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テスラ モデルX 2016年モデルレビュー・評価
モデルX 2016年モデル
39
モデルXの新車
新車価格: 1416〜1636 万円 2016年9月16日発売
中古車価格: 348〜1120 万円 (41物件) モデルX 2016年モデルの中古車を見る
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選択中のモデル:モデルX 2016年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 75D | 2018年10月11日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| 75D | 2016年9月16日 | ニューモデル | 1人 | |
| ロングレンジ | 2020年10月13日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ロングレンジ | 2019年7月17日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| 90D | 2016年9月16日 | ニューモデル | 1人 | |
| 100D | 2018年11月15日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| 100D | 2017年10月16日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
| 100D | 2017年1月26日 | マイナーチェンジ | 1人 |
- 3 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.20 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.10 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.70 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.20 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.00 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.20 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
2.90 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > ロングレンジ
よく投稿するカテゴリ
2022年2月19日 13:56 [1240543-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
新車購入後約2.5年が経ちましたので率直な感想を述べたいと思います。
因みに私はEV信者でもイーロンマスク信者でもありません。エンジン車も大好きです。今まで20台以上、コンパクトから大型SUV、ワンBOXまで国外車に乗り換えてきての率直な感想です。
【エクステリア】
とにかくデカイです。写真等で見るとあまり感じないですが車幅2Mありますので迫力あります。よく言われているチリはやはりダメです。塗装も酷いです。そこを妥協出来ない人は絶対乗ってはいけません。ですが、徐々に品質は上がっているのは確かですので、購入するのなら絶対に新車をオススメします。
【インテリア】
シンプルなので安っぽく感じる方が多いようですが、最近のECO素材を使用している他メーカー車と比較すると結構高級感はあります。プラ素材の箇所も少ないです。19年式のXでは、センターモニターがちょっと古臭くなってきました。MC後のXとSは良いと思います。
【動力性能・走行性能】
私はレスポンスの良い車がとにかく好きですので、EVは文句ありません。最高です。
高速域での伸びはありませんが、サーキット走行等しない限り十分です。Xは2.5tありますので3やS、タイカン等と比較してしまうとモッサリです。でも0-100は4.6秒なので日常のストップ&ゴー、追い越し、高速での本線入線は超ラクちんです。
【乗り心地】
エンジン音やエンジン振動が無い分風切り音や路面の音が目立ちます。以前試乗した御ベンツのGとかは二重ガラスになっていたので非常に静かでした。最新のテスラも二重ガラスになっているようです。
22インチホイールでは流石にゴツゴツとした乗り心地です。でも跳ねるほど固くはありませんので私には許容範囲。エアサスなのでコンフォートにすればだいぶマシです。
フロントシートは東京-大阪間の移動でも腰には優しいシートです。
【充電・電費】
おそらくほとんどの人がEVに対して懸念するのが充電に関してだと思います。これはハッキリ言って使い勝手によります。ちなみに私は普段は買い物くらいで走っても100〜200?/日、1年に2.3回旅行で地方へ500?〜1000?走る程度です。私と同じような使い勝手なら自宅充電出来れば最強です。
