| Kakaku |
『パワートレーンはやはり課題』 スバル レヴォーグ 2014年モデル Wild enemyさんのレビュー・評価
レヴォーグ 2014年モデル
1399
レヴォーグの新車
新車価格: 266〜412 万円 2014年6月20日発売〜2020年8月販売終了
中古車価格: 50〜348 万円 (1,291物件) レヴォーグ 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > スバル > レヴォーグ 2014年モデル > 1.6STI Sport EyeSight
2018年4月27日 13:41 [1014414-3]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
【エクステリア】
オプションのスタイルパッケージがついていましたが、これは良かったです。
【インテリア】
これまでのモデルにはないボルドーですが、個人的にありだと思いました。好きな内装です。シートはSportを名乗るだけあって再度部分がしっかりしており、その部分のホールド感がよく、走行中に姿勢も安定して疲れにくいという感じでした。
【エンジン性能】
これまでのモデルと音、レスポンス、リニア感の欠如など変わりません。やはり加速は回転数に応じてしたりしなかったりというところまでそのままでした。パワートレーンが変わってない以上劇的な変化は期待していませんでしたが、見事にそのままでした。
音も他の1.6モデルそのままというのも残念でした。STIのモデルを冠するのだから、もう少し何かしら演出という意味合いもかねて低音を効かせるなどの工夫をしてもらえれば有り難かったかなと思います。
通常のレヴォーグと違う加速やフィーリングを求めるならパワートレーンの抜本的なチェンジまで待った方がいいと思いました。
【走行性能】
不安定さを感じさせるロールなどはなく、この調子なら何かあってとっさにハンドルを切るなどという場面に遭遇しても挙動は非常に落ち着いたものになると思いました。切り返しても素直な反応を見せ、不安を感じさせるロールなどの挙動は感じませんでした。
走行フィールはGT-Sがスポーツ寄りだとすれば、STI Sportは質感を重視した走行とでもいいましょうか。
【乗り心地】
通常のレヴォーグと明確に差が出たのは、乗り心地でした。GT-Sで感じた硬さが取れており、揺れが明らかにゆっくりになりながらも収束が早かったです。GT-Sで角があったショックも角が取れて非常に滑らかに感じました。それでいてスバル得意のスポーツ走行にも対応できるという非常に懐の深い乗り心地に仕上がっていました。
【燃費】
GT-SがベースということでGT-Sと全く変わりません。郊外で巡航状態になればカタログ燃費とほとんど差が出ないという特性も同じだと思います。郊外走行は実際にやったわけではありませんので不明です。
【価格】
GT-Sよりも割高ですが、本革シート、安全装備(当時のアドバンスセーフティーパッケージ)標準装備ということで、その分がアップと考えれば妥当と考えてもいいかなと思う程度です。昔あった他の1.6Lクラスの国産ステーションワゴンに比べれば高いです。
【総評】
STIのブランドを冠しているということで必然的に求められるハードルが上がるモデルです。その中でエクステリア、内装、サスペンションのみに差を持たせただけでは、もう少し頑張ってほしかったというのが正直な感想です。
以前幹部の人がインタビューでベンツのAMGやBMWのMのような存在だと語っていましたが、AMGやMは足回りやエクステリア、内装だけではなくパワートレーンも変えて売り出しているのに、パワートレーンは全く変わらずではAMGやMと比較するには非常に役不足だと感じました。どちらかといえばベンツのSportやBMWのM Sportのような存在であるなら理解できると思いました。
フォレスターのモデルチェンジによるターボラインナップなしとなった今、直噴ターボはこのレヴォーグとWRX S4のみとなりました。しかし、ターボはレヴォーグのモデルチェンジまで待った方がいいような気がします。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった31人(再レビュー後:11人)
2018年1月29日 14:09 [1014414-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
以前2.0に乗りましたが、当然ながらデザインは全く違いはありません。細かいところでひょっとしたら違いはあるのかもしれませんが、難易度の高い間違い探しレベルでどこに差があるのかはわかりません。こちらもデザインはインプレッサを彷彿とさせるものとなっております。レガシーがこのままだと大きくて取り回しが不便という声に応えたため、エンジンだけではなくボディーもダウンサイズしており、レガシーほどの重厚感はありませんが、取り回しは良くなっております。
【インテリア】
レンタカーのため特にオプションはなく、バックモニターが装備されている位でした。2.0、1.6で内装についても特別な違いはなく仕様は変わりません。他のスバル車との違いはシフトノブ付近にプラスチックがそれほど使われていないといったところです。
【エンジン性能】
