BMW i3 2014年モデルレビュー・評価

【エクステリア】
コンセプトカーのイメージを上手く実車に活かしたデザインで気に入っています。ただし、観音開きのドアは狭い場所でリアドアを開て荷物を取ろうとすると自分の居場所が無くなるので思ったより使い辛いです。
【インテリア】
メーターを排除し、大型モニターにしたのは今までの車とは違うというBMWの主張がわかる。シートやダッシュはリサイクル素材を使用してさらに斬新をアピール。使い勝手も上々です。
【エンジン性能】
発電用でトコトコとツインエアーの様な音がします。音色は悪くありません。
【走行性能】
電気自動車全般に言えますが低重心でスポーティーです。i3はカーボンセルなので更にこの傾向が強いです。アクセルだけで加速減速停止まで出来るワンペダルフィーリングは一度慣れると止められません。かなりきついコーナーでもアクセルを緩めるだけで前に重心を移動させ減速、そこから電動トルクで加速するので驚くほど安定して駆け抜けることができます。
【乗り心地】
全体的に硬めですが、悪くはありませんし、カーボンセルはみしりともしません。ただサスのストロークは短めのようで、大きな段差を降りるときは要注意です。
【燃費】
自分の運転スタイルではフル受電後で電気135キロ、エンジン120キロほとです。ガソリン発電だとリッター13キロ程度の計算です。あまり燃費は良くありません。
まだ使用いていませんので実際はわかりません。ただし非常用電力として安心して乗れます。
【価格】
内容から考えるとしかたがないですが、かなり高額です。
【総評】
今買える未来カーとして満足しています。レンジエクステンダーならこれ一台で大丈夫だす。