・遠出の時は充電スケジュールを組む必要があります。
・遠くの冬山(スキー・スノボ等)へ行く人は特に注意が必要です。
・テスラには独自の急速充電設備がありますのでこれは他社には無い極めて大きなアドヴァンテージです。
・自宅充電出来ない人は近くにテスラのスーパーチャージャー、チャデモ充電があれば面倒くさいですが(GS行って手洗い洗車お願いする時間感覚)大丈夫です。
・標準でセントリーモードという監視機能が付いています。これを駐車中にON(月極や屋外駐車の人は必須だと思う)にすると待機電力が大幅に必要です。
電費について(季節ごと、高速7:一般道3)※満充電時526km表示
春・秋:480〜500km
夏:450〜480km
冬:350〜380km(エアコン22℃設定・風量5、シートヒーターON、ステアヒーターON)
400〜420km(エアコン20℃設定・風量2、シートヒーターON、ステアヒーターON)
待機電力:(セントリーOFF)1〜3kw(日)減ります(屋内ガレージ保管)※野外保管はもっと減ると思います。
(セントリーON)10〜20kW(日)減ります
富士スバルライン5合目から麓まで:+30km(笑) ※登りは真逆ですけどね。下れば下るほど充電されていくのは面白かったです。
【価格】
同じEVのカテで比較すれば安いと思います(E-tron、タイカン4S、iX、EQC等)
ただ、モデル3と比較してしまうと高いと感じます。単純にモデル3ロングレンジの2倍なので。2倍の価値がある?と言われれば無いです。
【総評】
正直、3年近く車を乗り換えずに来たのは人生で初めてです。アップデートにより納車当時から機能も大きく変わっており、本当に飽きないです。新しい機能が増えるとワクワクします。
ただ、サービスは各メーカーの中でも最低ランクです。まず社会人としての基本のキが出来ていない人が多過ぎます。海外では良いのかもしれませんが日本では✕ですね。私の個体は当たりだったようで今まで大きな故障はありません(細かいのは多々あります)。
次もテスラ選ぶ?となると答えはYESです。ただ、絶対ではなく他に乗ってみたい車は沢山ありますが、その車に乗ったとしても直ぐに飽きると思います。
【結論】
テスラは飽きない車。
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自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > 100D
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2019年1月7日 09:30 [1189578-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
テスラ のキーは車型 |
テスラの車は会社の理念も含めて乗る乗り物だと感じました。
「充電」
私は地方都市で、最寄りのスーパーチャージャーまでは往復50km以上ありますので、使う事はほとんどありません。
家での充電だけで十分なのが現状です。
メイン75A、サブ50Aのブレーカーを付けて、テスラ 推奨の40A以下の設定で充電しています。特に問題は無いです。
遠出するときは充電計画すればOKです。
最近はアプリも充実してきて、充電の待ち状況もわかります。旅行の時は大抵余裕があるので充電も待てます。何も考えないでOKとはいきませんが、考えればいいだけです。
普段使いは家充電なので毎日満タン(80%で380km)です。
中国電力は1kw25円なので、1ヶ月に280kw=約1200km充電して7000円ぐらいです安い。
1日辺り1?2kwほど自然放電するのはご愛嬌、というか仕様なので理解が必要です。
「エクステリア」
欧州車のようなクオリティでは無いです(笑)パネルのチリはお世辞にも良いとは言えませんが、そんなに目くじら立てる事でも無い気がします。
3m離れて見たらほぼわかりません。
見かけだけのグリルは無い方が良いですね。
モデル3は無くなったので次で消えるでしょう。
ファルコンウイングドアはどうしても目立つので、目立ちたく無い人は困ります。
何となく鳥に見えるので、エクステリアのイメージは今までの車に無い感じと思ってます。
「インテリア」
白+カーボンインテリアですが、本革をあえて使わず、センシティブレザーという合皮を張っているのが良いですね。
プラスチック部分はほとんど無いです。
高級感が無いと言う人も居ますが、認識の違いでしょうか。ギラギラした今までの高級より余程スマートに良いもの感を感じます。
十分特別感はありますし、感じ方には世代毎のセンスの違いもあると思います。私は好きです。
特にフロントウインドウのパノラマは、ピカソ等と同じく素晴らしく、視界の広さ感はNSXを思い出しました。ただ、リアの視界が悪いのが難点です。リアモニターがあるので私は困らないのですが、視界に入ると見てしまうらしく、逆向きに動いて見えるので困惑する、と2列目席の住人に不評です。外品の大型ミラーにすれば良いだけですが。小物入れなども使いにくいですが、アマゾンに良いものが売ってるのですぐ解決しました。
全席シートベルトを促されるのが良いです。
「走り」
目からウロコです。
欧州車のスポーツモデルに乗り継いできましたが、7人乗りのSUVでこれとは。
