル速度表示しか見ていなかったので、速度メーターの意味がないような気がしました。
新型レガシィのメーターの方が自然で見やすいと思いました。
S4はGT-Sには乗っていないので分かりませんが、レヴォーグのGT-Sはハンドルが滑りやすく握り辛かったので、もしかするとS4のGT-Sも滑りやすいのかも知れません。
【エンジン性能】
最高です!!
FA20はこの価格帯では国内最高いや、世界最高のエンジンだと思います!!
吹き上がりの力強さ、滑らかさには感動すら覚えます。
CVTのもたつきも感じなかったですし、どんな山道も平坦な道に思えてしまうぐらいの力強さで、非常に楽しい車に仕立て上げています。
今乗っている3リッター六気筒とは比になりません。
【走行性能】
高津さんの言っておられるように、フラットライド感が凄いです。あまりにもの剛性の高さにワインディングロードでさえ平坦な道にすら思えてしまいます。
今乗っているB4(足はビルシュタイン)でもかなり安定感はあるんですが、それをはるかに超えています。B4で少し怖いなと思う峠をS4でそれよりも速い速度で走っても全く安定していました。
同じ道を320iMスポーツでも走ったんですが、S4の方が安定していてスポーティーに思えました。
剛性が非常に高く、シャシー性能に関しては3シリーズを超えたんではないかと思いました。
ハンドリングは軽く重厚感はありません。また、ハンドルを切ると戻りが悪く、自分の手で戻す必要があります。そこが気になっていましたが、ずっと乗っていると感覚的に気にならなくなりました。
しかし、現行レガシィやCクラスは自然なハンドリングです。BMWは電動パワステでも重厚感があり、油圧式と見分けが付かないほどです。
B型以降はハンドルの軽さを修正してもらいたいです。
しかし、曲がる性能は凄いです。ポルシェ911にステアリングレスポンスを近づけたと言われているだけあり、思ったように曲がってくれます。正に、オン・ザ・レール感覚です。FRの3シリーズより俊敏な曲がり方をしたような感覚を受けました。
しかし、Cクラスの曲がる性能はさらに上を行っています。あまりにも俊敏すぎてびっくりしました。しかし、それでいて、違和感はなく、非常にスポーティーに感じました。動きが全て自然で滑らかで、Cのシャシー性能の素晴らしさに感動し、Cクラスも候補から抜けることが出来ません。
【乗り心地】
柔らかすぎず硬すぎず、丁度良い感じでした。ロールが小さいので酔いにくいと思います。
乗り心地の良いスポーツ車です。
【燃費】
リッター10を超えていたので、この性能でこの燃費は凄いと思います。
【価格】
中身の性能のことを考えると安すぎると思います。
stiの方はニュルで優勝を狙える程の性能を備えた車です。S4はエンジンは違うものの、シャシーやボディ剛性は同じで、もはや能力的には単なる自家用車のレベルではありません。本格的なスポーツレーシングカーです。
競合も日本には存在せず、BMやメルセデスなどの世界トップレベルの車になるのでは?と思います。
しかも、世界トップレベルの安全性やアイサイトも備えています。正に夢のような車です。
そんな車が400万そこそこで買えるというのは安すぎると思います。
【総評】
コスパが非常に高くて、感動を与える車だと思います。
しかし、400万を超すと3シリやCに手が届くとなると、S4が非常に良い車だと分かっていても考えてしまいます。
一度、3シリやCもレンタカーを借りて丸一日乗ってみて、その上で判断したいと思っています。
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「WRX S4 2014年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年8月8日 10:03 |
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2022年7月4日 23:26 |
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2022年4月29日 21:54 |
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2020年12月3日 14:32 |
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2020年9月23日 00:32 |
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2020年1月7日 01:22 |
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2019年4月23日 22:58 |
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2019年2月27日 17:59 |
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2019年1月21日 16:42 |
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2019年1月7日 14:25 |
WRXS4の中古車 (全2モデル/463物件)
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- 支払総額
- 137.4万円
- 車両価格
- 124.8万円
- 諸費用
- 12.6万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 10.1万km
-
- 支払総額
- 464.0万円
- 車両価格
- 445.5万円
- 諸費用
- 18.5万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 2.0万km
-
- 支払総額
- 507.6万円
- 車両価格
- 487.3万円
- 諸費用
- 20.3万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.4万km
-
- 支払総額
- 175.0万円
- 車両価格
- 165.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 6.5万km
-
- 支払総額
- 407.5万円
- 車両価格
- 392.9万円
- 諸費用
- 14.6万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 0.6万km
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