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『もうガソリン車に乗る気がしない』 テスラ モデルS 2014年モデル C L Sさんのレビュー・評価
モデルS 2014年モデル
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モデルSの新車
新車価格: 1266〜1566 万円 2014年9月8日発売
中古車価格: 128〜1518 万円 (35物件) モデルS 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > テスラ > モデルS 2014年モデル
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2016年9月29日 11:49 [964441-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
EOS 6D EF24-70 F2.8L IIで撮影。フロントマスクは本当にかっこいい |
新しい19インチのホイルデザインは秀逸。 |
飛び石による傷をさけるため、フロント全体にフィルムを貼った。 |
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こんなかっこいいフロントライトの車、他にあるだろうか? |
私が購入したのは2016年型のモデルS 75、内装が黒の革、サンルーフとオートパイロットのオプションを選択した。現在カリフォルニアに住んでいるので、日本とは電力事情やLTEなどの電波事情、そして住宅事情が異なり、その辺りを考慮して評価を判定して頂きたい。大の車好きを自負しており、趣味の車としては20年以上に渡って空冷ポルシェ (964カレラ2) を乗り続けている。通勤や家族の車として2001年型のベンツML、2008年型レンジローバーHSEと乗り継ぎ、今回はSUVを止めてテスラモデルSを選択した。意外に室内が広く、後部座席を倒せばサーフィンやスキーなどが入るのがモデルSにした理由。テスラのSUVであるモデルXのガルウィンドドアは故障などのトラブルが多いようで、今回は購入を見送った。
エクステリア:テスラモデルSの "黒い鼻” がどうしても好きになれなかった。ただ、2016年モデルになりフロントデザインが一新。一目惚れする格好良さ。水冷エンジンラジエターを必要としない、電気自動車らしさを生かしたデザインとなった。フロントライトも端正になり、モビルスーツを思わす鋭い目つきとなった。それから、いままでは21インチのホイルがやたら格好良く、19インチのホイルはあまり好きになれなかったが、2016年モデルからは19インチのホイルのデザインも良くなったと思う。燃費にもやさしい19インチを選択しやすくなった。車幅は広いがアメリカの道路事情ではあまり問題とならない。横幅はちょうどレンジローバーと同じ位なので、あまり気にならない。
インテリア:これも以前のモデルSと異なり、センターコンソールのデザインが変わり、断然高級感が増した。それから、いままで標準で装備されていた黒いウッドトリムのデザインが変更となり、今までのピアノみたいな真っ黒ではなく、木目が見えるものに変更された。これが非常にカッコいい。革シートを選択すると、あたらいしデザインのシートになる。ホールド感もデザインも良く、個人的にはこのオプションを選択し、大変満足している。問題はリアシートで、革シートの質感が感じられない。真っ平らな3人掛けベンチシートで、あまりカッコ良くない。それからドアにポケットがなく、フロントシート背もたれにもポケットがない。全体的に収納場所が少なく、セダンというよりグランツーリスモ的な仕上がりになっている。4ドアセダンとしてはどうかと思う。 それから、やはり床が厚く、座面は普通のセダンと変わらない高さにあることから、大人にとっては後部座席のレッグスペースが狭い。子供が大きくなったらちょっと辛いかもしれない。それから、燃費向上のための軽量化の結果として、足元のプラスティックパーツの質感が低い。 そんなこんなで問題点もあるが、全体としては美しい内装。 インパネもタッチパネルも機能性に富み、非常に使いやすい。
エンジン性能:ダイムラーダブルシックスや、センチュリーのV12など、高級セダンの12気筒エンジンを彷彿させる滑らかさと静寂性。単に加速をして遊ぶのではなく、極めて実用的な性能だと思う。それから、静寂性は性能だと感じた。日本の技術の結晶、レクサスエンジンの静寂さをもってしても、モーターにはかなわない。
走行性能:これは素晴らしいの一言。スマートサスペンションを選択せず、通常のサスペンションのままだが、それでも十分な性能。高速の接地感も問題ない。レビューでも日々の会話でも、フロントの接地感がないという意見があるが、それは誤解だと思う。いままでFRやFFの車ばかり乗ってきたトライバーにとって、フロントにエンジンがない車は全て接地感がないと感じてしまうだろう。ミッドシップもRRも乗ってきた自分にとって、テスラのフロント接地感は立派だと感じた。何より、ワインディングでノーズの軽さからくる軽快性、回頭性の良さは特筆すべきものがある。低重心もあいまり、ワインディングでのモデルSの性能は極めて高く、同クラスのセダンでは最高峰ではないかと思う。 特筆すべきはオートパイロット。これは本当に使える。高速走行が楽になり、正しく使えば長距離移動での疲労度が軽減される。毎日使っているが、本当によくできている。
乗りごごち:新車なので非常にいいが、この乗りごごちがいつまで続くのかが気になる。軽量パーツを使っているので、内装のプラスティックなどが変形すると、変な振動などが発生して耳障りな音がするのではないかと心配している。ボディー剛性だけではなく、内装などの剛性も乗りごごちに影響するので、その辺りは注視していきたい。
燃費:ほぼカタログ通りの性能が出ている。毎日の充電では90%までしか使わないが、それでも221マイル(354キロ)は走行可能。カリフォル二アには無料のテスラスーパーチャージャーも多く、電池残量が心配になることはない。自宅での充電も、ブレーカーを独立させた240Vのプラグを設置したことから、1時間あたり25マイル程度の充電が可能。2、3時間で1日消費した分の充電が完了するので極めて実用的。今は60、75、90、100の電池が選べるが、遠出をしないなら60でも十分なんじゃないかと思うほど。
価格:モデルSの75で7万5千ドル。2016年モデルではオートパイロットを選択しない人はいないので、大体8万ドル強の車になる。同じ価格帯のセダンより内装の質感は低く、ちょっと割高な感じが否めない。ただ、先進的な装備、モーターのもたらす静寂性、未来的なデザインなど、モデルSにしかない魅力も多く、そういう意味では納得の価格と言える。
満足度:ここカリフォルニアで乗っている限り、満足度は満点。時代のはるか先を突っ走る、孤高の存在だと思う。もうガソリン車のセダンは買わない。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
参考になった31人
「モデルS 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2020年5月21日 09:15 | ||
| 2019年10月19日 01:27 | ||
| 2019年4月13日 15:44 | ||
| 2018年9月4日 18:16 | ||
| 2018年5月9日 21:17 | ||
| 2018年4月15日 16:17 | ||
| 2018年3月31日 23:15 | ||
| 2018年3月4日 13:44 | ||
| 2018年3月4日 08:11 | ||
| 2018年3月2日 02:00 |
モデルSの中古車 (35物件)
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- 諸費用
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- 走行距離
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