直6、V8、V10と単純比較はできませんが、今後EV以外は考えられないぐらい良いです。これに乗ったら内燃機関と変速機の時代は終わります、と断言できるのではないでしょうか。日産のe-powerが売れてるのも分かります。モーター最高。高速道路の自動運転は不味いです。楽すぎて運転している事を忘れそうです。
「サイズ」
大きさを気にするコメントも多いですが、乗ってみると別にX5やQ7と変わらないな、という感じです。何気にスマホで動かすサモンの機能が便利です。
「総評」
これはもう車という括りで考えない方がいいかもしれない。
しかし車としてモデルXを評すると、細かい使い勝手は既存の車にはまだ及ばないが、逆に既存の車でも足りない事はあります。走行性や快適性は既存の車を大きく凌駕している。
気軽に試乗できますので、ディーラーに電話して試乗予約してしまいましょう。運転してみるのが一番です車は。
思い切って導入しましたが、想像以上に良い体験ができました。私のように6人以上の家族で、内燃機関に飽きた方は是非チャレンジしていただきたいです。残クレ使えば意外と欧州車の同クラスより安いかもしれません。決算期も気にしましょう。
モデルXに乗って、自分はもうXC90やQ7、レンジにも全く興味が湧かなくなりました。EV最高です。
そしてテスラ の「持続可能な社会の創造」という理想も最高です。
今後はパワーウォール+ソーラー充電でオフグリッド生活を目指して家の環境改造に着手です。
生活を根底から変えるかもしれない「車」です。
参考になった30人
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自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > 100D
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- 自動車(本体)
- 2件
- 138件
2018年4月7日 20:27 [1118613-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
モデルSに乗っていましたが、勢いでXに乗り換えました。
新型の7人乗りシートです。
【エクステリア】
見た目のかっこよさはSの方が好みです。モデルXはクセのある顔つきだと感じますが、存在感が有って気に入ってます。
【インテリア】
モデルSの共通のパーツが多数あり、運転時の感覚もSに似ていると感じます。
フロントガラスのパノラミックルーフが素晴らしいです。オープンカーに乗っているような感覚になります。
【走行性能】
モデルSではP85Dに乗ってましたが、Xではノーマルの100Dにしました。
スタート時の加速はSのほうが軽快に感じます。中間加速以降はあまり違いを感じませんでした。0キロからのスタートの異常な加速がPモデルの魅力だと改めて感じました。
普段の運転では100Dでも十分すぎる程のパワーを感じます。
【電費】
先日スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えました。
スタッドレスタイヤの電費がとても良く感じます。モデルSの頃と変わらないような気がします。ノキアンのハッカペリッタというスタッドレスタイヤですが、エコタイヤ並の転がり抵抗とのことなので、それが理由でしょうか。
まだ長距離を走っていないのですが、ノーマルタイヤは電費がモデルSより1〜2割程悪いように感じます。
【不満点】
新型の7人乗りシートの2列目の操作性がイマイチです。
肩部分のボタンを押してシートを倒すのですが、
ボタンを押してすぐシートを前方に押すと背もたれが斜めに倒れてスライドし、3列目への乗り降りができる。
ボタンを押してちょっと間を置いてシートを押すと背もたれが90度倒れて、3列目と2列目がフラットになる。
この動作が直感的ではなく、はじめての人だと戸惑うと思います。また、2列目シートの重量が重く、スライドさせる際にちょっと力を入れないといけないです。
2列目が中途半端に電動化されているせいで使いにくいし、重くもなっているように感じます。
マツダのCX8を見る機会が有ったのですが、2列目は軽いし使い勝手も分かりやすかったです。
【まとめ】
妻と子供3人でSに乗ると少々狭く感じていた時に、中古のモデルXが入ったと知りディーラーを見に行ったのですが、新型の7人乗りシートの第一便が船便で入ってくるというセールストークに乗せられて勢いで新車を契約してしまいました。
ファルコンウィングのおかげで後席の乗り降りはかなり楽です。駐車時に隣の車にドアがぶつからないか心配していたのですが、Sの後席ドアを子供たちが開けて乗り降りしていた時よりも、自動で開閉できるファルコンウィングの方が気を使わないですんでいます。
パノラミックルーフの視界の広さは素晴らしいです。気持ちよくドライブできます。
初期型のXではファルコンウィングドアの不良が多いと聞いてましたが、私のXでは今の所不具合は出ていません。
Xの発売から暫くたつので色々と改良されていると担当の方からは聞きました。
Sに愛着が有ったので、Xへの乗り換えは悩みましたが、ファミリーカーとしての使い勝手やパノラミックルーフや車高の高さの良さに惹かれてXへ乗り換えしました。
スポーティーに走るSのほうが運転は楽しいと感じますが、長距離をリラックスして走るXも良く、今の私の生活スタイルにはXのほうが合っていると感じています。