出だしが若干もたつきます。普段使う分にはパワー・トルク不足は感じません。1600ccでありながら最大トルクを発揮する回転数が1800rpmと海外メーカーに比べて遅いため、それももたつきを感じさせる要因になっているのかなとも思います。この低回転から最大トルクを発揮するということに関しては、ターボの研究開発を続けてきたスバルでさえ海外メーカーの後塵を拝しているのが残念なところです。同じ1600ccでもCクラスワゴンは同じトルクでありながら1200rpmから最大トルクを発揮でき、実際の走りにおいてもそれを実感できます。
エンジン音はノーマルのままですと小排気量エンジンという感じが出ます。
【走行性能】
ハンドリングの良さが好印象でした。素直なハンドリングでクイック過ぎず、かといってスロー過ぎず。低重心構造のためコーナーではロールを感じることもなく走ることができました。
水平対向は事実上の縦置き直列エンジンと同じ効果を発揮するのか、走行は安定します。
CVTっぽさは随所に感じることができます。リニアな走行フィールはありません。
加速をする際の反応がバラバラなのは残念でした。回転数により加速の感じ方が違うときが多いです。2.0は2000rpmを超えた辺りから常に加速を感じたのに対して、1.6は加速を感じる回転数が低回転から感じる時もあれば回さないと感じないときもありまちまちでした。
2.0に乗ったときにあったロードノイズはありませんでした。
【乗り心地】
上下の突き上げはよくいなされていて不快感はないです。硬さもあるわけではありません。道路のつなぎ目では若干跳ねるような挙動がありましたが、特に不快であったり気になったりということはありませんでした。
【燃費】
郊外を走りましたが13km/Lでした。ターボにしては上出来だと思います。
【価格】
1.6Lの車の価格ではないです。ただ安さを重視した小排気量の車のできではないです。
【総評】
全体的なできはいいですが、量産型エンジンダウンサイジングの最初のものというだけあって、ところどころ熟成が必要かなと思います。特に最大トルクを低回転から発揮するということに関しては我が道を行きターボの独自研究を他社と比べても行っていたスバルでさえも海外メーカーに出し抜かれてたのが現状です。SGPの評価が非常にいいだけにこのレヴォーグも次期モデルでどこまで進化しているのかが楽しみではありますが、2000ccの加速感などがかなり良かったたため今回の小排気量レヴォーグはまだまだ改良の余地があるのではないかと思います。
レガシーの積載性、居住性とインプレッサの取り回しの良さのいいとこどりは上手くできており、取り回しのいいレガシー若しくは積載できるインプレッサとしての性能は確保されています。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった4人
2017年3月26日 12:23 [1014414-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
シルエットがインプレッサベースですが、インプレッサよりもデザインは上です。特にサイドビューの格好良さが目を引きます。フロントのインテークはメカニックな雰囲気が好きな人とそうでない人で好みがわかれるといったところでしょう。レガシィの後継機を謳っていますがシルエットを見る限りインプレッサステーションワゴンという雰囲気でした。ワゴンが欲しければ車格の低いインプレッサを選べばいいという姿勢ではなく新型車をマーケット的に厳しいステーションワゴンで研究開発をして提供する辺りステーションワゴンでのし上がったメーカーのプライドのようなものを感じました。この辺は○です。
【インテリア】
代車のためこれといったオプションなどはなく至って普通。他のスバル車種と違うところがシフトノブの周りが革張りだったりするところ。悪い印象は受けませんでした。他よりも上かな。ただステアリングリモコンが未だにオプション扱いというところはどうにか改善してほしいところです。これくらいのグレードの車種なら標準装備にしてほしいくらいです。付けないとナビはあるけどステアリングスイッチはないというのは、ちょっと間の抜けた感じがして好きではありません。後付けが出来るとのことでしたけど。
後バックモニターもオプション扱いというのもちょっと・・・今回は台車ということで付いていませんでしたが義務化の流れになっているので今後改善されることだと思います。(というかつけざるを得なくなる。)ぶっちゃけバックモニター無しでも視界がよかったので何が何でもつけろという気はしませんでしたが・・・その辺りはよく考えて作ったなと思います。
【エンジン性能】
クリープ状態でもやや過敏ともとれるくらいの発進の速さ。CVTっぽさは残りますが他社のCVTよりはシーケンシャルATに近いような演出にしようとしているように感じました。それでも世間一般に出回っているもっと酷いCVTよりはマシでした。T社のCVT車に乗ったときは下り坂でアクセルを緩めた瞬間まるでローギアを空ふかしさせたかのように回転数があがり(2000回転くらいで走っていたのに4000回転近くまでいきなり空転)けたたましい音がなるという現象が起きましたし。
加速は若干どっかん系のターボに入るかなというくらい。最大トルクが2000rpmからとなっていましたが回さなくても十分にトルクを得られることができました。というより2000rpmに達しなくても加速が十分でしたので一般道で正直そこまで回すのは怖いと感じました。
高速でS#も試してみましたが2000回転代中盤から後半でスタンバイしていて、Iモードの3分の1位の踏み込みでもそれを上回る加速力。高速合流も全く怖くなくアクセルベタ踏みしなくてもマックスまでいくのではないかと逆に踏み込むのが怖いくらいでした。一般道での使用は進めたくないくらいの加速力。2000ccの加速力とは思えない位。それどころか一般の2000cc直噴ターボすら超えたのではないかと思える加速力。完全なスポーツカーには及ばないでしょうが、中途半端なスポーツカーは上回るくらい。
荷物を積んで他の人を乗せても過剰な踏み込みなしに十分な加速を得られるため非情に疲れにくい。長距離運転も高速運転も疲れずに行けました。
【走行性能】
安定性、操舵性、ハンドリング、カーブでの安定性、恐怖を感じるようなロールもなく終始安定。高速走行も不安な揺れなど一切なく、安心して走ることができました。エンジンはかなり静かで不快なエンジン音などは入ってきませんでした。ただそれだけに加速して走るとエンジン音とは明らかに違うロードノイズ?らしい音が気になりました。甲高い音が侵入し、そこは減点材料にはなってきます。初期型だと思いますが、マイナーチェンジ後は遮音機能を強化とのこと。しかしそちらは乗っていませんので何とも言えません。
【乗り心地】
ビルシュタインダンパーということでもうちょっと硬めかと思いましたが、不快な硬さはなし。上下動はうまくいなして抑えている印象でした。横揺れも地面をとらえて抑えられており酔うような横揺れはありませんでした。コンフォート派かスポーツ派かでも好みが分かれそうな乗り心地でした。2日位乗った印象ではスポーツ寄りな引き締まりのようなものは感じました。
【燃費】
一般道と信号のない山道越えでの燃費の差が激しい。一般道8から10。山道越えはJC08の13.2を上回る13.8。あまりふかさずに加速感を得られるからなのか山道越えの燃費には少々驚きました。郊外や長距離運転向きの車という印象です。
【価格】
この性能と装備で言えば及第点といったところでしょうか。普通の2000ccの車の価格ではないかなと思います。それだけ性能面では普通の2000ccを上回りはしていますが。外車に比べれば十分安いと考えるのが適切かなと思います。
【総評】
スポーツカーの走行性とステーションワゴンの実用性を兼ね備えた車を作ろうというコンセプトのもと作られたようですが、それらは満たしているいってもいいです。スポーツカーの走行性という点では一般ユーザーも取り込もうとしているためか完全なスポーツカー派を満足させるとは行かないと思いますが2.0GT-Sに関していう限り一般のステーションワゴンの走行性には収まらないといっていいでしょう。いい悪いでいえば出来は非常にいいです。これを運転した後2000ccNAの車を運転したときは当然ですがものすごく重いと感じました。(加速性能が劣るので当然ですが)
走行性能を重視する人でも満足感は得られるかなと思います。
スポーツカーが欲しいと思っても家族を抱えて荷物も載せて家族をどこかに連れて行く必要があるため、奥さんからスポーツカー猛反対を喰らっているお父さんでもこれなら納得させたうえで自分もある程度満たされるのではないでしょうか(笑)
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった16人
「レヴォーグ 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年6月13日 10:37 | ||
| 2025年5月7日 14:26 | ||
| 2025年3月10日 16:23 | ||
| 2025年2月9日 07:24 | ||
| 2025年1月25日 09:38 | ||
| 2025年1月18日 14:34 | ||
| 2024年8月24日 18:31 | ||
| 2024年6月22日 22:48 | ||
| 2023年11月11日 17:58 | ||
| 2023年8月24日 22:58 |
レヴォーグの中古車 (全2モデル/2,352物件)
-
- 支払総額
- 289.0万円
- 車両価格
- 279.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.6万km
-
- 支払総額
- 289.8万円
- 車両価格
- 278.6万円
- 諸費用
- 11.2万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.3万km
-
- 支払総額
- 104.8万円
- 車両価格
- 94.8万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 10.5万km
-
- 支払総額
- 337.6万円
- 車両価格
- 324.5万円
- 諸費用
- 13.1万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 1.9万km
-
レヴォーグ 1.6GT−S EyeSight オートエアコン・パドルシフト機能・アルミペダル・フロントパワーシート・オートライト・18インチアルミホイール
- 支払総額
- 97.6万円
- 車両価格
- 88.0万円
- 諸費用
- 9.6万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 9.8万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
44〜629万円
-
27〜512万円
-
33〜500万円
-
37〜1906万円
-
80〜1202万円
-
83〜450万円
-
29〜192万円
-
29〜282万円
-
40〜278万円