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自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > 100D
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- 自動車(本体)
- 1件
- 1件
2018年3月16日 17:08 [1086343-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】賛否両論ありますが惚れ惚れするほどカッコいいです。目立ちます。
【インテリア】既存の高級車と一線を画した高級感があり満足です。おそらく初期型よりも相当良くなりました。ゴチャゴチャとスイッチのあるドイツ車の内装が古臭く感じます。センターパネルは良く練られてるが今後もバージョンアップするそうです。トランクの収納は巨大です。ゴルフバック4つが余裕です。
【エンジン性能】マクラーレンよりも速い恐怖の加速です。
【走行性能】とにかく疲れません。剛性が高く低重心の安定感が効いてます。
ブレーキの効きがスポーツカーの様でキツイですが普段は回生ブレーキが効くのでブレーキ踏まないです。
【乗り心地】家族にも好評の快適な乗り味です。いつも酔い易い子供が酔わなくなりました。
ただしルディクラスモードの加速は寿命が縮まります。
乗員が全員悲鳴を上げます。
【燃費】飛ばせば下がるしオートパイロットでゆったり走れば上がります。航続距離が長いのでストレス無しです。スーパーチャージャーで永久無料で全国行けます。
高速の充電器も30分で100km足せます。
ただし自宅充電はマストでしょう。
【価格】自家用車としてならカイエンターボ並ですので高いです。ただしマクラーレンやランボルギーニを買ったと思えば安いです。
【総評】全てを可能にしたスーパーカーだと思います。
ファミリーカーでスーパーカーという世界で1台の車です。ガソリン車のスポーツカーも所有してますがテスラをファーストカーで使ってます。
もう少しサイズが小さければ最高ですが世界一の安全性能を持つので我慢します。ただし取り回しに優れていてさほどストレスは感じません。
運転席助手席の収納は標準レベルにあります。ドリンクホルダーの前後に深い空間があり色々置いてます。
後部座席の収納が無いので色々カーショップで買って付けてます。収納が欲しいですが上に開くのでムリですね。
ファルコンドアはカッコいいだけでなく実用性に優れています。キワモノではありません。乗り降りが楽で雨の日は助かります。センサーが優秀です。
カイエンターボやGクラスやレクサスLXに対してなぜか優越感に浸れるのはスーパーEVならではでしょう。
いつか発売されるモデルYは大ヒットすること間違いなしですね。
オートパイロットは下道6割、高速では料金所、ジャンクション以外は路線変更含めて9割以上使えます。あまり期待していなかったので嬉しい誤算です。今後もバージョンアップして完全自動運転に近づいて行く予定です。
2018年3月追記
7人乗せましたが3列目も快適との評価でした。加速もいつも通りで快適な温泉旅行でした。
野沢温泉旅行にスタッドレスタイヤで行きましたが安定感抜群でした。あらためてテスラの実力を確認。
オートパイロットが非常に使えます。運転が楽で長距離も苦になりません。高速は座ってメールしてるだけですね。ただしたまに右に寄り過ぎる癖があります。自動車線変更もスムーズです。首都高速でもどんどん学習中です。
フロント収納が大きくて便利です。ランクル以上に収納力ありますね。
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自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > 100D
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2018年2月28日 23:45 [1108399-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
常に話題を集めるテスラモーターズのSUVであるモデルX、2018年2月に開催されたJAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会で短時間ではありますがテストドライブする機会を得ることができました。
モデルXの日本における発売は2016年9月ですが、今回試乗したのは2017年10月に設定された3グレードの内、真ん中に位置する「100D」と呼ばれるモデルです。
テスラのグレード名は非常にわかりやすく、数字の部分がバッテリーの容量を意味しています。ゆえに100Dは100kWhのバッテリーを搭載しています。最新の日産リーフが40kWhですからその2倍以上の容量、それはつまりEVの不安要素と言われる航続距離の問題を解決します。
実際、試乗日は数多くのクルマが朝から夕方まで頻繁に出入りするのですが、モデルXは一度も充電することなくフルタイムに動いていたようです。他社のEVやレンジエクステンダーではこうはいきません。その点でも発想自体は非常にシンプル、航続距離に関してもカタログ数値ですが100Dは565kmという実力を持っています。
ただその分、お値段は1241万円とそうそう買えるものではありません。ただ、自分が子供の頃に想像していた「未来のクルマ」は思ったより早く、そして具現化されて目の前に登場したと言っていいでしょう。
スタイリングに関しては非常に独創的です。それでいてどんな風景にも馴染みそう。言い換えれば飽きの来ないデザインに思えます。とはいえ、ボディサイズは全長5030mm×全幅2070m×全高1680mmとかなり大きいです。それでも驚いたのが市街地での取り回しのしやすさです。実は試乗中に自分の判断ミスでかなり狭い路地に入ってしまったのですが、これが意外と言ってもいいほどすんなり抜け出ることができました。もちろん日本仕様のみに設定されている車両側面を映す専用のカメラシステムのおかげもありますが、元々高めのアイポイントも含め、視界の良さが結果として取り回し性能に利いていることは間違いないと思います。
そして何よりもデザイン上のアイコンでもあるのが後席用の「ファルコンウイングドア」でしょう。多分初めて見た人は「ガルウイングドア」と言うと思います。しかしファルコンウイングドアはルーフの中央だけでなくウインドウとの境目の部分も可動sるので構造自体が異なります。真正面から見るとまさに「翼が羽ばたくよう」に動くわけですが、結果として開閉時の張り出しは極めて少ないことがわかります。
それなりに全幅もありますから、隣の車両との干渉は当然避けたいわけですが、スライドドアを持つLクラスミニバンよりもドアを開けた際の張り出しは少ない場合もあります。何よりもこの機構によって2&3列目の乗降性は驚くほど楽チンです。
室内に関してはエクステリア同様にシンプルなデザインですが、やはりテスラと言えばコレ!と言われる位話題になった17インチのタッチスクリーンが目に飛び込んできます。
モデルSの時代から見てもこれに搭載される機能は日々アップデートしています。というか、テスラは通信回線を使って単純にナビを含めたテレマティクスだけでなく車両の機能自体もワイヤレスでアップデートするという仕組みを持っています。
わかりやすく言えばスマホに代表される携帯電話のアップデート機能です。携帯電話やPCの世界では当たり前のように行われているOTA(Over The Air)と同じ考えで、例えば夜寝ている間に自動的に機能向上が行われ、朝には“進化した車両”に乗って出発できるわけです。
通信回線もモデルSの頃に比べればLTE化されているのでネット検索などもかなり早くなりました。いずれは次世代の通信回線へのアプローチも期待したいところですが、現状でも十分。とにかくこの発想自体が国産車ではなかなか高いハードルとして実現できないのですがテスラはサラリとやってのけました。もちろん国土交通省の事前審査も受けていますし、この辺は発想の自由さやそれを実現するスピード感なども含めてテスラという企業を表しているのかもしれません。
走りに関しては前後に高出力モーターを配置することで2トンを超えるボディを余裕で加速させることができます。いや、言い換えれば速すぎ!かもしれません。そこで、というわけではありませんが前述したワイヤレスアップデートにより今回の試乗時には新しく「コンフォートモード」が追加されていました。その名の通り、モーター出力を穏やかにするモードですが、正直これで十分な加速を得ることができます。設定自体もタッチスクリーンで簡単に行えますし、内燃機関とは異なる加速フィーリングに慣れていない人にもオススメできます。
この他にも自動運転機能である「オートパイロット」の進化やエアコンの使い勝手も含めた機能向上などもアップデートしています。
冒頭に述べたようにモデルXの価格は高いですから富裕層を中心とした顧客がメインターゲットとなることは間違いないでしょう。ただ、このクルマが街を走り、そして停まった際ファルコンウイングドアが開いた世界感はやはり素敵です。例えばですが、来たるべき2020年の東京オリンピック/パラリンピックの際に「プレミアムタクシー」という位置づけで走らせてみるのも大会の盛り上げに一役買うかもしれません。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > テスラ > モデルX 2016年モデル > 90D
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2017年6月12日 22:50 [1030021-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア/収納】
ファルコンウィングの上部ガラス部分UVカットコーティングが、夜露がつくとオレンジ色に見えて驚きましたが、乾けば見えなくなります。
寸法が馬鹿でかくて駐車場など心配でしたが、まぁ何とかなります。イオンやコインパーキングでも特に問題ありません。
フロントトランクは、結構な容量です。今はゴルフクラブフルセット(ドライバー類はキャディーバッグから抜いて入れる)、チャデモアダプターなど入れています。駐車しても物の出し入れがし易いので、とっても便利です。
リアトランクは、3列シートを倒して使っていますが、斜めにすればゴルフバッグも入りますし、トランクの床下収納には釣竿や掃除用器具、傘など入れても余裕があるので、収納力は結構あります。 また、私は6人乗りシートなので、2列目シートの間のスペースに大きな鞄なども置けてしまいます。
6/12《追記》
その後6800キロまで走行距離伸びたので、追記します。
カルフォルニアの規制がある為外装ペイントの
厚みが薄いと聞いてましたが、実際にドアの近くを誰かに1-2センチほど削られてしまい、ペイントの厚みがかなり薄いことが分かりました。感覚としては
メルセデスなどの半分くらいしかない感じ。
【インテリア】
メルセデス G350やBMW 320GTにも乗ってますが、作りこみのクオリティにさほど差はありません。むしろ物理ボタンが無くスッキリしているのは、埃などが溜まりづらく、慣れると快適です。
センターコンソールの収納部は、箱ティッシュ、サングラスケース、充電機器などドカドカ入れられるのでとても便利です。
頭上まで伸びるフロントウィンドウは、UVコーティングされているので、今の所暑さは感じません。
ウルトラHI-FIサウンドは、好みかもしれませんが、G350のHARMAN KARDON の方が音質が良い気がします。BMW 320GTのノーマルよりはるかに良いです。
インターネットラジオが思ったよりも便利です。 海外のラジオ聞きながら走らせると、海外にいる気分になります…www
【走行性能】
とにかく伸びやかな加速が気持ち良いです。
【乗り心地】
とても良いと思います。
空調をオンにすると、たまにブーンという大きな音が気になります。エンジン音がしないから逆にその他の音が聞こえるのかもしれません。
【燃費】
スーパーチャージャー無料利用なので、基本的には電気代がかかりませんが、納車後3週間で2600km走って、平均電費は228Wh/km =4.39km/kWh です。
6/12《追記》
電費は6800キロ走行して平均217Wh/kmです。
スーパーチャージャーの充電は駐車してから、ものの数秒〜10秒くらいでセット出来るので非常に簡単です。
EV乗ってから、高速道路、イオン、ホテル、タイムズのコインパーキング、区役所などの公共機関の駐車場
などなど、急速充電器、普通充電器が意外と沢山ある事に気づかされます。
私の生活圏ではスーパーチャージャー含めいつでもどこでも充電出来るので、全く不便さは感じません。
航続距離は、90Dで概ね350-380kmくらいです。エコドライブすれば、400km以上は走れそうです。
【Auto Pilot 】
結構使えます。
高速道路では7-8割、一般道でも5割程度のカバー率の印象です。
ただ、ハンドルを握っているのに「ハンドルを握ってください」という警告メッセージが出て、その度にハンドルを握りなおさないといけないのが煩わしいです。また、たまに誤動作で急減速します。道路に設置されてるレーダーなどが影響するのかも知れません。
なぜかAuto Pilotをonにすると車線内の左寄せになり、徐々にセンターに戻ります。トラックなどと並走しているときは少しヒヤッとします。
6/12《追記》
オートパイロット時のハンドルへの手の掛け方が
間違っていたようです。
接触センサーで感知するのではなく、ハンドルに手がかかっている抵抗値を見ているようで、ハンドルにほんの少しだけ回転方向の力を入れると警告が消えます。
【ナビ】
経路選択や細かな設定が出来ないのが不満です。
ハンドル右のボタンを押して使う音声認識での目的地設定は、音声認識能力が異常に高く、今の所100%一発で設定出来てます。走りながらでもいつでも新しい目的地設定出来るのはとても便利です。
【総評】
細かい不具合、不満はありますが、それを軽く帳消しにして有り余る様々な他車に無い機能、利便性、乗る人みんなが「未来の車だー」と驚くことなどなど、この車を所有する喜びは非常に大きいと感じます。
初期費用が高額ですが、購入出来る条件の方にはオススメしたいと思います。
6/12《追記》
箱根ターンパイクと伊豆スカイラインを友人の718ボクスターと交代しながら走りましたが、お互いにテスラの方が乗り心地も走りも良いね〜となりました。
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モデルXの中古車 (41物件)
-
- 支払総額
- 528.0万円
- 車両価格
- 518.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 609.9万円
- 車両価格
- 599.9万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 2.8万km
-
- 支払総額
- 448.0万円
- 車両価格
- 438.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.9万km
-
- 支払総額
- 550.0万円
- 車両価格
- 539.0万円
- 諸費用
- 11.0万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.5万km
-
- 支払総額
- 418.0万円
- 車両価格
- 408.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 6.8万km























